Integrated Resort インテグレーテッド リゾート

佐藤亮平の VIVA! IR!!

IR推進法案や各地の誘致の動きから、エンターテイメントとしての魅力まで。
Integrated Resort(統合型リゾート)とは何か?を様々な角度から、専門記者がレポートしていきます。

佐藤亮平 Profile

民間でのIR誘致調査に従事したのち、2011年よりカジノ・IRの取材を開始。専門誌「カジノジャパン」記者、IRの政治・経済情報ポータルサイト「カジノIRジャパン」記者を経て、現在フリー。

#65 AJPCに「東大ポーカー同好会Big Slick」「東大カジノ研究会」の4名が挑戦 2016/09/12

 先日、私・佐藤が挑戦して敗れた「全日本ポーカー選手権」(AJPC)トーナメント予選ですが、10日の東京予選(3日目)に「東大カジノ研究会」代表の澤田風雅君、メンバーの川中崇史君の2名が挑戦するという情報を聞きつけ、東京予選3日目の取材に行ってきました。

 会場に入ってしばらくすると、二人はいつの間にか「東大ポーカー同好会Big Slick」の金智樹君、内田智拓君の二人と友達になっていました。話を聞くと、Big Slickの二人が受付手続きで東大の学生証を出していたことにカジノ研究会が気付き、声をかけたことがきっかけ。学年が違っていたためこれまでお互いに面識はなかったようですが、サークル代表間では過去に交流があったそうです。

 AJPCの予選トーナメントは「スーパーサテライト」(SS)方式と「Sit&Go」(SG)方式の二本立てとなっています。先週、私が参加したSS方式は事前受付と当日早めに受付を済ませた参加者が対象で、予選トーナメントは300人規模になります。一方で、この日の4人は受付がトーナメント開始直前だった関係で、50人規模のSG方式のトーナメントにエントリー。澤田君、川中君、内田君の三名がこの日のCトーナメント、金君がその二時間スタートするDトーナメントに出場することになりました。会場入りすると、澤田君と内田君は同じテーブルで、しかもなんと隣同士の席。AJPCの予選大会は勝ち残り一割が決勝トーナメントに進出するシステムであるため、SG方式のC・Dトーナメントの決勝進出枠はそれぞれ5名です。

 Cトーナメントはタイト(慎重)なプレーヤーが多いなか、内田君は「タイト・アグレッシブ」(澤田君・談)。フォールド(降りる)の頻度が高いものの、いったんベットするとアグレッシブ(強気)に攻めていくプレースタイルということになります。スタート時に三千点だった手元のチップを、開始40分で早くも一万点まで増やしました。

 一方で澤田君は開始50分で早くもオールイン。KKに対して相手はQQ。有利と見た矢先に場札にQがもう出てしまい、本人も席を立ちかけたところで、ちょうど近くでゲームを見守っていたAJPCの佐々木代康裕表が「フラッシュだ」とひとこと。私も再度見直すと最後のカードでスペードのフラッシュが決まっており、この勝利で澤田君も思わず笑顔。一方で、隣のテーブルに座った川中君も徐々にチップを減らし、開始1時間でオールイン。9のペアに対して相手はAKと万事休すかと思われたものの、場札から9がもう一枚出てスリーカード。川中君もほっとした表情を浮かべていました。

 3人を見守る金君は、「ラウンド4(1R=20分、開始から80分経過)でもシートオープン(離脱者)が少なく、慎重な空気ですね」と話していました。まもなくDトーナメントがスタート。金君は先月の「学生ポーカー選手権」にも出場しており、安定したプレーでゲームをリードしていきます。(続く)

(写真)予選トーナメントに臨む東大生4人。左から澤田風雅君、内田智拓君、金智樹君、川中崇史君

#65 乳がん早期発見啓発イベント「カジノナイト」が開催されました 2016/09/09

 9月2日、ザ・リッツ・カールトン東京でチャリティーイベント「カジノナイト」が開催されました。主催は「NPO法人ラン・フォー・ザ・キュア・ファンデーション」(乳がん早期発見啓発活動推進協議会:RFTC)、RFTCは乳がんの定期検診の促進や治療のための教育・啓発活動を行っています。イベント収益金の全額は、乳がんの早期発見や情報の普及のための教育啓蒙活動『レモンプロジェクト』セミナーや、啓発のための日英バイリンガル誌『PiNK』の発行などに充てられ、『PiNK』誌は全国の医療機関、図書館、レストラン、美容院などで無償配布されています。

