リゾカジ カジノレポート

独逸カジノ賭け人の最後の旅打ち日記 (第4夜)カジノ「シュロス・ベルク」

* ヨーロッパ 2016/ 08/ 25 Written by 独逸の旅打賭け人

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 2016年5月14日 カジノ「シュロス・ベルク」
 (ついに、このカジノのルーレット台はたった1台だけになってしまった・・・)

 「シュロス・ベルク」のカジノは、トリアーからモーゼル川に沿って南に川を上ったネニッヒという村にある。この村自体もローマ時代の遺跡が残っていたりするが、1100年代に建てられたという古城が残っていることでよく知られている。カジノはこの古城の敷地に、城に隣接して作られている。目の前のモーゼル川の対岸はルクセンブルクだし、鉄道で5分ほど行くとフランス領に接するというまさに国境の村。この古城もホテルとして使われていたが、90年代に入ってから古城の隣接地に立派なリゾートホテルが建った。まさに、カジノと併せて、リゾート&カジノになったわけだが、カジノ自体は余り盛況とはいえず、ゲームセンターに毛が生えたようなもの。唯一のテーブル・ゲームの2台のルーレット台の周りをマシンが取り囲んでいて、国境を越えてくる好き者が早い時間からマシンに取り付いている。もちろん、ドレスコードなどなし。
 このホテルはリゾートホテルとしての設備は十分に備えているが、いつもそれなりに人の出入りは多い。それは、メインダイニングのシェフ、クリスチャン・バウの料理を楽しみにくるゲストが多いのである。もちろん、ミシュランの星を獲得していて、シェフの名前はフランスやベルギーにまでに知られているだけに、席の予約が取れれば、ホテルにも泊まってゆっくり過ごすという楽しみ方をするわけである。このメインダイニングの予約は取りにくいだけに、ホテルでは2nd レストランも用意している。それが、レストラン「バッカス」。
さらに、筆者のように急に食事に行くゲストのためにもう1つ、城の塀の外にあるレストラン「ショイネ」も用意されている。ただ、このレストランでも遅い夕食は予約していない限り、ありつくことはできないほどの人気。

 このカジノのルーレットのオープンは16時、だった。前回訪れた時は、この時間だったのだが、その後に一部の模様替えをして、オープンの時間も、何と、19時になってしまった。16時であれば、3時間ほど楽しんでも、最終の21時38分発のローカル線でトリアーまで戻ることが出来た。それが19時では、2時間以上カジノに滞在して、トリアーに戻ることは出来ない。と、なればこのホテルに泊まることは必須になってしまう。
と、いうことで今日はこのホテルに泊まって一戦することにした。
ホテルに着いたのは、16時少し前。土曜日ということもあってか、ロビーにもたくさんの人がいて、歓談している。何かの集いでもあるのかも知れない。

 部屋で少し時間を潰してから、カジノの方に行ってみた。今まで気付かなかったが、カジノの建物の壁面にカジノ内部の絵が描かれているのを見つけた。
何と、そこにあの湾曲したルーレット台が描かれていたのである。この独特な形をしたルーレット台については以前もレポートしたことがあるが、ドイツの他のカジノでは見られない形をしているのである。ルーレットの賭け台は基本的に長方形。ところが、ここのものはカードテーブルのカーブを緩くしたような形。要するに、賭ける場所が四角形ではなく、扇型なのである。言葉で説明するのは難しいので、写真を撮ってきたので見て欲しい。慣れないと賭けにくい形状である。このカジノには、この形のルーレット台が2台向きあわせで置かれている。

 19時からのオープンなので、その前に小腹を満たしておこうと、古城の塀の外にあるレストラン「ショイネ」に向かった。このレストランは昼前からディナー終了まで休みなく営業している。ただし、午後2時から6時までは、温かい料理は出来ない。この時間はシェフの休憩時間。レストランに入ったのは18時少し前。それでも、いくつものテーブルが埋まっている。
冷たい料理なら出来るので、自家製のアスピック(ゼリー寄せ)の取り合わせを頼む。併せて、ヴァイス・ビール。パンの盛り合わせも付いてくるので、軽食としてはこれで十分。メイン・レストランのシェフ、クリスチャン・バウの指導もあるのか、このアスピックはことの他、美味だった。
一度、ホテルの部屋に戻ろうとレセプションに立ち寄ると、ロビーは人で一杯。
やはり、何かの集まりのよう。スタッフに、スパークリング・ワインの用意がありますと声をかけられたが、ことわって部屋に戻る。

 カジノに入ったのは、19時ちょうど。ルーレット台はすでに数人の賭け人に囲まれている。何か、雰囲気が違うと注意して見ると、あの曲面のルーレット台がなくなって、普通のクイック・テーブルに置き換えられている。さらに、
2台の内の1台はマシン・ルーレットになっている。このカジノは2台のルーレット台しかないので、ドイツでの極小カジノと思っていたが、1台だけなので本当にドイツ最小のカジノになってしまった。

早速、500ユーロ札を出して50枚のカラーチップを受け取る。
1投目のウィールが廻って、
出目は、14。Orの数字である。
2投からは次の通り。カッコ内はゾーンの記号。
-31(Or)-5(K)-35(0/3)-21(△)

筆者は、ヨーロピアン・ルーレットの37の数字の盤面を4つに分けてゾーンで狙うことを中心に攻めているが、今回はその4つに分けたゾーンでの賭けをわかり易くするために、使用するオリジナルの出目表を作り直した。0/3(ゼロ・スピール)-△-Or(オフラン)-K(クライン・セリー)という流れで記載できるようにしたので、次に出るゾーンの推理がしやすくなった。
また、数字に当たった時に渡すティップの大きさを再認識し、それも合法的に節約しようと考えたのがこの4分割法でもある。
0/3(ゼロ・スピール)は、ヨーロピアン・ルーレットの盤面の中心数字26の左右3数字ずつの7数字(12-35-3-26-0-32-15)に4枚のチップを賭け(0/3、12/15、32/35のシュバルに各1枚、26は単独賭け)、26に当たった時には35枚、それ以外の数字では17枚の配当。
△は筆者独自の記号と概念のゾーンだが、0/3の外側左右5数字ずつの合計10数字(22-18-29-7-28、19-4-21-2-25)のゾーンで、6枚のチップを賭ける。4/7、18/21、19/22、25/28はシュバル(2目賭け)になり、当たった時の配当は17枚だが、2と29は独立した位置にあるので、2は0と、29は26とシュバルに賭けることでティップを避けることが出来るようにした。
Or(オフラン)は、26から見て3時と9時の方向にある左右合計8数字(17-34-6、1-20-14-31-9)のゾーンで5枚のチップで、6/9、14/17、17/20、31/34のシュバルと1の単独数字に賭けることになる。1に当たった時には35枚、17は2つのシュバルに賭けているので34枚の配当になる。
K(クライン・セリー)は、盤面の中心数字26の対面の12数字を指すが、6枚のチップで、5/8、10/11、13/16、23/24、27/30、33/36の6ヵ所のシュバルに賭けることになるので、どの数字が出ても17枚の配当になる。
出目表には、ゾーンに賭ける時は当該のゾーンのスペースに斜線を引き(ダブルで賭ける時にはXの形)、実際に出た目の当該のゾーンに○印を記入する。

15投位までは「見」をしようと思っていたのだが、週末ということもあって賭け人は増えるばかり。立ち位置を確保するためにも参戦せざるを得なくなってしまった。
参戦1投目は、Orに5枚。
出た目は、26。0/3に戻ってしまった。
次は△と読むも、押さえに0/3も併せて10枚賭け。
狙い通りにはいかず、出目は10。Kの数字である。
次も、△と0/3の併せ賭けでGを狙う。
又しても、Kの27が出て、外してしまう。
Kが2投続いたので、次もKと宗旨替えして、押さえに△にも6枚。
23が出て、Kが続いて、戻りが17枚。今日始めての当りだが、12枚賭けているので5枚しか増えない。
Kが3投続いたので、次はGに移ると見て、0/3と△の両賭け。
出目は、33。Kが4投続いてしまった。
次も、0/3と△の併せ賭けに10枚。
最初の50枚が、あと10枚だけになってしまった。トホホである。
出目は、0/3の3で17枚が戻る。
次は、△。押さえにKにも6枚。
出た目は、狙い通り△の22。17枚の戻り。
次も、もう1投△。併せてKにも賭ける。
28が出て、これも取れたが、5枚しか増えない。
当たり始めたので、ダブル賭けを援用しよう。
次はKに移るとみて、Kにダブル。押さえに△の併せて18枚賭け。
23が出て、見事狙い通りで配当は34枚。ティップは渡さない。
次の10と33は、同様にKにダブルと△を押さえにして、どちらも34枚ずつの戻りになった。
ここまでで、5投続けて取れたことになる。ダブル賭けを援用することで、両賭けでもある程度のチップは取れる。
次の31は△とKとの両賭けで、その後の16は0/3とOrの両賭けで外してしまった。
次は、Kの16の後なので、Kのダブルと押さえにOr。
出目は、Orの1で35枚が戻る。ここでは、ティップを1枚。
次は、0/3とOrの両賭けで9枚。
出目は、32。17枚が戻る。
次も、今と同様、0/3とOrの両賭け。
△の25が出て外してしまった。25はOrゾーンの隣の数字。
次は△の連続目を狙う。押さえにOrに5枚。
狙い通りには行かず、一目前の32に戻ってしまった。
0/3と△が交互に出ているので、次は△のダブルに、押さえは0/3。
出目は、29。ねらい通りになって、34枚の戻り。
次はジグザグで、0/3が狙い目でダブル賭け。押さえに、△に6枚。
そうはうまく行かず、出目はKの10。
Kが久し振りに出た。次もKの連続目とみて、△とのダブル賭け。
出目はKの33で、狙い通りで17枚の戻り。フラットな両賭けなので、チップは5枚しか増えない。それでも、流れに乗ることが重要。

Kが2投続いたが、今日はKがツラになっているので、
次もKと△のダブル賭け。
Kの5が出て、これも取れる。
Kがこれで3投続いたので、次はKを離れるだろう。行くとすれば、△が本命。
押さえに、0/3に4枚。
狙い通り△の2が出て、17枚の戻り。
さて、次はKに戻るだろう。Kと併せて36ツボツボ(27-13-36-11-30)と24を3列狙いで押さえ、念のため、△にも6枚。
Kの16が出た。ゾーンは取れたが、数字は外す。
次は、間違いなく△とダブルで賭け、Kも押さえたが、
狙いは外れ、出目は、0/3の15。
原点は維持しているのだが、どうにもチップが増えない。
次の7は、0/3とOrに賭けて外す。
次は、0/3に戻ると見て、強気でダブル賭け、押さえに△に6枚。
出目は22で、押さえの△が取れて17枚の戻り。
次こそ、0/3とダブル賭け。併せて、△に6枚。
今度は狙いが当たって、出目は0/3の12。34枚が戻る。
ジグザグ目で、次は△。
△にダブル、押さえに0/3に4枚。
押さえの方が出てしまった。出目は、3で17枚が戻る。
次は、△のリピートと読むが、しばらく「死に目」になっているOrも気になる。
そこで、△とOrの両賭け。
出目は、26。0/3の中心数字で、どちらのゾーンも外れているのだが、筆者は△の中の2と29は35枚の当りを避けるため、2は0と、29は26とのシュバル賭けにしているので、この26では17枚が戻ってきた。
次の31は、今同様、△とOrの両賭けで、17枚の戻り。
次の -13(K)-9(Or)-25(△) の3投は外してしまった。
△はリピートしそうなので、
次は、△のダブル賭けと押さえに0/3に4枚。
狙い通り△の28が出て、34枚の戻り。
次は、もう1投△と読みながら、Kにも6枚の両賭け。
ところが、出た目は△の25なのだが、28で25とのシュバルの2枚が残っているので、今回と併せて3枚になってくれた。51枚の戻り。ティップを1枚。
ラッキーなことである。ここでだいぶ浮くことが出来た。流れよ、続け!!
次も△とKの両賭け。
出目は、2。17枚の戻り。
△が4投続いたので、次は0/3と強気にダブル賭け。押さえに△に6枚。
ところが、出目は36。しばらく出ていなかったKの数字である。△に賭ける時はKにも押さえを置いていたが、今回は0/3の思いが強すぎた。
次は、「死に目」が生き返った常道の攻めとして、K。さらに36ツボツボと24を押さえる。念のため、Orにも5枚。
皮肉なことに、出目はOrの34。17枚が戻ったが、なかなか思うようには行かない。
次は、流れからは△。
△にダブル賭けと押さえにKに6枚。
出目は、△の29。34枚が戻る。
次も、もう1投△と見る。
△にダブル賭けと、Kに押さえの6枚。
これも狙い通りの目が出てくれた。△の21。今と同様、34枚の戻り。
そろそろ、次はKが出そう。と、Kのダブルと36ツボツボ。24も1枚押さえて、△にも6枚の保険。
強気で行くと外れるジンクス通りで、
出目は、12。0/3の数字。対極の目である。
え~い。次は0/3のリピート。
0/3とOrの両賭け。
ところが、出目は29の△の数字であった。チグハグ、チグハグ・・・
次はさっきと同様、△がリピートするはず。
△のダブル賭けに押さえに0/3に4枚。
これは狙い通りで、出目は△の25。34枚の戻り。
△が2投続いたので、次は△を離れるはず・・・
ずっと「死に目」になっている、Orにダブル賭け。押さえに、0/3に4枚。
う~ん。惜しい。出目は27でKの数字で外れたが、27は狙ったOrゾーンの6の隣の数字なのである。全くの見当違いではなかった。
次は、△に戻るはず。と、
△とKにダブル賭け。
これは、順当に当たった。出目は21で17枚の戻り。

 今日は土曜日ということもあってか、1台しかないルーレット台は何人もの賭け人に囲まれているが、同じ賭け人が賭けているのではなく、知らない大勢が入れ替わりで賭けていることに気付いた。よく見ていると、このルーレット台はたくさんのスロットル・マシンに囲まれているが、スロットル・マシンに張り付いている客が、このルーレット台の電光表示盤で出目を見ていて、狙い目と思えると賭けに来ているのである。台に付属するカラー・チップは使わずに、ノーマルのチップを手許に持っていて賭けるのだから、知らない顔が出入りするのも当然である。ドイツの他のカジノでは、テーブル・ゲームとマシン・ゲームの場所は歴然と別れているが、このカジノは田舎の混浴温泉場のようなもので、出入りは自由。それだけに、筆者にとっては落ち着かない環境ではある。

さて、次の狙い目だが、先ほどから△が2投続いては、他のゾーンに1投移り、また△に戻ってくるということを繰り返しているので、
当然、△のダブル賭けに、押さえに0/3に4枚。
さて、出目は狙い通りで、△の29。34枚が戻る。
次は、△が2投の後なので、当然△を離れるはず。
0/3のダブル賭けに、押さえにOrに5枚。
何と、何と、出たのは、26。0/3の中心数字。しかも、0/3で最大の配当35枚がダブルで70枚。その上、先ほどの29がダブルでシュバルで残ったままなので、さらに34枚が加わる。ティップは2枚、20ユーロ。
ラッキーなことで、後、数投やって、思い通りの目が出なくなれば、文句なく離脱ということなのだが、今日は賭住一体でここのホテルに泊まる。しかも、周りには何もないという環境を考えると、迷いも出てしまう。

