リゾカジ カジノレポート

Air-fair(飛行機代) 欲しさにplay して$50,000敗けるなんてバカですよ!by BELLAGIO host

* ラスベガス 2014/ 03/ 17 Written by 龍次

コメント( 2)

Las Vegas BELLAGIO に行って来ました。
その様子をレポートします。

今回のair は、ANA Cクラス。
全席通路側の配置で快適です。
フルフラットシートです。
寝間着も貸してくれます。
これは、とてもくつろげます。
お勧めです。
Cクラスは、CAの笑顔の回数がやけに多いですね。笑)

行きの乗り継ぎは、San Francisco 。
今回、UNITED は、ターミナル3から離陸。
前月は、いつもと違いターミナル1から離陸で大慌て。
今回は、UNITED club で、小休憩。
毎度のよく熟してないバナナを食べる。笑)

いつも、いつも遅れるUNITED が定刻7分前にgateを出発。
なにやら、luckyな予感。

無事にBELLAGIO に到着。
あるhostが、言っていました。
「BELLAGIO の雰囲気に飲まれないように
頑張ってくださいね。」

飲み込まれるような雰囲気とは、何か?

それは、重厚さ、客層の良さらしい。

彼曰く、
Wynn と BELLAGIO には、客層の良さを感じると。

確かに、私もWynn には、客層の良さを感じる。
どこか調子こいているような輩が多い。

BELLAGIO は、どうか。
Baccarat room では、strip の他のcasino に比べて、
欧米人が、多い。
All Asia ではない。
そこが、違いか?
卓は、12台。充分な広さだ。

重厚さの1つにdealer の制服が、あると思う。
ジャケットに蝶ネクタイだ。
このスタイルは、私の知る限り、他には、
MGM と Caesars Palace ぐらいだろう。

dealer の制服だって重要だ。
①ジャケットに蝶ネクタイ着用

②ジャケット着用、蝶ネクタイなし

③ジャケットなし、蝶ネクタイなし、ベスト着用

④ジャケットなし、蝶ネクタイなし、ベストなし。
この順番で、casino の品格が、下がっていく。
そのように私は、思っている。

Dealer が、蝶ネクタイならば、こちらもそれなりの格好で挑むべきである。
目には、目を。歯には、歯でしょうか。
で、私は、同じく蝶ネクタイでplay することにした。

安部譲二が、以前、FOCUS に書いていた。
「トレーナー、ジーパンで博奕をするな。」
正しく、その通りだと思う。

昔、付き合っていた、じゅんちゃんと言う女性がいた。
彼女は、元銀座のホステス。
曰く、baccarat の正装とは、「お着物でbaccarat !」
何度もその出で立ちで、打っていたそうだ。
格好いい。

「トレーナー、ジーパンで博奕をするな。」
の精神に通じている。

隣のbar のグランドピアノの音色
ジャズが、聞こえる。
ここBELLAGIO のbaccarat room は、
隣のbar からグランドピアノの音色が聞こえる。
ピアノの音色を聴きながらsqueeze するbaccarat には、
確かに重厚感がある。

BELLAGIO は、良くも悪くも混んでいる。
良く言えば、賑わっている。悪く言えば、単に混んでいる。
部屋、レストラン、massage 、show、弁当、
request通りに取れたものはひとつもない。
そして、ご新規様に冷たい。
ふたこと目には、「実績が・・・。」と言う。
私は、Las Vegas に30回ぐらい来ているが、
こんなことは、初めてである!
それは、つまり混んでいるから?

Air-fair の事でhost に基準を聞いてみた。
かしかし、基準を改訂中とかで、明解な答えは、得られず。
曰く、「Air-fair 欲しさにplay して$50,000敗けるなんてバカですよ!」
私「ふ~ん」

これがあとからえらい事になるとは・・・。

長旅の到着日は、massage が最高。
長めの80分コースがいい。
飛行機の中では、寝たような、寝ていないような。
私は、このmassage 中にいつも寝込んでしまう。

第1日目
第1shoe は、どうしようもない小目。
約マイナス$4,000。

次のshoe で少しずつ戻す。
これが、当たれば元という局面まできた。
Bet は、Bに$3,000。
私が、bet honor 。
Pは、house

Pを2枚開けさせる。
4+2=6

いつものように、1枚目は、パチンと音を鳴らして開いて投げる。
7だ。

俄然盛り上がる。
皆で、「モンキー!」

がしかし、
私「just moment ! 」

小声で言う。
「no side 」

一同「チョイ、チョイ。」

今度は、縦をsqueeze 。

頭が、出てしまった。
その一部を折って、皆に見せる。

「チョイヤー、チョイヤー!」
声援がより一層大きくなる。

私は、「ツーナ、ツーナ!」
といいながら、ジリジリと縦にsqueeze 。

抜けた。
2だ。

P6対B9
見事にBの勝利。

本日の成績は、プラス$600。
少額ながらも、初日の勝利は、嬉しい。

第2日目
P1目のBすだれ満月。
その後、チョップチョップ(横テンコ、ピンポン)。
良い罫線であった。

卓は、満席なのにちょっと席を外したら、私のボックスに椅子を入れて他人が張っている。
No. 8ボックスを2人で使えと言う。
こいつは、狭い。
悪い環境だ。
蟹工船!

