リゾカジ カジノレポート

夏の澳門無料旅行

* マカオ 2010/ 08/ 10 Written by バロケン

コメント( 4)

出発前

リスボアのエリートルームからもう少しでGリスボア無料宿泊券3泊分の期限が切れるというメールを受信しました。

その日から妻の様子を伺いながらいつマカオ行きを切り出そうかと考えていました。
ショッピングと出張や旅行で貯めたJALのマイレージも数十万ありこちらもキャンペーン中で香港までのビジネスクラスが36000マイルにディスカウントされている。

JALマイルと期限切れが近い宿泊券を使った無料旅行をしようと妻に切り出したところあっさりOK。ただしカジノ資金は少な目にしてねということでした。8/4~8/8に無料宿泊券3泊分、新たに12万HKプログラムで1泊分を得てマカオへ行くことになりました。



初日(8/4)

10時関空発のフライトは快調で現地時間12時30分に到着。14時のフェリーで15時にマカオ着。ターボジェットの船窓から見える3ヶ月ぶりのマカオの風景に「もうすぐ大人のディズニーランドへ着くぞ!」とテンションが上がっていると「はい。はい。」と呆れがちの妻。そんな冷静な妻を尻目になぜかAKB48の
”会いたくて”のサビを替え歌で口ずさんでいた。”会いたくて~会いたくて~YES!マカオに~”

フェリーターミナルでボブくんと会いすぐにホテルへチェックイン。
カジノだけではなく宝くじ以外の博打が大嫌いな妻の楽しみであるショッピングへ。ウィンのモールを一周した後、タイパのDFSへ。DFSのシャネルで妻が日本未入荷というブーツとバッグを見つけこれを私がカードで購入。これで実質約3万HKのマイナスから勝負をスタートすることになる。“ハウスエッジより恐るべきホームエッジ“

フォーシズンズホテルの広東料理店で夕食。
鮑好きの妻が鮑を私はナマコをいただき満足。
ハーフボトルのEギガルのコートデュローヌ白も明らかに状態が良く期待以上。

良い買い物が出来たと妻は相当上機嫌。
これで気分良くマカオ滞在を過ごせそうだ。



2日目(8/5)



初日はとりあえず疲れを取るためにベットへ入ったものの、ほんの小一時間で目が覚める。その後も寝付けず日付は翌日になっていました。結局少し眠気を帯びたままカジノへ。ディズニーランドを目前とした子どものようだ。

Gリスボアやリスボアを少しうろつき、エリートルームへ行きプログラム利用分の1万2000HKをバイイン。居眠り運転はけがの元なので慎重にベッティング。原点を行ったり来たりする決して悪くはない展開でチャンスを待つがだんだんと飽き来て、ウィン、MGMとホッピング後、もうすっかり夜が明けて再度エリートルームで勝負。同じように原点を行ったり来たりする展開だったものの、+2万HKとしたところで最初の勝負を終了。

ここ最近勝ちスタートは少なかったので上機嫌。リスボアの不夜天前の売店で鶏まんとパンを買って部屋へ。ここはにくまん類が12~15MOP、パンも7~15MOP位でとてもリーズナブルな上でボリュームも味も申し分ないので、最近よく利用しています。にくまん1個で軽い朝食には十分な量です。

妻はリスボアの売店の鶏まんに満足のよう。
夕食は前日ボブくんに予約を頼んだグランドリスボアの広東料理店エイトへ。
妻の希望で事前予約の北京ダックをいただくことに。

分厚いワインリストはIpadになっていた。フードメニューも写真付きになり注文しやすくなった。そこで日本で入手困難なカルフォルニアの白ワイン、キスラーキュベキャスリーンシャルドネ99年を。ワイン好きのアメリカ人が98点を付けたのでレストランでもほとんど見つけられずネットでも常に売り切れ状態もの。リスボアでは円高の影響もあり、日本のインターネットの最安値よりさらにお安いお得な値段。こちらもおいしくいただき、残りは部屋へ持ち帰り。

