リゾカジ カジノレポート

燃えよドラゴン(BJ天国編)

* マカオ 2011/ 09/ 03 Written by マカオの帝王

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※レポートが余りに長くなりすぎたので、どうしようかと考えたところ、新形式として、ゲーム種目別に縦割りにしてみることにしました。
バカラ編・BJ編・ポーカー編の3部作となっております

■ 8月10日(水)

遂に “ドラゴンの夏” の到来だ!
関空のエアマカオのチェックイン・カウンターでバロケンさん夫妻とバッタリ出会う。
愛犬の名前をハンドルネームとしているバロケンさんは、大阪在住の、自分なりのスタイルを持った、当方の尊敬するバカラプレイヤーの一人である。

今回は“リゾカジ”の公式オフ会にも初参加するとのこと。

バロケンさんの奥さんから、「荷物はたったこれだけなんですかぁ?」と驚かれる。
確かに当方の荷物は、6泊7日だというのに小さめのスーツケース一つだけ。

「下着や靴下はホテルで洗濯しつつ、途中で古いのを捨てたりするので、帰りは今より軽くなります。お土産の類も、マカオ行きの回数が200回を越えると今更特に買うものも無いですしね……」
何となく納得してもらう。

互いの健闘を祈りつつ別れる。

出国エリア内で“ヒルトン・グランド・バケーション・クラブ”への入会を勧誘される。
何でもこれに入会すると、世界中のヒルトンホテルに泊まれるとのこと。

「せっかく説明してくれたのにゴメンね。残念ながら一番良く行くマカオにヒルトンは無いみたいだし、それにもう既に “世界中の(カジノのある)ホテルにただで泊まれる” クラブの会員に入っているので……」 そう言って立ち去ろうとすると、涼しげなアロハシャツを着たお姉さんから「えっ! そんなクラブが有るのですか? 一体それはなんて言う名前なのですか?」と尋ねられたので、「ネットで “リゾート&カジノ” で検索してみて下さい。それでは……」 と言い残しゲートへと向かった。

16時半発のNX837便は定刻通り飛び立った。

マカオで開催中のポーカーのビッグ・イベント、“レッド・ドラゴン” に参加する為か、顔見知りのポーカー・プレイヤーの姿も機内でチラホラと見かける。

薄味のマカオ・ビールを飲み、うつらうつらしている内に、マカオ国際空港に到着する。

ゲートを出ると、リスボアの皇牌天下のスタッフが、当方のネームカードを持ち待っていた。
ちょうど同じリスボアホテルに宿泊するという、知り合いのポーカー仲間に声をかけ、リスボアへと向かう。

皇牌天下で荷物を預かって貰い、グランドリスボアで “レッド・ドラゴン”のメガ・サテライトにでるが、あっさり飛ぶ。

グランドリスボアから、空中渡り廊下を通り、リスボアの皇牌天下(エリートルーム)に戻る。ビール(ハイネケン)を頼み、13日のリゾカジ公式オフ会の参加要件である、プログラムの手続きを行う。

今回選んだのは、御食事券500$分が貰える、【ブラックジャック2万$プログラム】

バカラでなく、BJを選んだ理由としては、バカラの場合、後からでも1万$毎に1%のキャッシュバックとセカンド・バイインの特典が有るのに対し、ブラックジャックに関してはファースト・バイインしか特典が付かないことと、当方にとっての“伝家の宝刀”、である帝王式BJが錆付いていないかどうかのチェックにちょうどいい額のプログラムである為だ。

※ 男子体操界の若き帝王、内村航平選手は、「個々の競技では、自分より巧い選手はいる。だから自分が目指すのは、“オール・ラウンダー”だ」と世界選手権で優勝後、報道陣に語ったそうだが、当方の目指すのもそれである。

バカラ、BJ、ポーカー(トーナメント/リング)、それぞれのジャンル毎に卓越した強者はいる。けれども、もしトライアスロンのようにカード賭博の代表的なこの3種目の総合点で競うゲームが有ったとしたら、その初代チャンピオン(帝王)になりたい、それが今の偽らざる気分であった。


準備が整い、ミニマム300$、マックス8千$の卓でゲームスタート!

