リゾカジ カジノレポート

コラム「カジノをしないリゾカジ旅行」

* オーストラリア 2006/ 01/ 26 Written by KANAE

コメント( 7)

私はカジノをしない。

毛嫌いしている訳でもないが、海外旅行に行ってたまたま泊まったホテルにカジノがあったとしても、おそらく足を運ばない。関心があまりないのだ。

夫は海外のリゾート地で、観光や食事やショッピングなどを楽しみつつカジノを中心に過ごすのが好きで、今までそんな旅行を一緒に何度もしてきた。私の家族はまだ子供たちも小さいので、当然子供連れという形になる。

日本人の、そして特に中年以降の世間一般の偏見として、「ギャンブルは悪であり、家族を悲しませる」というものであるらしい。そして、カジノはそのギャンブルというジャンルに位置している。だから多くのひとには、「家族旅行をしながらもギャンブルをするなんて有り得ない」と思われるに違いない。

たとえば家族でスキー旅行をしたり、キャンプをしながら釣りを楽しめば、子供にとっても良い経験となり、家族との楽しい思い出がひとつずつ増えるだろう。それとまったく同様に家族でリゾカジ旅行へ行って、貴重な経験や思い出が出来るのも実は事実であり、私は今までそのような体験をしてきた。

一年に一回位、オーストラリアやラスベガスなどのカジノのあるホテルへ家族旅行として足を運ぶ。もちろん子供はカジノへは立入禁止だし、私もカジノはしないので、夫がカジノへ行くのは単独行動となるが、旅行中はお互いに携帯電話を持ち、私は子供たちをを連れてどこへでも別行動する。と言っても、出かける先は地元のスーパーマーケット位だが、地元の主婦のように日用品を物色してみたりする。普段のスーパーの買い物にいちいち夫について来てもらわなければいけないひとはいないだろう。主婦友達へのお土産としては、今どき免税店の口紅なんかより、2ドル位で買えてしまうおしゃれな台所洗剤の方がもらって喜ぶものだ。

夫とは食事の時間になったら待ち合わせたり、予め日時の決まっているショーやツアーなどは一緒に行動する。夜は子供たちと早く寝るか、ニコロデオンという子供番組のチャンネルを観る。これは大人でも結構面白い。

また、カジノを楽しむ夫の友人と会うのは、リゾカジ旅行の楽しみのひとつで、今まで何の接点も無かったひとたちと知り合いになれることは、私にとっても子供たちにとっても貴重な経験である。幅広い年齢、出身地、職業など様々なひとたちと今まで知り合いになれたが、話しているうちに「カジノが共通項」であることもつい忘れてしまうほどだ。仮に「ショッピングが趣味」だったら、こういう人間関係は築けないだろうな、と思う。

「リゾカジ」という言葉は、カジノ好きの輩たちが「僕らはギャンブルだけじゃなく、きれいな海に泳ぎに行くことも目的なんだよ。」などという言い訳ではない。その思いを正しくアピールするためには、カジノをしないのにカジノ旅行に家族連れで行く私のような者の体験談が必要では?と思い立ち、ペンを取った次第。

ちなみに、最近行ったオーストラリアのケアンズへの旅行では、子供たちが寝た後、どうしてもと言う夫に連れられて30分だけルーレットで遊んでみた。飲み物を取ろうとして目を離した隙に2回も大当たり(ストレイト・アップ)するなど、短い時間だったがとても楽しかった。5年前にケアンズに来たときも、夫に渡された$25チップを1回だけ「7」のストレイト・アップに賭けて当たった経験がある。いずれも当たった直後に止めて帰っているので、私のカジノ生涯成績はプラスである。


このReportへのコメント(全 7件)

2006/01/27(Fri) 00:00

豪州源

KANAEさん

源です。ご無沙汰いたしました。
旦那さまにはベビーシッターをやっていただき、KANAEさんが25ドルチップ1枚だけを持って、ルーレット卓に向かった方がよろしい、と感じたのは、わたしだけでしょうか。


2006/01/27(Fri) 00:00

じゅん吉

KANAさん、はじめまして じゅん吉といいます。
私も家族旅行何度かしてますがいつもカシノのあるホテルに泊まっています。私の嫁は一度もカシノに足を踏み入れたことがないんですよ。やはり小さい子供を部屋に残して遊びに行けないみたいです。子供がある程度大きく成長したら、カシノデビューしてもいいんじゃないかなって思ってます。そのときは私の嫁にルーレットでも手ほどきしてあげてください(笑)。ですから私もカシノはできるだけ夜にして、昼間は子供たちと遊ぶようにしています、どこの子供いる家族は一緒なんですね。


