リゾカジ カジノレポート

2つのコンラッド・ホテルをまわるオージーリゾカジ 【GC&ブリスベン】

* オーストラリア 2001/ 04/ 27 Written by GAKU

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■コンラッド・ジュピターズ・ホテル&カジノ

 ゴールドコーストの中心地サーファーズ・パラダイスの隣りにある、ブロード・ビーチという街にあります。サーファーズ・パラダイスからはタクシーが便利です。コンラッド・ジュピターズ宿泊をする場合は、直接ホテルに電話をして、CASINO REWARDSのデスクに繋いでもらいましょう。日中の時間であれば、日本人ホストに代わってくれます。既にCASINO REWARDSのメンバーであれば、カジノレートの提示をしてくれると思います。カジノレートでは1泊A$109.50です。

 中華、イタリアン、クイーンズランド料理、バフェ、カフェなど、レストランはとても充実していて、他のホテルのそれと比べてもレベルが高いと思います。個人的にはここの中華がお気に入りです。プールも色々なタイプがあって、リゾート気分も十分味わえます。施設の充実度で言えばゴールドコーストのホテルの中では一番だと思います。今回の滞在で初めて、小さいながらスポーツブックもあることを確認いたしました。

■コンラッド・トレジャリー・ホテル&カジノ

 ブリスベンの中心地に位置します。カジノとホテルは建物が別れていて、間に芝生の公園があって和んだ雰囲気があります。カジノは一般客用のカジノとCLUB CONRADという特別なカジノの2つが存在し、一般客用のカジノからCLUB CONRADへはフロアが異なり、簡単に行き来できないようになっています。一般客用のカジノはメインの入り口から入りますが、CLUB CONRADへは別の入り口から入るようになっています。CLUB CONRADの入り口は小さな表示だけされてあり、中は小さいけれど小奇麗なホテルのフロントになっています。実はカジノの建物の中にも30室だけカジノゲスト専用の客室があり、カジノゲストはここから入るようになっているようです。

 CLUB CONRADは、1階がフロント、2階が専用カジノ、3階が客室となっています。CASINO REWARDSのメンバーで、以前にある程度の実績があり、カジノホスト経由で予約するとここに部屋をとってくれると思いますが、その規定は残念ながらよく分かりません。カジノレートでは1泊A$110です。

 余談ですが、ゴールドコーストやブリスベンのあるクイーンズ・ランド州では(ひょっとしたらオーストラリア全土で)、コンドミニアムを除くホテルは、1部屋に3人までしか宿泊できないというルールがあるようです。僕の家族の場合は子供2人の4人家族なのですが、例外にもれず2部屋予約しなければいけませんでした。子連れなので実際には1部屋しか使用しないので、ちょっと勿体無いです。(コンプになれば関係無いのですが。)

 コンラッド・ジュピターズには日本人カジノホストが常勤していますが、コンラッド・トレジャリーには残念ながら日本人カジノホストはいないようです。ただ、ホテルスタッフの中に一人だけ日本語を話せる方がいらっしゃったので、観光に関しての質問などは助かりました。コンラッド・トレジャリーのCLUB CONRADには、カジノ専属のストレッチリムジンがあり、コンプ実績に関わらずカジノゲストはどこに行くにも無料でストレッチリムジンを利用できます。ここらへんは専属のストレッチリムジンを持たないコンラッド・ジュピターズとは対応が違います。(コンラッド・ジュピターズは別会社にストレッチリムジンを手配しています。)できれば前日や当日の朝にでも利用したい旨を伝えると良いようです。

 僕は今回、ローン・パインという野生動物園に子連れで行きましたが、片道50分ほどの距離もとても快適なドライブでした。しかも運転手さんに帰る時間を話していないにも関わらず、ずっと待っていてくれました。子連れには特にありがたいサービスです。もちろんチップははずみましたが。

 一般客用のカジノは、ほとんど地元客が占めていて、コンラッド・ジュピターズとは全く雰囲気が異なります。BJもミニマムA$5という低レートの台がほとんどで、平日の日中なのに開いているBJテーブルはほぼ満席状態でした。BJでは他のプレイヤーに相乗りしてベットすることができるので、テーブルを取り囲むようにして立っている客もかなり多いです。

 コンラッド・ジュピターズと異なるゲームとしては、ツー・アップが無いということと、レット・イット・ライドがあるところでしょうか。その他はあまり変わらないように感じました。 CLUB CONRADは一般客用のカジノと比べてかなり落ち着いた雰囲気ですが、それでも夜になると地元客が多くなります。ミニマムレートもコンラッド・ジュピターズのCLUB CONRADより低く、A$25が多かったと思います。

