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米投資会社とマカオのオペレーターが、フィリピンで2件のカジノプロジェクトを計画

2015/ 04/ 30

米国に拠点をおく中国系の投資会社Sino-American Gaming Investment GroupとマカオのMacau Resources Groupは、フィリピンのセブ島とナパヤワン島に10億ドルを投じて2件の大型カジノリゾートを建設する計画を提出したと語った。フィリピンのカジノを管理する公営企業PAGCORの幹部は、提案を認可するかどうかの判断はまだこれからだとしながらも、マニラのように既に2件のカジノが営業し、残り2件のオープンが予定されている都市部に比べると、今回の提案のような地方でのカジノライセンスは認められる可能性は高くなるだろうと語った。Sino-Americanによると、この計画にはバンヤンツリーホテルグループが参画を予定しているほか、マリオットホテルとも交渉を進めており、またエンターテイメントに関してはラスベガスのパートナー企業と契約済みだという。
マッコーリーリサーチの1月のレポートによると、フィリピンのゲーミング市場は今後3年間で20%程成長し48億ドル規模になるとみられる。by リゾカジ