リゾカジ カジノレポート

15年ぶりのマカオに溺れるVol3~4

* マカオ 2012/ 12/ 10 Written by パラダイスⅨ

コメント( 2)

なんだ~なんだ? あん?
なんでこんなに地下にお姉ちゃんが一杯歩いてんだ?
セミナー帰り? コンサート帰り?えっ何?なんでそんなに人のこと見るワケ?

「はんにゃふんほんいはーに」平仮名で書くとこんな具合だろう。

まぁ~彼女たちが何をどのように喋ったとしても、私にとってはこの程度のレベルにしか聞こえ
ないわけで。。。
私がワッカリマシェーン~とやると、おもむろに「日本ン人ンてぇ~すかぁゥ~」

まま、このタイミングでは既に彼女たちの存在がなんであるかは薄々気がついていた。
しかし、私はこんなところでヤニ下がっている訳にはいかんのである。
既に、初戦で15万円もロスッている。
飲茶でも食いながら体制の立て直しを図らねばならない。
幾分の後ろ髪をひかれる思いを引き摺りながら、フルーツショップ前の大衆レストランらしき店で飲茶を楽しむべく陣取る。

まぁ~来るわ来るわ、次から次へと入れ替わり立ち替わり。。。
私は今回の旅は清く正しく美しくを心に決めていたからにして、金魚のパクパクには一切乗らずじまいに旅を消化できた。


クリスタルだ。
ミニマム300から、500、1000とあるようだ。
奥の方にはもう少し上もあるようだったが今回は足を踏み入れることはしなかった。
日本円の10万円を香港ドルに両替する、9270といったところだったろう。

平場の卓を一通り眺め、中でも300の卓を中心に観察を続ける。
薄桃色のおせんべいや、うぐいすせんべいを数枚手持ちにしつつゲームはしていても、張りは300~500、時に紫数枚というレベル、このレベルならゲームを作れる可能性はある。

そんなことを考えながら見つけた卓は、どこにでも居そうな主婦が3人と爺ちゃん一人とヤンチャそうな兄ちゃん一人が座っている卓だった。

シューも中盤やたらとタイが多いシューの様だ。

私は自分をタイ取り名人だと思い込んでいる。
そして、私の勝ちパターンとしては絶対的に不可欠な要件なのだ。
余談だが、「切れ」を拾うことも私の勝ちパターンの要件の一つだ。

「切れ」を拾う時は小さく打つ~という言葉があるようだが、私は「切れ」を拾う時こそ大きく打つをモットーとしている。
こういう場合は概して「一人旅」になるケースが多い。
したがって周りに対する配慮の一つとしてのベットアップという意味もある。
これは「切りに行く」という行為に他ならない。

「切れるかもしれないな~」ではベットアップは出来ないだろう。
誠に恐れ入りヤスガ~「切らしてもらいやす」という意気込みでなくば、ベットアップは出来ない。
KYと言われようが何しようが、己の信念と感性に従順であれ・・・

あの様な席で「良い人」と呼ばれたところで、既にこの世を去った、祖父や祖母は褒めてはくれまい。

高い交通費をかけて来ているのだ~誰に遠慮がいるものか~イケイケドンドン!!
一人旅の時、しぼるかしぼらないか・・・ここはケースバイケースである。

逆張りに、自分の出世の妨げになる相手が居る場合には、基本的に自分では絞らない。

ディラーに「無情」「無表情」にめくらせる。
これで私が勝つと、通常は相手が沈んでくれる。
そして、ここから本当の戦いは始まることになる。

そして、ここから私はクリスタルで勝って、エリートルームで負けるという「死のループ」にハマることになる。

クリスタルの初戦は結果的に8万円程の浮きで手じまった。

けして大きくは打たず、ジリッ~ジリッとした戦い。
ベットは300~1500までの間。
2回続けて抜けたら、2回はルック。
タイ目が見えたら、必ず張りに行く。
なんとか絵になりそうな展開にも見えた。

原点まで、あと3万か~「ひより虫」の声が聞こえ始める。
同時にテーブルに一人のゲストが入ったことで、ゲームが止まる。

カバンから札束を鷲掴みにする若者。
中国バブルの波に乗った若者だろうか~正に束だった。
輪ゴムで止めているのが一般的な「経済成長」と乖離したところから派生する「臭い」を漂わせている。

若いころの私なら、お~稼いでいるなぁ~頑張ってるわけだ~と見れていたと思う。
そこに漂う「臭い」を感じるとることに、なんの意味も見出すことは無かったはずだ。

ひより虫は、原点までの「道案内」を囁く。
この前がこうで、その前が・・・だからこのあとはプレーヤー、そしてその次も・・・
いや~まてまて・・・このケーセンは前回のシューでも出てたな。。。
どれどれ~うんうん~やっぱり~てことは・・・バンカー鉄板でショ!!で次は、横でしょ。
2000、2000で元は確定。

「逢魔が時」という言葉がある。
一般的には日常生活の夕暮れ時を指す言葉がそれにあたる。

わりと良い流れが出来あがっており、ヨシヨシ~と思った瞬間、何処からともなくその「時」は
忍び寄ってくる。

金持ちの若者は、第1手をバンカーに2万ドル打ちこんだ。

無理なんだなぁ~私自身が、勝ちパターンに向けて仕上がっていれば、バンカーについていける。
しかし、初戦でマイナス15万という負の遺産を背負った処からのスタートであるため、受け入れる
懐の深さが無い。  15万が150万でも、15000円でも一緒だ。
マイナスという事実が余裕を持つことを遮る。

当然、プレーヤーで受ける。
他の参加者の張りを見ながら受ければいいのだが、こういう時に限って「先受け」しに行く。

よっしゃコンカイ!!

他の参加者は全員ルック。まじかよw

これで勝負あり。そう思った。そういうもんだ。こんなもんだ~アヤごとなんぞ。
勝負前に既に心は折れていた。

ディラーにオープンを指示すると、案の定バンカー8ナチュラルで決まり。
当たり前のように次の手も落として、席を立った。
席を立てただけでも良しとしなくてはならないところだろう。

ゲン直しに地下通路でも散策してみるか~いやいや、取りあえず寝よう。

初日トータル ▲70000円 1勝1敗

つづく
駄文が思ってた以上に長くなってしまいました。ごめんなさい。
まだ初日だってwww


このReportへのコメント(全 2件)

2012/12/12(Wed) 21:48

winnあつを

いや~なにが駄文ですか。ここまで一気に読みました。
読ませ力 ハンパないっす。
>あの様な席で「良い人」と呼ばれたところで、既にこの世を去った、祖父や祖母は褒めてはくれまい。
ほんまその通り!
初日70000円マイナス?まだまだこれから!2時間もあればもど…せ…ますよね…。


2012/12/13(Thu) 04:52

パラダイスⅨ

winnあつを様

うへっ~♪♪コメントだぁ!!有難うございます♪♪
コメント頂けると思っていなかったので、メッサ嬉しいですw
■15年ぶりのマカオに溺れる「完結編」L3本
をアップしてあるんですが、まだ反映されてないみたいです。
また是非読んで、笑ってやって下さい。変な奴です(爆)

これからも宜しくお願います。


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