| リハカジ・コンラッドジュピターズでの戦いの軌跡 by リゾカジマスター |
■GAKUさんのお誘い
かなりへこんでいた。何をやっても裏目裏目。ここまで勝負運に見放されたのはいつ以来だろう?このままでは、ずるずる負け続けるだけ。どこかで歯止めをかけなければ。。。。そう考えていたところに、盟友GAKUさんからGAKUストラテジーによるリハビリのお誘いがやってきた。グッドタイミング!!
これを逃せばしばらく勝てない気がして、即OKの返事を出した。
GAKUさん曰く、「ぼくに任せておいてください。秘策も用意してますので、何も心配要りません。きっと以前のように、強いマスターに蘇ってもらいますから」。こんな風に言われれば、どんな人でもコロッといっちゃうのは間違いない。どこかの教祖様より説得力があると感じているのは私だけだろうか?
■戦場はコンラッドジュピターズ
GAKUさんが選んだ戦場は、ゴールドコーストにあるコンラッドジュピターズ。BJのルールは決してよくない。(下記)
6 decks
Double on 9, 10 or 11.
Dealer stands on soft 17 (S17)
Split to 2 hands, including Aces
One card only on split aces
Double after split (DAS)
Double on soft 9 or 10
Blackjack pays 3:2
Insurance pays 2:1
Dealer blackjack takes Original Bets Only (OBO) First card from shoe
burnt, and shown to players.
しかし、オーストラリアはチップは要らないし、プレイヤーも紳士ぞろい。とくにクラブコンラッドはものすごく居心地がよくて、大好きな場所だ。それに進化したニューGAKUストラテジーが私にはある。何の問題もない。
ブリスベンの空港で、朝8時くらいにイミグレ前で待ち合わせ。15分も待たずに、GAKUさんが満面の笑みで出てくる。キャロさんが大好き(^^♪だというふっくらお手々とがっちり握手。頻繁に顔を合わせてるのに、戦いの前はなぜか握手が欠かせない。GCまでのリムジンの中で、GAKUさんからの今回の戦い方、GAKUストラテジーの注意点をレクチャーしてもらう。BJメインで戦うのは3年以上経験がないので、なんかビギナーに戻った気分だ。ホテルに到着すると、新人ホストのNさんが満面の笑みでお迎え。スポーツマンらしくきびきびした対応で、ものすごく気分がよくなる。はじめてオーストラリア便でぐっすり寝られたせいもあって、気分爽快。シャワーを浴びて、すぐにクラブコンラッド集合とする。
■やるぞ!あれ?
勝つ。何の疑いもなくそう信じていた。こんなに迷いもなくテーブルに座れたのはいつ以来だろう?そうなんだ、私に欠けていたのは「希望」だ。最近は知らぬ間に不安を土台にプレイすることが多くなっていたのだろう。カジノでは、希望さえあればこんなに楽しいものはない。打たれ越すことさえ快感になるぐらいだ。
総バンク量は、ここでは10,000単位としておこう。
バイインは5,000。打たれ越しベットは25。25-50-75の基本モード。
300-500のベットアップでスタートする。
GAKUさんも指摘しているように、このバジェット(資金)、基本モードなら、打たれ越しベットは10もしくは15が理想だろう。実際にやってみて、感覚的にもmin$25では打たれ越しでも、ボディーブローのように効いてくる。コンプそしてクラブコンラッドでのminを考えて、多少変則的だが前述のパターンを採用する。
11時40分。1シューめ。スタートゲームの重要性は言うまでもなくわかっている。
ギャンブルは入り方と手仕舞いがすべてだといっても過言ではない。
フェイスカードは6とT。ディーラーのアップカードはT。
しかし、その後はじめてのベットアップを300をはずし、500で取り戻す。
結果+350で1シューめが終了。幸先いいんじゃない?久々にプラスからスローに入っていける。よしよし。
2シューめは▲175。3シューめは▲287。総計でマイナスに入る。
そして、序盤のポイントがやってくる。
GAKUストラテジーにおいて、ビッグベットチャンスはそう頻繁にあるものではない。
1シューめに1回。そして次は4シューめにやってきた。
300ベットバスト。
迷いもなく500ベット。
こちら11に対してディーラーT。
迷わずダブルダウン。すると、カードは5、ディーラーはあっさりTを引き合計20で負け。
