バカラ
■ちょっと複雑な丁半ばくち
バカラを究極のギャンブルという人がいます。ルールはいたって簡単。BANKERに賭けるか?PLAYERに賭けるか?2者択一です。(引き分けに賭けるのも一応ありますが)ルールは簡単なのにレートは概して高く、ハイリミットのテーブルで最も盛り上がっているのは、間違いなくバカラです。丁半ばくちのようにシンプルなものほどギャンブラーを引き付けるのでしょうか?
ルールはラスベガス大全のカジノの項で学んでください。
■セオリーのないゲーム
ブラックジャックにはBasic
Strategyがあり、それに沿ってプレーするのがもっとも勝てる確率が高くなる方法です。ポーカー関連のゲームでもセオリーはあります。しかし、バカラには確立したセオリーと呼べるものはありません。3回連続でBANKERが勝った後でも、次の1回でどちらが勝つかの確率は変わらないのです。各プレーヤーが独自の理論で(というよりは直感で)プレーしているケースがほとんどだと思います。あえてセオリーをあげるとすれば、ついている他のプレーヤーに乗っかって(同じ方に賭ける)いくことぐらいかな。そういった面では大小ににていますね。
■チャイニーズが好きなんです
「大小と同じ」といいましたが、やはりバカラも大小と同じくチャイニーズ系の人達に好まれるゲームといえるでしょう。チャイニーズ系に人達は世界中どこにでもいます。特にカジノにいけば目立ちます。そしてバカラのテーブルをぶったたきながら大声を上げているのはほぼ間違いなくチャイニーズです。(偏見かな?)あまりロジックでものを考えるのではなく、自分の直感で勝負する。それが、チャイニーズの好みなんでしょう。(これも偏見か?)
■悪魔のゲーム
リゾカジとしては、あえて言います。「バカラには手を出すな。」
バカラのテーブルは(特にレートの高い)雰囲気的にもぴりぴりしたものがあります。チャイニーズのおやじが怒鳴り散らしたりしています。オシャレに会話を楽しむなどという雰囲気は見られません。レートも高く、流れがよくない時には一気に負けていきます。そして、はまり込むと抜け出せないような魅力があるのも確かなようです。
ヨーロッパでは貴族のゲームと呼ばれる側面もありますが、リゾートとカジノを両方ゆっくりと楽しもうなどという人には、向いてないゲームなんですよね。要するに。
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