最初は3ボックスを使い、5番目に300$、6番目に500$、7番目に800$の“プチ・フィボナッチ:帝王式”で始める。

悪くない。

5番目を500$、6番目を千$、7番目を1,500$にアップする。

勝敗的にはほぼイーブンだが、5番で負け、6番で引き分け、7番で勝つ、といったケースが多く、その分だけプラスで推移する。

あっという間にローリングが終了し、+6千$となる。
と、ここで後ろに立って見ていた、普段はバカラしかしない、ここエリートルームに巣食う怪しげな中国人の一人が、『おや、ブラックジャックも勝てるものだなぁ……、ちょっとやってみるか?』とばかりに1番ボックスに座り千$をベットする。

嫌な予感がする。

ディーラーのアップカードが5に対し、1番ボックスに座った中国人が絵札2枚をスプリットする。8と9がそれぞれ配られ、さすがにこれはステイする。

当方は500$をベットした5番が15、千$をベットした6番が18、1,500$をベットした7番が20とマアマア。
もちろんオールステイである。

『1番が妙なスプリットさえしなければ、今頃は5+8+9>21でバストか……』

そんな計算をしている間もなく、ディーラーがサクッとカードを配る。
配られたのは、5とA(エース)
5+5+A=21であった。

『“551”は難波蓬莱の豚マンだけにして欲しいものだ。まったく……』

本来はここで止めるべきであったのだが、つい同額をベットしてしまう。

ディーラーのアップカードが6に対し、1番ボックスの中国人には5/5が配られる。

500$をベットした5番が13、千$をベットした6番が16、1,500$をベットした7番が19と今一つ。
これまたオールステイだが、ディーラーが17,18辺りでこの勝負、プッシュになることまでは覚悟する。

1番の中国人が追加で千$を出す。
当然ダブルだと思いきや、何と彼の選択はスプリット!

心の中で1番ボックスの中国人に対し、『Go to Hong Kong!(大英帝国時代の古いスラングで、意味は“地獄へ落ちろ!”)』と呟く。

ローカードがグジャグジャと出て、途中で計算不可能となったが、こんな展開が結果オーライとなることは、経験上まずない。

予定調和的にディーラーは20となり、1番ボックスの中国人は『やっぱりバカラの方がマシだな……』と呟きながら撤収、当方も手元のチップを桜貝色の1万$チップ2枚にチェンジし、ディーラーに終了を告げる。

結局、約8ヶ月ぶりのブラックジャックはチャラ(御食事券分だけプラス)で終了となるが、当方にとっての“伝家の宝刀”が錆付いていないことを確認出来たことは一つの収穫であった。

時計を見ると午前3時、さすがに眠くなってきた。

マカオ到着後の長かった(時差の関係で、物理的にも1時間長い)初日の戦いはこうして終わりを告げた。


■ 8月11日(木)

昼前に目覚め、リスボアの皇牌天下(エリートルーム)に顔を出す。
海老入りのお粥と、ビール(ハイネケン)を頼む。

何人かのリゾカジ・メンバーと会い、軽く世間話をする。

その後、皇牌天下(エリートルーム)でバカラを開始するが1万$負ける。

リスボアの平場で再度バカラにチャレンジし、今度は4万5千$勝つ。

グランドリスボアで5時スタートのレッド・ドラゴンのメガ・サテライトに出場し、これを20人中トップで通過し、“ドラゴンへの道”の第一歩が開ける。

京都のOさんから、「日本人シニア4人組で、日本食を食べに行こう」との提案があり、タクシーで旧市街に移動する。
新しい和食の店を探すが中々見つからず、結局少し前からある、マカオで何故か秋田の“稲庭うどん”を売り物にしている店に入る。

売り物にしているだけあって、ここの“稲庭うどん”は普通に美味しかった。
いずこも同じで、ポーカー界にも世代間の対立があり、ここでは書けない最近起こった事件を酒の肴にしながら、マカオの地の深夜の宴はお開きを迎えた。

タクシーに乗り込み、まず最年長のTさんがリスボアでバカラのローリングを続ける為降りた。
残る3名はタイパ島に新しく出来たカジノ:ギャラクシーへと向かった。

ここの印象としては、同じくタイパ島にあるベネティアンをやや小ぶりにして、エレガンスとホスピタリティを追加したような気がした。

Oさんは早速、好きな罫線を追っかけバカラを開始する。
Lさんは途中で行方不明となる。
当方は、取りあえずフロア内を散策する。

Oさんと再会するが、「後は自由行動で」と解散する。
(Lさんは、Oさんのマンションに泊まる予定)

一人でBJ卓に座り、酔った勢いで勝負に臨むも、1万$が溶けたところでギャラクシーからの撤収を決意する。

タクシーで橋を渡り、回力内の健康サウナ(378$)で仮眠を取る。


■ 8月12日(金)

健康サウナで目覚めた後、回力娯楽場を覗いてみるが、店舗改装中で半分しか営業していない。
これじゃ駄目だと、取り敢えず本日の宿泊先である、リスボアホテルのロイヤルタワーの1308号室にチェックインする。

部屋はマァマァだったが、窓を開けると何故か工事中で景観は最悪。おまけにトントン、トントンと工事の音が聞こえてきて、普通なら抗議にいくところであったが、それも面倒なので、そのままにする。
(どうせ仮眠を取るだけだ、どこでも同じ……)

歩いてまずウィーンへ行く。

和食の岡田の壁にいつも掛かっている、おかしな日本語を見る。

「いつまでも 咲き続けてる 山の花」
「踊る陽の 黄金まばゆき 昼下がり」
「勝ち続く 流れにのった 今宵かな」
「絶え間なく くり返される つきの波」
「黄金の 花びらのごと 空の雲」

『相変わらずセンスが悪いな……』

そんなことを考えながら、ポーカールームを目指す。

ここで軽くポーカーのリングでも……、と思ったが、10人待ちとのこと。

諦めて向かいのMGMに向かう。

以前からここの黄色の千$のクレイチップがお気に入りだったのだが、ちょっとBJをプレイしようと思っても、テーブルが減っており、平日の昼間だからか、場が立っていない。

結局MGMのバカラで1万$勝つ。

MGMを出て、ウィーンの横の横断歩道を歩いている時、マカオ人のジャンケッター、ジャクソンと再会する。

ジャクソンの口車に乗り、スターワールドのバカラで5万$負ける。
(所謂一つの“死亡遊戯”)

その後、ジャクソンの“ボス”とスターワールドでメシを食べる。

凶暴そうな顔で髪の毛を逆立てた、どうみてもジャクソンよりは若い、怪しさ120%の“ボス”と握手する。

ジャクソンに、“サウナ代”として千$貸して別れる。

その後、20時よりグランドリスボアで、レッド・ドラゴン Day1Bに出るがあっさり飛ぶ。

同じフロア内のバカラであっさりと1万5千$勝ち、眠りに付く。


■ 8月13日(土)

12時にリスボアホテルの東翼F25にある、ミシュランで星を取ったという中華レストランの“桃花源(Tim’s Kitchen)”に大阪のポーカー関係者と集まり、ここの売り物の一つ、『クリスタルキング海老のフルコース』を賞味する。

『クリスタルキング海老か……、これを食べたら、今じゃ大都会のマカオで、果てしない夢を追い続けながら、大空を飛び回れるのかな? そういえば、今から20年位前に、今のMGMやウィーンが立っている辺りの埋立地に民間の小さな滑走路があり、そこでオンボロセスナに乗り込み、確か500$で20分程度のマカオ周遊をしたことがあったな……、リスボアホテルが小さな点に見えたものだ。あれからもう20年か? 余り成長していないな……』

そんなことをあれこれ考えている内に1時半過ぎにお食事会は終了した。
本日の2時10分スタートのレッド・ドラゴン Day2に残っている人は、今からの勝負に気もそぞろ、といった感じで、“マイタン”を急がせる。
アルコールもそこそこ飲んだが、結局一人500$で足りたようで、日本で同じ内容のコースを食べたら2~3倍は取られそうなことを思えば、コスト・パフォーマンスは良かった。

