リゾカジ カジノレポート

独逸カジノ賭け人のケチケチ旅打ち日記⑩ カジノ「シュロス・ベルグ」

* ヨーロッパ 2015/ 05/ 06 Written by 独逸の旅打賭け人

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 2015年1月30日 カジノ「シュロス・ベルグ」

 悪夢の一夜が明けて、今日1月30日は今回の旅打ち7連戦の最終日。最終戦は「シュロズ・ベルグ」のカジノに臨む。
泊まっているトリアーの定宿は、世界遺産にも指定されているローマ時代の遺跡『ポルタ・ニグラ』の真正面のホテル。このホテルは立地も便利だし、設備も十分なので愛用しているのだが、唯一の欠点は、ドイツ系のホテルでないのでホテル代に朝食が含まれていないこと。もちろん、レストランはあるので朝食は食べられるが、日本円では2400円位する。このホテルのホテル代は、2泊して114,80ユーロ。他のちょっとしたホテルの1泊分で2泊出来る価格の安さが魅力なので、こんな高価な朝食を食べては意味がない。
このホテルはトリアー中央駅から、歩いて7,8分なのだが、うまくしたものでドイツのある規模以上の駅には、必ずベーカリー・ショップやカフェがある。
もちろんトリアーの駅にもあるが、焼き立ての各種のパンは勿論のこと、オープンサンド等の調理済みのパンが充実している。さらに嬉しいことには、ベーカリーの奥に飲食が出来る相当広いスペースがある。もともと、トリアーの駅は列車の本数も多くはなく、乗降客も限られているので、この飲食スペースはいつも空いていて、ゆっくりと時間を過ごすことが出来る。
筆者は、トリアーでの朝食はいつもここを利用しているが、1/2のバゲットにハムや野菜を挟んだオープンサンドとコーヒーで、4,8ユーロ。手ごろな価格で量も朝食にはちょうどいい。

 トリアーは、2000年の歴史を持つドイツ最古の町といわれているが、当時のローマ時代の遺跡が町のあちこちに残っている。
『ポルタ・ニグラ』が旧市街の入り口にあたり、旧市街は当時は城壁で囲まれていたようだが、歩いて遺跡巡りも容易に出来る。
旧市街の南には『カイザーテルメン』とよばれる皇帝の大浴場の跡が残っている。ローマの遺跡ほどの規模はないが一見には値する。ここから、東に向けて少し歩くと、『古代円形劇場』が見えてくる。円形の舞台を観客席が取り囲んでいる姿は、当時の繁栄が偲ばれる。また、この円形劇場の地下には貯水池が作られていて、階段を下りて地下に入ることも出来る。
帰りに旧市街を歩いていたら、建物の建築現場に行き当たった。見るともなしに囲みの隙間から覗いてみると、いたるところに古いと思われるレンガや石の積み跡が見える。これがローマ時代のものとすれば、保存ということには力を入れているドイツだけに建築作業も大変なのだろうと感じた。この町自体、どこを掘っても遺跡が出てくるのかも知れないが・・・

 遺跡を一回りしたら昼前になったので、軽い昼食を食べることにする。トリアーはモーゼルワインの産地でもあるので、いくつものワインレストランが揃っているが、今訪ねるのもそんな一軒。道路に面した長い塀には、ワイン樽の蓋が嵌め込まれていたりして、いかにもワイン関係の施設の感じ。その一角の建物にあるレストランは「Weinwirtschaft」と看板が出ているが、直訳すれば「ワイン食堂」ということになるので、店の具体的な名前は無いようである。相当に広い敷地を持っているようなので、ワイン学校か何かの経営かも知れない。
このレストランは前の通りを歩いていて、メニューが掲示されていて見つけたのだが、料理の種類は本格的なものが揃っているようなので、入ってみることにした次第。
レストランの中は、近代的でシンプルな雰囲気だが、何となく品がある。ウェーターもワイン居酒屋のスタッフとは明らかに違っていた。
頼んだ料理は、「子牛のタルタール」(14ユーロ)と「地元の季節の野菜サラダ」(4ユーロ)。これに、パンが付いている。
ワインは店お薦めの地元の白ワイン、250ml(7,9ユーロ)を1杯。
ワインも良かったが、「子牛のタルタール」がことのほか美味。ドイツでは見られない本格的なレストランの味である。他の料理も期待できそうなので、また来ることにしよう。

