リゾカジ カジノレポート

リーマン放浪記 澳門攻略旅行編①-1

* マカオ 2016/ 10/ 12 Written by あなろぐ

コメント( 1)

「月日は百代の過客にして、行かふ年も又旅人也。」

―――松尾芭蕉『おくのほそ道』



はじめまして、カジノ暦1年目「あなろぐ」と申します。

題目にある通り、普段は都内の中小企業に勤めるペーペーのサラリーマンですが、

ひょんなことから澳門カジノの輝きに魅了され、10月の3連休に単身乗り込んできました。


収支を記録する意味でも、なけなしの20万円を握り締めた、ごく平凡なる変人による

初のマカオレポを複数回(おそらく3回)に分けて投稿したいと思います。

見事に一山築いて生還するか、はたまた蛾誘灯に群がる羽虫となるのか、

ビールでも飲みながら読んで頂ければこれ幸いです。



本題に入る前にまず、私の初マカオ訪問は約2ヶ月前の夏休み事でした。

学生時代からよくご馳走になっていた先輩と二人でぶらぶらと巡った香港・マカオのサウナツアー。

観光するだけのつもりで入場した「グランドリスボア」の禍々しさと大小のテーブルに群がる中国人達を見て、

阿佐田哲也著『麻雀放浪記』に出てくるチンチロ部落を思い起こし、私のギャンブル心がくすぐられました。


気がつくとチップを握り締めていた私は、落ち目の中国人の逆張りをして500HKD程度の小金を掴みました。

その後18サウナでまったりした後に香港島に戻るが大小テーブルが忘れられず、

先輩をホテルに残して単身タイパ行きのフェリーに乗り込んでいました。(すまぬ・・・すまぬ・・・)

そして、一晩かけて大小だけ行い、ヴェネチアンで-3,000HKDまで減りその後ギャラクシーで-700HKDまで

戻した時点で精魂尽き果てたのでした。


さて、人間はシンプルな勝負に嵌る傾向があります。

スポーツで言えばスキージャンプや陸上競技ハンマー投げなどが典型で

「最も遠くへ飛んだ(飛ばした)人間が勝つ」という原始的な競技です。

勝ち負けの基準が単純で、明確で、他に考慮の余地が無いからこそスポーツやギャンブルに

熱中するのだと
私は考えます。

香港・マカオの大小勝負の後、退屈な日常に戻り、どうすればマカオで勝てたのかを考えていました。



まず、大小について、同じテーブルで連続勝負すれば確実に負けます。

なぜかというと一晩中大小テーブルにかじりついていると、大小一方に出目が偏ると人が増え、

順張りが最高潮に達したタイミングで頃合を見たように逆やゾロ目が出るケースが多かったからです。

特に、深夜2時を超えて貧乏人しか残らなくなってからは

露骨にベット偏った大小と逆側が出るよう操作されているらしい事、体感しました。

(沢木耕太郎著『深夜特急1』でも大小の出目を操作を示唆する文章が有りますが、全く同感です!)

実際前回、ギャラクシーマカオで2,300HKD取り戻した際は、チンとベルが鳴る「no more bet」の直前、

張りの少ない方へちょこんとチップを置く所謂「ハイエナ戦法」で

+700HKD、+700HKD、+900HKDと3連続で当ててヴェネチアンでの負けを緩和しました。



しかし、ある程度の勝ちを期待できるこのハイエナ行為には3つほど問題点があります。

まず、人が多い台や時間帯しか使えず、張り付いてベットのタイミングを見極めるため時間を食う点、

次に、大きな張りをすると多数派となり外れるため、常に少数野党とならなければならず大勝できない点。

そしてなにより、神経を使う上にディーラーから嫌われてカジノを楽しめないという点です。笑

ハイエナするなら、家族旅行客達が夕食を食べてカジノをふらふらする20-22時頃に300HKDや500HKDを

基本に気配を消しつつベットするのがよい
のではないでしょうか?

(人相が変わりそうなのでお勧めしませんが・・・)



また、もうひとつ感じたことは、大小テーブルにかじりついてわかったことは、小張をしてる貧乏人を

掻き分けてふらーりと現れては1,000HKDや5,000HKDなど色の異なる大きなチップを積み上げる

異星から襲撃してきたかのような中国人大富豪が稀にいらっしゃいます。

この方々に対しては、ディーラー達も遠慮して初ベットもしくは2回目のベットで当てさせるようです。

(滞在中の話ですが不思議と2連敗した様子はありませんでした。)

また、大富豪サイドも勝利を味わえると満足してドドリアさんとザーボンさんを

中華風に味付けしたような手下
を引き連れ、バカラ星へと旅立ってゆくのでありました。笑



さて真面目な話に戻しますと、大小は参加プレイヤーの「運」の総量を見極め、

ベット額とベット先を変えるというのが醍醐味であり大変面白いのですが、

自分がプレイヤーになると大金を一度にかけて勝ち逃げするというやり方をしない限り、

じりじりと負けることが必至と考えます。遊びでやる分にはOKだが、儲けるためにやるのはNG。

バカラも同様に面白いと思うのですが、ベット額が大きいのと、大王製紙の社長の事件をちらつき、

私にはちょっと怖いイメージがあります。

(つまり、面白すぎて一度手を出したら自身が破産する危険性すら感じるのです・・・)

ネガティブな気持ちで勝負するか、ポジティブな気持ちで勝負するかは「運」を引き寄せるための

重要な要素と感じますので、残念ですがバカラもスルー。


となると自身が能動的なプレイヤーとなれるポーカーかブラックジャックこそ正義となります。

調べた結果とブラックジャックには基本戦略がありました、映画(洋題:『21』)も見ましたが

これはかなり勝てそうな印象(・∀・)イイ!!、、(aa旧いですかね?)

また、生来気分が顔に出やすい性格であるため、ポーカーに興味はありますが

今回はブラックジャック(と気分転換に大小)に絞り勝負することにしました。


前口上が長くなり恐縮ですが、澳門攻略旅行編①-2も勝つか負けるか予想しながら

読んで頂ければ嬉しく思います。では!

(エェッ!賭けないのが一番というご意見は声が遠いためか、全く聞こえませんネ。笑)


このReportへのコメント(全 1件)

2016/10/13(Thu) 15:59

コウ13

あなろぐ様

はじめまして。コウ13と申します。
勝負するのがブラックジャックでバンクロールもほぼ同じという
同じ境遇だったのでコメントさせて頂きます(笑)
マカオには行ったことがなく(行っては見たいのですが・・・)、
韓国がメインでプレイしておりますが・・・

次回の記事を楽しみにしております^^


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