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今回で今年7回目のケアンズ。ここ4戦連続して、スタートから大きなマイナスに引き込まれる展開が続いているので、今回こそは先行逃げ切りを決めたい。しかし、気負っていては気持ちが空回りしそうだと思い、カジノのオープン前に朝のエスプラネードを散歩しながら朝食をとることにする。9月のケアンズは気温もあまり高くなく、天気も良くて、ときどき心地良い風が吹いてくる。街に出るだけでリラックスできるオーストラリアは、メンタル・コントロールに好都合だと思う。
CLUB Priveでの朝11時からの第1セッション。1回目のベットアップモードA$1,000にいきなりダブルダウンが入り、これをまず奇麗に仕留める。しかし、久しぶりに好調な出だしと思うのもつかの間、続く2回目のベットアップモードはあっさりと外してしまう。良いのか悪いのかまだ分からない序盤だが、いきなり始まったアップダウンのお陰で、移動で疲れている身体も目が覚めたようだ。気を入れてプレイに集中する。
つづく3回目のベットアップモードA$600を仕留めたところで、連続ベットアップモードに移行する。しかし、この4回目のベットアップモードをまたしてもあっさりと外してしまう。これで合計2回分のベットアップモードを外したことになるので、第1セッションはここで負け逃げとする。マイナス・セッションではあるが、最初にA$1,000のダブルダウンを取ったお陰で、第1セッションの成績は-A$1,250で済んでいる。通常なら-A$2,200を超えるマイナス・セッションになるところだから、マイナスではあるものの、これは絶対に次につながると直感する。
その直感通り、次の第2セッションから7セッション連続で勝ち越し、ここまでのトータル成績を+A$6,475とする。久しぶりの先行ペースである。記録を確認すると、ここまでベットアップモードのオプション(ダブルダウンやスプリット)を、まだ一度も外さずにきているが、良い意味でこんなこともなかなか珍しい。途中、ランチでいただいた飲茶がとても美味しかったので、それがきっとメンタルのリセットにつながっていたのかもしれない。どうも、プレイの調子が食欲に左右されてしまうGAKUストである(笑)。
第9セッションは最初のベットアップモードを外し、久しぶりにディフェンシヴなプレイを余儀なくされる。次のベットアップモードA$600で仕留めるものの、このセッションはまだマイナスのままである。ここから基本モードの3連敗が続き、ベットアップモードも入らぬままセッションの時間が長くなっていく。思考の麻痺が起こり始めたメンタルをリセットするためにも、セッション連勝にこだわらずに、このセッションをマイナスのまま一旦切ることにする。
続く第10セッション。ここで私は今滞在唯一のミスを犯した。GAKUストでは連続ベットアップモードに移行しない限り、ベットアップモードを3連勝したら無条件にセッションを切ることに決めているのだが、私はそれに気がつかずにプレイを続行してしまった。ベットアップモード3連勝の後、1敗してやっとそれに気がついた。本来なら+A$2,100を記録したはずのセッションを、 このミスで+A$500としてしまった。プラス・セッションであったとしても、ヒット&アウェイの見極めが重要なGAKUストでは、これは非常に大きなミスと言えるのだ。
案の定と言うべきか、その直後の第11セッションではベットアップモード1勝2敗と負け越し、-A$2,000ほどで負け逃げすることになる。ミスの後のマイナス・セッションだけに、明らかに嫌な流れである。トータル+A$4,000ほどのプラスではあるが、ここで休憩を入れて、メンタルのリセットに努めなければならないことは、過去の経験から明らかだ。
しっかりと休憩をとり、気合いを入れ直す。トイレに行って頬を思い切り張る。いや、張るくらいじゃダメだ。今回はゲンコツで殴る。殴れば、やはり痛い(笑)。とにかく気合いを入れ直して、第12セッションに臨む。この気合いを入れたのが良かったのか、このセッションは開始早々に入ったベットアップモードを、A$1,000、A$600、A$600と3連続で奪取する。嫌な流れを断ち切る会心のプラス・セッションで、トータル成績は+A$5,300。よし。これでこそ、痛い思いをした甲斐があったというもの(笑)。
