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フィリピンの2016年ゲーミング売上、市場コンセンサスを下回る見通し

2015/ 10/ 28

モルガンスタンレー・リサーチの発表によると、フィリピンの2016年のゲーミング売上は前年比8%増の16億ドル程度となる見通しで、市場コンセンサスの21%を大きく下回る模様となった。売上増の大部分は今年2月に公式オープンしたメルコクラウンのシティオブドリームズがもたらすと予想され、それ以外のリゾーツワールドマニラやソレアリゾートのゲーミング売上増は3%程度にとどまるとみている。伸率縮小の主な要因はVIP市場の低迷となっている。またシティオブドリームズはじめ、各社のVIP集客はマカオをベースとしたジャンケットオペレーターに依存する割合が高まっているとみられることから、信用取引の割合が増加し、回収不能のリスクが高まると懸念される。 By resocasi.com