 「カジノナイト」は2013年にスタートし、今年で4度目の開催になります。今回のサポーター(参加者)は約200名で日本人と外国人とで半々ほど。ビジネスアタイアのドレスコードが設定され、女性客は華やかなワンピースの装いの方が多くみられました。サポーターはグランドボールルーム(大宴会場)の席に着き、まず協議会創設者のヴィッキー・パラダイス・グリーン氏の講演に耳を傾け、スクリーンで上映されるビデオを見て、乳がんの定期検診の必要性について理解を深め、「ライブオークション」がスタートします。

 オークションに賭けられる賞品は、すべてスポンサー(協賛企業)から提供されたもの。海外航空券とホテル、レンタカーをセットにした賞品など、落札のたびに会場から大きな歓声が上がっていました。サポーターはインド料理のビュッフェに舌鼓を打ち、歓談しながら、ステージの音楽、ダンスを楽しんでいるようでした。

 ステージがひと段落すると、プレファンクションエリアに設けられたカジノ・テーブルがオープン。ブラックジャック・ルーレット・クラップスなど15台のテーブル、2台のスロットマシンには、どこも人だかりができていました。さらにクロースアップマジシャンの前田知洋氏のテーブルもあり、鮮やかなマジックに驚きの声が上がっていました。

 みなさんは海外ドラマや映画などで、「教会のビンゴで…」というセリフを聞いたことはありませんか。欧米などでは教会や慈善団体がビンゴゲームを行うことで、運営資金に充当している例が多くみられます。IR*ゲーミング学会のホームページによると※、カナダ・アルバータ州では慈善団体や宗教団体が行う「慈善カジノ」(Charitable Casino)という制度もあるそうです。諸外国に比べると日本では慈善事業に対する寄付の文化がまだまだ社会に根付いておらず、カジノゲームというエンターテイメントを絡める方法は、社会貢献としての寄付文化の醸成という意味でも有効だと感じました。逆に言えば、カジノゲームは目的と制度次第で社会貢献として有効になりえるということです。

 日本もそろそろ「カジノは悪だ」「ギャンブルはけしからん」といった、レッテル張りのみの表面的な議論から抜け出さないといけません。

※参考 IR*ゲーミング学会ホームページ 「IR*ゲーミングコラム No.193」(美原融 2013年1月9日)

(写真)ボランティアのディーラーとハイタッチする、RFTC創設者のヴィッキー・パラダイス・グリーン氏
    NPO法人ラン・フォー・ザ・キュア・ファンデーション(乳がん早期発見啓発活動推進協議会:RFTC)提供

#64 早大生が”カッシーノ”体験イベントを開催 2016/09/08

 東京・渋谷の「VILLAS SHIBUYA」で今月4日、早大生が”カッシーノ”体験イベントを開催。大学生や若手の社会人を中心に約50人が、ブラックジャックやルーレットをプレーしました。賞金や景品の提供はなく、エンターテイメントとしてのカジノ・ゲームの魅力にフォーカスしたイベントです。

 今回のイベントは早稲田大学の現役大学生である坂本ケビン君が企画・運営。先月26日に東京・麻布で開催された「Casino Tokyo」の”カッシーノイベント”に参加したことで触発され、今回初めて自身でイベントを企画したそうです。当日はCasino Tokyoのメンバーも駆けつけて、側面からサポートしていました。

 ディーラーの練習を積んで今回のイベントに臨んだ、フェリス女学院で音楽を学んでいる北上侑樺さんは、「プレー体験を通じて人の輪が広がり、社会勉強になりました」と笑顔。カードさばきにはまだぎこちない部分も残るものの、北上さんの社交的な人柄もあってテーブルは大いに盛り上がっていました。同じテーブルの参加者からは「自分も初心者なので、この方がリラックスできる」との感想も。別の参加者は「都内でカジノのプレー体験ができる場所は貴重で、とても良いと思う」と話していました。

 ケビン君は「大学生の立場で”カッシーノイベント”として定着させていきたい」と次回の開催に意欲を示していました。イベントには「東大カジノ研究会」のメンバーも参加しており、”エンターテイメントとしてのカッシーノの魅力”が若い世代に広がっている手ごたえが感じられました。次回のイベント開催に向けて、ケビン君、北上さん、頑張っていきましょう。