 CLUB CONRADに入れる基準がかなり曖昧なのですが、コンラッド・トレジャリーの方がかなり曖昧で、ほとんどルールも分からずにプレイしている客も時々見かけました。雰囲気はコンラッド・ジュピターズの方が良いと思います。その奥の部屋にはV.I.P.ルーム名前の部屋があり、ここはミニマムA$100に統一されています。バカラ、ルーレット、BJと少しのA$1スロットが置いてありました。全くと言って良いほど客は無く、僕一人がBJをやっていただけでした。ただ、ピットボスの愛想はこちらの方が良いですし、変な客もいないし(客が僕一人だから当然なのですが)、ドリンクやサンドイッチのサービスなども、マンツーマンでやってくれます。これで勝てれば最高なのですが。

■CLUB CONRAD

 コンラッド・ジュピターズとコンラッド・トレジャリーともに、カジノの上客用にCLUB CONRADと呼ばれる専用ルームを設けています。一般客用のカジノではドリンクなどのサービスは有料になっていて、しかもカクテルガールが頻繁にまわってきてくれる訳でもないので、沢山飲みたいひとは自分でバーに取りにいかなくてはなりません。しかも有料という訳でかなり不便です。(正確には、CASINO REWARDSのメンバーはプレイ中は1ドリンク無料ということになっています。1時間に1回くらいカクテルガールが注文を取りに来てくれますので、その時に注文したものだけが無料となります。)

 それに対し、CLUB CONRADでは飲食は無料になっています。 基本的には、まずCASINO REWARDSのメンバーになって実績を積み、カジノホストに認められるとCLUB CONRADのメンバーズカードが発行されます。今回お世話になったコンラッド・ジュピターズの日本人カジノホストの話しでは、最近は地元の一般客が出入りするようになり、飲み食いだけして帰る人が増えてきたので、CLUB CONRADのメンバーズカードを持っているかどうかをチェックするようになったそうです。ただ、基本的にはCLUB CONRADのメンバーズカードを持っていなくても、プレイさえしていれば全く問題無いようです。

 また、CLUB CONRADのメンバーズカードを提示すると、デポジットしていない場合でも良いレートで両替してくれるサービスが受けられます。(注意:再両替したい場合は、両替時に「後で再両替したい旨」を確実に伝えておきましょう。そうしないと後でゴネてもどうにもなりません。) CLUB CONRADのメンバーズカードは上記のような特典が受けられるだけで、本来のスロットクラブであるCASINO REWARDSの特典とはまた異なるようです。CASINO REWARDSではプレイ実績に応じて、ホワイト、シルバー、ゴールドというようにランクがあり、それぞれ受けられる細かな特典が異なります。プレイのレーティングに関してはどちらのカードを提示しても同じアカウントとして集計されますので、全く問題はありません。

 CLUB CONRADのメンバーズカードは、本来CLUB CONRADへ入室するためだけの会員証と考えれば良いでしょう。ただ、前述の通りルールがかなり曖昧なので、持っている必要も無いかと個人的には思うのですが。オージーっぽいところです。

■フロント・マネー(デポジット)

 両カジノ共、メインキャッシャーでキャッシュ(あるいはT/C)を預けることになります。必要なものはCASINO REWARDSのメンバーズカードとID、それともちろんキャッシュ(あるいはT/C)です。CASINO REWARDSのナンバーが口座番号となるようです。カジノでの両替レートは非常に悪いのですが、デポジットするとそれとは別のかなり良いレートで計算してくれます。

 参考までにですが、前述のCLUB CONRADのメンバーズカードを提示すると、デポジットしていない場合でも良いレートで両替してくれるようです。デポジットしたキャッシュ(あるいはT/C)は、滞在日数を伝えるとそれよりプラス1日くらいまでホールドしておいてくれます。デポジットを解約する時には同じレートで再両替してくれる訳です。ただし、勝った分はA$のままですが。

 注意点としては、ゲームテーブルではデポジットの出し入れはできないようです。デポジットの出し入れは全てメインキャッシャーで行なわなければなりません。必要な金額をメインキャッシャーのスタッフに伝え、キャッシュまたはバウチャーで出してもらいます。すぐにゲームテーブルに向かうのであれば、キャッシュの方が手続きがやや簡単ですが、安全性を重視したければバウチャーを発行してもらうのが良いでしょう。デポジットの出し入れを行なうと、レシートが発行されますので、これは必ず保存しておきましょう。デポジット解約の際には、預けた時に最初に発行されたレシートが必要ですし、デポジットの出し入れの際にも、最後に発行されたレシートの提示を求められることがあります。デポジットを途中入金する際は、メンバーズカードと共に「Deposit, please.」で通じます。また解約する際は、「Back money, please.」で問題ないようです。

■コンプ・ポリシー

 テーブル・プレイヤーに関しては、総ベットの0.4%が受けられるコンプのポイントになります。宿泊者はチェックアウトの前日の夜にカジノホストのところで、ステイタスのチェックを受けてコンプの確認をすれば良いでしょう。宿泊者はカスタマーサービスデスクで食事などのコンプチケットを発行してもらうことは出来ず、ホテル内での飲食その他はすべて部屋付けにしておく必要があります。ラスベガスのようにテーブルでピットボスに直接コンプチケットを出してもらうことなどは全くできません。  コンプに関しては、カジノホストが属するカスタマーサービス部門が一切の権限を持っているようです。逆に宿泊者ではない場合は、カスタマーサービスデスクで直接コンプチケットの発行を受けることになります。 ご参考までに、両カジノともビデオポーカーはありませんので、残念ながらビデポプレイヤーには全くお薦めできないカジノと言えるでしょう。また、スロットマシンやビデオキノのポイントだけはキャッシュバックしてもらうことができます。 今回、コンラッド・ジュピターズの日本人ホストの方とゆっくりお話しする機会があり、コンラッド・ジュピターズでのコンプシステムについて詳細に聞いてくることができましたので、以下にご紹介いたします。

 ●ホテル予約カジノレートで1泊A$109.50(税込)。1日の平均プレイ時間が4時間以上、平均ベットがA$75以上の場合、カジノレートよりさらに割引き、または無料サービスされる。ホテル予約には、宿泊する全員のフルネームが必要。到着便名を知らせれば、空港まで迎えのリムジンを用意。(帰りはリムジン手配の料金分以上のコンプポイントがあれば用意してくれる。だいたいA$200相当。)日本からのフリーダイヤル 0053-1616-363TEL 001-61-7-5592-8295FAX 001-61-7-5592-8406ジャパニーズ・マネージャーを呼び出してもらえば良い。現在E-mailによる問い合わせ・予約はできない。

 ●カジノコンプを受けるためにはCASINO REWARDSのメンバーになり、テーブルゲームではプレイする前にディーラーに提示することが必要。マシンゲームの場合はプレイ前に挿入口にカードを挿入しておくことが必要。マシンゲームのポイントだけは、キャッシュバックを受けることができる。デポジットをした場合は、その金額により、以下の優待プログラムが適応される。

 ●優待プログラム(一般プログラム)デポジット最低A$5,000以上。CASINO REWARDSのメンバーズカードとは別に、CLUB CONRADのメンバーズカードが発行される(ナンバーは同一)。コンプポイントはまず、ホテル宿泊費、飲食費、その他付帯料金に当てられ、さらに十分なポイントがあると、航空券の払い戻しが受けられる。ただし、この場合はコンプポイントが航空券の払戻額に達していなければならない。なお、払戻額は航空券上に記載された金額以下という規定がある。その他付帯料金にはホテル内でのショピング、ホテル外での飲食、ビューティサロン、マッサージ、ショーチケットなどは原則的に含まれない。(しかし実際にはショーチケット、マッサージなどもコンプになったので、コンプポイントがあれば交渉次第ということだと思われる。)

 ●優待プログラム(VIPプレイヤー・キャッシュ・ターンオーバー0.6%プログラム)海外からのカジノゲストを対象とし、A$75,000以上のデポジットがあった場合にこのプログラムが適応される。このプログラムに参加するには、まずコンラッド・ジュピターズ・カジノとプレミアム・プレイヤー・アグリーメントの契約を結ぶ必要がある。その後プレミアム・プレイヤーカードが発行され、総ベットの0.6%がキャッシュバックされる権利を持つことになる。もし、プレイヤーの総ベットが、総デポジット額の10回転分になる前に、総デポジット額の80%以上の金額を損失した場合、総ベットの6%がキャッシュバックされる。この場合は前述の「総ベットの0.6%のキャッシュバック」は適応されない。総デポジット額の5回転分以上のプレイでホテル宿泊はコンプとなり、また総ベットの0.1%が飲食費、その他付帯料金に当てられ、さらに十分なポイントがあると、航空券の払い戻しが受けられる。なお、払戻額は航空券上に記載された金額以下という規定がある。その他付帯料金にはホテル内でのショピング、ホテル外での飲食、ビューティサロン、マッサージ、ショーチケットなどは原則的に含まれない。(現実には前述同様。)ブラックジャックはこのプログラムに適応されない。(一般プログラムではブラックジャックも適応となる。)

■戦績紹介これを書いてる僕自身がカジノの戦績報告に何の意味があるか分かっておりませんが、ひょっとしたら誰かのお役に立つこともあるかもしれませんので、記しておくことにしましょう。前回のベガスでのご報告は勝利のご報告でしたが、今回は大敗のご報告です。心してご覧ください(^^ゞ。リゾカジマスターに習って始めた収支表の記入はとても良いです。当たり前のことなのですが、勝ちは勝ち、負けは負けと、きちんと自分なりに整理できるのが良いですね。みなさんにもおすすめいたします。

●初日 累計+A$2、710  
種目   平均ベット    時間       収支       
JP21  A$350   270分   +A$2、110
ルーレットA$100    40分   -A$1、000 
JP21  A$325    35分   +A$1、600   
※JP21は、Jupiters21と呼ばれる変則BJ初日からちゃくちゃくとBJでプラスを稼ぐことができました。しかし平均ベットが比較的大きいので、そのリスクから考えれば大勝とは言えません。ルーレットはダメです(>_ <)。一発A$100ストレートアップ狙いで全て外しました。                   

●2日目 累計+$8、510  
種目   平均ベット    時間       収支    
BJ  A$325   120分   +A$1、600   
BJ  A$325    30分   +A$2、325   
BJ  A$325   140分   +A$1、850   
大小 A$ 25     1回   +A$   25
この日もきっちり逃げ切ることができてプラスを確保。ジュピターズ・カジノのCLUB CONRADと呼ばれる部屋はとても静かで、落ち着いてプレイができます。静かな分、バカラプレイヤーのうなり声もよく響き渡っておりますが(^^ゞ。 

●3日目 累計+$3、410  
種目   平均ベット    時間       収支  
JP21  A$325    95分   -A$4、200
ルーレットA$100     5分   -A$  800   
BJ    A$350   140分   -A$3、200   
BJ    A$275    90分   -A$3、900   
BJ    A$325   240分   +A$6、000
ルーレットA$100    20分   -A$1、000   
BJ    A$200    30分   +A$2、200   
BJ    A$200    45分   -A$  200
出足不調でなかなか浮上するチャンスが見出せず、かなり苦戦を強いられました。この日もやっぱりルーレットはダメでした(>_ <)。 

●4日目 累計-$1、220  
種目   平均ベット    時間       収支    
BJ    A$200   210分   +A$3、370   
BJ    A$100   225分   -A$3、000   
BJ    A$300    60分   -A$5、000
ゴールドコーストでの最終日は、最後に一気にやられました。恐ろしいほどにディーラーの引きの強さを見せつけられ、グウの音も出ないほどでした。映画「ベガスバケーション」をご覧になった方はお分かりになるかと思いますが、こちらが19だとディーラーは20。20だと21、ダブルダウンで21だとBJ!というのがシャレにならないほど連発し、GAKU・アラチャンコンビは一気に撃沈したのでした(^^ゞ。 

●5日目 累計+$3、040  
種目   平均ベット    時間       収支    
BJ  A$100   160分   +A$3、860   
BJ  A$100    60分   +A$  400
この日からはブリスベンのトレジャリー・カジノに移動です。なんとかコンプでストレッチリムジンを出してもらうことができました。ブリスベンは初めて訪れた街なので、しばらく散歩してみました。都会と自然が調和した、緑あふれるとてもきれいな街という印象です。カジノの横がきれいな公園というロケーションは他にあまり無いのでは。さて、肝腎の収支ですが、こちらのホテルではコンプは意識しないようにしようと決めていたので、平均ベットを大幅に下げました。ところが、ベットを下げると調子が良くなるというカジノオカルト法則(?)通り、なぜかプラスを確保しました(^^ゞ。 

●6日目 累計-$10、935  
種目   平均ベット    時間       収支    
BJ  A$150   185分   -A$7、975   
BJ  A$100   120分   -A$5、100   
BJ  A$100   100分   -A$  900
最終日は勝っても負けても流しモードと考えていたのが、思わぬハマリっぷりに。最低ベットで様子を見て、チャンスの波を感じたらベットアップと考えていたものの、ベットアップするタイミングもつかめず、結局ほぼフラットベットとなってしまいました。なぜなら、5連敗1勝、7連敗1分、6連敗1勝などという流れが延々続き、どう考えてもチャンスの芽がなかったからです。こんな流れから、2分を挟んで14連敗という時は、さすがに笑いが込み上げてきました(^^ゞ。ジュピターズでの平均ベットでやっていたらと思うと、恐ろしかったです。久しぶりにBJの波の激しさを体験した今回のオージーカジノツアーでした。今回の総コンプはおよそA$2,500。たっぷり遊ばせてもらったので良しとしました。


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