GAKUストラテジー

ネガティヴ思考の回避

 「GAKUストラテジー・ベイシック」でも述べた通り、1ゲームごとの勝敗に一喜一憂する行為は自らの手でメンタルを乱すことに他ならない。一喜一憂する興奮はカジノの楽しみでもあるのだが、それを楽しいと感じているうちは、メンタル・コントロールは困難だと言わざるを得ない。私は今でもカジノを楽しんでいる。ただ、カジノの楽しみをそれとは別のところに感じるようになった。

 カジノでは誰もがネガティヴ思考に陥りやすい。それをポジティヴ思考に転換させるのがメンタル・コントロールである。プレイ中は、たとえ一喜したとしても、一憂しないことが大切だ。私はプラス因子をどんどんプラスに考えることにし、マイナス因子ですら無理矢理何かをこじつけてプラスに考えるように心掛けている。メンタル・コントロールはネガティヴ思考に陥ったメンタルを元に戻すことも大切だが、それ以前にネガティヴ思考を回避することがより大切である。
 多くのプレイヤーを観察しているとよく分かるが、プレイ中に自分で自分を責めているプレイヤーが実に多い。このようなネガティヴ思考はマイナス因子を自らの手で増幅させ、プラス因子すらマイナス因子にしてしまう自虐的行為であると言わざるをえない。

 以下にプレイ中のネガティヴ思考を回避するための、具体的なポイントを挙げてみる。

1. ディーラーのハンドが確定するまでは絶対に勝ったと思わない

 ベットアップモード$1,000のベットに対して、BJがディールされれば嬉しいものだ。しかし、ディーラーのハンドが確定するまでは絶対に勝ったと思ってはいけない。ディーラーのアップカードがAもしくはT(10カード)である場合は、当然のごとく「引き分け」があり得るのである。ディールされたBJに喜び、その後ディーラーのハンドがBJと判明した場合、負けてもいないのに落胆してメンタルが大きく乱れかねない。実はこれが最も怖い。ディーラーのハンドが確定していないうちには、勝ったと思わないこと、もちろん喜ばないことだ。付け加えると、このようなシチュエーションで「負けはなし」という考え方も無用だ。気持ちのどこかに「ほとんど勝ち」という考えが存在するからである。

 前述のケースでディーラーのアップカードがAであったとしても、GAKUストラテジーにおいては、イーヴン・マネーの選択は絶対にないことを付け加えておこう。無論、ベット額も関係しない。$25だろうが$1,000だろうがイーヴン・マネーの選択はない。もちろん、同様にインシュランスの選択もない。

 同じようなケースを挙げればきりがないが、例えば合計数11からのダブルダウンにピクチャーカードを引いたときも、合計数10からのダブルダウンにAを引いたときも、合計数16から5を引いたときも、その瞬間に喜んではいけない。まだゲームの途中経過にしか過ぎないのである。ディーラーのハンドが確定して勝利してから初めて喜ぶべきだ。ブラックジャックは合計数21を作ることが目的のゲームではない。常にディーラーとの勝負なのだ。たとえ自分のハンドの合計数が12であっても、ディーラーに勝利すれば良いのだから。

 そして合計数21から引き分けだったときも、その結果をそのまま受け入れる。悔しいとも惜しいとも思う必要はない。数多くの消化ゲーム中の、単なる1ゲームが引き分けだったに過ぎないのだ。$25ベットのときでも、$1,000ベットがスプリット&ダブルダウンで$4,000になったときでも、それは何も変わらないのだ。

2. 「タラ・レバ」を考えない

  今1ゲームが終了した。ベットアップモード$1,000のベット、10からのダブルダウンでピクチャーカードを引いた。合計数20である。ディーラーはアップカード6からホールカードは9、ここからの3枚目に6を引いて合計数は無情にも21だった。

 会心のダブルダウンと思ったハンドが負けてしまった。でもこれは不運でもなんでもなく、ただの1ゲームの勝敗にしか過ぎないのである。ここで一番良くないのは、「勝ち負けのアップダウンが$4,000だった」などと考えることだ。これは絶対にしてはいけない。このようなときに「コウダッタラ」「コウナッテイレバ」と、「タラ・レバ」を考え始めたらきりがない。プレイヤーがそんな無意味なことを引きずっている間にも、ディーラーは淡々と次のディーリングに入っていくのである。

