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ボイジャー・オブ・ザ・シーズ乗船記
Written by はた 投稿日:2002/02/05

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3日目 (12月11日)

「今何時?」
「10時くらいだ」
よく寝た。

 船は動いていない。すでに最初の寄港地、ハイチにある島、ラバディーに到着している。ここはロイヤルカリビアン社のプライベートビーチで、美しいビーチと椰子の木、青い空白い雲…はいいとして、砂浜か木陰でお昼寝するか、ジェトスキー、パラセイリング、シュノーケリングなどで楽しもう!という場所だ。上記のようなアクティビティーは事前にオプショナルツアーに申込まなければならない。(有料、空いていればその場で参加できるものもある)

 11時過ぎ、沖に停泊しているボイジャーから、テンダーボートに乗り、島に渡る。

「すっげーきれーだー」

景色もさることながら海の水の綺麗なこと!テニアンに勝るとも劣らない。

「潜ってみたぁーい」

 ほとんど泳げなく、シュノーケリングもしたことがないHARUが思わずそう口にするほどである。私も同感だ。少し海につかり、腹が減ったので屋外バーベキューをやっている小屋へ行く。肉や野菜を焼いたものを適当に選んで隣の小屋(柱と屋根があるだけだが)で食べる。目の前でいかにもカリブらしい民族曲を聞きながら、遠くの水平線を眺めながらだと、このどうってことない料理もおいしく感じる。

 近くにハンモックが見えたので行ってみる。ハンモックに乗ったことはない。初めてだからか片手に袋を持っていたからかはわからないが(両方だろう)大きく揺れて「おおー」とか叫びながら悪戦苦闘する。HARUは腹を抱えて笑い転げている。私も叫びながら笑ってしまう。

「ドテッ」

 ついに半回転して落ちた。2人とも笑いが止まらない。楽しくてしかたがない。近くの人も笑っている(笑われているのか?)2回目からはうまくいって、しばらく波の音だけを聞きながらハンモックに揺られた。

 土産物屋に行ってみる。美しい絵や木彫り工芸が多い。現地の人の店なので客引きが少しうるさい。惹かれる物もあるが最初の寄港地ということもあり、購入している客はあまりいない。

 ボートに引っ張られて飛んでいるパラシュートを眺めるうちに自分も「空中散歩」をしてみたくなった。が、予約でいっぱいとのこと。残念。15時近くになり船へ戻る人も多くなってきた。海にプカプカ浮かんで寝そべることができる「フローティングマット」が片付けられずにあちこちに置いてある。それを拝借してしばらく海を漂う。(本来は10ドルで借りるもの)

 16時頃船に戻り、部屋でくつろぎつつ明日以降のオプショナルツアーをどうするか真剣に検討する。明日はジャマイカのオチョリオスという町に寄港するが、ここでの1番人気はダンズリバーという川の滝登りだそうだ。川がカリブ海に注ぐ最後の180mほどの距離がゆるやかな滝になっていて、ここを、川に浸かり水しぶきを浴びながら皆で登るようだ。この滝登りだけのツアーもあるが、私たちはこれに18世紀のプランテーション見学が付いたツアーに申し込むことに決め、レセプション横のツアーデスクに行った。

 その後、船内をウロウロ、4階の、大きな縦長水槽がある「アクエリアム・バー」に寄ったりして部屋に戻る。ちなみにこのアクエリアムを船内「水族館」と宣伝しており、私も期待していたが、少なくとも私には「縦長扁平水槽」に見えた。まあ、船の中という事を考えればこれでも凄いとは思うが。

 20時30分になりディナーに向かう。ドレスコードはインフォーマル(スマートカジュアル)である。私はスラックスにジャケット、HARUはロングスカートにアンサンブル?である。今日はバルバドスの夫婦との4人でのディナーとなった。本日のメニューは…

 ティラミスを食べたのは間違いないので、おそらくイタリアンだったのかな。食事も後半に差しかかった頃、BGMの音楽が明るい曲に変わる。ウェイターが皆、前方の大階段のほうへ集まる。

「何だ何だ」

 しばらくして、どこかで聞いたことがあるような曲だったが、ウェイター全員での大合唱が始まった。これが結構感動的で、「ボイジャー最高!」と思わずにはいられなかった。

 食事後、ショーをちらっと覗いたり(黒人の歌手が歌っていたが…)して、カジノへ。HARUは相変わらずカリビアン、私はクラップスに初挑戦する。しばらく観戦後、

「まずはパスラインに10ドル、っと」
「あれっ、チップ取られたぞ。3はだめだったっけ」
「もう1回10ドルだ」

「よし、5だ。シングルオッズだから手前に10ドル置いてっと、えーっと、プレイスベットは6と8だったよな。いくら単位で賭けるんだったっけ。あっちの人は5ドルと…あの紫色のチップは何ドルだ?んーー、1ドルか。ってことは6ドルか。それでは・・・」 「イージーエイト!」

「何だよ!人が賭けようとしてたのに勝手に投げるなよな。まあいい、12ドル用意してっと、『しっくすえいと』。簡単じゃん」 「セブンナウト!」
「なにぃーーー」

 あっと言う間に200ドル消える。でも楽しかった。明日もやろーっと。

 まだ23時を過ぎたところだが結構眠い。明日は遅くても8時には起きなくてはならないので「ちょっと横に…」ではなくてちゃんと寝ることにする。

3日目 ラバディーのビーチから船を見る

3日目 ラバディーのビーチから船を見る
3日目 カジノチップいろいろ

3日目 カジノチップいろいろ

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