 カジノ「シュロス・ベルグ」のオープンは16時である。トリアーとカジノの最寄駅ネニッヒを結ぶローカル線は1時間に1本。以前は毎時8分にトリアー駅を出て、48分にネニッヒ駅に着くスケジュールだったが、昨年の8月に全国的な列車運転スケジュールの改編があったようで、現在は毎時46分にトリアー駅を出て、28分にネニッヒ駅に着くというように変わっている。ネニッヒ駅からカジノまでは歩いて20分ほどかかるので、以前は16時のオープンに間に合わせるためには、14時8分にトリアーを出て、ネニッヒ着14時48分。カジノには15時10分頃に着いて、オープンまで50分近くバーで時間を潰していなければならなかった。
これが今回の改編で待つ必要がなくなったのはうれしい限り。

 今日は、14時46分発のローカル線でネニッヒ着が15時28分。20分歩いて16時少し前にはカジノに着ける。
駅に降りると少し雪が舞っていて、足元にも少し積もっている。トリアー市内は除雪を常にしているので足元の雪の心配はないが、ネニッヒは正に田舎。除雪など無関係。ドイツの雪は日本のように積もることはないのだが、歩きにくいことは事実。それでも、昼間の明るい時間なのでそう苦労はしないが、帰り道の夜では路面が見えないので大変だろう。

 滑らないように注意深く歩いてカジノに着いて、コートとショルダーバッグを預け、プレイルームに入っていくと、ルーレットの1番台ではちょうどオープンの準備を終えたところ。とりあえず、台付属のカラーチップのダークブルーを10ユーロと指定して、50枚受け取る。
筆者の他に3人の賭け人が台を囲んでいた。

[筆者はヨーロピアンルーレットの37数字の盤面を4つのゾーンに分けて捉えている。
① 0/3(ゼロ・スピール・・・盤面の中心数字26の左右3数字ずつの合計7数字のゾーン)・・・4枚賭けることで、0、3、12、15、32、35が出た時は17倍、26が出た時のみ35倍の配当。
② △(筆者独自の概念で一般的な名称はないが、0/3の外側5数字ずつの合計10数字のゾーン)・・・6枚賭けで、4と7、18と21、19と22、25と28の間にシュバルで各1枚、離れている2と29は単独で賭けると35倍になってしまうので、2は0と、29は26とにシュバルで賭けてティップを避ける。配当は各数字とも17倍。
③ K(クライン・セリー・・・0/3の対面の12数字のゾーン)・・・6枚賭けで、5と8、10と11、13と16、23と24、27と30、33と36の間にシュバルで各1枚が賭けられ配当はいずれも17枚。
④ Or(オフラン・・・△とKのゾーンに挟まれた左右合計8数字のゾーン)・・・6と9、14と17、17と20、31と34の間にシュバルで各1枚、離れた1だけは単独数字に置かれ当たれば35倍になる。17はシュバルが2枚で34枚だがティップは不要。
要するに、26と1だけは当たれば35倍になってティップの対象となるが、それ以外の数字は17倍なのである。
賭け盤のゾーン賭けには、G(グロース・セリー)の表示があって9枚のチップで17数字をカバー出来るようになっているが、このGは0/3と△のゾーンを合わせたもの。範囲が広すぎて賭け効率が悪いので、筆者はこのGを二分しているのである。]
また、今回の旅打ちから出目表の書き方を変えた。原則、数字に賭けずゾーンだけなので、賭けたゾーンにあらかじめ斜線を引いておく。出た目は○で記入するので、当たれば斜線と○が重なることになる。「見」の場合、出目数字の欄にあらかじめ斜線を引いておくことにする。

第1投目の玉が投げられた。
出目は29。△のゾーン。
2投目が投げられる。
出目は12。0/3の数字。
この辺りから、他の賭け人がチップを置き始めた。
筆者も昨日のトリアーの緒戦の出目のことがあるので、今日は真剣に見つめる。
その後の3投は次の通り(カッコ内は出目のエリア)
-34(Or)-17(Or)-27(K)
Orが2投続いて、次がKの27。この27はOrの6の隣の数字なので、全体にはOrに寄っているといえる。

ここから参戦。昨日の緒戦のことがあるので、早めに仕掛ける。
Kの後なので、もう1投Kと狙う。
出た目は、35。0/3のゾーンである。
読めないので、次は「見」。
36が出た。先ほどのKの数字。往々にしてこんなもの。
次は、ジグザグで0/3。
29が出た。Gではあるが、0/3ではなく△で外してしまった。
次は1投置きに出ているK!!
これは狙い通りで、30で当たり。
次はGに戻るとみるが、0/3か△が読めないので、両者に賭けて10枚。
4が当たって、17枚が戻る。10枚賭けて、17枚の戻りでは・・・
次は、1投置きでKだろうが、先ほどのOrに寄っている場面が気になって、押さえにOrに5枚。
この勘が当たって、Orの34。17枚の戻り。さっきもOrが2投続いたので、次もOr。
これも当たって、6が出て17枚の戻り。昨日と違って、調子が出てきた。
次は、Kと読んだが、0/3の3が出て外す。
Orに寄ると感じているので、その勘を信じてOrに5枚。
出た目は、31でこれは取れた。
次も、Orと狙ったが、出た目は30のKで外した。
次も、Or !
14が出て、狙い通り。
Orは2投は続いていないので、次はGと見て、0/3と△で10枚賭け。
出た目は、△の18で17枚が戻る。
ここからも、Orに狙いを定めたが、残念にも
-11(K)-15(0/3)
で2投外した。
次は、今度こそOrと読みながらも、先ほどの△の18が気になって、△に押さえの6枚で、合計11枚賭け。
出た目は、26。盤面の中心数字で0/3のゾーンなので外れなのだが、今回の旅打ちの△ではティップを嫌って、2は0/2、29は26/29でシュバルに賭けているので、26でも17枚が戻った。まあ、ラッキーなことではある。
次の2投、
-21(△)-31(Or) は、外してしまったが、
Gが強まりそうとの感じから、0/3と△への両者賭けが生きて、
-12(0/3)-15(0/3)-28(△)の
3投を連続で取ることが出来た。特に、15はその前のシュバル(12/15)が生きたままなので、配当は34枚になった。ティップは渡さない。
比較的無駄なく当たったので、500ユーロ以上は浮いている感じ。

Gが3投続いたので、次はOrだろう。
出た目は34で、17枚の戻り。
次は、流れからKと見るが、押さえに0/3に4枚。
残念にも、Orの20が出た。Orの2連投。
今度こそ、Kだろう。Orも気になるので押さえに5枚。
順調にKの13が出て、17枚の戻り。
次は、OrかKなので、両者に賭けて11枚。
出た目は、Orの6。17枚の戻り。
Orが2投続いただけに、次ももう1投Or。Kは不要と読み切る。
狙い通り、Orの31が出た。
次は流れからGなのだが、0/3か△かが読めないので、両者に10枚賭け。
出た目は、△の方の29。17枚戻る。
ここまで、20を外した以外、8投続けて取れている。100枚1000ユーロ位は浮いているようだ。この辺りがいい所なのかも知れない。
と、思いながらOrの連投を狙ったが、
-24-10
と、Kが続いて外してしまった。
次は、△と6枚賭ける。
出た目は、今日は出ていなかった0。0/3の数字。
まだ、900以上は浮いているようなので、この0を期に撤収が常道なのだが、幸か不幸か、今回の旅打ちでは、△の2と29の数字はシュバルにして35倍を避けているため、この0でも17枚が配当として戻された。そのため、止めるきっかけを失ってしまった。また、バート・キッシンゲンとトリアーで連敗してしまったので、何とかその分を取り返したいという野心もあったし・・・
と、いうことで続けたのだが、思い迷っていたので、次は「見」。