妻は今滞在二つ目の干鮑、こちらも大阪ではほとんど存在しない大きさとクオリティで、もどしも完璧。値段はおそらく日本の3分の1以下でしょう。妻はそこそこのサイズのもの、私は一番小さいのをいただいたが、カジノと睡眠不足で疲れている体に鮑のタウリンが入り込んで突然元気に。カジノホテルのレストランで鮑が安いのは客の疲れを取りカジノ滞在時間を増やす戦略があるものだと確信しました。



3日目(8/6)


3時半に目が覚める。リゾカジ御用達の足康楽へ行き45分88HKの足裏マッサージ。おばちゃんの疲れはピークに来ているようでマッサージの内容はイマイチ。海立方で少しバカラを。200HK程度のプラスになったので足裏代とタクシー代は稼げたと判断し、エリートルームへ移動。

ここからがいけなかった。浮き分の2万をすぐに溶かしたのでセッションを区切る。橋を渡りタイパ島のアルティラへ。ここで全く良いところなく-2万、さらにベネシアンで-3万。そのままエリートルームへ戻るカジカジモード。残った8万でローリングチップを購入し何度もリバイしローリング。決して悪くない出目にも勝負感が冴えずチップが増えない。地獄のシューにも席を立てずに、気づけばお昼過ぎにこの時点で5万を切る状態に。このままではバイインを増やさないとMIN1000の勝負ではオケラが目前に迫る水準だ。

当初の予算に反して追加バイインするのか、それとも残った時間をリゾに徹するのか考えながらリスボアの渡り廊下渡ってグランドリスボアへ。そこで、3回ほど前にゾロ目の「666」が出て出現しかつ出目が比較的大に偏っている大小のテーブルを見つける。2度目にマカオへ来たときにスターワールドで大小のゾロ目一点張りを100HKドルのベットで当てたことが忘れられず、VIPバカラ敗戦後にゾロ目勝負をしていた。もちろん一度も取ったことはなく、一度だけ「666」のベットに対して「555」が出現したことがあった。この話を当時は妻ではなく”姫”だった彼女にすると、あんた「自分の彼女の誕生日も忘れたの!一転張りだったら私の誕生日(子どもの日)の”555”でしょう!そんなことだから運を掴めないんだよ!」と怒られていたので、その後も孤独なリベンジを続けていた。

そんなことを思い出しながら、誰も客がついていない大小のテーブルに着いた。100を”555”、500を大に。大に入りプラス400。次は、大にのみ500を。これも取りプラス900。大小での最後の勝負と思い、大に500、”555”に500をそっと置く。おばちゃんのディーラーは”555”に置かれた500ドルのオレンジ色のチップを指さし「チェンブ?」と首をかしげる。全部か?と聞かれたのだろう、小さくうなずく。おばちゃんディラーはゾロ目のMAXBET金額を確認し、ノーモアベットの合図のベルを鳴らす。静かに大小の金属製の蓋が開けられると、そこには”555”。思わず、あらん限りの大声で「YES!」と叫んでしまった。昼間からヤップンヤン(日本人)が一人で大声で叫んだぞと思ったのかテーブルの周りには10人ぐらいの中国人が集まって来た。”555”に置かれたオレンジ色のチップと当たりを意味するライトの光に一同唖然。おばちゃんディラーも配当額を確認し、台下のチップケースを開けピンク色の1万HKドルチップを取り出し、150倍の配当7万5000をつけながら、小さな声で「ヤムチャ」と言う。たしかにおばちゃんの指先から7万5000が出た。ベットしていた500HKドルのチップをヤムチャとして渡してすぐに後ろにあるケージで、エリートルームから持ち帰ったチップも含めいったんすべて現金化すると12万を少し切るぐらい。