支払いはBJプログラムで獲得した御食事券500$分でジャストOKとなる。

美食の街でもあるマカオで、今回食べた唯一の高級料理がこれであった。

食事後、リスボアのバカラで感じの良い若者相手に1万$負ける。

気を取り直して、皇牌天下(エリートルーム)に向かう。

既にホテルのフロント前に大勢のリゾカジ・メンバーが集合している。
バスに乗り込み、バロケンさんの隣に座り、マカオの昔話をしながらパーティー会場である“澳門逸園賽狗會(マカオ・ドッグ・レース場)”へと向かう。
今まで200回以上マカオに来て、このドッグレース場もそばを通ったことは何度もあるが、中に入ったのは初めてだった。

オフ会初参加のご夫婦と、今回コラボ企画しているポーカー関係者二人と一緒のテーブルに座る。
会場の中で、【マカオの帝王】と印刷された名札を付けると、初参加の方達から、「あぁー! 貴方があの有名な“マカオの帝王”さんですか! もっと怖い感じの人かと想像していました。云々……」といったいつも感想を聞かされる。
やはり、“ミナミの帝王”の萬田銀次郎でもイメージされているのだろうか……

各自50$分のクーポン券を貰い、ドッグレースに投票する。
6犬立て? で何やらオッズの入ったデータ表らしきものを渡されるが、初めてのドッグレースでそんなものが役に立つ筈がない。

『Don’t think. Feel! (考えるな、感じろ!)』

直感で黄色いゼッケンを付けた3番の狗を選ぶと、何とその狗が最初から最後までぶっちぎりで1位となった。

単賞の配当は約6.8倍で、50$のクーポン券は340$のキャッシュに変身した。

その後もゲームやお誕生日会などがあり、途中からレッド・ドラゴン組も加わり、総勢66名が参加したリゾカジ公式オフ会は大盛況の内に幕を閉じた。

帰りのバスの中で、上海28号さんと一緒になる。
BJについて、独自の理論を持つ上海さんの話を聞いている内に、胸の奥にしまっていた何か(BJスピリッツ?)が蘇ってきた。

皇牌天下(エリートルーム)に戻り、バカラ組を横目に見ながら、上海28号さん、ちくわさん、及び大阪のセレブ美女軍団による異色のメンバーで占拠された卓でのBJが始まる。

ここで上海28号さんが、防弾チョッキのような服の内側から“LUCKY1~4”と書かれた、それぞれに香港$の千$札が50枚ずつ入った封筒を4つ取り出す。
これには一同、ビックリ!
バカラならともかく、BJにこれ程までの厚い軍資金を用意するとは!

その内の一つをチップに交換し、3ボックスでゲームが始まる。
(当方は後で見学)

途中で、ディーラーのアップカードが“5”に対し、3+4の7で上海28号さんがダブルをするので、

『凄い! これが上海式か?』

と思ったが、どうやら近眼の為、3+6の9と見間違えた模様。

けどこの勝負、ディーラーがバストし結果オーライとなる。

「皆さん、エンドレス・シャッフル・マシーンを嫌がりますけど、僕は気にしません。それどころか、この方が自分には合っているのです。ただ、有る程度回して、カードの偏りが無くなるまでは様子見です。偏りが無くなってからが勝負です。ですので、ボックスの数は一定で、カードチェンジは駄目です」

と上海式のエッセンスを教示して貰う。

ところが、午前1時頃にエリートルームのマネージャーが、「BJのカード交換の時間です」 とニューカードを持って現れた。

2卓有る内の、もう一方はすんなりとカードの交換に応じたものの、マイナス領域にいる上海28号さんがこれを了承する筈も無く、不穏なムードが漂う。

そこで仕方なくマネージャーに仲裁に入る。
「マネージャーさん。そりゃ規則で一晩の内に何度かカードを交換しないといけないのかも知れないけれど、あのハイローラーの人は負けていて、やっと調子が出てきたところなのよ。だから、最大限何時までに、その、“カード交換”をすればOKなのかな?」

「うーん、それは、午前2時頃までに出来れば……」とマネージャー。

「OK! じゃ、それで交渉してみることにしよう」

その旨、上海28号さんに伝えると、
「今から1時間、きっちりプレイを保証されるのならOK!」
と了承願ったので、目出度くゲーム再開となる。
(その後、セレブ軍団は少し負けたものの、上海28号さんは勝ったとのこと)

