リゾカジ カジノレポート

バカラプレイヤーの旅日記(マニラ編)

* アジア 2013/ 11/ 08 Written by 泰国菜

コメント( 4)

2013年9月が私の初めてのフィリピン訪問でした。マレーシアから入り、2泊でシンガポールへ戻る強行日程でしたが、初日パビリオン、2日目はRWMで勝たせていただき、また、ディーラーのいいかげんさが心地よく、すっかりマニラが気に入ってしまいました。
英語が日常の中に浸透しており、アメリカ映画も字幕なしで放送されるくらいです。ディーラーとの会話を楽しめたのが大きいのかもしれません。
主戦場であるマカオでは、当方の片言広東語、普通話で意思を伝えるのが精一杯なのです。。。



前置きが長くなりましたが、10月もマニラへ行ってきましたので、駄文ながらその時のレポートをさせていただきます。


初日、成田発のデルタでマニラへ向けて出発・・・のはずが、チェックインカウンターで2時間のディレイを告げられます。
幸先が悪いなと思いつつ、仕方がないのでデルタラウンジでビールを飲みながら時間を潰すことといたします。

マニラ着は深夜でした。イミグレーションは長蛇の列です。スポーツ選手と思われるアフリカからの集団がその7割を占めており、なかなか前へ進みません。30分かけて列を抜け、予約しているRWMのレミングトンホテルへ向かいます。

気合いを入れて卓に座るも、いきなりバカラで6連敗です。7には8、8には9で負ける展開で、疲れた体には堪えます。本日はあきらめてビールを飲み、負け逃げといたします。


翌日目覚め、懲りずにバカラ卓へ座ります。今度は徐々に増える展開で、2時間ほどで40000ペソのプラスです。
調子がいいと判断し、3Fの香港ドルベースの卓に向かいます。丁度ミニマム1000香港ドルの卓がオープンしており、先客はいません。20000ドルのバイインで勝負開始です。

ここの良さは、フリーゲームがいつでもできることです。連敗が続いて迷いが生じると、ディーラーからフリーゲームを勧めてくれます。従って、当方のプレイもサンミゲルを飲みながらゆっくりとしたものになります。お腹が減ったらサンドウィッチを持ってきていただけますし、煙草も2箱用意してくれました。ピットボスの一人は上野で縫製関連の仕事をしたことがあるらしく、日本の話を興味深く聞いてくれます。
2時間後、連敗が続き、「もうやめたほうがいいよ」とのありがたい忠告に従い、3000ドルのプラスで辞めることとします。

サンミゲルの酔いも手伝い、帰ってすぐ眠りにつきました。

2時間ほど眠り、すっきりした気分でブラックジャック卓へ座ります。が、いきなりの7連敗です。卓を変えてブラックジャックを続けるも、ディーラーも呆れるくらいバーストします。バカラへ移るも流れは変わらず、結局30分ほどで40000ペソを失います。

気分転換に食事といたします。前回も訪れたパビリオンホテル近くの中華でフカヒレスープをいただくことにしました。カジノへは行かないつもりでしたが、念のため500米ドルを持っていきます。

一人では多すぎる量の食事をいただき、お腹も膨れました。気づいたらふらふらとパビリオンのカジノへ向かっています。。。

ここの良さはレートの低さです。2Fの禁煙フロアでは300ペソからプレイできます。ディーラーも適当で、勝っている人からはチップを取ろうとしますし、地元の方が中心の客も気前よくチップを払っています。

ここでも流れは変わらず、持参した500ドルに加え、キャッシング20000ペソまでやられてしまいました。
前回バカラで共闘した男性が私のことを覚えており、「調子はどうだ?」と話しかけてきますが、答える元気もありません。他の客とも親しげにしているこの人はいったい何者でしょう。。。

予定外の場所ですっかり長居をしてしまい、時刻はすでに深夜1時です。RWMに戻り最後の勝負を開始です。当日8時前の飛行機で帰らなければならないため、残された時間はあと5時間程度です。

それにしても勝てません。感覚としては2割くらいの勝率でしょうか。
気持ちも滅入っているところ、挙句の果てには人間罫線とされてしまい、ストレスが溜まります。自分でカードを絞ると負ける気がして、そのままディーラーへ投げ返します。このような精神状態で勝てるわけがありません。手持ちのペソが底をつきます。

もうだめだ・・・と思いながらも、気づいたら昼間に勝った3000香港ドルをペソに替え、ミニマム700ペソのPontoonで2ハンド勝負をしていました。が、意外と調子がよく、20000ペソほど増えます。久しぶりのプラスです。

この時点で5時30分。残りはせいぜい1時間です。調子が良いとはいえ、Pontoonでは負けを取り戻せる気がしないので、3Fへ向かい、ミニマム4000ペソの卓をオープンしてもらいます。共闘するのは独り言を話すおじさま。一進一退の勝負が続きます。

このおじさま、話してみるとなかなか面白く、埼玉で仕事をしていたとのことで日本語も話します。日本では競艇ファンだったようで、しきりに競艇を勧めてきます。
私の数倍は資金があり、ビスケットを積み上げていますが、会話を始めてからは全て絞りを私に任せてくれます。


・・・神様は見捨てませんでした。最後の最後でタイを3回挟んでバンカー18連勝です。バンカーが切れたら仕舞いにしようと思いつつ、結局シューの最後までバンカーでした。最後の2回はプレイヤーのナチュラル8をナチュラル9で返す荒業で、これまでのバカラ歴でも最高の罫線となりました。

ふらふらの体で空港に向かい、出発55分前に到着です。空港職員に「酒くさいですよ。水をたくさん飲んでください。デルタはうるさいですから。」と日本語で諭され、あいまいな返事をしつつ機内へ入ります。そこから先は記憶がなく、溶けるような感覚で眠りにつきました。


RWM(1F):-20000
RWM(2F):+40000
RWM(3F):+3000HKD
パビリオン:-500USDと-20000
RWM(2F):-100000
RWM(3F):+235000
------------------------------
計:+130000


今回も若輩者の稚拙な文章にお付き合いいただいた方、ありがとうございました。


このReportへのコメント(全 4件)

2013/11/18(Mon) 15:50

GAKU

>泰国菜さん:

フィリピンレポートをどうもありがとうございます(^_^)

行ってみたい場所のひとつでしたが、今はただ台風被害からの復旧・復興を祈るばかりです。


2013/11/23(Sat) 17:56

泰国菜

GAKU様

コメントありがとうございます。

私も自然災害のニュースに心を痛めております。
彼らの天性の明るさで、前向きに進んでいくと信じるのみです。

是非いつか訪れてみてください。


2013/12/08(Sun) 19:01

龍次

〉泰国菜さんへ

初めまして。

私も先月、RWMに初めて行きました。
マンゴージュースは、うまいし、なかなかいいcasinoですね。
間違いなくお気に入りcasinoのひとつです。

それにしても、8対9の勝利が、2度、連続するとは痺れますね。
格好いいです。
友人の和田さんなら、「八丈島のキョン!!」と言って、おおはしゃぎしていると思います。


2013/12/09(Mon) 23:28

泰国菜

龍次様

コメントありがとうございます。
仰る通り、クオリティの高いカジノだと思っております。

マンゴージュースですが私は未体験なので、次は必ず頼んでみます。
横が長いL字の中で8対9の勝利、非常に痺れました。パーシューガウ!と一人で叫んでおりました。


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