妻のショッピングのためにMGMに隣接して出来たワンセントラル(一号広場)へ。こちらは裏手のウィンのショッピングモールと比べるとお客はかなり少な目。ウィンカジノの中の永利軒で夕食。妻は今滞在3個目の鮑。乾鮑ではなくジャンボ鮑と名付けられたフレッシュの鮑をとても巨大で肉厚だ。

帰りがけに今滞在妻が初ゲーム。
MIN200のBJテーブルに座り5000をバイインし、とりあえず1000を妻に渡す。10ゲームほどしたところで私はダブルもはずし、あっという間にマイナス3500。この間妻はBJを3度も出し200のミニマムフラットベットながらプラス800。妻の今滞在のゲームはここで終了。800の勝ち確定。カジノのハウスエッジに勝利するには無欲になるのが大事かも知れない。



最終日(8/7)

4泊5日の旅程ももう最終日。
カジノ資金はほぼ原点。睡眠も取った。
早朝からエリートルームでバカラ。資金が10万を切らずに何度か行ったり来たり、一度コミッションを精算すると、5000HK程度のプラスになっていたので、部屋へ行き休憩。

妻はまだ昼寝をしたいと言うので、グランドリスボアのクラランススパでフットマッサージ60分のコースを受ける。こちらは60分400HKドルで街のマッサージ店と比べると3倍以上だが、どの人が担当になっても手を抜かずしっかり施術してくれる上に清潔な個室でリラックスして受けられるのでおすすめです。

気合い十分でエリートルームへ。慎重になり過ぎて、また長時間のプレイのせいでじり貧に。勝負手も決められず、気づけばマイナス5万5000。ちょうど大小での勝利分だけ手元に残された状態。


一度部屋へ。
すぐにでも勝負したい気持ちを抑えつつ、妻のショッピングに付き合いセナド広場、タイパのDFS、ウィンを周り部屋へ。

夕食は予約しているグランドリスボアの「エイト」へ。
今回のセカンドバイインのエリートルームから特典でいただいた1800HKドルのリスボアクーポンを使い、妻は再び乾鮑を。ワインは前回飲んだキスラーキュベキャスリーンの赤ワインをオーダー。こちらは白以上に日本では入手困難なレア物。ところがリスボアのワインリストでは日本でのネット上での最安値よりも安い値付け。「これは良い作り手のシャンベルタンやボンヌマール、いやいやDRCと比べても遜色ないぞ」と自分のオーダーに自画自賛していると「おいしいけれど、カルフォニアはカルフォニア」とあくまで冷静な妻。こんな話をしながらも、私の頭の中は最終日のバカラ勝負のことで一杯になっていた。

食事後エリートルームへ。
エリートルームでは徐々に調子が上がっているところでポーカーの大会に参加するために来たというマカオの帝王さんと同じテーブルでバカラをすることができた。その時点で2万強のマイナスで今日が最終日であることを話すと、マカオの帝王さんから「20万のバイインだったらもう撤退だけれど、12万のバイインだったのならもう少しがんばりたい気持ちはわかる」と言われ、最終日の目標を所持金(チップ)12万と明確化した。


徐々に調子が悪くなり所持チップが8万5000となったところでいったんエリートルームの席を立つ。2年ほど前に最終日にウィンの平場のバカラでたいした出目ではなかったものの勝負ベットをほとんど決めて10万のバイインがものの30分で17万となったおいしい出来事を思い出し、ウィンへ移動。しかし、ウィンのバカラテーブルは1000HKドルチップが廃止されてからもうひとつ盛り上がりにかけるようになった気がする。バカラでマイナス1万。帰りがけに誰もプレーしていなかったMIN300のBJに座り取ったり取られたりしつつエリートルームで最後の勝負をするべきか、ここで負けを確定するべきかを考えていたところ、ディラー5に対して、88のリスプリットが入りその内2ハンドにダブルダウンが入り、ベット額は900だったので、総額4500の勝負に。ここでディラーが8とTを引きあっさりバスト。この流れを見ていた中国人の若者がツキのめぐって来そうなBOXを奪うかのように新しいBOXを開こうとする。ここで自分に本当のツキの流れが来ていてときは、往々にして新しく開かれたBOXにはカス手が入り、本来ディラーに行くはずだった自分のBOXにはAやTのハイカードが入って連勝が続くものだが、そういった自信も感じない。かといって若者が開いたBOXにバックベットする気も起こらない。チップの量を確認すると、1単位300のプレーですでにプラス3000となっていた。そそくさと高額チップにチェンジし席を立った。ウィンでのトータルマイナス7000。資金7万8000で今滞在最後のバカラ勝負をエリートルームですることにした。