初っ端のビッグベット勝負は敗退。少し痛いが、まだまだ平気。
すると、その次にまたしてもビッグベットチャンス。
300ベットバスト。
500ベットがなんとまたもダブルダウン。
たしかこちら20に対して、ディーラーはローカードから数枚引いて21を完成。
がびーん。2ハンドでマイナスを2,600食らう。
あまりのツキのなさにGAKUさんも、「あまりこういう負けは見ませんよねえ」と慰めというか、あきれてというか、声をかけづらそう。
5シューめは+250。
6シューめは、またもビッグベットを優位なカードから捲くられ▲500。
7シューめもまたもやビッグベットを捲くられ、▲730。
あまりの悲惨さに、GAKUさんから一度席を立つことを進められ、いったん休憩。
最初のセッションは▲3,175で終了。
その後、流れを変えようとGAKUさんにバックベットするも、▲500。
計▲3,675と想定外のスタートとなる。
■hit&run
こういう時の巻き返しは、とにかく小さくてもプラスを重ねること。長尻は避けてhit&run作戦に出ることに。
2セッションめは、4シュー戦って+1,775。ビッグベットをことごとく取った。
3セッションめは+825。
実はここで4時間14シュー戦っている。ずっと勝率が悪くジリ貧状態が続き、12シューめが終わって▲2,250(総計では▲5,000程度)まで落ち込んでいた。
13シューめ、急にカードの流れがよくなって、ここしかないと基本モードを50-75-125にシフトアップ。
ベットアップもそれに伴い、600-1,000に。
これが成功し、+2175。
14シューめもその流れで+900。
このセッションではじめてプラスになったので、そこで終了、+825。
総計ではまだ▲900だが、気持ちよくいったん終了とする。あれだけバッドビートが続いた割には、被害は少なかったという感触。
闘争心もまだまだある。BJトーナメントに参加するGAKUさん、ケニーさんのパーティーに同行さてもらってディナータイム。勝負はこれからだ。
■やめられない、止まらない
ディナー後、ハワイから直帰してきたケニー長嶋さんも参戦。賑やかな雰囲気で再スタート。ケニーさんの気合がすごい。ことごとくベットアップが成功する。GAKUさんもそれにつられて好調のようだ。それに比べて。。。。そう、相変わらず調子が悪い。ビッグベットになるとカードが悪くなり、全体的な勝率もひどい。
例えば88vs7の時は、スプリットから3を引いて合計11からのダブルダウン、次のカードはA。
「へ?」
もう片方のハンドは2を引いて合計10でまたもやダブルダウン、次のカードはまたもやローカード。
「!?」
自分でも引きつった笑いしか出ないほどひどい。
こんなとき、ディーラーは間違ってバストしてくれるはずもなく、あっさりT。
13シューをプレイして、結局▲4,175。
GAKUさんから「オールインはやめておきましょう。この端数を握り締めて、いったん席を立つこと。これが後からよかったと思えるはずです。」とのアドバイスを受けて、おやすみとする。
初日成績は▲5,075。兵隊さん半分を人質に取られる。
■日が変わり、流れも変わる?
さて、カジノでは珍しく6時間以上熟睡し、目が覚める。眠る前は負けモードでもやもやとした心の中も、ぐっすり眠ると吹き飛んでるから不思議なものだ。嗣明の大事さを再認識。これで流れが変わってくれるといいんだが。
GAKUさんからの提案で、平場でレートを少し下げて打ってみることに。
min10、基本モードは40-60-100。ビッグベットは240-400。
しかし、そこでもバッドビートは続く。2シューで▲860。
まだ流れは止まらない。
GAKUさんもあまりのツキのなさに打つ手がない様子。バンクの残りは4,000。気合を入れ直して再びクラブコンラッドへ。
そこからは早かった。1シューめ▲988。2シューめ▲2,910。総計▲9,335。
すべてのビッグベットで負けた。
象徴的なハンドは、99vs6。スプリットしてもらうカードはそれぞれ6と7。ディーラーはあっさりAを引いてきて、はい終わり。これが神が与えた試練でなければ、いったい何だろう?リハビリのはずが、更なる精神修行を要求される。く、苦しい。。。
■ぶらぶら
GAKUさんとケニーさんのBJトーナメントが始まる。応援していても、自分が見ている時には不思議とバストが多い。「お、俺は貧乏神か。。。。?」辛くなって、黙ってその場を離れる。手元には、いくばくかのキャッシュが残るのみ。少なくとも3,000ドルぐらいにしないと、GAKUストラテジーでもう一度勝負はできない。もう一度クラブコンラッドのBJテーブルで、ちまちま打ちまわすが、1,000ドルに達すればしぼみ、また復活しの繰り返し。その間に、予選敗退の2人も戻り応援してくれるも、とうとう2日目の夜にバンクは破産となる。