グランドリスボアのポーカールームのリングで、5千$勝ち寝る。


■ 8月14日(日)

12時前に皇牌天下(エリートルーム)に顔を出し、サンドウィッチとコーヒー、それとハイネケンを頼む。
ここでは、冷たいハイネケンが飲み放題なのは、ビール党の当方としては嬉しい。
 
すると今回オフ会初参加の、輝政さんカップルが登場する。
何でも、以前から当方のレポートの熱烈な愛読者である、とのこと。

まるで“Living Legend(生きる伝説)”に会ったように、余りに感激されても困るのだが、少し話している内に、レポートに良く出てくる“足裏マッサージ”が話題となる。
ちょうど当方も行きたかったところなので、一緒に案内することにする。
 
リスボア前からタクシーに乗り込み、金龍酒店前の國際中心地下にある「足康樂」に向かう。
 
本当は2時間コースの方が良いのだが、初めての、しかも女性同伴だと、大部屋ですぐ
隣に連れがいる方が安心だろうと、シングルの45分コース(98$)を選ぶ。
入り口で料金を先払い後、足を薬草の入った熱いお湯でふやけさせてから、タイ人の女性マッサージ師がクリームを付け、丁寧に揉んでくれる。
このコースは、以前は88$だったので、10$値上げした訳だが、それでも安い。
スカート姿の輝政さんの彼女の為に、マッサージ師がスコートのようなものを持ってきて、これを履けという。
たまたま昼間だったので、前の列に他の男性客はいなかったが、もし途中で入ってきたりすると、そいつらに綺麗な日本人女性の下着をタダで見せてやることになるので、これは正解。
 
連日の戦いの疲れからか、うつらうつらしている内にマッサージ終了。

足裏初体験の、輝政さんカップルは大感激している模様。

前はJ’sさんが取り纏めてくれていたのだが、少しでもその代役を務めることが出来たとしたら良かったと思う。

その他のリクエストを募ると、カジノ関係の記念品のようなものを買いたい、とのこと。
それなら、グランドリスボア1階にある、「精品廊」に色んなグッズを売っていたことを思い出し、タクシーで移動し案内する。

どうやら満足して貰えたようだ。

当方もここで携帯用のトランプ仕様のストラップを一つ、28$で購入する。
これで今回の自分用の買い物は終了。

輝政さんカップルと別れ、グランドリスボアの上階へと向かう。

レッド・ドラゴンのファイナルは凄い盛り上がりを見せていた。
日本人は大阪からの一人がファイナルテーブルに残っている、とのこと。

ファイナルテーブルは、近くて遠かった。

そのファイナルテーブルへの想いを込め、ポーカールームに一番近い一般フロアのBJ卓に座り、そこから最終局面を迎えつつあるレッド・ドラゴンに向け、“燃えよ、ドラゴン!”とエネルギーを送りつつ、そこから放射される熱気を受け取った。

帝王式BJの基本である左端に座り、中国銀行発券の千$札20枚を放り投げ、タバコとライターと爪楊枝と絵札を呼び込む為の金属製グッズ(今回はポーカー・スターズの金色のカード・プロテクター)と、ペットボトルの水と携帯用ウェットシートを横一列に並べる儀式を始めた。
次に追加でアイスコーヒーを頼み、灰皿を手元に置いた。
2万$のチップを、千$10枚、500$15枚、100$25枚とチェンジし、これを6番ボックス周辺に真横に並べた。
 
※ 上記の行動には全て意味が有ります。

交渉術に関するものの本によれば、人は初対面の相手と喫茶店や会議室等で、何らかの交渉をする際、テーブル上に何でも良いから自分の持ち物(例:タバコ、ライター、携帯電話等)を数多く置き、テーブル上の占有率を増やすことで、相手に対し心理的にプレッシャーを与えられるそうです。
また、真夏のマカオであるにも関わらず、当方が常に“Cerruti 1881”のスーツを着ているのにも意味が有ります。マカオのカジノ内は全般に冷房が効きすぎていることも有りますが、同じく交渉術の本によれば、人は初対面の相手に対し、服装に関しては、素肌を露出している面積が多ければ多いほど、相手に対して劣等感を抱くそうです。(こいつには敵わないと思わせるのが重要)
裁判官や警察官、銀行員等が職業柄、相手に対し権威を示す為に、どんなに暑い時でもその制服(スーツ)を脱がないのはその為です。

