リゾカジ カジノレポート

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*マカオ

澳門黄金週間2014 【破】

Written by マカオの帝王

投稿日:2014/06/04

コメント(2 件)

*

Casiono Report

■ 5月4日(日)

12時にチェックアウトする。
せっかくマカオに居るのだから本格飲茶を食べる為に、リスボア内の “日麗” に行くが予約で満席とのこと。
それで仕方なく,その上のフロアの潮州料理店で飲茶を食べるが、味は今一つであった。
(その上、エリートルームで貰ったお食事券も、何故かここでは使えず……)

タクシーで今日から最終日まで3日間の宿となる、グランド・ラパ(旧マンダリン・オリエンタル)に向かう。

このグランド・ラパの集美娯楽場は、今は昔の1990年代に、若き日の当方がリスボアと並び、主戦場としたカジノである。

リスボアの喧騒も嫌いでは無かったが、初日にリスボアの鉄火場で軍資金の75%を失う、といった痛手を負った際などに、一度リセットして、ここ集美のこじんまりとしたカジノの僅か2台しかないブラックジャックでそれを倍にし、更にそれをここの、たった3台しかない平場の大バカラ台で倍にしてチャラに戻し、そこからリスボアにリベンジで乗り込み、初日に失った分を “倍返し” で奪い返す!といった荒業を何度も行う際の拠点となったのが、ここである。

お隣にサンズが開業してから、一旦はカジノを閉じ、その後復活した、と風の噂には聞いていたものの、中々足が向かなかったのだが、今回の旅のテーマを“老澳門回帰”と定めた以上、ここを外す訳には行かなかった。

チェックインし、12階の部屋に入る。

「アナタ! ここはリスボアみたいに変なお姐さんが歩いてないから、落ち着いて良いわねぇ!」とリンちゃん。

頷きながらテーブルをみると、昔と同じく歓迎用のフルーツが置いてある。

剥くのが面倒なので、今まで一度も食べたことは無かったのだが、リンちゃんが剥いてくれたので食べてみる。
味は日本のスーパーで売っているフルーツの方が甘くて美味しいと思うが、何事も経験である。

荷物を整理すると、ここでのバカラは夜のお楽しみとして、まずはギャンブラーとして本日の“米の飯”を稼ぐ為にMGMへ向かう。

(注)“米の飯”とは、所謂一つの業界用語で、バカラで言うならナチュラル連発での大勝利! BJならビッグベットにBJ炸裂! 競馬なら大穴! そんな華々しい勝利(ご馳走)は滅多に無いので最初から期待せず、バカラなら6点でのスタンディングの、BJなら1点差の、競馬なら本命での僅かな、しかし貴重な勝利のことを指します。この“米の飯”の積み重ねがギャンブルでは重要です。

MGMでは5卓中1卓だけサードベースが空いていた。
当然、そこに座るがリンちゃんが、
「アナタ! この席ではアナタは前に負けたよ。他の席ならどこでも勝つかトントンになると思うんだけど、この席は良くないよ……」と不吉な予言を口にする。

そうは言われてもサードベースが空いているのがここだけな以上、仕方がないのでバイイン3万$で“米の飯”を稼ぐ為にプレイスタート。

1時間後、リンちゃんの風水的な予言は的中した。

BJは殆ど出ず、ダブルは決まらず、スプリットは共に全滅し、爪楊枝も増えず、バイイン分は約半分(1万5千$)にまで減少した。

「アナタ! 前の台の左端が空いてるわよ! 移動したら?」

素直に従い引越しする。

恐る恐るプレイスタート。

勝つ。

勝つ。

勝つ。

1.5万 → 2万 → 2.5万 → 3万

あっと言う間に原点に復帰する。

その後もプレイ続行する。

勝つ。

勝つ。

勝つ。

3万 → 3.5万 → 4万 → 4.5万

本日の目標であるプラス1万$を突破する。

と、ここで進撃にストップがかかり、何故か増えなくなる。

「アナタ! 前にここで会った中国人のおばちゃんの話を覚えてるだろうなぁ。あの人たちはこう言うた。『ここでは一日に1万$は勝てる。けど、それ以上欲張ると負ける』 分-かったなぁ!」