■ラストチャンス
その後「ZEN」でおいしい夕食を食すも、脱力感でいっぱい。再びクラブコンラッドでぶらぶらしていると、ホストのMさんが「エアーのキャッシュバックが700ドルほどありますよ」とのこと。手元の400ドルほどと合わせて、1,000ドルあまり。
もう一回だけチャンスは残っている。GAKU師匠に「すんません。約束を破りますが、少しだけバカラを打たせてください。これを3,000ドルにすれば、もう一度GAKUストラテジーで大勝負しますから」と許可を得て、バカラテーブルに突撃した。
テーブルはぼくと、中国系の若い男が2人。うちひとりは20歳ちょっとだろうか。
実に品のあるおぼっちゃんで、逆サイドにベットすると君の意見に従うといって簡単に下げたり、ベットしたりと友好的。それが、min5,000ドルのパープルチップ以上しか張らないとくるからおったまげる。最初のうちはあっという間に7万ドルくらいへこんでいただろうか。しかし、途中から急に強くなり、それに黙って付いていくことにした。
もう一人の中語系の男と、君ならやれる(You can do it !)の大合唱。うれしそうに、にっこり微笑むとナチュラルの嵐。あっという間に取り戻して、1万ドルほどの浮きに。
彼は「もう眠い」と席を立ちあがり、「君たちとプレイできて楽しかった」とぼくともう一人の男に500ドルずつチップをくれた!すると、どうだろう手元を見ると、3,000ドルを超えている!!さ
あ、もう一度勝負だ。
■記憶に、記録にない戦い
ここからの戦いは、実は記録を残せていない。というのも、チェックアウトまで2時間少ししかなく、時間の戦いでもあったからだ。
50-75-125の基本モード、600-1,000のビッグベットで戦うことにした。ほぼ行ったり来たりの状況が長く続いたが、それまでのバッドビートに比べればそれは天国。ビッグベットを数発捉えたことによって、上昇気流に乗り始める。
そして、時間切れ寸前の最後の大勝負。これだけはしっかりと覚えている。
600ベットをあっさり転がされ、MAX1,000ベット。
肝心なときにやってきたハンドは、88。
ディーラーアップカードはなんとA。
オーマイガァ!しかし、行くしかない。
最後まで何がおこるかわかるもんか。強制スプリットどんとこい!
スプリットした最初のハンドは、3を引き合計11。
でも次に引いたのはなんとも弱い2。
もう片方のハンドはあっさりTカードを引いて合計18。
実にいやーな雰囲気。
さあ、ディーラー、引くならTを引きやがれ!
すると、ぽろっと出てきたのが2枚目のA。
続いて3、そしてTカード。
おおおおおおおお。そして運命のラストカードは7!
正直心臓バクバク状態で、合計いくつになったのかもわかならい。
でも、なんかバストしたみたいだ。
うぉおおおおおお(感涙)。「もう、これでいい。満足だ」
まだ無理すれば本の少し時間はあったが、ここで席を立つことにする。
結末としては、ここで10,000を取り戻せば見事なストーリーだが、残念ながらタイムアップ。
最終的には9,550で終了。結果は総計▲450。
実に中途半端な結果に(^^♪。でも、よし。
圧倒的な劣勢から、もうだめだとあきらめかけた瞬間から立て直せたことが何よりうれしい。この2時間足らずのハンドの記憶はほとんどないが、ビッグベットの勝率だけが高かったように思う。
今回はGAKUさんの数々のサポートがなければ、たぶん途中であきらめていたに違いない。
「最後まであきらめないこと」「途中で切り上げる勇気」「十分なバンクロール」等々、当たり前のようで忘れかけていたこともあらためて気づかされた。しばらくバカラにはまりこんでいたが、BJのおもしろさを再認識。
でも、勝てなかったので、当初の目的であるリハビリという意味ではしっぱいなのかもしれないなあ。
でも、勝負は十二分に楽しんだ。
うん、そうだ、勝ち味を取り戻すリハビリがもう一度必要なんだ、と勝手に解釈する。
今回結果は出なかったが、次回こそはなんとなく勝てそうな気がしている。ぜひ、GAKUストラテジー体験記第2弾もお送りしたいと考えている。この後、体重を量ったらなんと3キロも痩せていた。数日後には元に戻るのだが、相当ハードな戦いだったんでしょうねえ(^^♪。
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