割り込んできた隣のおやじは、いやな奴だ。
イタリア系のようだ。
彼女を連れている。

葉巻を吹かしている。
Honor でカードが来ても
カードに手を触れず、葉巻にゆっくりと火を付けたりする。

はよせんかい!
皆が待っているんだから!
と小声で呟く。

ムカつく。

ウブロの腕時計が光っている。
毎回、Pに$14,000 bet 。
カネは、持っていそうだ。

私は、20年以上baccarat をしているが、
彼女を連れているおやじで、勝った奴を見た事がない。

なので、今回もこのおやじの反目をはる。

しかも、連れの彼女の性格がとにかく悪い。
P honor 例のおやじ、B honor 私の局面。
P 3枚引き終わり5、
B 3から3枚目の局面。

連れの女が、大きな声で叫ぶ。
「ピクチャー、エース、ピクチャー、エース!」

うるせー!
頭にきた。

こちらもでかい声で言い返してやった。

「bitch !!」

危うく喧嘩になるかと思った。

そのあと、おやじがとった行為はこうだ。

B honor に私がならないように、
自分のchip を使って、連れの女にBに張らせるのだ。
私が$1,000張れば、$2,000
私が$2,000張れば、$3,000
・・・
切りがない。
そのおやじの方が、多くchip をもっている。
私のmarker は、$51,241
そのおやじは、$100,000ぐらい持っている。

Pのhonor は、そのおやじ。
Squeeze する。
Bのhonor は、連れの性格が悪い女。
その女は、squeeze しない。
全てface up

そんな展開が、暫く続く。

ムカつく!

第2日目の成績
その後のshoe で、チョップチョップ(テンコ、ピンポン)が11目出た。
「テンコは、続くよどこまでも」
言い古されたフレーズである。
罫線に恵まれ、プラス$14,300
トータル プラス$14,900

今日の夕食は、レストラン ピカソ。
店内に飾られたピカソの絵画。
重厚な雰囲気のレストランです。
メニューに値段が書いてありません。苦笑)
BELLAGIO と言えば、ピカソ。
とばかりに、意外と日本人が多い。笑)

Show「O」を観た。
Hostに頼んでど真ん中の最前列、
セクション103のA1とA2シートをrequest。

何故、その席にしたのか。
それは、舞台でピエロと踊りたいから。
ピエロと踊れるのは、観客約2,000人の内わずか2名だけ。
それも、舞台に招待される席は、だいたい決まっている。
なので、セクション103のA1とA2をrequestしたのです。

requestは、通らずC15,16だったが、無事に連れの彼女が、ピエロに招かれ舞台で踊る事が出来た。
彼女にとっても、良い思い出です。

第3日目
深夜の2時にLas Vegasでは1時間の時間調整があった。
サマータイムの始まりである。1時間早まる。
私は、これをピカソで一緒に食事をしたLas Vegasに住む友人から聞いた。
Japan marketing からは、何の知らせもなし!
私は、Las Vegasに30回ぐらい来ているが、こんな対応は、初めてである!怒)

第3日目成績
プラス$3,600
トータル プラス$18,500


この日の食事は、restaurant Yellowtail(はまち)
日本食restaurant。
Patio 席は、噴水が間近に見えて綺麗である。

第4日目
午前中のshoe で、$11,400勝った。
トータル約$30,000勝っている。

昼食を挟みhost にpoint を確認。
Air-fair には、560point 足りない。
RFB +massage 2にもcompが、少し足りないようだ。