GAKUストのアップダウンはいつものことだが、ベットアップモードの連敗を喰らわないことが重要なのは改めて言うまでもない。ベットアップモード1敗で失うチップは、A$600+A$1,000=A$1,600。これを4連敗もすれば、単純にA$6,400程度を一気に失うことになる。大きなマイナスに引き込まれるときは、いつもこれが原因なのだ。今滞在では、まだ一度もベットアップモードの連敗を喫していない。しかし、これはいずれやってくるだろう。やってくる前に勝ち逃げを確定できるか、それともそれを喰らって引き込まれるか。ここからの意識は「勝ち逃げの見極め」、その一点に置くことになる。
ここから勝ち上がるか引き込まれるか。いずれにしても次の第13セッションは、その大きなターニングポイントとなることは間違いなさそうだ。このセッションは、ディーラーとのヘッズアップで臨む。もちろん、さらに激しいアップダウンは覚悟の上だ。
序盤は淡々と過ぎ、シューの後半でこのセッション1回目のベットアップモードが入る。ベットはA$600。ディーラー・アップカード7に対して、ハード17がディール。当然ステイだ。しかし、引き分けで良いこのシチュエーションに、ディーラーはホールカードにAをディールする。
つづくA$1,000。ディーラー・アップカード3に対してのハード12。これをノータイムでヒットすると、8がディールされ合計数20となる。ステイだ。ディーラーのホールカードは3、ここからTがディールされて合計数16。。。
次の瞬間、目の前のA$1,000チップはディーラーの手によって回収されていた。ディーラーの次のカードは5であった。仕方がない。こういうシチュエーションなど、BJではごく普通に起こりうる。結果は結果、それ以上でもそれ以下でもない。そのまま受け入れて、次のゲームに臨むことが大切だ。
その後、なかなかベットアップモードが入らないまま、基本モードの3連敗ばかりを繰り返していく。基本モードA$150になったベットにダブルダウンやスプリットが入り、それを連続して外していくという最悪のジリ貧パターンだ。ベットアップモードを1回しか外していないというのに、すでにこのセッションの成績は-A$2,350を記録している。あと1回ベットアップモードを外せば自動的に負け逃げラインとなるが、そうなると-A$4,000という大きなマイナス・セッションとなってしまうだろう。思った通り、このセッションがターニングポイントなのだろうか。。。
次に入った2回目のベットアップモードをA$1,000でなんとか仕留めるが、3回目を良いところなく外してしまう。結局、このセッションを最初の予想通り-A$4,125で負け逃げ。それまでのプラスをほとんど吐き出す結果となってしまう。
GAKUストのアップダウンは無論承知している。いつもなら-A$10,000を超していてもおかしくないこの時間帯に、今回はまだ+A$1,000の成績を残している。そう、何も懼れる必要はない。いつものように、淡々とヒット&アウェイを繰り返していけば良いのだ。
ここからの苦戦を覚悟したのだが、意外にもいつもより早くGAKUストは炸裂した。次の第14セッションでは、すべてA$600で4連続ベットアップモードを仕留める快勝を収め、これを足がかりに、日をまたいでさらに4セッション連続勝ち越しした。トータルのプレイ時間は5時間10分と、いつもの三分の一程度だったが、トータル成績が目標の+A$8,000程度になったので、滞在2日目の午後には躊躇無く全プレイ終了とした。
今回は久しぶりの先行逃げ切りペースに恵まれた。ベットアップモードに入った7回のオプションをすべて仕留め、ベットアップモードのBJもまた7回を記録した。今回の滞在は、このベットアップモードの好調が全てであったと言えるだろう。
○最終戦績詳細
成績:+A$7,950
プレイ時間:5時間10分
ターンオーバー:A$154,000
シュー勝敗数:28シュー(17勝11敗)
セッション勝敗数:18セッション(13勝4敗1分)
ベットアップモード勝敗数:35勝12敗
(ベットアップ・ストラテジーの「敗数」は1敗につき2連敗、もしくは1回目にダブルダウンやスプリットなどでのベットアップ2単位以上の負けを表す。)
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