『確か今回、初日に3万$勝った筈なんだが……』と思いつつも、現実問題として進撃にストップがかかっている以上、妥協の産物として、原点+勝ち(1万)=黄色チップ10枚のスタック4本、はリンちゃんが管理しつつ、その他のチップ(約4千)で継続して勝負し、それが無くなれば終了する、と決まる。

『なーに、1.5万が4.5万になったのだ。これが5万、6万、いや10万になっても当然さ!』

そう思いつつゲーム続行するが、ジリ貧の流れは変わらず、端数部隊は全滅した。

結局、昨日と同じく当方はジャスト1万$のプラス、リンちゃんはお気に入りの250$チップ8枚少々を獲得し、互いに“米の飯”を食べたことに満足して席を立った。

MGMを出ると、プレイ中は賭博欲に抑えつけられていた食欲が頭をもたげ、何か食べることになり、リンちゃんに希望を尋ねると、
「カエルの店!」とのこと。

メトロパークホテル近くにある、小汚いローカル中華の店だが、そこにはリンちゃんお気に入りの“蛙のピリ辛炒め”がある為、澳門滞在中にお約束として一度は足を運ぶことになっていた。

店に入るやいなや、リンちゃんは表記の“蛙のピリ辛炒め”の特辛!?と白ご飯を注文する。当方は無難なところでワンタン麺と野菜と青島ビールを頼む。
どこに肉があるのか分からないが、美味しそうにパクパクと蛙の足を食べるリンちゃん。

「アナタ! カエルは美味しいねぇ♪ ワタシはカエル大好き! アナタも食べてみたら?」と勧められるも、少し前に書店で斜め読みした“カエル男とタガメ女”という本の内容が脳裏をよぎり、何だか共食いになるような気がしてお断りする。

食事を終え、グランド・ラパまでブラブラ歩いて帰る。

シャワーを浴び、少し休憩した後に、ホテル内にある“集美娯楽場”に出撃!

いつもはリンちゃんは、何着かの持参した服を毎日着替えるのが常なのであるが、今回は日本で出発当日に梅田で購入した、雑誌“RAY”のモデルと同じワンピースが縁起が良い、との風水的判断で、同じ服、同じ時計、同じネックレス、同じ指輪、で負けるまで通すことにしたそうであった。

最後に来たのがいつだったか、今となっては思い出せない程過去のことになるのだが、落ち着いた雰囲気は昔のままであった。

スタッフから、
「パスポートを出してメンバーになれば、1万$毎に110$のキャッシュバックを進呈する」と勧められ、一応メンバーになる。

取り合えず2万$だけ交換する。

ミニマム千$の空き台に座る。

久しぶりの、“集美”でのバカラに、何となく心が弾む。

バンカーに2千$をベットする。

プレイヤーは5.

バンカーは絵札+6=6

『米の飯、米の飯……』と心の中で呟く。

プレイヤー、ゴン(絵札)でバンカーの勝利が決まり。

次は引き分けで、さてどうしたものか? と考えていると、リンちゃんが隣の男と何やら中国語で会話した結果、「アナタ! 次はプレイヤーが勝つ、とこの男の人は言ってるわよ」とのこと。

(注)以下、映画俳優の金城武を不細工にしたというか、サカナ評論家のサカナくんをハンサムにしたというか、要するにそうした傾向の顔の彼のことを、“武クン”と呼ぶことにする。

武クンの予言に逆らって負けるのも面白くないのでルックすると、予言通りプレイヤーがナチュラル9で勝つ。

「アナタ! 次はバンカ―が勝つと武クンは言ってるわよ」とリンちゃん。
素直にバンカーに4千$をベットすると、あっさりとハウスプレイヤー:1に対し、危なげなく6+2=8で勝つ。

「アナタ! 次はプレイヤーが勝つと武クンは言ってるわよ」とリンちゃん。
半信半疑ながら、プレイヤーに千$をベットし、左手一本でサクっとめくると、何とナチュラル9!

