リゾカジ カジノレポート

ストリップバック(裏側)ツアー

* ラスベガス 2005/ 09/ 02 Written by カジ郎

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ニューヨークパリ、イタリア中世のお城宝島などを彷彿させる巨大なテーマホテル、華やかなショーに絶叫アトラクション。まばゆいばかりのネオン。ネバダの砂漠に出現したメガシティーは、本気でお金をかけて創られた「ニセモノ」の街だ。と実感する「ストリップバックツアー」?がある。
それが、モノレール。ここで紹介する「モノレール」はホテル間を便利に移動する無料「モノレール」ではなく、MGMグランドからサハラまでストリップストリートの東側に並ぶホテルの裏側を通っていく有料で不便な「ラスベガス・モノレール」のことである。

まずは、MGMグランドから乗ろうと駅を探した。ホテルの裏側にあるというので、ストリップ側から入ったものの、ホテルがでかいので、遠い遠い。ストリップの反対側にあるホテルフロントにたどりついたが、駅への道がわからないので、玄関から外に出た。お~そこにはまさしくモノレールステーションが。しかしまだ距離がある。絶対ホテルからつながっているはず。と思い。ベルボーイに聞いてみると、彼が指さす方向(フロントを背にしてエントランスの左側)には幅5m(もない)の通路が。。。もっと目立つように表示しておけ!と心の中で叫んでしまった。
その通路を進むと地下のショッピングアーケード。その先が駅となっていた。

チケットの販売機を探すと??あれ?たったの1台!!そんなに乗る人が少ないのであろうか?
さすがに開通したばかり(2004年12月から運行再開)らしく駅もモノレールも新しくきれい。

で、さあ出発~~ッ!意外に速く走るではないか。

そこから見える景色にちょっと驚いた。あのストリップから見える個性的なホテルの裏側は、味気ない四角い建物ばかり。ユニバーサルスタジオの裏側って感じ。でも、これが意外に面白い。と同時に、なにか見てはいけないようなものを見てしまった寂しさを覚える。そう、“東京ネズミーリゾート”のモノレールに乗っていてロストリバーデルタの裏側を見てしまった感覚です。(わかんないか?)でも、あのホテルの裏側ってこうなってるのか。と妙に見入ってしまう。また、MGMのプールやウィンラスベガスのゴルフコースものぞき見ることができる。

景色を堪能しているうちに、約15分程度で終点のサハラ駅に。しかし、このモノレール駅からホテルまでが遠い。200m以上、ストリップに出るまでは300mはあると思われるほど遠い。これが先に「不便」と言った理由だ。(地図を見ると駅とホテルは近いように見えるが。。。)どの駅もホテルまでは、それくらいの距離があるという。そんなわけで、ストリップのホテルめぐりするなら、歩いた方が速い。モノレールを利用する価値があるのは、サハラ、ヒルトンに宿泊する人かコンベンションセンターに行く人、そして私のように、ラスベガスのストリップの裏側を見てやろうというお登りさんくらいであろう。この「ストリップバックツアー」折り返し運転されているので、3ドルでず~と乗っていることもできるので乗った駅に戻ってくれば、約30分の立派な格安ツアーになると思うのは、私だけでしょうか?

さて、「ストリップバックツアー」のおまけは、ストリップをとろとろ走る「トロリーバス」ツアー。私は「サハラ」のバス停から乗車。「ヒルトン」を経由してやっとストリップに面した「ストラスフィア」に戻ったと思ったのに、これからがまた長旅のはじまり。ただでさえトロいのにホテルのストリップ側にバス停はなく、ホテルの搬入口のようなところにあるバス停まで回っていくのだ。さらに「サーカスサーカス」から「ファッションショー」に向かう道は、明らかに案内パンフにはないストリップから離れたルートを通ったのでちょっと不安になったくらいだ。私は、マンダレイベイまで帰ろうと考えていたが、さすがにトロいのでTIで降りてしまった。

このトロリーバスは、ストリップを南北ぐるぐる1日中回っている。料金は$1.75。時間が有り余っている人の市内観光にはもってこい。ゆっくり街の様子が把握できると思う。ただし、私が乗車したバスは、夜なのにバス内の照明は停車した時だけ点灯、走行中は窓からはいってくるストリップの明かりだけだったので、女性は昼に乗るのが無難かも。

ストリップの東側を「モノレール」、西側を「トロリーバス」で行く“ストリップバックツアー”。帰国のまで数日あるのに軍資金が溶けてしまったギャンブラーにおすすめのツアーです。( ̄ω ̄;)!!


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