 BJは数多くのゲーム数を消化する中で勝利を目指すものだ。その1ゲームだけプレイする訳ではないのだから、生涯トータルでものを考えればちっぽけなことに過ぎない。ゲームは常にone of themだと思うことが大切だ。$25ベットの勝敗も、$1,000ベットの勝敗も、何ら変わりのない単なる1ゲームの結果にしか過ぎないのだ。

 「今手元にあるチップだけが現実」

 これも森巣博先生の言葉だが、この言葉の本質を捉えることが本当に重要である。

3. ミニマムベットのBJを喜ぶ

  ベットアップモード$1,000を外した直後、打たれ越しモード$25にBJが入った。このような場合、絶対に悔やんではいけない。勝利して悔やむという行為は、プラス要因をマイナス因子と捉える愚かな行為である。GAKUストラテジーではそのベッティング・システムに則したプレイを貫くことが目的であり、BJを狙うことが目的なのではない。ましてやカード・カウンティングしていないのだから、BJを期待してベットアップしている訳でもない。「一回遅かった」と悔やむのではなく、勝利したのだから素直に喜ぶべき瞬間なのである。そもそもベットがシステマティックに決まっているGAKUストラテジーに、「一回遅かった」などという瞬間は有り得ない。ここで悔やむのだとしたら、GAKUストラテジーを正しく操れていない証拠である。

 私は打たれ越しモード$25にBJが入っても、ベットアップモード$1,000にBJが入っても、どちらも同じようにディーラーに感謝の言葉をかけることにしている。

4. 常に途中経過と考える

 わずかな引き分けがあるにせよ、ブラックジャックはスピーディに勝敗が決まっていくゲームだ。これまで何度もくり返してきたように、その1ゲームごとの勝敗結果にとらわれていたのでは、いずれメンタル・コントロールを失うことになる。

 たとえば、ベットアップモード$1,000がダブルダウンになってそれを外したとしても、感情の起伏を受け流すことが大切だ。今その瞬間に全プレイを終了しない限り、すべての結果は常に途中経過にしか過ぎないのである。たとえその時点での成績がマイナスだったとしても悔やむ必要はない。

 私は途中経過がマイナスの成績であっても、「現在のマイナスは最終的にプラスになるために必要な途中経過」であるとしか考えていない。途中で悔やむくらいなら、一旦テーブルを離れて、プラスに戻すための今後のプレイを具体的にシミュレートすることに時間を使うべきだ。悔やみながらプレイしていては、自分自身にマイナス因子を背負わせることになる。

  GAKUストラテジーのプレイでは、たとえばシューの開始からいきなり15連敗を喫したとしても、それをすべて打たれ越しモード(ミニマムベット)で凌ぐことになる。15連敗はあまり多くないにしても、10連敗程度の連敗はごく当たり前に起こりえるのがブラックジャックだ。通常なら相当メンタルもバンクロールもやられてしまうこのような場面を、GAKUストラテジーの場合は最少失点で打たれ越し、心穏やかにやり過ごすことができる。また、時にはそれが楽しくすら感じることまである。経験を積んだGAKUスト・プレイヤーなら、この効果はすでに感じていることだろう。

  GAKUストラテジーのベッティング・システムには、マイナス因子に襲われたとしても、メンタル・コントロールを失いづらくするためのこのような工夫がいくつも取り入れてある。これらはすべて私自身の過去の経験から、如何にしてそれを回避するかを考え体系化したものだ。それゆえにGAKUストラテジーは数学的根拠に基づいたベッティング・システムではなく、プレイヤーのメンタル・コントロールのためのシステムなのである。

 ただし、GAKUストラテジーのベッティング・システム通り忠実にプレイしたとしても、実際にプレイするのは感情のあるひとであることを忘れてはいけない。GAKUストラテジーのベッティング・システムは、メンタル・コントロールしやすい環境を作り出す効果は大きいが、最終的なコントロールはやはり自分自身にかかっているからだ。

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