時折、武クンから「今回は自信が無いので見送り……」と言われた際には、素直に見送り、それ以外は“予言”がバンカーの際には厚く、プレイヤーの際には薄く、といつもの“オール・バンカー”戦法ではなく、“オート・ドライバー”戦法、とでも呼ぶべき、何とも他力本願な、情けない作戦でプレイすること約2時間、驚異の平均勝率75%でバイインの2万$は6万$超となった。

以下、今宵の予言好調時の25ゲームの罫線もどき;
(注)Bはバンカーの勝利、Pはプレイヤーの勝利、Eは引き分け、○は当方の勝利、×は当方の敗北、△は引き分け、?はルックを意味します。

B?、B○、B○、B○、P×、B○、B?、P×、B○、E△、B○、P○、B○、B○、
P○、E△、P×、B○、B○、E△、P○、P○、B○、E△、E△、

25戦で15勝、3敗、7引き分け(ルック含む)この間の勝率:83.3%!

「アナタ! もう“路”の爆発は終わったんだって。3つの“路”がバラバラになっちゃったので、これから先はどちらが勝つか分からないんだって」とリンちゃん。

「成る程、それじゃ、この辺で一旦今日は終了とするか……」

獲得したチップをキャッシュと交換する。

「アナタ! 武クンに何かプレゼントをあげましょうよ。確かパーカーのボールペンと外国の煙草が残っていたでしょ」

素直に賛成し、武クンと部屋に一緒に戻り、ささやかなプレゼントを進呈すると共に、「明日の晩ご飯をご一緒しましょう、そしてまた宜しく(また勝たしてくれたら、今度はもっと良い見返りがあるよ)と仄めかして別れる。

『MGMを中心に3日間BJで悪戦苦闘して“米の飯”を積み重ねたのがやっと4万$なのに、まだ20代と思しき若者の“操り人形”となって、ペラペラとカードを絞るだけで、僅か2時間で同じく4万$の勝ちか……』

何だか勝った気がしないが、勝ちは勝ちだ。

机の上で千$札を分類する愉しい“リゾ”を始めるが、外のコンビニでビールを買い忘れたことに気が付く。

今から出ていく気はしないが、“リゾ”にビールは必要である。

備え付けの冷蔵庫の中には、良く冷えた日本の“一番搾り”が……。

平均勝率77%の予言付きバンカーに8千$ベットするのには、10秒しか躊躇しなかったのに、ミニバーの中の、50$+TAXの缶ビールを飲むかどうかについては散々躊躇った後に、結局地下で強制労働に従事中の、賭博漫画の主人公“カイジ”のように誘惑に負け、一気に飲んでしまった。

しかも、一本飲めば後は同じと、続いてハイネケンにも手を出す始末。

まぁ、BJと合わせると5万$のプラスとなったことに対する、ささやかな“自分へのご褒美”と考え、ほろ酔い気分でベッドに横たわる。


■ 5月5日(月)

「アナタ! 昨日はイッパイ勝って良―かったねぇ」とリンちゃん。

頷きながら本日の“ゲームプラン”を考える。

最初は今日も今日とて“米の飯”を獲得する為、MGMのBJで決まり。

最後も昨日と同じく、このグランド・ラパの集美娯楽場で、武クンのアシスト付きバカラで決まり。

問題はその間であったが、リンちゃんからCOD(City of Dreams)の中の免税店で資生堂の化粧品を買いたい、との希望が出された為、BJ終了後にCODに移動し、ついでにここのポーカールームを除くことに決定。

幸い、雨は止んでいたので、散歩がてらに裏道を歩いてMGMへ向かう。
途中のタイ料理屋でランチを食べるが味はイマイチ。
兎に角、MGMに到着する。

「アナタ! ここではいつも1万$しか勝たないけど、途中で瞬間的には1万5千$勝っているわよね? だから今回は、勝ちが1万5千$になったら即止めるのよ!」
と、リンちゃんから“本日の攻略限界ライン”を示される。

