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マカオの旅行客、VIP減りバリュー重視派が増加?!

2015/ 05/ 01

ユニオンゲーミング・リサーチのレポートによると、マカオを訪れる中国本土の旅行客が予約を入れるタイミングがどんどん短くなる傾向にあるという。ほとんどが48時間か最短では旅行当日に予約をいれており、マカオのホテルがこれまでよりもより低価格かつ幅広い宿泊先を提供していることを考えると、客層がよりバリュー重視派にシフトしていると考えられる。ユニオンゲーミングはまた、これまで前年比4-5%減程度になるとしていたマカオの2015年のゲーミング売上予測を10-12%減に修正している。マス市場が横ばい予想なのに対し、VIP市場は20%減となっている。
しかしVIP市場が落ち込んでいるのはマカオだけでなく、韓国のパラダイスカジノでも、第1四半期の中国人客のローリング額が前年比27%減、うち3月は40%減と大幅に減っている。つまりこれは「中国政府が目を光らせている今は、ギャンブルなどするべき時ではない」というVIP層からの明らかなメッセージなのであろう。by リゾカジ