リゾカジ カジノレポート

旅打ち夫婦紀行 「スペイン」 編

* ヨーロッパ 2009/ 12/ 10 Written by TAHARN

コメント( 1)

■ スペイン 「マドリッドのカジノ」

バルセロナから夜行バスで7時間、スペインの首都マドリッドに到着しました。
日本人にも人気の観光地。観光客をよく見かけますが、バルセロナ同様犯罪の多い都市です。

宿近くの「プエルタ・デル・ソル」広場で、「財布をスラれた」と警官に訴えている日本人観光客を見ました。市中心部や地下鉄では手荷物、懐中物に要注意です。

カジノはマドリッド市内にはなく、郊外に2軒あります。
まずはLa Copuna にある 「Gran Casino MADRID」へ。
名前のとおりGran Casino系列です。

市内から無料シャトルバスが出ています。
21:30スペイン広場前発のバスに乗り込みました。
高速道路を20分あまり走ると、左手にカジノの大きなネオンが見えてきます。

16:00~06:00の営業


入場料は3ユーロ


カジノのホームページには「端正な服装で」と記されていますが、Tシャツ、ジーンズで入場している客もいました。訪れたのが夏季だったのでドレスコードがゆるかったのかもしれません。
HPには「10月14日~5月14日は男性は要ジャケット」とあります。

カジノを入るとフロアは二つ


右側が禁煙フロア、左側が喫煙フロアです


レストランも数軒、しゃれたBARもあります


我々は禁煙フロアに入場。ルーレット主体のカジノです。
客は地元客がほとんどで、スペイン人と中国人(マドリッドには中国人が多数住んでいます)が半々くらいでした。

ルーレット8台、BJ6台、POKER4台


BJはMIN5ユーロと10ユーロ


テーブルはカードを配るスペースとチップを置くスペースが2段に分かれており、ゆったりとしています。

6デッキオートシャッフルNH、SS17、サレンダーなし、DDは9・10・11のみ、
DAS、SPは4枚まで、Aceのリスプリットあり


Splitすると、先に2枚目を両方の手に配ってしまうので、しばらく違和感がありました。
ディーラーの多くは計算が苦手です。しょっちゅう間違えます。
自分が17、こちらが18なのにチップを取ろうとしたり、5枚引いて20作ったところをバストと間違われたり・・・自分でしっかり足し算しないと危なっかしくて仕方がありません。

ディーラーがディーラーなら客も客。
中国人以外の客は計算をディーラーに任せっぱなしで、間違われても平然としています。

例によってBSを知っているプレイヤーはほとんどいません。
厳しいハウスルールと、ヘタクソプレーヤーの妨害で妻はガタガタ、私も最初のロールで増えたチップがみるみる減っていきます。

早めに切り上げて帰りたいのですが、シャトルバスは2~3時間おき。
路線バスやタクシーはありません。
我慢してプレーを続けましたが、元を割りそうになったところで退散。
30分ほどバスを待ち、ほうほうの呈でマドリッドに戻りました。

翌日もう1軒のカジノへ。
車で50分ほどのARANJUEZ市にある「CASINO ARANJUEZ」です。

こちらへもESPANA広場からシャトルバスが出ています。
バスの行き先には漢字で「大賭場」と書いてあり、乗客も中国人ばかりです。
殺風景な工業地帯を抜けた所が目的地。
最近リゾート開発された場所のようで、周辺にはホテルやショッピングセンターもできていました。
カジノには結婚式場やレストラン、パーティー会場が備わっています。

16:00~06:00の営業


入場料3ユーロ。客の9割が中国人でした


大きくゆったりとしたフロアにはルーレット、ポーカー、BJ


中国人が多いわりには、彼らが好むバカラはありませんでした。
GRAN CASINOより交通の便が悪いこともあってか、空いています。
全ての台にディーラーがついていて、席は容易に見つかります。

BJは8台。MIN5ユーロと10ユーロ


6デッキオートシャッフルNH、SS17、サレンダーなし、DDは9・10・11のみ、
DAS、Splitは4枚まで、Aceのリスプリットあり


中国人プレーヤーのお行儀の悪さは世界共通。
大声で携帯電話で話し、プレーを中断する。タバコの灰をテーブルに落とす。
プレーしないのに席を占領する、とマナー最悪。

「何でこんな客のために白人のオレたちが・・・」ディーラーの顔に嫌悪感がありありと出ています。
我々も中国人と間違われたか、ディーラーの態度が慇懃無礼です。カードの足し算をすっぽかしたり、チップを投げるように返したり・・・テーブルの雰囲気はよくありません。

ただしプレーは好調。一つの台で調子が悪くとも、すぐ別の台に移れるので気が楽です。
常に混雑している韓国のカジノとは大違い。

ハウスルールは厳しいものの、少額勝ち逃げを繰り返しテーブルを渡り歩いて2時間。
元手を倍に増やしたところで終了。
中国人に囲まれてマカオを感じたARANJUEZでした。


*このレポートはリゾカジ掲示板を転載したものです。
引き続き、欧州~中東のカジノレポートを掲載予定!


このReportへのコメント(全 1件)

2010/09/03(Fri) 16:00

ジャック

BJのオートシャッフルというのは、CSM(毎回ゲームが終わるたびにカードを入れてシャッフル)か、すべて終わってからシャッフルマシーンでシャッフルすることですか?


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