リンちゃんの考える、“良くない台”を避け、マァマァの台のサードベースに座り、目標額の倍の3万$をバイインし、プレイ開始。

台の見立てが良かったのか、それとも日頃の行いが良いせいか、黄色の千$チップは順調に30枚 → 40枚 と増えたが、そこでストップがかかる。

リンちゃんお気に入りの青い“トラ”の250$チップも0枚 → 8枚と増えるが、そこからなかなか増えなくなる。

そうした中、6番に千$、7番に1,500$とベットした際、ディーラーカード7に対し、
6番に88、最終の7番に99が配られる。

まずはペアを二つゲットし喜ぶリンちゃん。

但し当方の場合、ペアにはミニマムの25$しかベットしない為、勝負はあくまで本線が重要である。

6番の88は無条件でスプリットだが、7番の99については考えどころであった。

ディーラーが7の場合、まずは18以上となることが必要である。
99の場合、このままでその必要条件が達成されている訳であるから、一般的なB/Sではステイとされている。

但し、今回は共にスプリットして勝てば、一気に目標達成の場面であるので、兎に角6番ボックスの88をスプリットして様子を見ることにする。

共に絵札で、予想通り18となる。

さて、問題の7番ボックスである。

右脳に問いかけてみる。

〖このままステイでも勝つけど、スプリットすればもっと勝つと思うよ……〗

それなら、右脳の指令に従い、スプリットを宣言する。

1枚目:5で14

嫌な感じだが、これはヒットするしかないので、もう1枚要求するとまたまた5で19となりステイ。

『もしスプリットしなかったら、ディーラーは17で3,500$の勝ちで確定だったな……』と考えるが、もう後には戻れない。

次は2で11となり当然ダブル。

但し次に配られたカードは7で18止まり。

『絵札でゴン! セブンティーン・バスト!』と祈るが1枚目は嫌な5で12となる。

お次は2で14となり、ほっと一息。

その次はAで15となり、バストへの期待が膨らむ。

そして……、


最後は10でディーラーはバストした。

卓上の全員に笑顔がこぼれる。

一気に6,500$+ペア分を獲得したので、つい色気が出て6番に500$、7番に千$ベットするが、ディーラー絵札に対し、共に13からヒットするもあえなくバストし、ここで撤収を決意する。

「良-かったねぇ、最初の予定通り1万5千$勝ったよ」と話すと、
「そうね、だったら今から大小でサービスタイム!」とリンちゃん。

仕方なく、リンちゃんの故郷である湖南省衡陽市の田舎者が編み出したという“大小必勝法”に乗っ取り、面の出ている台を探す。
「いいか! 予算は600$。300$ずつ2回ベットし、外れたら終了だよ」と宣言する。

直近で4回連続“小”が出ている台を発見する。

小に300$をベットする。

5-5-1の難波蓬莱の11(=大)で外れ。

「あ―ん!」と悔しがるリンちゃん。

続いて直近で5回連続“大”が出ている台を発見。

当然、大に300$をベットする。

1-2-3のパチンコ屋の6(=小)で外れ。

端数の600$は泡と消えた。

「やっぱりこのMGMの大小は悪い! ここはブーラク・ジャクだけ良い!」と怒るリンちゃん。

「まぁまぁ、今からCODで大好きなショッピングをするんだろ?」と宥めると、急に機嫌が回復する。

タクシーに乗り込み、CODへ向かう。

まずはここのDFSの化粧品コーナーへ。

最初は目元のクリーム(約800$)が必要だとのことだったのだが、女性スタッフからセットで2千$以上購入すると、素敵なギフトが貰えると吹き込まれ、方針転換となる。

結局、流れには逆らえず、財布から2千$が消え、訳の分らぬセット+ギフトを購入する。

「アナタ! 買い物は楽しいわねぇ♪」とリンちゃん。

兎に角、苦行から解放されたので、CODのポーカールームに向かう。

ここではちょうど、参加費500$+リバイ有りのデイリートーナメントが行われていた。

「持ち点も少ないし、すぐオールインして終わるから、ちょっと休憩していてくれ」
とリンちゃんに告げ、500$を払ってエントリーする。

いつオールインで飛んでも良い、と思いつつプレイするが、ろくなハンドが入らないまま、リバイラウンドが終了となる。

小さなポットを幾つか取るも、ショートの中で、ポジションはミドルの時、♠A,♢7という微妙なハンドが入る。

UTGからBBの2.5倍のレイズが入るが

『まぁ、エースが有ることだし……』とコールする。

BBもコールし参加者3名となる。

フロップ:♠K、♠T、♠7

7がヒットし、しかもオールスペードのナッツフラッシュドロー!

