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7日目(12月15日) 11時頃軽い朝食を取り、土産物を見にプロムナードへ行く。「最終日には安くなるのであわてて買わないほうがいいです」と初日の説明会で聞いていたので、これまで船内では何も買っていなかった。 Tシャツやポロシャツなどの衣料品を山積にしたワゴンがプロムナードの通路に出ている。2枚で28ドルのTシャツやラムケーキなどを購入。 プロムナードには免税店、衣料品店、貴金属店、それに土産物と雑貨の店の計4店があり、そこそこの広さと品揃えで賑わっている。 昼食はメインダイニングの3階部分である「カルメンダイニング」で頂く。今までずっと朝食と昼食はカフェ等で食べていたが、「もっと早く来ていれば良かった」と思った。ドレスコードもなく、営業時間内なら好きな時間に食事できる。会話の問題は発生するが、雰囲気や味はカフェとは比べものにならない。ただ堅苦しさはあるのでその点ではカフェに軍配が上がる。 5ドルスロットに100ドルエサを与えて部屋に戻る。 「今からどうする?」 「うーん、やっぱり…」 「行こうか」 カジノに逆戻りする。HARUはカリビアン、私はBJ。丸い窓の向こうには海が見える。出港してからというもの揺れというほどの揺れは全く無い。実に穏やかな航海である。カジノでの勝負も荒波は来ない。が、じわじわ沈んではいる。沈没することはないだろうが。 船内カジノでは初めから低い金額で遊ぶだけのつもりだったので、初日に聞いたカジノホストがいなくても問題は無い。プレーヤーズカードもないようだし、ハイローラーと言われるような客もいない。たまに見掛ける25ドル程度のプレーヤーでも結構目立つくらいである。 カジノでの利益をどれくらい見込んでいるのかは分からないが、プレーヤーズカードが無かったり、低いマックスベットの金額をみると、カジノのリピーターや金持ちはあてにしていないことは明らかである。 考えてみればアメリカには各地にカジノがある。クルーズ船に乗ると最低3日なりの日数がかかるし、24時間開いているわけでもない。マイアミにもカジノはあるし、「カジノ船」も出ている。スタークルーズがカジノ客で賑わい、カジノ重視の経営をしているのは、香港やシンガポールにはカジノが無いからだろう。 そういう訳でホスト(の代わりをする人)がいるのかどうかは分からないが、自分にとってはいなくても困らないので途中から気にしなくなった。 1時間ほどで一旦切り上げる。私はちょい負け、HARUはちょい勝ち。このプレーの最中カリビアンでストフラがでたようだ。(HARUがやっていたテーブルではない) 19時からショーを観に行く事にしているが、その前に私は1ドルスロットとカリビアンでもう一勝負する。さらに沈む。 「フェアウェルショー」は歌、ダンス、コメディー、曲芸等なんでもありのショーだった。その後「スクーナー・バー」に寄り、「イエローバード」と「ロングアイランドアイスティー」を傾けつつピアノ演奏を楽しむ。20時30分までの僅かな時間に私はさらにクラップスで100ドル失い、最後のディナーへ向かった。 カリフォルニアの夫婦以外の6人での食事である。今日でお別れかと思うと少し寂しい。アレックスとインド系の顔立ちのセカンドウェイターにチップを渡し、「また会いましょう」と言い握手をして豪華なダイニングを後にした。 荷造りをして廊下に出す。これでしばらくカジノともお別れになるので(1週間後のベガスが決まっていたが。笑)ボイジャー最後の勝負にでかける。 大負けはなかったものの、乗船してからじわじわと1000ドル強負けている。ベット金額を上げて取り返そうなどという気は全く無い。これ以上負けずに次のベガスの軍資金に少しでも持っていきたいなぁと弱気に思っていた。 もうすぐ23時になるところだが今日は非常に込んでいる。ほぼ全てのテーブルが開いている。 HARUは100ドル持ってカリビアンへ、私はまだ開いているクラップスへ行く。しかし、ここでのクラップスは全くついてない。100ドルが20分ほどでなくなり、手持の現金とチップが無くなった。 部屋まで現金を取りに行く気にもならず、かといってチップを「買う」のも・・・。HARUの様子を見に行く。なんとかゲームオーバーにならずに持ちこたえているという厳しい展開。 「どうよ?」 「見た通りよ。ところであんたは?」 「全然だめだ」 「もぉー…」 「どうしよう…」 「どうしようってどうしたいの?」 「チップ出そうかなぁ…」 「いくらよ?」 「…500とか…」 「200にしときなさい」 0時頃、たまたま空いていたBJの席に座り、200ドルチップを「買う」。10ドルベットで遊んでいたがたまたま20ドル賭けた時に勝ったりして、やっと中くらいの波が来たのか30分後には400ドルくらいになっていた。 「どう?」 「ちょっとだけ増えたけど…。なくなったのか?」 「ぜんぜん来なくてつまんないからやめて来た」 「50ドルか…。よくもったな」 「5ドルでやってるから勝てないのよ」 「…」「200ドルやるからやってこい」 手持のチップは元の200ドルに戻った。 波は引いてしまうと思われた。 しかし・・・ビックウェーブが! 「ラスト5ゲームです」 「もう終わるのかよ…」 午前2時である。手元には1000ドル近いチップがあった。 「これが最後です」 「えーい、マックスの200ドルだ!どうだ!」 「スプリットだあー!」 「うぉりゃあー、ダブルだあぁーーー!!!」 「ぴくちゃあぁぁぁーーーー!!!!」 「まさか取り戻せるとは思わなかったぜ」 「よかったわね…」 7日目終了 (注:セリフには誇張が含まれております 笑)
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