リゾカジ カジノレポート

マカオでは気をつけて。

* マカオ 2008/ 04/ 16 Written by むうむう

コメント( 2)

いつも皆様の体験を食い入る様に読ませて頂いております。ここの所毎月通ったマカオでの人のあれこれをレポートしてみます。


 3月23日から1週間最後のマイレージを消化して香港経由にてマカオに入り深夜、下町、新馬路を少し入った安ホテル、文華酒店に着き、部屋から鮮やかに光を放つグランドリスボアのイルミネーションを拝み、これから数日間の至福の時を期待し就寝しました。ここは平日、300HKドル、金土日、500HKドル、部屋は結構きれいで、外国人の長期滞在も多い様で、飛び込みで行く私、何度かFULLで駄目な時もありました。ロンリープラネットにでも載ってるのでしょうか。 
 界隈には海鮮飯店、マカオ土産の老舗、ポルトガル料理の佛笑楼海鮮の店先ではマグロほどの巨大な魚を解体してたり、鮮度が第一なこだわりをアピール、夜はお客がイッパイ、遅くまで賑わって居ました。


2日目


 廊下で同じフロアーに泊まってるフレンチと話ちょっとだけしたもんだから、それからと言うもの、熱心な?遊ぼうコールには参りました 一体何だって言うんだい!うるっさい!!
 女ひとりであんなとこ泊まってるから。。。。。気安く話したりしてはイケナイと言う教訓その1 安眠妨害、寝不足ながら、新しい突先の Ponte16に行ってみました。
 巨大なブルーな建物は近隣の煤けた古い地域とはまったくそぐわない 入場し一階はマアマアの入り、二階に上がってみると人は100ドルバカラに居る位、もちろん中国人ばかりです。
 ちょっと、やってみようと1000ドル出し、、、、皆チップ増えていませんしどうも駄目、2つの台を行ったり来たり。ざっと観たのですがフードコートが無く、テーブルで頼むと持って来てくれる点心食べてみましたが、ダンボールとは言わない、新聞紙入り位の美味しいとは言えない水ギョーザでした。まずっ。おまけに、隣のおっさんだと思うのですが、タバコねだるし、気がついたら大事なライターが無い 一瞬に盗られ油断も隙もあったものじゃありません。


 カフェェナタでランチ食べて、リスボアに。
 平場の昼下がりは盛り上がり、二重の人の100ドルバカラ、速攻でPズラに、乗ることが出来Ponteのマイナスは解消。
 奥の休憩場に行くと、暇そうにカモを物色してる感じの男の子がずらりと、、、、隅っこに座るや否やキモチ悪い愛想で、なんとかと言ってくる。もう魂胆ミエミエで(来た!来た!)最近、こういう変なのがマカオ凄く多く、発展の副産物と言える、コーチ屋、泥棒、一階のレストラン辺りなんか、一目でそれと判るお嬢さんが昔日本で流行った超ミニボディコンで日がな、ゾロゾロ行ったり来たり立ってたらいけないとか、きまりがあるのかどうか、よくオジサン鼻の下長くして声かけたりしてる。 スタイル、ルックス、まぁトビキリの美女の様ですよ。
 テーブルで新しいシューが始まったら、先ほどの愛想男が隣に座り、コッチだ、ソッチだと指南、もう煩く集中出来ないじゃないか。無視決め込んで、サクサク、ディーラーは気ずいてて、その時、さっと私が賭けたベットを自分のボックスに動かし、咄嗟にNO!怒ったら、ディ-ラーが奴にやはり叱ってくれた。用心、用心。そうして奴は消えてくれたのもつかの間。 私を挟んで若いカップルが座りチップ持ってる訳でもないし
又だ。

 よっぽど私はお目出度い雰囲気?
 ツラ追いの私に彼女の方が
 「もう、チェンジよ~」とか
 「あなた、ニホンジン~?」
 「あなた、ひとりい?」
ぴったりと私を挟んでの、新種のカップルコーチ屋でしょう。安心させて、、、、。

