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■滞在初日
アデレードから駆けつけてくれたsevenさんの到着を待ち、正午過ぎから臨時オープンしたCLUB Priveでプレイを開始する。お互いのプレイ・スタイルはすでに良く知った者同士である。阿吽の呼吸でプレイはテンポよく進んでいく。
第1セッションはベットアップモードが取ったり取られたりの展開となり、2敗を喫したところでまずセッションを切る。トータル-A$1,400。これはGAKUストのマイナス・セッションとしてはかなり軽症のうち。この程度のマイナス・スタートなら、かえって集中力アップのためのカンフル剤となるだろう。冷静に第2セッション開始までの休憩を取る。
第2セッションは開始10分で、ベットアップモードA$600、A$1,000を連勝して勝ち逃げする。こんなときでもすぐにシャッフルして新しいシューから次のセッションを始めさせてくれるCLUB Priveの環境はとても有り難い。以前はシャッフルをリクエストすると少し嫌な顔を見せたこともあるが、現在では私のスタイルをよく理解してくれているので、すぐにシャッフルをしてくれる。このようなプレイヤー主導ペースのプレイは、数字に表れないもののメンタル・コントロールにおける大きなアドヴァンテージだと思う。
その後、この第2セッションから第6セッションまでの間に、ベットアップモードは淡々と10連勝を記録した。第6セッションでは1敗を喫したものの、その後無事に2勝して勝ち逃げに成功。上出来のスタートだった。
○ここまでの戦績
成績:+A$3,750
プレイ時間:1時間50分
ターンオーバー:A$34,650
パフォーマンス(ターンオーバーに対する成績):+10.8%
シュー勝敗数:9シュー(6勝3敗)
セッション勝敗数:6セッション(5勝1敗)
ベットアップモード勝敗数:13勝3敗
(ベットアップモードの「敗数」は1敗につき2連敗、もしくは1回目にダブルダウンやスプリットなどでのベットアップ2単位以上の負けを表す。)
■滞在2日目
滞在2日目は、CLUB Priveが朝10時からの臨時オープンとなった。この特別な空間に、プレイヤーはsevenさんと僕の二人だけである。なんて贅沢なことだろう。
今日はケアンズ市内から車で20分ほどのヨーキーズ・ビーチで、BBQランチが予定されている。これに気持ちよく参加するためにも、これから始まる第2クールは重要だ。
通算第7セッションを開始すると、直後にベットアップモードが入り、これをまずA$1,000で仕留める。今日もスタート好調かと思われたが、次のベットアップモードを外し、セッションの成績はマイナスへと転落。ここから基本モードの3連敗を2回喰らってしまい、このセッションの成績は-A$1,650となる。このセッションはベットアップモード1勝1敗だが、その1勝はA$1,000によるもので利益はA$400と小さい。これに対して、ベットアップモード1敗と基本モードの3連敗が2回。このままベットアップモードの2勝目を追い、プレイを継続して次を外してしまうと、-A$3,000オーバーの大きなマイナス・セッションとなってしまう可能性がある。経験則が「ここでセッション終了」と語りかけてくる。私は躊躇無くここでセッションを切った。
同席のsevenさんはボックス数をキープしたままプレイを継続した。私はそのプレイを見守っていた。その数分後にベットアップモードが入った。sevenさんのメイン・ボックスはA$1,000で見事に決めたのだが、もし私があのままプレイを継続していたとすると、私のメイン・ボックスはA$600を外し、その次のA$1,000はスプリットになった上その全てを負けていたことになる。ボックス数もBSも変わらないのだから、継続していれば私は間違いなく-A$2,600のマイナスを被っていたのだ。(sevenさんは私が抜けた後、僕のメイン・ボックスをペースメーカーとして使っていたので、ミニマムの最少失点で済んでいた)つまり、-A$1,650と合算し、-A$4,250程度の大きなマイナス・セッションとなっていたことになる。
ギャンブルにタラ・レバは厳禁だが、こういうケースは大いに考えて良い。結果的に第7セッションは-A$1,650というマイナス・セッションではあったが、A$2,600の損失を免れたと解釈すればマイナスにも関わらず、A$2,600得をしたと考えることができるからだ。何でも都合の良いように解釈してメンタル・コントロールに活かすのがGAKUストなのだ。
これで気を良くした私は、次の第8セッションから第10セッションの間にベットアップモードの7連勝を決め、目標額の+A$5,000をクリアして今滞在の勝ち逃げを決めることができた。
セッションを切るHit & Awayの見極めの大切さを、改めて痛感した滞在となった。
○最終戦績
成績:+A$6,275
プレイ時間:3時間40分
ターンオーバー:A$69,300
パフォーマンス(ターンオーバーに対する成績):+9.05%
シュー勝敗数:17シュー(11勝6敗)
セッション勝敗数:10セッション(8勝2敗)
ベットアップモード勝敗数:21勝4敗
(ベットアップモードの「敗数」は1敗につき2連敗、もしくは1回目にダブルダウンやスプリットなどでのベットアップ2単位以上の負けを表す。)
2007年成績は15戦13勝2敗。そのうちの1敗はメルボルンでの痛恨の大敗でしたが、それを教訓にしてのメンタル・コントロールがその後に活かせたことで充実した一年になったと思います。みなさんからの応援のお陰で、年間トータル成績は小額ながらプラスで終えることができました。数多くのみなさんからいただいた励ましのメッセージがどれだけ力になったか計り知れません。この場をお借りして、改めて心より御礼申し上げます。
GAKUストラテジーのシステムはほぼ完成しましたが、それを操る自分自身の修行はまだまだこれからです。GAKUスト・プレイヤーGAKUは、今後も四苦八苦しながらハウスエッジという巨大な宿敵と戦い続けることと思います。無謀な戦いだと分かってはおりますが、だってリゾカジって楽しいですからね(笑)。良かったら今後もどうぞおつき合いください。
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