さて、次だが、△に戻るよりも0/3が続くか、「死に目」になっているOrが出るかと考える方が妥当。
従って、次の狙い目は、0/3とOrの両賭けで9枚。
出目は、狙い通りのOrの6。配当は17枚。
「死に目」のOrが出たので、
次は、Orのダブルに押さえが0/3の4枚。
狙い通りには行かず、出目は23。Kの数字である。
まだ、Orは生き返らないか?
次は、Orは捨てて、△ダブル賭けに、押さえにK。
狙い目どおりで、出目は△の4。34枚が戻る。
次は、もう△は続かないだろうから、思い切ってOr狙い。
Orにダブル賭け、押さえに0/3に4枚。
これも狙い通りで、出目は、Orの34。ここでも、34枚の戻り。
これで、1500位は浮いたはず。なかなか離脱の切っ掛けがない。
次は、Orの生き返りも読みきれないので、
0/3のダブル賭けに、押さえとしてOrに5枚。
だが、出目は意地悪く、△の19。素直に△と読むべきか?
次は、Orへの戻りとみて、Orのダブル賭けに、今回は押さえに△で6枚賭け。
出目は、Orの31。狙い通りで、戻りは34枚。
よ~し。さっきは落としたので、今回は△狙いに。
△のダブル賭け。押さえは、Kに6枚。
ところが、出目は15。残念にも、0/3の数字。
さて、次は1投置きに出ているOrに狙いを定めて、ダブル賭け。押さえに△に6枚。
出目は、意地悪くKの27。Kの数字ではあるが、Orの6の隣の数字でもある。ちょっと曲がれば入ったはず。
次は、これも「死に目」の状態だったKが出たので、
次は、Kのダブル賭けに、36ツボツボと24。さらに押さえに△に6枚。
出目は、意地悪く0/3の32。どうも、いやな時に0/3に流れる。
でも、もう1投Kを狙ってみよう。
今回もKのダブル賭けと36ツボツボに24。押さえに△に6枚。
23が出て、今回は当たった。数字は外したが、配当は34枚。
次は、1投置きに出ている0/3を狙おう。
0/3のダブル賭けと26ツボツボ(35-3-26-0-32)、押さえにOrに5枚。
出目は、18で大外れ。力を入れるとうまく行かない。
次は、1投置きに出ているKを狙う。
Kのダブル賭けに、36ツボツボと24。押さえに△に6枚。
これも外した。出目は、Orの9。
浮いた分がだいぶ凹んだので、この辺が引き時。「死に目」のOrが出たので、もう1投Orに賭けて、外れたら撤収。
と、次はOrのダブル賭けに、押さえは0/3に4枚。
ところが、出たのである。Orが。しかも、最も配当が大きい、1が。
ダブルで賭けているので、配当は70枚。ティップは2枚。
これでは、止められなくなってしまった。
1の後は、0/3に流れることが多いので、
次は、0/3のダブル賭けと26ツボツボ。押さえにOrに5枚。
出た目は、△の25で外れてしまったが、この25はOrの17の隣の数字なのである。
次は、「死に目」の復活を祈って、Orのダブル賭け。押さえは△に6枚。
出目は、4。Orは外れたが、△が取れて戻りは17枚。チップは1枚だけ増えた。
次こそOrと、Orのダブル賭けに、押さえは△に6枚。
出目は、24。Kに流れてしまった。
Kの復活か?
次は、Kのダブル賭けに、押さえに△。
出た目は、Orの17。あれほど狙い続けていた時には当たらず、外せは当たるとは!!
よ~し。次はOr狙いに戻して、Orのダブル賭けに、押さえは△に6枚。
7が出て、狙いは外すも、△で17枚の戻り。
Orもしばらく出そうもないので、次は△のダブル賭けに押さえにKに6枚。さらに、36ツボツボと24に1枚。
何と出目は、0。今日始めて、0が出た。
0/3に賭けていないので、当たっていないはずだが、△では2を0とのシュバル賭けにしているので、△のダブル賭けなので、配当は34枚になった。
0の後なので、Orに流れ勝ち。
次は、Orのダブルと0/3に4枚。さらに、0の周りを狙って26ツボツボに5枚。
ところが、出た目は、何と何と、0のリピート。
これは、大きい。26ツボツボには0が入っているので、これで35枚の配当。0/3で17枚だが、その前の2と0とのシュバル賭けがそのままなので、合計51枚が加わる。ティップは2枚。
こんな目が出ると、止める踏ん切りがつかない。
次は、Orのダブル賭けと、0/3さらに26ツボツボで合計19枚の賭け。
出た目は、15で0/3は取れたが、数字は外し、戻りは17枚で2枚のマイナス。
次は、もう1投、Orのダブル賭け。押さえに△に6枚。
出た目は、△の25で戻りは17枚。1枚チップが増えた。
さて、次だが、Orは本当に再度の「死に目」に入ったよう。
もう1度だけ、Orのダブル賭けに挑戦してみよう。当たらないだろうから、0/3と△にも賭けて、合計20枚。
こんなこともあるのです。37の数字の内の25数字に賭けたのに外れてしまった。
出た目は、13。これも死んだはずのKの数字。外す方が難しいのに。
これもカジノの神のお告げだろう。
よしよし、ここで撤収することにしよう。1000以上は浮いているようだし、なにぶん入れ替わり立ち代りの賭け人たちで落ち着かないし。

 手持ちのカラー・チップをノーマルのものに替えてもらい、キャッシャーで両替すると1950ユーロ、元金の500を差し引いて、1450の浮きになった。渡したティップの合計は、8枚80ユーロ。こんな金額で済んでいるのは、シュバル(2目賭け)を活用した今回の賭け方が効果を発しているのである。
今日は、ルーレット台を囲む賭け人が多かった事もあって、数字に賭けずにほとんどを4つのゾーン、それとツボツボに賭けることに専念した。ツボツボの方は功を奏しなかったが、ゾーンはうまい時に、1、26が出てくれたり、初めて出た0がリピートしてくれたりと、無理をせずに勝つことが出来た。

 翌朝、2ndレストランのバッカスでなかなかの朝食を食べた後、このネニッヒの村の中心部に足を向けてみた。この村の唯一ともいえる観光施設は、ローマ時代の遺構とミュージアム。ミュージアムは時間が早いために開いていなかったが、遺構は裏から入ることが出来た。
村の中心部には広場がなかったが、その代わりに大きな水場があった。豊富な水がなければ、中世からの生活は成り立たなかったのだろう。


 今日はこれから、コブレンツ経由でバート・エムスのカジノに向かう。


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