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MGM2014年第4四半期損益拡大、通年ではプラス

2015/ 03/ 23

MGMリゾーツインターナショナルの2014年第4四半期は、純損失額が前年同期の5,680万ドルから3億4,230万ドルへと拡大した。マカオのゲーミング市場低迷でMGMマカオの売上が前年同期比22.4%減だったことも響いた。売上高も5.1%減の23億8,000万ドルだったが、ラスベガスストリップでは5.5%の増。また通期では、グループ総売上高が101億ドルと3%のプラスとなった。
同社のミューレン会長は、投資家向けのカンファレンスコールで、1月のコンシューマーエレクトロニクスショウの期間中に、あるグループ客がBellagioでのディナーで30万ドルを支払ったというエピソードを披露、消費が上向いている一つのサインだと語った。
同社は、2016年後半に26億ドルを投じた新たなカジノ施設をコタイにオープンする予定で、これによりマカオで同社が運営するホテル客室数は現在の4倍に、カジノのフロア面積は3倍にそれぞれ拡大する。
またアメリカ市場でも、ストリップのさまざまな施設のほか、マサチューセッツ州やメリーランド州に新たなリゾートを建築している。