すると、UTGからやや大き目のレイズが飛んでくる。

一瞬迷うが、引き目は十分あるのでコールする。

BBもコール。

『何でも良いからスペード、若しくはAか7!』と祈るが、そうは甘くなく、

ターン:♡4

誰にも余り関係無さそう。

ここでUTGからオールインが飛んできた!
渋々こちらもオールイン。

BBもオールインし3ウェイとなる。

ディーラーが全員にオープンを促す。

UTGは♡K、♡Tと最初からトップ2ペア。

BBは♠Q、♢Jの両面ストレート・ドロー(フラッシュの可能性もあるが、Aがある当方の勝ち)

全員に勝つチャンスが有る。

そして、運命のリバー(最終カード)は……

♠8でAハイ・フラッシュ完成の当方の勝利!

これで一気にチップが増え、ファイナルに残る。

トーナメントに参加する際、入賞賞金の25%を爪楊枝分として進呈する、とリンちゃんに約束した以上、あっさり飛ぶ訳にも行かないので、ハンドを絞っていると、上位3人が賞金獲得で、残りが4人という、所謂一つのバブルラインをショートで迎えるという、余り望ましくない状況に陥る。

当方BBの時、♢T、♢9というまぁまぁのハンドが入る。

UTG、ボタンとフォールドしたので、『このまま追加せず、兎に角フロップと絡めば……』と淡い期待をするも、テーブルでチップリーダーのSBのおっさんは甘くなく、2.5倍と微妙なレイズを噛ませてくる。

悩んだ末にコール。

フロップ:♢8、♢7、♠3

両面のストレートフラッシュドローという、現状ブタだがターン、リバーへの期待が広がる。
するとここで、SBのおっさんからオールインが飛んで来る。

『アウツいっぱい、夢いっぱい』と、こちらもオールインを宣言する。

おっさんのハンドは♠A、♡8

トップヒット、トップキッカーだ。

これはこれで強いが、こちらにはいっぱいのアウツ(出れば勝ちとなるカードのこと)が……。

ターン:何か忘れたが、ダイヤでもJでも6でも、Tでも9でも無かったことは確かである。

リバー:何か忘れたが、ダイヤでもJでも6でも、Tでも9でも無かったことは確かである。

ほっとするおっさん。

こうして、ノ-リバイで参加したリバイトーナメントは4位のバブルで終了した。

「アナタ! どうしてオールインする? もう少しで3位以上に成れたのに?」とリンちゃんに詰られるが、「あれで行かなきゃ、ポーカーじゃない……」と嘯く。

どうやら明日も19時から参加費千$のデイリートーナメントが有るらしいので、それでの雪辱を胸に近い、ポーカールームを去る。

リンちゃんが昨日の武クンに電話する。

15分後にCODの入り口に来る、とのこと。

当方が、「一度だけ食べたことがあるけど、ここの2階の四川料理は本格的(=辛い)だったよ」とリンちゃんに告げると、「本当? それじゃそこに決定! 辛いは美味しいのことよ」とあっさり決まる。

少しして、昨日の若者登場。
3人で四川料理店に入る。

リンちゃんが適当にオーダーする。

当方はメニューでは一見普通に見えたラーメンを頼むが、ここにも大量のカプサイシンが……。

リンちゃんはパクパクと、武クンも普通に食べるが、当方は全身から汗が噴き出してきた。

兎に角、腹ごしらえも終了したので、タクシーに乗り込み、本日の決戦の場であるグランド・ラパへと向かう。

タクシーの中でリンちゃんと武クンが早口の中国語で交わした会話の要約。

〖昨日は良かった。自分には、他の人よりバカラの3つの“路”を見抜く力がある。 少し前にも知り合いの人に6万$勝たせてあげたことが有ったが、その人は僕に勝ち分の5%の3千$をチップとしてくれた。別の人にも10万$勝たせてあげたことがあったけど、その人は余りチップをくれず、最後は僕のアドバイスを無視して反対に張り、結局全部無くしてしまった。昨日は3つの“路”が真っ直ぐに同じ方向を指し示していたので楽だった。今回はお二人が気持ち良く日本に戻れたら、自分も嬉しいな〗