560point を消化するには、逆算すると、
Average bet $1,000で、あと26hand

迷った。
日程は、あと1日半ある。

Las Vegasのあるホテルのスーパーバイザーに友人がいる。
彼に会った。相談してみた。
続けるべきか、止めるべきか。

答えは、意外と早かった。

あと26hand なら、やるべし。

また、始めた。
がしかし、目が悪い。
ツラもなければ、チョップチョップもない、中途半端な小目だ。
そして、席を立つにも立てない。

想定外の$8,800を失う。

でも、まだトータル プラスである。
そう自分に言い聞かせて就寝。

第4日目成績
プラス$2,600
トータル プラス$21,100

第5日目
止められずに、結局、卓につく。

敗ける。
ずるずると敗ける。

6は、7に。
7は、8にまくられる。
8、9は、来ない。

トータルプラス$1,100迄落ちた。

もう終了する。
$1,100とair-fair $2,500を貰って帰る。
昼食を挟んでそう決めた。

がしかし、卓の罫線を見ると
チョップチョップである。

「marker 20 thousand !」
次の瞬間、思わずmarker を切っている自分がいた。

軽く張った$1,000は、あっさりと敗け。
チョップチョップは、終了した。

「飛び込み自殺」
入った途端にツラやテンコが切れて敗ける事をよくこう言う。

次の$1,000もあっさりと敗け。
もう席を立てない。
取り返しに走る。

ところがやることなすこと外れる。

それでも、手が止まらない。
No tomorrow 博奕
パンクの博奕だ。
「行け~!」とばかりにbetする。
行きの飛行機で観た「永遠のゼロ」の特攻シーンが、
何度も頭をよぎる。
俺は、baccarat の特攻隊か。
どの手にも張る。
どの次の手も鉄板に見える。
がしかし、ことごとく敗ける。
あまりに敗けるので、squeeze する気力も失せてきた。
どんなにsqueeze をしても、cardは、変わらない・・・。
ヤル気喪失状態である。

既にマイナス$15,600だ。

早めの夕食を軽めに取った。
考えた。
もう、後に引けない。

とことんやるしかない!

残りのmarker は、$5,200
One hand で$5,000をPにbet する。
そして、勝ったらPに$10,000bet する。
勝てば、プラス$15,000。
以前、Gold Coast jupiters で成功した手だ。
柳の下に2匹目のドジョウは、いるか?
成功すれば、ほぼチャラになる。
敗ければ、マイナス$20,600

PBPBPBPBP
P*P**BPBP
P*P**B**P
P*P**B**P
P*P

この局面Pが、伸びている。
5目迄伸びているPが、2つある。

この4目のPは、5目になるでしょう。
Pに迷わず$5,000 bet 。

P honor は、私。
B は、house

例によって、先にBを開けさせる。
ピクチャー+5=5

1枚目をパチンと音を鳴らして投げる。
6だ。

2枚目を縦からsqueeze

あっさり額が見えた。
ピクチャーだ。
でも、一様スタンディングだ。

P6対B5

Bの3枚目。

デカイ声で叫ぶ。
「モンキー!!」

ペロッと出てきたのは、クラブのking !
$5,000bet に勝利した。

あと1手勝てばチャラだ。
$10,000bet をする。

局面は、こうなった。
PBPBPBPBP
P*P**BPBP
P*P**B**P
P*P**B**P
P*P*****P

Pが、5目で揃っている。
次は、PかBか?

私は、3回目が揃った時は、伸ばす派だ。
中国人は、ノーベットか反目が圧倒的に多い。
3度目の正直
そう言って伸ばすのだ。

Pに$10,000をbet 。
P honor は、私だ。

いつものように、
「banker open please . 」

Dealer 「no !」
あれ?!
Banker にbet しているヤツが1人いた。
しかもmin bet $100 だ。中国人。

私の1/100のbet だ。
少し嫌な予感。

Baccarat は、得てして少額bet の方に落ちるものだ。

仕方なく、Pからopen 。
力なく、5+8 = 3

B 、いっちょまえにsqueeze されて、
9+5=4
普通baccaratのマナーとして、反対サイドの1/100betの場合は、
軽くsqueezeかface upだ。
失礼な中国人だ。

Bからの4条件となった。
私は、Pに張っている時にBの4条件を掛けられるのが、
嫌いだ。
敗けた時に特に悔しい。たかだか4に・・・。
いや、苦手である。
何回も敗けた記憶がある。

3枚目をsqueeze する。
ジリジリと横絞りだ。

足がある。

ジリジリ

ひとつ抜けた。
2side か 3side だ。

2side なら、足して7か8。
良い感じである。
3side だと6を引くしかない。
とても厳しい。

ジリジリ、ジリジリ
時間を掛けてゆっくりsqueeze する。
ここは、大事な所である。
「消えろ、真ん中のマーク!」


あっ・・・

真ん中にマークが、出てしまった。
3side だ。

ショック!
もう、一気にsqueeze した。

ガビ~~ン!!
出てきたcardは、
「8」。
決まりである。

$10,000を失った。
敗けトータル$20,600だ。
あの止めようか迷った時から、
約$51,000敗けてしまった!しょんぼり)

「言った通りになっちゃいましたね~。」
とBELLAGIO のhost

敗けた客に言うかね!
傷口に塩である。
大きなお世話だ。
Baccarat は、恐ろしい。
高い授業料だった。

Average bet :$1,128
Max bet : $10,000
Play 時間:17時間50分
Point :15,704P(air fairは12,500Pから)

以上


このReportへのコメント(全 2件)

2014/03/30(Sun) 11:11

龍次

本日、BELLAGIO のhostから連絡がありました。
Air-fair が、$4,000になったとの事。
3月の分も対象なので、$1,500支払うと。

Lucky !
今度は、その$1,500欲しさに渡米して、大敗けしないように注意しないと。笑)


2014/03/31(Mon) 12:13

龍次

訂正です。
air fair→X
air fare→○


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