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Mohegan Sun韓国のカジノリゾートに名乗り、50億ドルのプロジェクトに参画

2015/ 05/ 07

アメリカのカジノMohegan Sunのオペレーターは、韓国政府が年内に選定するとしている新たなカジノオペレーターのライセンスに仁川空港との共同プロジェクトで名乗りを上げた。提案によると2020年までの第1期に16億ドルを投資、2040年の完成時には50億ドル規模のプロジェクトになる。リゾートには外国人旅行客を対象とする250台のゲーミングテーブルを備えたカジノ、1000室のホテル、2万人収容のアリーナ、テーマパークなどが計画されている。韓国のカジノは中国からの旅行客の増加で、昨年は対前年42%増の600万人を集客した。年内に決定するとみられる新たな2件のライセンスを巡っては、香港のChow Tai Fook、フィリピンのブルームベリーリゾーツがそれぞれ26億ドル、10億ドルのプロジェクトを提案している。ブルームベリーは仁川に近い離島を買収済みだが、既に済州島のカジノも保有しており、済州島内に新たな施設を建設する場合にはライセンス取得の必要はなくなるとみられる。
このほか、韓国内では既にパラダイスグループと日本のセガサミーの合弁、シーザーズエンターテイメントによる2つの大型カジノリゾートの建築が進んでいる。Byリゾカジ