(写真)盛り上がるブラックジャック・テーブル

#63 鶴保沖縄北方担当相が「IRを沖縄に作ることは大賛成」 2016/09/04

 今月2日の読売新聞朝刊の政治面で、先月初入閣した鶴保庸介沖縄北方担当相のインタビュー記事を目にしました。新任の大臣に対して新聞各社がインタビューを行うことは恒例のことですが、沖縄の振興策のひとつとして「カジノを含むIR(統合型リゾート)を沖縄に作ることは大賛成だ」という発言が目に留まりました。

 沖縄はもともと2000年代の初めから、IR・カジノ誘致をリードしてきた地域として知られています。前任の仲井眞弘多氏の県知事就任後となる2007年より県としての調査事業が本格化し、官民の誘致の動きが広がりました。しかし、2014年に就任した翁長雄志知事がIR誘致に反対の姿勢を示したことで、残念ながら現在は誘致の動きが停滞している状態にあります。

 豊富な観光資源、東アジア・東南アジアからのアクセスの良さなどのメリットを生かし、沖縄ではいわゆる「都市型IR」「地方型カジノ」とは別の「沖縄型IR」として、独自モデルの検討が進められてきました。沖縄のIR誘致に詳しい関係者によると、一年を通じて気温の変動が少なく、頻繁に県外から多くの観光客が集まるイベントを開催していることで、ホテルの稼働率は年間を通じて高い水準を維持しているそうです。

 鶴保氏は和歌山県選出の自民党参議院議員で自民党の二階俊博幹事長と近いことも知られ、閣内からは山本幸三地方創生担当相が先月のWall Street Journalにおいて、IR推進法案について前向きな発言を行っていました。

 さて今回の鶴保氏の発言について、前出の関係者に意見を求めたところ「県政に直接的に影響を及ぼすものではないが、中長期的にIRの議論が再度盛り上がる可能性がある」と話していました。沖縄での誘致活動再開への期待とともに、今年秋の臨時国会を前に広いエリアで期待が高まっているようです。

#62 AJPCで味わったビギナーズラック 2016/09/03

 前回のコラムの続きになりますが、9月3日に都内で開催された「全日本ポーカー選手権」(AJPC)の予選トーナメントに私も出場してきました。

 ポーカーにはいくつか種類があり、ここで行われているのは「テキサスホールデム」というゲームです。一般に日本で親しまれている「ドローポーカー」とは少しルールに違いがあり、2枚の手札と5枚の場札、計7枚から5枚を組み合わせて役を作るゲームです。プレーヤーに2枚のカードが行き渡った時点でベット(賭け)が始まり、場札が1枚もオープンしていない段階でも、他のプレーヤーが全員フォールドする(降りる)と勝敗が決します。すなわち、スキルと運(手札・場札)のほかにブラフ(心理戦)が、ゲームの勝敗を左右する重要なカギになるわけです。

 私自身、ポーカーは学生時代に友達同士でドローポーカーに熱中していた程度。テキサスホールデムについては、これまでプレー経験が全くありません。たまたま、テキサスホールデムを題材にした「ガットショット」(佐藤まさき著・双葉社)のコミックスが本棚に2巻まで置いてあったので、引っ張り出してトーナメント会場に向かう電車の中で読み直して準備しました。物語の中に、ルールや基本戦略について説明が織り交ぜられ、漫画ということもあって入門書としてとても読みやすい構成になっています。

 会場に入ってゲームがスタートすると、どうしても手が止まったり、ブラインド(最低ベット)金額を間違えたりといったミスが出てしまい、早くも初心者ということを周囲に勘付かれてしまったようです。ディーラーや周りのプレーヤーから「ベットは君からだよ」「ブラインドは●点」とゲーム進行について教えてもらいながら、見よう見まねでプレーしていくうちに少しずつゲームのやり方が分かってきました。

 しかし、最初に多くのチップを無駄に使ってしまったため、もともと3,000点あったはずのチップがスタートからわずか30分の間に500点まで減ってしまいました。「このテーブルで最初のドロップアウトか」と覚悟を決めると、手持ちのチップを全部ベットする「オールイン」にチャレンジしたくなりました。私が手持ちのチップ500点をオールインすると、左隣のプレーヤーが勝負に乗ってきました。相手のカードのAとJに対して、私のカードはAとQ。どちらも強いカードだったので、テーブルの雰囲気が一気に緊迫する感触が伝わってきました。場札をオープンするとQが1枚含まれていて、ワンペアで私の勝ち。同じテーブルのプレーヤーから「おおっ!」と小さな歓声が漏れるのが聞こえました。

 それからは少し自信がついたのか、私のブラフも徐々に効くようになり、プレーに少しずつ余裕が出くるようになりました。自分からオールインを7、8回。相手のオールインも3、4回受けて勝負を続けました。なかには相手がAとJで、私がKとQ。場札にAが出て「終わった…」と覚悟したところ、残りの2枚がKとQで私のツーペアとなって首の皮一枚でつながった場面も。相手のオールインを受けたら、大半のチップを失ったこともありました。

 私のテーブルもオールインを仕掛けて沈むプレーヤーがちらほら出るようになり、300人でスタートしたトーナメントも、いつの間にか半分以下まで減っていました。そんななか、私の手札にAとKが来たので自信満々のオールイン。相手は2のワンペアで場札にAが出て「勝った」と確信した矢先、2がもう1枚て相手のスリーカード。同時に、すべてのチップを失って席を立ちました。

 はじめは「初心者だし、持ってせいぜい30分かな」程度に思っていましたが、プレーを終えた頃には、なんとスタートから3時間もの時間が経っていました。勝負もかなり鮮明に頭に焼き付いており、ポーカーにはまってしまいそうな気持ちになります。時間もお金もない身分でポーカーを始めるのには躊躇する気持ちもあり、うーん、どうしたものか。正直なところ困ったものです。

(写真)9月3日に都内で開かれた「全日本ポーカー選手権」(AJPC)メイン・予選トーナメントの様子

#61 「全日本ポーカー選手権」(AJPC)トーナメントに出場します! 2016/08/30

 ライターとしてカジノ・IRの取材を続けてきた中で知り合った仲間に、「Mimiさん」というカジノコンサルタント兼カジノディーラーの友人がいます。Mimiさんは長くカジノフロアの現場経験を踏んできた人物で、執筆のほかコンサルティングも行っています。私は国会におけるIR推進法案や誘致の動きという、どちらかというと堅いテーマを中心に取材を続けてきましたが、彼女はゲームやエンターテイメントといった切り口の取材にとても強く、よきライバルとしていつも刺激を受けています。

 先日、Mimiさんと意見交換をしたなかで「ゲームの現場を知らないでカジノを語らないで!」とお叱りを受け、「確かに」「なるほど」と大いに反省させられました。そんな中で、ちょうど今週土曜日から「全日本ポーカー選手権」(AJPC)が開催され、もともといちライターとして外から取材するつもりでしたが、彼女の指摘を受けて急きょエントリーに切り替えて参加することにしました。

 私自身、子どもの時からカードゲームが好きで家族や友人と遊んでいましたが、ゲームを始めるとどうも没頭してしまう性分があるようで、実はあまり強くありません。そのため、カジノ・IRの取材をしているにも関わらず、海外のIRリゾートを訪問した際にもゲームに参加する時間も少なくなり、最近はすっかり遠ざかってしまっていました。大会の風景を写真に収めるなど外から見ることも重要ですが、専門のライターとしてはプレイ経験も重要ということに、改めて気づかされた気がしました。

 AJPCでは企業協賛で大会運営費を集め、プレーヤーから参加料を取っていません。言わばタダで大会に出場でき、海外のポーカートーナメントと同様の真剣な雰囲気を味わうことができるわけです。私も出場の体験談など、追ってこちらのコラムで取り上げていきたいと思います。

 「AJPC2016」は先週末にメイントーナメントの大阪予選は先週末に開催済みで、東京予選は9月3日(土)、4日(日)、10日(土)、11日(日)の四日間。そのほか、レディース・シニア・ジュニアの部門別トーナメントが行われます。興味のある方は、ぜひ大会ホームページをのぞいてみてくださいね。