エリートルームへ戻るとGW以来となる中宝さんと同じテーブルで勝負することになった。
最初は同テーブルの中国人のおじさんと、私と中宝さん連合で勝負する場面があったが、どうやら圧倒的におじさんに分があるようだ。おじさんのベッティングに私と中宝さんが乗る展開になった。おじさんはなぜかリャンピンをほとんど引かない。勝つときはナチュラル、負けるときはブタかドレミの1、2、3。おじさんのバカづきに乗り遅れなかったおかげで続き徐々にチップが増えて行く。ローリングチップをすべて消化し、気づけば手元には12万のキャッシュチップがあった。コミッションの精算をすれば完全に水面上に出るはず。ここですべてのゲームを終了にしよう。中宝さんに別れを述べエリートルームを後にした。

結果は、バイイン12万、一時最大マイナス8万のドローダウンにいたったものの、最終日でコミッションを含めプラス5000となった。今回は、特典航空券、宿泊券を利用したので、交通費はフェリーとサーチャージや航空関係の諸税のみで済んだので完全にプラスに出た。

ただ、ハウスエッジならぬホームエッジ(妻のショッピング、グルメ代)には負かされたのであったが、これは家庭円満のためよしとしよう。


リスボア/グランドリスボア Hotel Risboa/Grand Lisboa


このReportへのコメント(全 4件)

2010/08/10(Tue) 21:24

くるくる

バロケンさん、

くるくるです。
今回も存分にカジノを楽しまれたようですね。
賭け金が大きいので、途中、大きくマイナスになったときはヒヤヒヤしました。
でも大小で起死回生の”555”を的中させたときは爽快でした。
また、遊んでください(^O^)/


2010/08/11(Wed) 07:28

バロケン

くるくるさん、ご無沙汰しています。

今回はトータル戦績でバカラでは大幅マイナスなので次はバカラでもプラスと行きたいところです。
未だ海立方での共闘勝利が忘れられず滞在のたびに一度はここで勝負しています。
また、共闘しましょう!


2010/08/16(Mon) 00:10

中宝

バロケンさん、お疲れ様でした。今度も最後に共闘させていただいて楽しかったです。
今回お会いする前に、こんなドラマがあったのですね!
私の方は、あれ以降、ずるずると見せ場らしき見せ場もないまま、
最終日は賭けた方がどんな罫線でも負ける、というのが続きまして、
今回は預金をしたと思うことにしました。
それでも、しっかり部屋代はタダにしていただけましたし、
日本円の分は戻ってきましたし、
帰りの飛行機はマイルでビジネスなので、痛みは少ないです(笑)
それがいけないのか…

リゾカジのメンバーの方々とも楽しく交流できましたし。

またお会いしましょう!


2010/08/17(Tue) 12:55

バロケン

中宝さん、お疲れ様でした。
あの後は不調でしたか。
それでもホールド分が返還されたのならまだ痛みは少ないので良かったですね。
そのことを考えるとあの日が最終日だった私はラッキーだったかも知れません。
本心はと言うと、あの日の後も日本での予定は空いていたので、もう少しゲームを続けたかったのですが、最初の予定通りに帰国して良かったと思います。

またお会いできる日を楽しみにしています!



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