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コナミ、「日本のカジノにラスベガスと同等の厳格な基準を望む」

2017/ 04/ 21

ゲーミング機器メーカー大手のコナミはアメリカやヨーロッパ、オーストラリアなど世界各地で400以上のライセンスを取得、全米45州でゲーミング機器のサプライヤーとしてのライセンスを持ちMGMやハードロックカフェなどの大手とも取引がある。日本のIR解禁後の市場参入について、同社の坂本専務は「ラスベガスと同等以上の厳格な基準が適用されるならば参入したい」と語る。ネバダ州のカジノ規制当局は2年ごとに厳しいライセンス審査を実施しており、米国以外でも杜撰な営業活動を行えばライセンスを取り消されてしまう恐れがある。日本ではフィットネスクラブなども運営する同社は日本でのIR参入の程度について「海外でのクライアントと競合するつもりはない。参入のレベルについてはルールの成立やクライアントの声を待って決めたい」とする。スロットマシンのシェアについては、日本に大型IRがオープンすれば約10,000台が設置されるとみており、アメリカでの実績に沿ってそのうち12%程度のシェアをターゲットに考えていると述べた。 By Resocasi.com