2006/01/28(Sat) 00:00

KANAE

>豪州源さん:
ケアンズではお世話になり、ありがとうございました。お陰さまで楽しい思い出になりました。私の場合、味を占めてまたルーレットに挑戦、なんてしないほうがよいかも知れません。たまたま勝ったので、勝った思い出だけにしておきます。これが本当の勝ち逃げ!?

>じゅん吉さん:
子供の成長によって、親の考え方も変わってくるものですよね。うちの子供たちはもう小学校高学年になりましたが、幼稚園とかの小さい頃は私も普段の生活や仕事のことなど今と大分考えが違っていました。まして家族旅行に関してはなおさら変わりましたね。今の方が少し遊びにも柔軟性があるみたいです。これと決めつけずに、その時々でベストなやり方で楽しめればいいなあなんて思います。いつか一緒にリゾカジ家族旅行できるといいですね!!


2006/01/28(Sat) 00:00

shine

BJです。
「私はカジノをしない。」・・この出だしに引き込まれました。

ちなみに、私の妻も基本的にカジノをしません。
妻は、昔ベガスでスロット5cをして、10ドルを30ドルに、そして、その勝ちで25cスロットをしてJPを当てました。その後一切カジノをしていません。つまり、妻もカジノは生涯プラスということになるかと思います。

なんか同じですね。失礼します。

ps
噴水は、ベラッジオの部屋からの撮影ですよね。
あんな風に見えるのですね。


2006/01/28(Sat) 00:00

KANAE

>BJさん:
先日はケアンズでお世話になりました。奥様とはパーティの席でお話しさせていただき、とても楽しいひとときでした。とても可愛らしくて素晴らしい奥様ですね!是非またお会いしたいです。奥様にくれぐれもよろしくお伝えくださいませ。
写真はすべて主人が撮ったものです。ほとんどは家族旅行で行った先のものですけど、ベラージオの写真は残念ながら、ひとりで行った時に撮ったもののようです。一度は家族でベラージオに泊まってみたいと思います。


2006/02/02(Thu) 00:00

カンピオーネ

KANAEさん

はじめまして、カンピオーネです。コメントありがとうございました。
KANAEさんのところで、投稿したほうがいいような気がしてここから
送ります。私もKANAE さんへ、メールをしたいと思っておりました。
いろいろお伝えしたいことがあるのですが、あまりメールに夢中になると寝不足になるので、少しづつ、、、と思っています。
パースの情報を整理して、レポートさせていただきますね。少しお時間ください。

その前に、お子様とご一緒のリゾカジ、、、ほんとうにうらやましい
です。私は、子供がいないものですから、いいな~いいな~と思って
KANAEさんのリポートを楽しく読ませていただきました。
そして、どうしてもお伝えしたかったのが、お子様たちが成長されて
お二人のリゾカジ旅行の機会が増えてきた時には、ぜひご主人の後ろに
立って(寄り添って)いっしょにBJなどを、、、されてほしいなって
ことです。とても、楽しいですよ。生涯プラスのままでいていただきたいので、ご自分でされなくても、ゲームの方法だけ教えていただいて、
お二人で一緒に、、、というのもいいと思います。そして、あまりいいカードでなかった時、大丈夫大丈夫などと言ってうしろから
やさしい言葉をかけたり、、、ね。それではまた、 
カンピオーネ(mitsue)


2006/02/03(Fri) 00:00

KANAE

>カンピオーネさん:
そうですね、私は絶対カジノを一生しない、とか決めずに、その時の自分の環境によって考えを変えて行きたいと思っています。カジノの雰囲気を味わうだけでも十分楽しく、旅行に来た甲斐もあるというものです。今の私の日常は、仕事と家のことと子供のことなどで毎日忙しくあっというまに過ぎてしまっていますが、カジノを含めて将来の楽しみのことも少しずつ考えられたらいいですね!カンピオーネさんのお言葉とてもありがたく参考にさせていただきます!


コメントの投稿

投稿するにはログインが必要です。
会員登録がお済でない方は≫コチラ

PASS: