リゾカジ カジノレポート

コートダジュールその6「やっとカジノ?A」<モナコ>

* ヨーロッパ 2002/ 09/ 09 Written by リゾカジマスター

コメント( 0)

 なかなか筆が進まなくてすいません。正直言いますと、レポートのためにとっていたメモ帳を紛失し、ずっと探していたのですが、結局見つからなかったからです。というわけで、これからの報告は記憶に頼るところが大きく、数値関係等あいまいなところがありますので、あくまで参考ということでお許しください。

2)Cafe de Paris

 テーブルゲームをやりたい。となると、事前に調べていたCafe de Parisに直行です。Le Casinoの目の前、右手に位置するオープンカフェの向こう側、歩いても1分とかかりません。

 さて、みやげ物屋に囲まれた入口の中は、ごく普通のカジノ。天井は低く、なにかごみごみした感じです。照明も薄暗いためあまりいい印象は残っていません。エントランスまわりは古臭いマシン類が約500台ほど。奥に入っていくと、数十台のテーブルゲームがあります。

 お目当てのBJは約10台。min200F、300F、500F、1000Fの4種類。1000Fのテーブルまで超満卓。おまけにその周りにもひとだかり。2,30分待っても到底座れそうにありませんでした。他のゲームはと見渡すと、min25Fのアメリカンルーレットが3台。シングル0のヨーロピアンが主流のモンテカルロで、さすがにこれには手をつける気はなし。その隣をふと見ると、一台だけクラップスがあるではないですか。それもやけに盛りあがってます。本場アメリカにも劣らず、なぜか奇妙の感じがするほどでした。が、minを見てびっくり。なんとminは300F。思えば、プレイしてる人もやたらと金持ちそうな人ばかり。モンテカルロではクラップスはお金持ちのゲームなんでしょうか?

 さて、Casino Directoryで調べたところでは、他にはバカラやプントバンコ、シェマン・ド・フェールのテーブルがあるはずですが、そんなもんどこにもありません。さすがに1000FminのBJをやる勇気はなく、結局失望しながらモナコ一日目の晩は退散と相成りました。

 そうそう、BJのルールなんですが、これが記憶にないのです。そんなに悪いルールではなかったと記憶してるのですが、メモがないもので確かなことがわかりません。たぶん6デッキ、S17、DOAだったかと。スプリットの制限とサレンダーの有無がまったくわからないのです。これはLe Sun Casinoもまったく同様です(同るーるだったので)

3)Le Sun Casino

 エルミタージュ宿泊はたった2晩です。一日目の晩はLe CasinoとCafe de Parisの2ヶ所に行きましたが、正直こんなものかという感想でした。Le Casinoは芸術品としての観賞価値があるだけに、それなりに納得しましたが、Cafe de Parisはあきません。まったく田舎のカジノ、それでいて超満員と来るからたちが悪いです。

 さて、モンテカルロ最終日。この晩の数時間をはたしてどう過ごすか?少しだけ勝たせてもらったLe Casinoでもう一度ルーレットをやるか?新たなカジノに挑戦するか?(Cafe de Parisに行く気はまったくありませんでした)結論は、Le Sun CasinoにGO!です。というのも、調べてみると、Le Sun CasinoはMonaco Grand Hotel内にあるらしく、Le Casinoの左手の階段を5分ほど歩けばいける距離ではないですか!もうひとつ残されたLe Sporting Clubは車でないと動けず、タクシー事情のよくないモナコなので敬遠することにしました。

 かみさんと娘の買物に付き合い、夕食を済ませ、娘を風呂に入れたらすでに10時半。娘におやすみのキスをもらい、いざ出陣です。

 Le Sun CasinoのあるMonaco Grand Hotelは海に面したなかなかいいホテルです。Hotel de Paris, Hermitageもいいんですが、アメリカンタイプのホテルで家族連れなんかにはこちらのほうが向いてるかもしれません。カフェから見る夕暮れなんか最高のシチュエーションでした。

 さて、エントランスに向かうと、なんと改装工事中。そこそこマシン類もありますが、明らかにここのほうがテーブルゲーム重視のカジノのようです。レイアウトはわかりやすく、室内も明るく、活気があります。

 ゲームの種類は、min25Fのアメリカンルーレット10台(どうもシングル0はLe Casinoのみ?)、BJは15台。min100が7台、min500Fが6台、min1000Fが2台と選択の幅がありました。ここも300Fminのクラップスがあり大人気でしたが、バカラ、シェマン・ド・フェールは見かけませんでした。ヨーロッパでバカラ、Punto Bancoを見ないのはものすごく不思議な感じでした。

 この日も人出はすごく、Le Sun Casinoも例外ではありません。とくに100FminのBJは席の空き待ちで立ち見の人が2重に。ここですごすご帰るわけにはいきません。モンテカルロでBJをしないでかえるとみんなからのブーイングは必至。そこで、弱そうなおっさんの後ろにへばりつくこと1時間。必死の思いで席を確保しました。

 さてその執念が実ったのか、30分ほどで日本円にして20万円ほどの利益を確保。その計算をするためにチップを揃えていたら、後ろのオッサンがもうやめるのかと聞いてきます。素直にそこで代わってやろうかと思ったのですが、1時間も待って確保した席、もうちょっとという色気が間違いでした。。。

 1シューだけと思いながら、知らぬ間に1000Fminでベットしている自分がいました。耳元には「しっかり勝って、結婚10周年の記念にブルガリで指輪を買って。。。」というかみさんの囁きが響いていました。そういやちょっと前にGAKUさんの奥さんから、10周年の記念にダイヤモンドの指輪を買ってもらったという話を聞いてたなあ。。。

 1シューが終わる時、ぼくの手元には元手とちょっとのチップしか残っていませんでした。このまま続けようかとはなぜか思いませんでした。ひとつはモンテカルロでは最後まで観光気分が抜けなかったこと。ヨーロッパのカジノの雰囲気は明らかに今までのカジノとは違いました。慣れてないというのは勝負において大きなマイナスであることを改めて感じました。もうひとつは言葉です。英語もなかなか通用しないところでは、まったく会話もないまま時間が過ぎていきます。初日のおばさんのように、片言のイタリア語でコミュニケートできるならまだしも、無言はつらいものです。ましてや、ディーラーが何いってるかわからんのはストレスです。次に訪ねたときには、もう少し楽しめるかなと思いますが、さていつ頃再訪できるやら????



このReportへのコメント(全 0件)

コメントの投稿

投稿するにはログインが必要です。
会員登録がお済でない方は≫コチラ

PASS: