リゾカジ カジノレポート

BJ初心者のWH  【ソウル】

* 韓国 2005/ 10/ 20 Written by おっちゃん

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『ゲーム編』

とある事情で30年勤めた会社を退職し、最大330日間の自由時間が出来た<おっちゃん>は、公私共に一番活き活きしていた、海外出張・駐在時代の10数年前を振り返り、久しぶりの異文化交流&カジノ復帰をめざし充実した失業生活をはじめました。

引越しや公的手続きでバタバタした2ヶ月の間、以前はルールも判らず(努力もしないで)手をつけなかったBJに初挑戦するため、本棚にあった<カジノ:黒野十一氏 著>を取り出し、WHのHPでBJゲームをして勉強しました。もちろん、WEB上でいろんなHPを訪れ、<リゾカジ>を知った次第です。

【初戦】
BJ初挑戦は一番手近で土地勘もあるWHへ2泊3日の行程で10月初めに行ってきました。BSの実習と場慣れを目的とした初戦は延べ30時間のプレーで驚きの僅差勝利でした。BS通りの打ち方を心がけたのですが、イージーミスを何回か犯し、その際は自覚できるほど、きっちりロスしました。
このことは逆にBS信奉の念を強くさせました。同時に、勝つためには、ベットアップ・ダウンのコツと、手仕舞い&小休止のタイミングの習得の必要性を痛感しました。

【公式戦への準備】
まずゲーム中の小休止と仮眠の場所を確保するため、以前のVIP資格の継続とルームコンプを確保しました。そして格安航空券を押さえ、10日後の再戦を計画しました。
BS習得と実践はWHのHP上の仮想カジノでのゲームで行いました。時にはあえてBSを逸脱した打ち方をし、BSの有効性を再確認しました。
ベットアップ・ダウンは時間の関係で、GAKUさんのベットアップストラテージを心の支えとし(まだ十分消化しきれていないのでお守りみたいな存在です)公式戦1回戦に臨みました。

【資金計画】
滞在:2泊3日(WH滞在時間:40時間)
テーブル:min1万W~5万W max50万W~100万W
バンクロール:250万円(約2240万W)
1回のバイイン:50万円(約448万W)
打たれ越しモードのミニマムベット:5万W
通常時のベット:15万W-25万W-30万W
ビッグベット:50万W

【小休止のタイミング】
1時間~1.5時間を原則とし、途中でも200万Wの+/-で状態判断を実施。
また、集中力の低下を感じた時は一旦、小休止。なお隣のテーブルに感じの良い一人打ちの女性が座って、その隣が空いた時も移動の好機と思います。

【結果】
延べ16時間のプレーで BJは +800万Wでした。(11回の参加にて9勝2敗)
BSをほぼ習得し(時々は確認のためカンニングしましたが)ていたため、他のプレーヤーの打ち方如何に関わらずをしても、自分自身がBS通り打っておれば、大敗はしないことを実感しました。

【おまけ】
一連のゲームの間で小休止のため浮いたチップを一旦両替し、10万Wチップ2枚と1000Wチップ5枚をポケットに入れ部屋に戻ろうとしたとき、普段は手を出さないルーレットの客寄時間(同じ目が繰り返しでる)に遭遇しました。イタズラ心が湧き、同じ目がくるタイミングを待って3回くらい見物していたのですが、あるプレーヤーが<アウトサイドで5万W~10万Wで8連荘だ!>と話しているのが耳に入りました。

<流石に次は0,00狙いだろう!>と神の声が聞こえ、<0、00、1、2(なぜか27、28は浮かばない)だ!>と玉が投げられた瞬間<(0、1、2)と(00、2、3)12倍>の2箇所に10万チップを置いてしまいました。

<ノーモアベット!(チンチン!)>で玉が落ちたところは<3!>

ディーラーの顔が一瞬引き攣り、<おめでとうございます!>10秒で100万Wのプラス。1000W 5枚を投げるようにチップして部屋に一直線・・・

部屋に戻って笑いを押し殺しながら、<でもホンマやったら、(0、00)と(1、2)の18倍に掛けるべきやった!>と気付きました。


『カジノ編その1』

充実した失業生活を送っている<おっちゃん>が約10年ぶりにカジノ通いを再開し、マニラに続いてソウルWHに復帰&BJ初挑戦しました。まじめにWHカジノのイロハを再履修していきます。

【準備】
軍資金:

1回目は200万円、2回目は250万円を準備しました。失業中でBJ初挑戦の<おっちゃん>としてはある程度刺激のある金額です。

航空券:
まだ、フルコンプでないので、1回目はJALの特典航空券、2回目は航空会社未定の格安航空券(実はJAL)を準備しました。

【出発から到着】
日本の税関:

100万円以上のため真面目に<支払手段などの輸出届出書>を提出しました。面度くさそうに受理いただきました。

仁川の税関:
1万ドル以上の持込のため<旅行者税関申告事項:10月より様式が変わりました>に申告し、税関係員に(マネーの申告)を告げると、荷物検査台(X線あり)をとおらずに、申告窓口に案内されました。パスポート、税関申告事項、現金・TCを見せると書類を作成しサインをするとOKです。出国時に規定金額以上の持ち出しの際、必要です。大負けしたら無用の紙切れです。
でも、荷物検査はされなかった。

両替:
空港では小額で良いでしょう。両替記録は再両替の際、必要です。


空港からの移動:
鉄道は工事中のため、通常はバスでの移動になります。WHのVIPは当然高級車で送迎です。でもなぜか<拉致>された気分です。

【WH到着】
必需品:

パスポートは持参すべきです。若造り、韓国顔の方は必須です


会員カード:
一般の人はWHのカジノ(LLフロア)の受付(回転ドアの中)でマイレージ会員証(シルバー)を作成されると良いでしょう。ゲーム実績にてポイント払い戻しのコンプを受けられます。
VIPはゴールドカードで、VIP受付でホテルチェックイン、航空券受理をします。パスポート、航空券はルームキーと交換で預けます。その後、個室へ。いい部屋ですが、なぜか<独房>のような感じです。
(続く)

充実した失業生活者<おっちゃん>のWHカジノ『カジノ編その2』です。

【改修中】
現在、WHカジノは改修中でLL階ですが、別スペースで営業中。
夜など、かなり窮屈に感じます。12月下旬までには新装開店です。
日本の例で行けばスロットかビデオポーカーの設定が5~6になる(パチスロちゃうか!)と良いんですが、BJでは何にも期待できないでしょうね。
BJ時2倍返しとか、インシュランス無料とかにならないですかね。

【両替】
両替所で両替します。パスポートまたは会員カードと現金、TCを渡せばOKです。レートも悪くなく購入証明書の提示で両替額までは再両替も同じレートとなります。勝ち越した分は残念ですが、通常買上レートとなります。
ちなみに 100円 は 888.41W、勝った分 929.41Wで100円 でした。
なお、購入証明書は勝った際の、交換記録が証明(裏に記入される)され、出国時の持ち出し証明になりますので紛失されないように。

【チップ購入】
現金、W小切手でテーブル購入します。円でも購入(同一レート)できますが外貨購入証明書をもらっておいた方が良いでしょう。なおTCは窓口で。

【チップからキャッシュ】
手仕舞いの際はキャッシャーでチップをW小切手(小額は現金)に換えます。最終の手仕舞いまではW小切手の方がかさばらないでしょう。
両替の項に書きましたように、円への再両替は証明書の関係で最終に行うべきです。(勝つつもりなら)

【テーブルを選ぶ】
BJの場合、一般席ではCSMが大半です。個人的には好きではありませんが、小休止のリズムを自分で作る必要があります。6デッキのシャフルマシンなら、カード交換時に一息つけるのですが。
重要なのは、テーブルの雰囲気です。人の打ち方に文句を言う輩や一々指示する輩、酒を飲みすぎている輩との同席は避けた方がいいのですが・・・

【レーティング】
カードを渡し、レーティングをしてもらいます。現在はローテーブルでもベットに基づきレーティングされるようです(多分)。
ビットボスやサブがチラチラこちらのベットとチップの山をチェックし、端末に入力しますが、そのタイミングに合わせベットを増やすという駆け引きもまた楽し。

【韓流BSとの戦い】
BSを通りにディーラーのフェイスカード7の時の16ヒットや、2や3の時の12ヒットした時、韓流(勘流?)信奉者で負けた輩はクレームをつけてきます。今回も、1塁にいた おっさん(いつも他人に文句を言うやつ)が私のヒットやスプリットの仕方が頭にきた様で<ユー クレージー!>と言って空いていた3塁(隣)に移ってきました。まだしつこく文句を言ってくるので、<俺は他人の打ち方に文句は言わない主義だ。そして俺は確率的に計算された世界標準のBSに忠実に打っているんだ!文句を言われる筋はない!>と英語でまくし立ててBSを見せてやりました。相手はそれからは黙っていましたが、<対日>では意地と面子があるけれど、<世界標準>を持ち出されると弱いんでしょうね。(笑)

それからの おっさんの打ち方、ディーラー9で13のステイなど自爆テロ並みの大荒れの打ち方でチップの山がどんどん減っていきました。
でも、ディーラー10で、私が11のダブルダウンからAを引きずっこけた後、おっさんが14でステイし、ディーラーが5を反して次に7を引いた時は、思わず<ナイスステイ!>と言ってしまった自分に苦笑。ちなみに次のカードは5でした。

【BSの効用】
韓流BSの勝負は歴然。相手は<馬鹿ツキ>の時間帯もあるけど、最終的には歴然とこっちが勝っている。また信じて打っているので負けても<確率に従っても負けたんだし、相手がラッキーでこっちに運が無かっただけ!>と割り切れ、後に引かないですね。
特にインシュランス、イーブンマネー不要の信念でロスを押さえることが出きました。

【客層の様変わり】
私が仕事の合間に来ていた頃はバブル真っ盛り。フルコンプで毎週末やってくる日本の方が主流でした。土地成金や不動産関係の方が多かったです。
今の主流(平日ですが)は外国に居住権を持っている韓国の方、バブルに入った中国沿岸部の方で、日本人もアミューズメントカジノやアングラカジノやオンラインでBJを始めた若い人達も多く、10年の歳月を感じました。
でも、如何にも土地成金の生き残りといった感じのおじいさんが、黙々とほぼBSとおりの打ち方で頑張っておられたのは嬉しかったです。
ちょっと煩くなると、客待ちテーブルを開けてもらいダブル・トリプルハンドで楽しまれており、お話はしたものの、ご自分のペースを邪魔しないようそっと場所を移りました。

【食事・ドリンク】
一見の観光客の中には、ゲームもしないで、飲食無料と勘違いしている方が多いようです。ちゃんとテーブルゲームで遊んで、係員を通して予約することは、カジノもツアコンも指導すべきと思います。
なお、一般的なメニュー(ビビンバ、オムライス、焼き飯、うどん、ラーメン、サンド)の他にもメニューがあるので、ディーラーに見せてもらうと良いでしょう。

【リラックスして打つために】
国籍を問わず、気の合う方を見つけましょう。これで本当に疲れないし、リラックスして勝率もアップします。初めの時もご一緒した韓国系のおばさんとはすっかり打ち解けて、<前回は私が先生だったのに、2週間で何でこんなに強くなったの!卒業証書が要るわ!>など楽しい時間を過ごせました。

【ゲームの変化】
バカラ:ノーコミッションバカラが増えた
BJ:ペアベッティングの選択肢が増えた

【苦手なディーラー】
男性 金さん:小柄で太ったベテランの有名ディーラー。椅子に座ると腹が邪魔でチップ回収の際、手が届かないので日本人皆で椅子を勧めるが、全滅
女性 金さん(服部道子似):無愛想だが強い

【新人ディーラー】
計算が遅いなどは気にしないが、嬉しいことも。
フェイスカードTでBJチャックの際、裏向きカードを判定器(プリズム)に角から当て続いて縦の判定に移るが、Tや縦2~3列の時とA~3の時の動作の差が大きく、またAか2~3の判定も時間が掛り、2~3として対応できました。うぶな娘はおいしいな!

【おもろいディーラー】
顔黒:日焼けサロンか顔黒のディーラーがいました。原宿系
正直ディーラー:ベテランの女性ディーラー(英語が上手い)。
私がmaxベット(50万Wですが)で11でフェイスカードが7。当然ダブルダウンという局面が2回続き、私の引きが2回ともA。2回目は彼女、思わず吹き出しよった!でもその後で、彼女が客待ちのテーブルで韓流BSや世界標準BSの情報交換に乗ってきて、他のディーラーとはちょっと違う交流をし、来月の再開を約束しました。

【ディーラーの交替時期】
チョンボをした時:ピットボスだ出て対応しなければならないミスのときは即、交替です。
プレーヤー総勝ちの時:プレーヤーがベットアップして総勝ちの局面でボスがこちらのテーブルばかり見て電話。交替が慌てて走ってきて、2ゲームだけでまた交替。客待ちの娘を急遽呼んで、交替要員が来るまでしのごうとしたようです。あの時は、min1万Wのテーブルでしたが見る見るうちにディーラーの10万Wのチップが無くなった。
プレーヤー総負けの時:なかなか替わらない。自分で時計を見ながらため息をついていた。(こっちも)

【カジノ以外のWH】
レストランシアターショーやサウナ、ジム、各種レストランがあります。
この2回の訪問では98~99%カジカジでしたし、カジノの飯で十分な私なのでレストランでの食事はしませんでした。販促からは<利用して部屋にチャージして下さい!>と言われましたので次回(3泊)からは順次調査いたします。担当でない販促にレーティング状況を聞いたら2泊ではちょっと厳しいがこのペースで打って3泊ならその次からフルコンプかもといわれたので・・(甘い話には罠がある。でも虎穴に入らずんば・・・のたとえあり)

【GGとの関係】
担当の販促に聞いたら、<親会社は同じだけど、同地区の同業としてライバル意識が強い>とのこと。<空港(仁川)から近いしカジノだけとか、1泊のストップオーバーのお客さんには便利だと思う。でも観光やショッピングを合わせて楽しむ方はWHかな?WHのVIPならGGのカードもすぐに作れるのでは?>とのことでした。

【最後に】
毎日楽しい失業者生活を送っています。これからはリゾの部分でも皆様のレベルに近づきたいと思っています。
インドネシア駐在時も、タウンウォッチングばかりでバリでは国際線から国内線まで歩いたのが唯一の地上体験です。
タイ北部に通っていた頃にはポイペトカジノ予定地に完成予定図あったりで、そういえばゲッティンに行ったのも通貨危機時の暴動発生時に<この情勢だと、ぼちぼち帰国命令が出そうなので、最後に休暇でマニラのカジノで遊んでくるか!>と思い、鬼嫁(カジノ好きですが、カジノではいつも大喧嘩。BJでこっちの引き方にいちゃもんをつけるし、バカラに移ったら、こっちのバンカーにプレイヤーで対抗してくるは、ベガスではグランドキャニオンの観光飛行に乗るため飛行場まで行ったら、<こんな小さい飛行機は落ちるから行かない!一人で行ってきて!と泣き出す始末(結局いけずしまい)・・はぁ・・)連れての休暇からマニラからの帰途、シンガポールにいたときだった。会社に電話したら<お前はついてる、外人(他は欧米人)は今SQで脱出した。3週間は帰ってくるな!>と言われたなぁ。でもすることなくなったから、マレーシアのカジノをと思い行ったんだっけ。当時は十分鉄火場でしたが今はどうなっているのでしょうね?

これからはWHで修行を積んで、テニアンや他のリゾカジにも行けるように頑張りますので、今後とも宜しくお願いいたします。


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