『うーん、これは要するに昨日の分はサービスとして、今日も自分のアドバイスで勝つことが出来たら、勝ち分の5%相当をご祝儀として頂戴な、という願望の表明な訳だな? さてどうしたものか……』

リンちゃんに日本語で尋ねると、「アナタ! 本当に今日も勝てたなら6%でも7%でもあげたら良いんじゃない? それと、彼を見つけてきたのはワタシなんだから、今晩は爪楊枝+勝ち分の10%頂戴ね!」と恐ろしい返事が……。

これではまるで悪名高いJRA並みの控除率ではないか? と思いながら、勢いの押されてついOKしてしまう。

そうこうする内に、本日のメインイベント会場である、集美娯楽場に到着する。

昨日より、やや多目の3万$をローリング用に交換し、昨日と同じ誰もいないテーブルに座り、プレイ開始!

口明けの何ゲームかは全てフリーとする。

その内に、形が見えてきたのか、ようやくお告げ(バンカー)が下る。

やっと出た予言(バンカー)に乗っかり、3千$をベットする。

ナチュラル8で勝つ。

その後もまるで昨日の再現フィルムを見ているように順調に増える。

以下、本日の予言好調時の25ゲームの罫線もどき;
(注)Bはバンカーの勝利、Pはプレイヤーの勝利、Eは引き分け、○は当方の勝利、×は当方の敗北、△は引き分け、?はルックを意味します。

B○、P○、P○、B○、B○、P○、E△、P○、P×、B?、B○、P○、P○、B○、P×、P?、B?、P?、B×、B?、B○、P?、P○、P?、E△、

25戦で13勝、3敗、9引き分け(ルック含む)この間の勝率:81.3%!

長崎は今日も雨だった、じゃなく、集美は今日も飴(美味しいもの)だった、といった感じで、本日も口明けから一度も水面下に沈むことなく、バイインの3万$は一気に9万$を突破した。(勝率が良い割に、勝ち金がそれほどでも無いのは、長年の習慣から予言がプレイヤーの際は殆どミニマムしか張らず、勝ち損ねたことによる)

すると、この卓の罫線が良いと見たのか、どこからともなく軍資金約百万$のホエールが乱入し、ほぼ武クンの予言と同じ方向にベットし始めた。
これにより、予言がバンカーの際も絞ることが出来なくなり、面白さが半減する。

また、ホエールがプレイヤーに数万$をベットし、予言がバンカーの時も有るには有るのだが、当方がバンカーに5千$程度ベットしようとすると、「止めておいた方が良い。勝ったら恨まれるし、負けたら馬鹿馬鹿しいから」と武クンに忠告され、それもそうだと思い、ルックする回数が増える。

ホエールは毎回本線にビッグベットするだけでなく、対子や和にも張り散らかし、普通はこのタイプは早々に破滅するものだが、今宵は背中に何かが乗り移っているようで、異様な確率で対子や和を的中させ、数十万$の勝ちを積み上げる。

ハウス側のチップが足りなくなり、補充作業の為、しばし休憩となる。

そして再開されるが、B×、B×、P×、とこの二日間で初めて武クンの予言が3回連続で外れる。
当方は2千×3=6千$の損失ですんだが、ホエールは3手で本線:約15万$+サイドベット:約3万$の計18万$が吹っ飛んだ。

「アナタ! 武クンはこう言ってる。『悪い“気”が入ってきたので、“路”がバラバラになってしまった。もうこの辺で止めた方が良い』のだって」

イライラしだしたホエールがプレイヤーに10万$をベットする。

一応、武クンにお伺いを立てる。

「2つの“路”はプレイヤー、1つの“路”はバンカーだって。けど、今は“路”はバラバラになってしまったので、次にどちらが出るかは分からないのだって……」とのこと。

『3つともプレイヤーだと言われたらさすがに怯むが、一つでも“路”とやらが有るのなら上等だ! どうせアブク銭、最後に一勝負!』

バンカーに1万$をベットする。

ホエールは2+2=4で、久しぶりに対子(5千$×12=6万$)を取り一安心の様子。
こちらは、1枚目・・・4ピン。

そして、2枚目も・・・4ピン。

非常に強力である。

まず1枚目。

ゆっくり絞る。

中央にかすかなダイヤの徴が見えた!