 もう疲れて、無視してると、カップルはコソコソし作戦変更し同じテーブルにいたオバアチャンにターゲットを移し、背後から何やかにや話しかけていました。暫くたっておばあチャンもカップルも居なくなって・・・・

 その時です。

 少し離れた所でなんか叫んだらしく、廻りの人が同じ方を見て何かが起きた、ゆく手をみるとさっきのカップルの女が出口にさしかかって、セキュリティに取り押さえられた。そして、あのオバアチャンが指をさしながらヨタヨタ追いついて・・・言葉は理解出来ずとも、あの女がオバアチャンのチップかお金をダマくらかして盗んだんでしょう。

 ふと、柱の影から片割れ男が知ってか知らずか女が居なくなったのが心配になったのか、不安のイッパイの顔で辺りをうかがってる 私はディーラーに「あの男、片割れよ」 と訴えたのですが日本語でジェスチャーでも、取り合ってくれないのでかかわり損、ちょっと興奮したし、勝負どころじゃないので、休憩場でお茶飲んでると、「はい!」とかいって片割れ男。 ディーラーに言い付けたから私は文句でも言ってくるのかと思いましたが、違うようで 暗い顔して座ってるので私、
「彼女、ポリスに連れて行かれたのよしらないの?」
解ったんだか解らないのか通じないけれど、つい、私の息子のような兄ちゃんに、
「あんたね~そんな悪いことばっかしてこれからの長い人生良くなるわけない、よ~く胸に手あてて考えてごらんよ~」

 雰囲気とは通じるものか・・・いやに神妙になって考え込んでいるので、一本おタバコ恵んであげたら、その嬉しそうな顔。アモンから出てきて人からやさしくなんてされた事なんてない、そんな背景を感じ複雑な感じでした。
 後に兄ちゃんは沢山のリスボアクッキーを私に持ってきてくれ心の中で私は(いい道あるいてよ~)ってキモチでした。                           

 次の日、リスボアは今日も2重、3重。罫線はみごとなツラがぶらさがり、あの場に鶴の様な清楚な娘が舞い降り、大きい1000ドルチップで5枚、7枚と賭け強くて、なぜだか彼女はナチュラルを絞りだす。
 乗らせてもらい、500ドル、3回Pにて3000ドル、切れたらサッと鶴は居なくなり、皆も私も笑顔、笑顔。
又次の日、リスボアに鶴さん飛来。
 本日の鶴さんは傍らに20は年の差ありそうな恰幅のいい、知的でリッチそうなパートナー、上質皮ジャケットにジーンズ、高価そうなブーツ。彼女は昨日と同じジーンズ、サーモンのカットソー、ゲン担ぎで同じ服装かもしれない。ウォッチはダイヤ輝くロレックス、1キャラの指輪 二人共、長身でスタイルもいい。
 罫線が凄いことになって、ツラなんです、L字の16回、もちろん鶴さん絞りP、押すな、押すな、熱狂の人山、Pしか張らないのディーラーは細かいコミッションしなくていいとはいえ、沢山の配当に汗だく、助けてくれ~と言わんばかり。
 10000ドルチップを管理してる彼が20枚をキャッシャー行って、ビスケット二枚に換えてきたころ、プレイヤー祭りは終わり、鶴嬢のお陰で最後の日、トータルで、22000HKドルプラス。

 マカオはドラマチック!!



このReportへのコメント(全 2件)

2008/05/11(Sun) 00:00

Smoto

数々のコーチ屋の様子、あたかも『賭博者』のように読ませていただきました。


2008/05/14(Wed) 00:00

むうむう

S本様
お返事有難うございました。
カジノでは自分のお金は自己責任ですよね。
 気の迷いから来る失敗は数々ありますけれど
 そう悪人ばかりでもないと思います。
 人を当てにしないこと。それが一番。


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