出た目は、32。0の隣の数字。
ここから、再挑戦のつもりで慎重に賭けよう。
次は、Kと読むが、0/3に押さえの4枚。
出た目は、31。Orだった。
次は、もう1投Orだろう。
読みが外れて、26。盤面の中心数字で、0/3。これは、読めていないと・・・
次は、△。これは当たって、22が出て17枚の戻り。
もう1投、△だろうと6枚をシュバルに賭ける。念のため、押さえにOrに5枚。
狙い通り、△の2。0とのシュバルにしているので、戻りは17枚。
次の2投、
-8-25
は、外してしまったものの、その後の
-18-13
は△とKで17枚ずつの配当。
ここまでは、取ったり取られたりで一進一退だったのだが・・・
次の23を△と0/3の両賭けで外したのを皮切りに、
-20-10-12-21-15-23
と、7連続で外してしまった。これは、厳しい。この状態では引くに引けない。

次は、△。
出た目は、皮肉にもGだが0/3の方の12。うぅ~ん。
よし、次はGが続くと見て、0/3と△の両賭けで10枚。
ところが、出た目はKの13。
9連続外しになってしまった。ゾーンだけに賭けてこんな不調も珍しい。
せっかく浮いていた分が、元の木阿弥。
やはり、さっきの0で止めておくべきだった。下手な欲を出したばかりに・・・
次は、もう1投Gと見て、0/3と△に両賭け。
10投目は15が出て、やっと当たって17枚の戻り。
次は、ジグザグでK。
これは、その通りで30のK。
この後は、Gに戻ると0/3と△に両賭けしたが、
出た目は、36でKのリピート。
それなら、次ももう1投、K。ただし、Orも押さえよう。
出た目は、Kの16で当たったが、焼け石に水。
どうにも調子が出ないまま、
-12-9-33-19
と、見事に4連投で外してしまった。
次は流れから、Orと読みきり、Orに5枚。
やっと狙い通りで、Orの1。
35枚の配当だが、初めてティップで1枚。これだけ負けていて渡したくはないのだが・・・
Orの後は0/3、との経験則から0/3に4枚。
何と、こんな時に0が出た。17枚の戻り。
今日は緒戦では、珍しくOrが狙ったとおりに出てくれた。ここしばらく「死に目」状態だったが、-1-0 という出方で復活する気配を感じて、しばらくはOrを狙おうと5連続でOrに賭け続けたが、
-27-11-23-33-13
と、全てKに流れてしまい、5連投のスカ。これも酷い。
さすがに、Orを見切って、
次は、Kに賭けてみれば、
出た目は、何とOrの14。
その後も△の18と、カジノの神には見放されっぱなし。
次も、Orに賭ければ、
△の19。8連投での外しっぱなし。
さすがに、次は△に6枚賭け。
やっと、△の28が出て、17枚の戻り。
次は、△だが0/3も押さえて10枚賭け。
出た目は、押さえの方の0/3の12。
次は、△と狙えば、
出た目は、Kの11。弄ばれているのか?
えぇ~い。次はもう1投Kだろう。
33が出て、これは取れた。
よし、もう1投、K。
出た目は、△の29。どうしようもない。