この瞬間、勝利確定!

『お前はもう死んでいる!』とホエールに伝えようと思ったが、悪戯に刺激してもどうかと思い、2枚目は絞らず放り投げる。

そちらは10で、対子ならずのナチュラル9でバンカー勝利。

悔しがるホエールを尻目に、本日はこれにて終了。

チップをキャッシュと交換し、一旦部屋に戻る。

本日の集美娯楽場での勝ちは64,000$。

武クンに“暗黙の了解”のチップを進呈する。

明日も頼むよ! と背中を叩いて武クンを見送り、部屋に二人きりとなると、久しぶりの大勝にリンちゃんからハグの嵐が……

「アナタ! 今晩は良-かったねぇ! ところで幾ら勝った? 6万$ それならワタシは1割の6千$と爪楊枝分ね♪ 宜しくね!」

確かに今日はMGMのBJと、ここ集美娯楽場のバカラで、それぞれ昨日の5割増しのプラスとなった。

これはこれで重畳であったが、ここからが酷い。

まずリンちゃんにバカラの勝ち分の一割の6千$を、“有望指南役発見手数料”として強奪される。

次に本日のバカラにおいて、自分がベットした際の勝敗結果を集計する。
後半ペースダウンしたが、本日は46勝24敗であった。

今回は毎回清算せず、記録表を基に後で纏めて爪楊枝相当分を清算することにした為、この勝ち数×25$=1,150$(端数切り上げで1,200$)を追加で徴収される。

『確か中国の故事に“苛政は虎よりも猛なり”というのがあったけど、まさにその通りだ。リンちゃんがMGMで一生懸命集めていたのも、自分で言う通りライオンじゃなく“虎”だったのかも知れない。それにしても、元々のハウスエッジ、リンちゃんの爪楊枝、それに加えて武クンへのご祝儀まで細い脛を削られながら、それでもここまでの勝ちは日本円で二束を突破した。あと1日、ここで勝ち逃げは無い。この調子だと、明日はBJで2~3万$、バカラで9~10万$勝てる筈だ!(さすがにそれは無いか……)』

ギャンブラーとしての夢想が脳内を駆け巡る中、再び冷蔵庫から一番搾りを取り出し、52.5$のルームチャージをものともせず飲み干し、そのまま眠る。

(続く)

*このレポートはリゾカジ.SNSの日記を転載したものです。

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このレポートへのコメント(全2 件)

2014/06/06(Fri) 10:26ロメオ

マカオの帝王殿
いつも楽しく拝見しております。
今回は武クン(豊?幸四郎?)という新たなナゾのキャラクターの登場で、
小額ベットとはいえプレーヤーサイドでも勝つという展開がとても興味深かったです。
じゃじゃ馬のような真っ赤なフェラーリを操っていた人が、燃費抜群のプリウスに乗り換えたみたいで、
「燃費が良くても、つまらんわー」(いくら勝っても興奮しません)という感じが伝わってきました。
次回もさらにハイブリット打法が続くのか楽しみにしております。
ちなみにリンちゃんは、「これ以上スピードを出しては行けませんよ!」と
車で言えばリミッターような存在ですが、さすがにプリウスでは必要がなかったみたいですね。
リンちゃんの幸せが一番!!平和がなによりです。
マニラの皇帝ことロメオでした。

2014/06/07(Sat) 01:46マカオの帝王

ロメオさん、こんばんは。

マニラは15年ほど前に行ったのが最後で、すっかり変ったことでしょうね。

武クンのモデルは、俳優の金城武です。

自分が絞らずに、人任せで進行するバカラは、幾ら勝っても愉しめませんでした。
(まだ、BJやポーカーの方が面白かったです)

近日中に完結編(急)がアップされますので、宜しく!




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