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ジャンケット大手、ベトナムでの新規カジノプロジェクトに参画

2015/ 04/ 14

マカオのジャンケット大手Suncityと香港のジュエリービジネス最大手Chow Tai Fook の系列企業が、ベトナムの投資企業VinaCapitalと手を組み、ベトナムのQuang Namに40億ドルのカジノリゾートを手がける模様。ベトナムでは現在、自国民のカジノ利用を禁じているが、ハイローラーの供給源である中国南部に隣接していることもあり、ラスベガスサンズのアデルソン会長も国内での規制緩和が行われれば数十億ドル規模の投資を行うと発言するなど、進出の機を伺うオペレーターも少なくない。ベトナム政府は自国民への規制緩和を検討中ではあるが、未だ具体的な案は示されていないため、場合によってはこの新たなカジノの営業は外国人旅行客頼みとなる可能性もある。
マカオのゲーミング市場低迷が続く中、Suncityはフィリピンのマニラにも拠点を設け、数百名の地元スタッフを揃える。Chow Tai Fookは豪州のブリスベン、韓国でのカジノリゾート開発にも参画を表明している。by リゾカジ