次は、0/3と読んだ。
出た目は、Orの14。
よし、もう一度Orのツラを狙おう。
出た目は、4。△だ。
今度こそ、Or。
2。同じ△の数字。
もう1投、Or。押さえに0/3に4枚。
何としたことだ。△の18。
次こそ、Or。
ところが、出目は32。0/3である。さっきは押さえておいたのに・・・
もう、Orは「死に目」に戻ったと諦めよう。
次は、K。
出た目は、△の18。Kではなく△に移ったようなのだが・・・
えぇ~い。もう1投K。
何と何と、出たのは△の7。素直に△に賭けていれば取れたのに。
ここまで、8連投で外している。
9投目、素直に3連投の△に6枚。
出た目はGではあるが、0/3の35。9投目も外してしまった。
いよいよ10投目。ヤケクソで△にシュバルの6枚。
出たのは、Kの30。10連投で外したのは、ちょっとした記録である。
そろそろ、△が出る場面だろう・・・と△に6枚のシュバル。
これは、当たった。出目は、19。11投目でやっと取れた。でも17枚だけ。
さあ、次も△だろうが、不調だけに0/3にも押さえの4枚。
読みが当たって、△の2。0/3の4枚は無駄になったが、やむを得ない。
次も、Gのゾーンと見て、0/3と△で10枚賭け。
今度は0/3の方で、15が出て17枚の戻り。
次の2投もGと読んだのだが、
Kの8が出てしまった。
次ももう1投Gで、0/3と△に10枚賭け。
ここで、12投出ていなかったOrが出た。出目は20。
次も、もう1投Orだろうと、5枚を置く。
出た目は、7。△のゾーンである。
今度こそ、Orに間違いなし。ちょっと、弱気も出て0/3にも押さえの4枚。
「死に目」の復活と読んだこと自体が失敗だったのだが・・・
出た目は28で、△のリピート。
ここまでの不調で、残っているチップは僅か30枚余りとなってしまった。一時は1000位浮いて、150枚位はあったのに酷い負け方である。
Orが出ないようなので、次は0/3に4枚。
ところが、まさに裏目裏目で、出たのは34。Orの数字なのであった。
今日は、もう浮上は出来ないだろうと時計を見ると、19時ちょうど。後、数投で止めれば、19時32分の列車に乗れる。諦めて手仕舞いにしよう。
34のOrを外したので、次もOrを狙い、押さえにKに6枚、
出た目は3で、0/3の数字。何をか言わんや!!
次もOr。押さえに0/3。
出目は、23。言葉も出ない。
あと、15枚位のチップしかないので、次はOrだけに5枚。
出た目は、24。
当然次もOrに5枚。
出た目は、3。
さぁ、最後の手持ちを張ろう。
じっと、狙っていたOr。どうせ当たらないだろうけれど、今なら列車に何とか間に合う。寒い無人駅で長時間列車を待つのだけはカンベン。

最後のウィールが廻った。
出目は、16。この数字を見た瞬間に、筆者の体はルーレット台を離れていた。
あぁ~。負けた負けた。と、言っても数字的には僅か500ユーロ。
ただ、昨日の自爆もあって、今回の7日間の旅打ちで3勝4敗と負け越してしまったことだけが心残り。戦績もトータルでは浮いているだろうが、7日間の旅打ち費用1400ユーロはカバー出来なかったはずだ。
今回は、いろいろと不幸なことが重なったようなので、諦めるしかないだろう。
まあ、早くトリアーに戻って自棄酒でも飲もう。
と、思いながら、地下の洗面所で手を洗い、クロークでコートを受け取ろうとレセプションに行くと、1人しかいないレセプションの担当者は何やら若い男性と入場の事で揉めている。ドイツのカジノは地元の住人は基本的に入場が出来ない。そのため、身分証明書が必要なのだが、ユーロ参加国ではパスポートが不要なので、モーゼル川を渡ったルクセンブルグ住民は身元のチェックが必要になり、そのチェックで揉めている様子。
こちらは、クロークの荷物を取るだけなので、何とかして欲しい。列車まで20分を切ってしまったし、雪で足元は悪いし。イライラしながら待つこと2.3分。
やっと、終わって荷物を受け取る。
コートを着ようとすると、フロア・スタッフに後ろから肩を叩かれた。

「ミスター、忘れ物ですよ・・・」
えぇ~。荷物は受け取ったし、何だろう??
 


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