(写真)昨年4月、東京ビックサイトで開催された「AJPC2015」決勝トーナメントの様子

#60 “カッシーノ”体験イベントが開催されました 2016/08/28

 今月26日、都内で”カッシーノイベント”が開催されたので私も参加してきました。主催は「Casino Tokyo」という団体で、2013年から2014年末にかけて都内で9回の体験イベントを開催してきた実績があります。会場は麻布十番駅直結、2014年にオープンしたクラブ「ELE TOKYO」。最新鋭のプロジェクションマッピングやDJブースを備えた会場には、ルーレットやブラックジャックなどのテーブルゲームが置かれ、参加者がゲームを楽しんでいました。

 今回のイベントでは、20代・30代といった若い年代の参加者がほとんど。男女比はおおむね半々か、あるいは女性の方が多いように見えました。主催者によると、100人以上の方々が参加されたそうです。

 会場で参加者の方に聞いてみると、LINEやFacebookといったSNSで開催を知り、友達同士で参加したという声が多く聞かれました。会場には飲み物や軽食も用意され、ゲームをプレイする人のほか、パーティー感覚で”カッシーノ”の雰囲気を楽しむ人も多かったようです。

 海外では「エンターテイメント・リゾート」「大人の社交場」として広く理解されていますが、日本国内では政局・経済効果・社会問題としての記事が多くみられる一方で、エンターテイメントとしての魅力についての情報はまだ十分とは言えない状態です。

 広告代理店・電通が昨年12月に行った意識調査によると、IRへの認知や理解が進むことで、IR導入に対する賛否の態度に変化が生じる傾向があることが分かっています。正確な情報の周知、実際の参加体験を通じてカジノ・IRに対するイメージがプラスに転じるというもので、特に若い年代や女性でその傾向が強くみられるようです。

 Casino Tokyoでは今後も頻繁にイベントを開催していく方向で、”カッシーノイベント”を通じてエンターテイメントとしての理解が進んでいくものと、私も期待しています。

(写真)当日の会場の様子。ブラックジャックのテーブルを囲み、友人同士でゲームを楽しむ参加者

#59 横浜元町の商店街がIRをテーマとした勉強会を開催 2016/08/11

 「横浜元町まちづくり4団体」は8月9日、横浜市内で電通のIR・観光プロジェクト部長の岡部智さんを講師として招き、IRをテーマとした勉強会を開催しました。4団体は、元町自治運営会、元町エスエス会、元町クラフトマンシップ・ストリート、元町河岸通り会から構成されています。横浜ではIR誘致の候補地として山下ふ頭が浮上しており、元町エリアはふ頭のちょうど付け根の位置にあたります。つまり、今回の勉強会は地元の自治会関係者と地元の商店会関係者が集まったと言っても過言でないでしょう。気温37度を記録し、さらに地元・横浜高校が甲子園で試合を行った日と重なるなか、昼と夜の二回の勉強会に約50名が参加しました。

 勉強会では日本のIR推進法案の状況のほか、世界のIR事情などの説明がなされました。さらに、商店会関係者の出席が多いことから、IRと既存の地元商工関係者との各国における実際の連携事例についての説明に特に重点が置かれていました。アメリカやマカオでは、従来から地元とのコラボレーションが実際に行われており、地元との信頼関係が築かれているわけです。横浜元町の商店会の歴史は1859年の横浜開港当時までさかのぼることができ、1800年代から続く由緒あるお店も多く、IRとの連携の道も考えられると思います。

 昼の部と夜の部との移動の道すがら、実際に元町ショッピングストリートを歩いてみると、カンカン照りの真夏の太陽の下でも、”みなと横浜”の異国情緒あふれる石畳の敷かれたお洒落な商店街には、ひと通りが絶えず続いていました。主催者の方の案内で歩いていると、昼の講演を聞いた方が隣の店主にIRについて話している場面に、たまたま講師の岡部さんが通りかかり、さらに話が盛り上がっていました。

 主催者の方に話を伺うと、今回は商店会加入のおおよそ十人に一人が参加されたそうです。丁寧な議論を行うと、理解者がさらに理解者を増やすものです。正しい理解に向けたよい流れができるといいですね。

(写真)昼の部の勉強会の様子

#58 内閣改造で6人のIR議連メンバーが入閣 2016/08/03

 8月3日、内閣改造が行われ、第3次安倍第2次改造内閣が発足しました。今回の組閣では20人の大臣のうち、国際観光産業振興議員連盟(IR議連)から、

 法相      金田勝年 衆議院議員(議連副会長)
 地方創生相   山本幸三 衆議院議員(議連副会長)
 厚生労働相   塩崎恭久 衆議院議員
 経済再生相   世耕弘成 参議院議員
 国家公安委員長 松本 純 衆議院議員
 沖縄北方相   鶴保庸介 参議院議員

 の6名のメンバーが入閣しました。全閣僚の約三分の一がIR議連所属という驚くほどの割合で、政府がIR推進法案成立のための布陣を引いたと見ることも可能ですね。

 しかし、これですぐに成立するだろう安心してしまうのは、軽率なのではないかと思います。国会の審議は時間が限られており、IR推進法案は閣法(政府提出法案)の審議が終わった後に議論されることになります。つまり、国会質疑としては議員立法の中での優先度、審議順序がどの程度まで上げられるかという点が法案が成立するかどうかの最大のカギになるわけです。国会は日程闘争の連続です。

 二年ほど前のIR議連の役員名簿には、安倍首相と麻生副総理の名前もありましたが、国会質疑を通じてIR反対の急先鋒である共産党の大門実紀史参議院議員の国会質疑での突き上げを受けて、どちらも最高顧問から降りてしまいました。一方でその時、同様の質疑で矢面に立たされた下村文科相(当時)、塩崎厚労相の二人は、「顧問を辞めるつもりはない」(下村氏)、「必要なので(議連所属の)現状のままで行く」(塩崎氏)と堂々と応じて議連にとどまっています。この違いは何なのでしょうか。おそらく、それぞれの議員に対するサポートの有無、推進してほしいという声が議員本人にきちんと届いていたのかどうかの違いなのだと容易に推測できます。

 IRを推進したい人の数がどれだけ多くなっても、関係者の大半が「誰かがリードしてくれるだろう」と他人任せで見守っているだけでは、法律が通る可能性がさらに上がることはありません。

 逆に言えば、国会審議までの間に「私たちはIRを必要としている」「IRは魅力的なもの」「社会にとって有益」という声をこれから国会や社会に対して繰り返しアピールすることで、法案の優先度が高まって審議のスピードが加速し、結果として成立の可能性が上がっていくということです。そういったサポートの声に支えられて、初めて法案が成立するのだと思います。頑張らないといけませんね。

(写真)新内閣発足の様子 首相官邸ホームページより引用

#57 新たな東京都知事として小池百合子氏が当選。市場もIR法案に期待 2016/08/01

 舛添要一前東京都知事の辞職に伴う東京都知事選が昨日31日に開票され、小池百合子氏が当選しました。小池氏は告示日と同日の14日に放送されたBSフジの番組・プライムニュースで「東京にカジノを設置することに賛成か、反対か」という視聴者から寄せられた質問に対し、「カジノというよりIR、統合型リゾートという発想であり、これはアリではないか」と話していました。

 これがひとつのきっかけとなり、市場関係者の間でIR関連銘柄について注目が高まっているそうです。私のところにも今朝、小池氏とIR議連の関係について記者の方から問い合わせがあり、今朝の日経QUICKニュースの速報記事の中でコメントが流れたようです。

 照会を受けて改めて資料を確認すると、小池氏は衆議院議員在任時に国際観光産業振興議員連盟(IR議連)のメンバーとしての記載が確認できます。ただし議連は衆参国会議員を対象としているため、小池氏は知事選立候補のために衆議院議員の職を辞職した時点でメンバーから外れたと考えるのが自然です。

 市場の関心としては、「小池氏の当選が、秋の国会でのIR推進法案の成立に寄与するか」という点でしょう。この点については国会の動きではないため直接の影響は大きくないものの、猪瀬直樹元知事以降やや下火になっていた東京都のIR誘致に向けた動きが再燃してIRについての期待が高まり世論への発信が増えることで、間接的に議論を推し進めると考えるべきでしょう。そもそも東京都は石原慎太郎元都知事、猪瀬氏と二代にわたってIR誘致に熱心に取り組んできた自治体でもあり、言うまでもなく国内最大の人口を誇る自治体でもあります。

 前回のコラムでは地方の動きについて取り上げましたが、奇しくも首都・東京でもIR誘致について動きが出てきたことになります。自治体の誘致活動、世論や市場の関心はどちらも法案の成否を占う大きな要素です。小池氏の発言をきっかけに今後、このうねりがより一層大きくなると予想されます。

(写真)小池ゆりこホームページより引用

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