リゾカジ カジノレポート

アドカジ・・・幻のカジノ、タイタンを行く

* アジア 2010/ 04/ 20 Written by イチロー

コメント( 0)

私がそのカジノのことを知ったのは3ヶ月前くらいであった。なんでもカンボジアとベトナムの国境に豪華カジノが最近オープンしたらしいという噂だ。

同じくカジノ好きのO氏から名前がタイタンであることとそのカジノのHPアドレスが送られてきた。はたしてそのサイトを見てみると・・・立派やないか!
http://titankingcasino.com/index.html

タイの4月の正月休みの4連休をどうやって過ごすか悩んでいた私は即決して行くことに決めた。しかしいまだに地雷が300万個埋まっているというカンボジアである。そのカンボジアの首都プノンペンからさらに奥地へ150キロ入るのである。

さすがに一人で行くのをためらった私は、食事をまき餌にカジノ好きのO氏とK氏を誘った。ビールとイタリアンで盛り上がった2人は何のためらいもなく秘境カジノ探検隊に加わった。リゾカジならぬアドカジ(アドベンチャー・カジノ)隊の結成である。

その場で次の日程が承認された
1日目 バンコク発プノンペン泊、市内のナガカジノ視察
2日目 3日目 タイタン泊。
4日目 プノンペン経由でバンコク戻り

という完璧なスケジュールを組んだ後、カンボジアのビザを取得することにした。これに関してはK氏がネットで電子ビザを取得できるサイトを探してきたので、私も10$を払って申し込んだ。するとビザの申請用紙だけ送られて来たのでおかしいと思い、調べてみるとフィッシングサイトであった。さすがカンボジアと思わせる出来事だった。

さらに数日前からバンコクの赤シャツデモ隊が過激化して、街中が騒然としだした。行ったら戻れないぞ!という親身な忠告もあったが、未知のカジノを発掘するという尊い使命に燃えていた我々にとってはさほど障害ではなかった。

さて4月12日の月曜に無事空港にたどり着いた我々は、お手軽飛行機エアアジアに乗って1時間のフライトでプノンペンに到着した。プノンペン国際空港は思いのほか小奇麗な飛行場に変身していて、昔のような外人からぼったくるぞ!という気合が乏しくなっている。

そこからO氏の知り合いが泊まっているという1泊30$のホテルまでお迎えの車で行き、現地の日本人の方3人と合流。この現地3人衆は、さすがカンボジア歴が長いつわものばかりで、タイ在住の我々も圧倒するパワーの持ち主ばかりだった。夜の遊び場を親切に案内してくれたが、詳しいことはアドカジのテーマから外れるので省略する。

さて市内にあるカジノだが、前に来たときは船の中にあるしょぼいカジノだったが、見事に大変身。名前もNaga World Casinoと改名しており中身も名前に恥じぬラスベガススタイルのカジノだった。アジアなのでバカラ主体だが、雰囲気はベガスのCeaserのように通路ぞいに各テーブルが配置されていた。

バカラのベットレンジは全部ドル賭けで、20-2000$、40~4000$、60~6000$とローベッターにも賭けやすい設定である。

本番を控えているので、かわいく15$をタイに賭けるとそれが大当たり。120$をせしめて夜遊び代金をせしめた。幸先がいいことである。

さて次の日の朝、いよいよ目的地タイタンである。事前にホテルに予約を入れると、ホテルの販促のMr.Sokから携帯に電話がありプノンペンまで迎えの車をよこしてくれるそうである。

このSok氏は、風貌が芸人のカンニング竹山に似ているのだが、日本人が初めてということもあるのだろうが、すごく面倒見のいい奴で滞在中何かと声をかけてくれた。食事もつきあってくれて、ホテル代も全部フリーにしてくれた。その代わり日本人にも宣伝しておいてくれと言われ、レポートを書かざるをえなくなったのだが。

さてプノンペンからの行き道だが、行程150キロということで少々甘く見ていた。日本やタイの150キロではない。カンボジアの150キロである。舗装はしてあるのだが穴ぼこだらけの片道1車線。そこを人を満載したバンやトラックが猛スピードで走るのである。途中河には橋がなくてフェリー待ちして渡るのである。これが国道1号線である。

さらに迎えのドライバーが途中で中古のテレビを買い込んだり、食糧調達したりと寄り道しまくりだったので結局5時間近くかかってしまった。ちなみにベトナムのホーチミンからだと2時間で着くそうなので、こちらは裏道なのかもしれない。

さて十分アドカジを堪能した我々はようやく国境までたどり着いた。この地帯一帯がカジノ密集地で全部で10件近くあるという。タイタンの他にもローカル色豊かだが、VIPフロアがやたら豪華なベガスカジノ、バッタもののWinnカジノ(Wynnではない)など個性的な店がそろっていて、さながらストリップ大通りである。

もちろん一番規模が大きいのが、タイタンで高い天井とゆったりしたテーブル配置で、さらにベットミニマムも10$からとリラックスしまくりである。こんな条件だから普段ポイペットで鍛えている私が負けるわけがない。

今回はあまり特筆すべき大勝負はなかったが、徐々に増えていく感じでトータル1500$程度の浮き。1回VIPルームで大きく賭けたときに私がピクチャを3枚引きしたのにディーラーが2から8を起こしてくれてきわどく引き分けた。

部屋は80$でもかなりいい。部屋代は結局ただにしてくれたのだが、もしリゾカジで行かれる人がいたらMr.Sokにメールで連絡しておけばいい。たぶんそれなりに便宜を図ってくれると思う。その際に前に来た日本人3人組に紹介されたと言ってほしい。(笑)

今このレポートをバンコクのオフィスで書いている。するとまたふらふらと行きたくなってきた。ふとカレンダーを見ると5月1日から4日まで休みである。エアアジアのサイトはどこだったけ・・・



このReportへのコメント(全 0件)

コメントの投稿

投稿するにはログインが必要です。
会員登録がお済でない方は≫コチラ

PASS: