リゾカジ カジノレポート

麗しのコートダジュール1 【エズ】

* ヨーロッパ 2001/ 08/ 22 Written by リゾカジマスター

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1)ニース・コートダジュール国際空港到着

 ロンドン・パリはおまけとして、まずは本題コートダジュールから始めましょう。ロンドンでの3日間はあっという間に過ぎて、ヨーロッパ4日目にロンドン・ヒースローからニース・コートダジュール国際空港へ移動です。乗ってる時間は約2時間。時差は-1時間です。

 フランス第二の空港と聞いていたのですが、行ってみると大したことはない、そこらにある田舎空港です。でも、華やいだ雰囲気・エスプリを感じるのは贔屓目でしょうか?

 税関チェックに並んでいると、そこかしこで煙がモクモク。金持ちそうなおばはんがソブラニのカラーをくわえていたり、葉巻をふかすおっさんまで。おいおい、さすがにここは禁煙やろ、と思っても誰も気にもしません。荷物の受取場所でもプカプカ、吸いがらはその場にポイ。喫煙天国を通り越して、ちとひどいのではないかとヘビースモーカーのぼくまで思うぐらい。その後のパリもそうでしたし、フランスという国がそうなんですかね。

 さて、今日はこのままエズのホテルに「チェックインする予定。足はバスで行くか、タクシーかのいずれか。(鉄道もありますが、エズ・シュルメールの駅は海岸にあって、そこから標高427メートルの村まではタクシーが必須ですが、つかまるかどうかも?でした)荷物も重かったし、さすがに高級シャトーホテルにバスでは行けないだろう、と見栄を張ってタクシーに乗りこむことに。

 ガイドブックでは、300から400Fって書いてあったけど、実際はどうなんやろ?と不安に思いつつも車に乗りこむと、目の前に料金タリフが。料金ランクはA,B,Cと3段階あって、土曜日、深夜(11時以降)、そして8月のバカンスシーズンはすべてタリフC(最高額)が適用されるとのこと。単価はよくわかりませんが、オフシーズンの昼間の2倍以上であることはたしかです。

 結局エズに着いてメーターを見ると470F(1F=17.6円ぐらい)、8000円強。所用時間は30分弱。チップこみで500F払いましたが、これを高いと見るかどうかは難しいところです。途中、ニースのビーチ、街中、エズへの断崖絶壁の道など、観光を兼ねてると思うしかないでしょうね。

2)シャトー・ド・シェーブルドール

 さて、今回のお目当てのひとつ、エズ村のシャトー・ド・シェーブルドールに到着です。村の入口は幹線に面していて、公営駐車場、レストラン、土産物屋、バス停などがあります。写真にもあるように、この上へは徒歩で上がるしかありません。頂上近くにホテルがあるのでけっこうしんどいですね。(荷物はゲートのすぐ上で引き渡します。どうやってもって上がるんやろ?)

 村の入口は、バカンスシーズン真っ盛りということもあって観光客がワンサカ。そこで、気になったのが、その人たちの服装。オーバーではなく、10人に一人は、漢字入りのTシャツを来てるのです。さすがに写真は取れませんでしたが、ほとんど意味のない「尼」とか「耐」とか「亭」という文字が。。。この後、ニースに行っても、モナコに行っても、あらゆるところで見かけました。今、これってブームなんでしょうかね?

 で、ホテルの中に入ります。しかし、フロントまでなんと遠いこと。下の写真は、そのフロントまでの通路の一部分です。断崖絶壁や庭園、細い路地をくぐり抜けて5分ぐらいたってようやくフロント到着です。

3)チェックインして

 残念なことに舞い上がっていたせいか、十分に部屋の中の写真を撮ることができませんでした。というか、チェックイン後、恥ずかしい話ですが洗濯を始めまして、それを部屋中に干したものですから、それどころじゃなかったのが実状。あまりよくわからない写真ですが下にアップしておきます。

 さて、洗濯をささっと片付け早速ホテル内とエズ村探索です。いろんなところで美しさに息を呑むとありましたが、まさにその通りでした。ここからは、言葉で語るより写真のほうがわかりやすいので、ライブラリー形式で。

 写真のようにエズ村は、中世からの城壁に囲まれています。曲がりくねった細い石畳の路地と石造りの建物。住民がいるのかどうかはわかりませんが、大半はふたつのホテルとギャラリー、カフェ、クラフトショップ等々。京都参寧坂の西洋版みたいな感じです。あ、そうそうエズ村は別名「鷲の巣村」と呼ばれています。鷲の巣って見たこともないのですが、こういう断崖絶壁にあるからそう呼ばれているのでしょう。このコートダジュールにそういった村が100数十あるとのこと。その中で最も有名なのがこのエズです。

※公式ホームぺはこちら。 「Relais&Chateaux」というシャトーホテルをチェーン化してるところが経営しています。こちらは日本語対応もあります。(むちゃくちゃ重たいサイトですが)

3)熱帯公園と夕食

 熱帯公園というのは直訳そのも。実際は「Le Jardin Exotique」という表示。こうなるとそれっぽいでしょ。別名サボテン公演。といっても、別段サボテンがすごいとか、熱帯植物があふれてるとかは一切ありません。ただの展望台だと思っておいてください。しかし、ただの展望台ではありません。はるかアフリカまで見渡せるのではと思うほどの絶景。たしかひとり25Fぐらいの入場料が要りますが、十分元は返ります。エズに行ったなら必須ポイント(といってもここぐらいしかない(^^ゞ)でしょう。

写真では明るいですが、これは夕方6時過ぎの風景。日光浴は7時ぐらいまでOK.完全な日没は9時を回ってました。そうこうするうちに、夕食の時間に。今回の旅は3才時連れということもあって、まともなファインダイニングは無理とあきらめていたのですが、唯一このホテルの二つ星レストランだけが3才の子も受け入れてくれました。なんとそれも特別な部屋を独占状態で。それも3人もギャルソンがついて。はっきり言って娘は料理を手掴みするは、飲めないシャンパンで酔っ払うわで落ち着きませんでしたが(^^ゞ

 味は定評通り、ばっちりでした。とくにアスパラガスのソテー、オマール海老のソテーは最高でした。えっ!お値段ですか?プールサイドで1時間ほどアペリティフを飲んで、コースメニューを頼んで、しめて2500Fぐらいでした。ぼくがまったく飲めないので、ワインとかはかみさんがグラスオーダーしてました。2つ星フレンチでこの値段、あの雰囲気(夕暮れが息を呑むぐらいにきれい、カメラ持参で行けばよかったと後悔するほど)、決して高いとは言えないでしょう。でも、間違いなく家族じゃなくアベックで行くところです(キッパリ)。

 ということで、コートダジュール初日は終了。あとは例のジャグジーにゆっかり使ってオヤスミナサイでした。



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