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6日目(12月14日) 10時前に目を覚まし、ウインジャマーで朝食を食べ、船内を散歩する。船内にいる人は少ない。マヤ文明の遺跡見物に出かけた客が多いからだろう。 船はメキシコのユカタン半島の沖にある島、コスメルに停泊中である。あいかわらず天気は良い。隣の桟橋には昨日出会った「インスピレーション」も休んでいる。 「マヤ遺跡観に行きたいなぁ…」 「私は絶対イルカちゃんがいぃー」 「どれくらい時間かかるのよぉー」 「8時間とか…」 「朝早いし疲れちゃうからだめよー」 「それよりイルカぁー」 3日前、こんなやり取りがあり、結局「ドルフィン・エンカウンター」(イルカふれあいツアー)に申し込んだ。 埠頭にある土産物屋をひやかしたりして13時、十数名の参加者はタクシーに分乗し、5分ほどで「チャンカナブ・ナショナル・マリンパーク」に到着。インストラクターから簡単にイルカの触り方などの説明を受け、20m四方ほどに仕切った海中に、参加者は一列になり腰まで入り、インストラクターの誘導でイルカに触ったり、握手、そしてキスなんかもする。わざと水を掛けられたり、ハイジャンプ、立ち泳ぎ?などの芸も見せてくれる。目の前なので迫力満点である。 ダイビングライセンスがあればイルカと一緒に泳ぐ(背中に乗る)こともできる。その他アシカショーもあり、もちろんビーチで昼寝、シュノーケリング、ジェットスキーなどもお好み次第である。 イルカで満足した私たちは、ツアーで頂いたタクシーチケットを使い港に戻る。土産物屋を見て、船へ。 ウインジャマーにて、アフタヌーン・ティーを楽しむ。(ケーキ、軽食、コーヒーなど) せっかく水着を着ているので、そのままプールへ行く。入ってしまえばどうってことない事は承知しているが、寒がりなのでジャグジーへ。その後、もう一つの大きいジャグジーに行ってみる。 「あちっ!」 かなり温度が高い。しかし熱く感じるのは初めだけで、入ってみるとこれがなんとも素晴らしい「湯加減」なのである。HARUを呼びに行く。 「あそこの“泡風呂”は最高だ」 「極楽極楽ぅぅーー」 たまに欧米人がやって来るが「お湯」を触るだけで誰も入ってこない。道理でここだけ空いていた訳だ。 一旦部屋に戻り着替えた後、プールデッキへ。ちょうど日没時で、まっすぐというより、僅かに弧を描く彼方の水平線に太陽が沈んでいく。地球の丸さを実感する。 13階船尾のスポーツデッキにたどり着く。まずは卓球を少し。次に2日目は大行列で諦めた「ロッククライミング」だが、誰もやっていないのでここぞとばかりに挑戦する。 「初めてだ」 「じゃあ、ここの赤と青につかまって登るのよ」 初心者コースだからか、息は切れたが割と簡単に最上部まで登ることができた。 「降りるわよー」 インストラクターの声に、初めて壁から目を離す。 「ひぇぇーー」 海上60mはとんでもなく高かった。 フルサイズのバスケットコートではバレーボールを楽しむ人々。インラインスケート場は暗くなってきたので閉まっているが、18ホールのパターゴルフ場は開いていたのでラウンド?してみた。 1人20ドルの「予約料」で利用できる、イタリア料理レストラン「ポルトフィーノ」に向かう。ドレスコードはインフォーマル指定である。メインダイニングよりさらに1ランク上の「格」を感じる。広くはないのでとても落着いた雰囲気。味、サービス共に充分に満足できる内容である。 お店とカジノをちょっとだけ覗いて部屋に戻る。 夜、部屋に戻るといつもターンダウンサービスが施してある。ベットメイク、タオル交換、水まわりの清掃、チョコレートサービスもある。もう一つクルーズ船らしいのが(必ずしもそうではないが)タオルを毎日違う動物の形に折り、ベットの上に置いてある。憶えているものでは、像、エイ、サル、ザリガニ?、あひる、があった。 ポルトフィーノでのワインが効いたのか、ダウンしてしまった。
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