準備完了。

最初は5番に300$、6番に500$、7番に800$と“プチ・フィボナッチ帝王式”で可愛くスタートする。

滑り出しは一進一退。

すぐに1番2番ボックスに中国人の老夫婦が座り、ミニマムベットで参戦。
程なく3番ボックスに中国人のおっさんが座り、500~千$で参戦。

三人とも、一応はB/Sを知っている模様。

この、“2-1-3”とでも言うべきフォーメーションになってから、何故かディーラーがバストし始めた。
まずはブラックジャック部門として、ギャラクシーで負けた1万$を回収する。

その後もチップがみるみる増える。

それを見て、途中から4番ボックスに飛び入りで若者が参加するが、途端にディーラーが20,21を連発しだす。
周りの冷たい視線を感じたのか、若者が席を立つ。
再び、“2-1-3”のフォーメーションに戻ると、ディーラーが飛び出す。

当  方:  2万$ → 約6万$
夫  婦:約2千$ → 約6千$
おっさん:約5千$ → 約1万5千$と増える。

しかし、ハッピータイムはここまで。
それまでのおばちゃんディーラーが交替となり、牛のような顔をした男性ディーラー登場。

この牛顔ディーラー、とにかくバストしない。
ローカードからでも17,18、ハイカードで1枚噛んでも次に4から6を持ってきて、とにかく踏みとどまる。

当  方: 約6万$ → 約5万$
夫  婦: 約6千$ → 約5千$
おっさん:約1万5千$ → 約1万$(おっさんは抵抗したので、傷口が拡大した)

本日の作戦終了を決意する。

タバコとライターと爪楊枝とカード・プロテクターを手提げ鞄に仕舞い、手元の全チップを桜貝色の1万$チップ5枚に交換する。
ペットボトルの水を飲み干し、携帯用ウェットシートをポケットに仕舞い、アイスコーヒーの空きグラスと灰皿を左隅に寄せた。

共に至福の一時を共有した“同士”に、「私は帰ります」と広東語で告げると、3人とも一斉に撤退の準備を始めた。

牛顔ディーラーは、その場に無表情でじっと立ち尽くす。


リゾカジ・メンバーとの食事会に参加する為、リスボアの皇牌天下(エリートルーム)に戻る。
リゾカジいちの食通、シャンパン隊長以下、ちくわさん、輝政さんカップル、他、総勢12名で、プレジデントホテル裏の“徳興火鍋海鮮酒家”の個室に入る。
ちくわさん推奨の“Blue Girl”という韓国製のビールで乾杯後、鮑やミル貝の刺身、ラム肉、その他、火鍋独特の厳選された具材が次々に鍋に投入される。

シャンパン隊長から、「これはジャスト1分間だけ、鍋に入れて下さい。それ以上でも、それ以下でもいけません」といった風に、具体的な指示が飛ぶ。

ビール党の当方のグラスが空になると、輝政さんの美人の彼女が、「足裏マッサージではお世話になりました。はい、どうぞ♡」と注いでくれる。

今回のマカオ遠征での総収支もプラスに転じた直後でもあり、美人のお酌で良く冷えたビールが一層旨く感じる。

締めに、様ざまな高級食材のエキスがタップリと入った火鍋に乾麺を放り込み、他ではとても味わえない、極上の麺を美味しく戴く。

最後は、今回の料理の代金を当てるという、リゾカジ恒例のゲームとなり、12人の内、正解に近い3人がタダ、正解から遠い6人は千$、その中間の3人は700$、というルールのもと、何とか中間の3人に入り、700$を支払う。
(もし日本で同じものを食べたとしたら、この4~5倍は覚悟する必要が有りそう)

火鍋の醍醐味を味わった後、グランドリスボアに向かい、ほろ酔い気分でバカラとBJをするが、共にチャラで手仕舞う。

その後ポーカーで少し負け、ホテルに戻る。


■ 8月15日(月)

12時10分から、大阪のJPK(Japan Poker King)クラブ主催の、海外初となる日本人ポーカー・トーナメントに参加する。

ハンドに恵まれず、あっさり終了。

気を取り直し、昨日と同じく、ポーカールームを臨むBJ卓に座る。

帝王式BJで、5番、6番、7番の3ボックスに、それぞれ、400$、600$、千$ずつベットするが、男性の若いディーラーにチップを削られる。

『どうも良くない……、まるで“蟻地獄”だ。まだ傷口は浅いが、このペースだと先行き暗いなぁ。どこかに“BJ天国”は無いものか? まてよ、ここマカオでは、確か天国と地獄は隣り合って存在しているのだったな……』

そう思い、おばちゃんディーラーが暇そうにしている左隣のテーブルに移動する。

左端の席に座り、卓上に当方の小道具一式を横一列に並べる。
(ディーラーに心理的負荷を与え、こちらが優位に立つ為)
中国銀行発券の千$札20枚をチップと交換する。

さっきと同じく、5番に400$、6番に600$、7番に千$をベットし、プレイ再開!

勝つ!

さっきまでの不調は吹っ飛び、ディーラーのバストが続く。

するとここで、中年の日本人夫婦が登場し、1番と2番に座り、ミニマムでゲームに参入してくる。

これで流れが変わるかと思ったが、依然として好調が続く。

それを見て、3番ボックスに中年中国人男性が座り、500$~千$で参入してくる。
どうやら、日本人夫婦といい、中国人男性といい、一応のB/Sは知っている模様。

これでも変化無く、ローカードからのディーラーのバストが続く。

『うん? どこかで見たような風景だ。そうだ、昨日の、“2-1-3”フォーメーションと同じだ。良し、行ける!』

ベット金額を5番に800$、6番に1,200$、7番に2千$と増やす。

依然として、好調は続く。

チラッと最初に座ったテーブルを見るが、おっさんが一人で寒いプレイをしている模様。

『どうやら現時点でBJに関し、この新葡京で“天国に一番近いシマ”はここだったようだな……』

2番の日本人女性が、「あなた、見て! あの端っこの日本人らしい人のチップ、凄い勢いで増えているわ……」と旦那に呟く。

「そうだな、僕らとは次元が違う……、でも、ブラックジャックで一番大事な“下(しも)”を、あの人がしっかり締めているから、僕らも安心して乗っていける訳だよ」
と黒縁のメガネをかけた、40代らしき旦那が答える。

その後も、所謂“ラッシュ”は続いた。

5番を千$、6番を1,500$、7番を2,500$に増やす。

卓上の全員にとっての“ハッピータイム”が続く。

当  方: 2万$ → 約9万$
夫  婦:約2千$ → 約8千$
おっさん:約5千$ → 約2万$と増える。

ここで、ディーラーチェンジの気配が漂いだし、昨日の牛顔の男性ディーラーが姿を現す。

『またアイツだ! そろそろ予定終了かな……、よし、次でラスト!』

5番に2千$、6番に3千$、7番に5千$と倍額をベットする。

ディーラーのアップカードは“3”

しかし、1番から3番まで全て16以下で、日本人夫婦、おっさんともにステイ。

当方のベットしたボックスはと言うと、
5番:12、6番:17、7番:12
と今一つ。

当然6番はステイだが、問題は5番と7番の12だ。

『ディーラーのアップカードは“3”、オールステイか、それとも5番、7番、共にワンヒットか……。待てよ、“Don’t think. Feel!(考えるな、感じろ!)”』

右脳に長年に渡り集積された、ブラックジャックのこうした場面に関する“形の記憶”が、共にヒットした場合は、5番か7番のどちらか一方がバスト、共にステイした場合はディーラーがバストしない……、といったイメージを示した。その結果、確率的には何ら根拠は無いのだが、「5番だけワンヒットし、7番はステイ」との結論に達する。(ワンヒットなら、7番でも同じ筈だが、もし5番がTでバストしても、最終的にディーラーがバストすればトータルでは6千$の勝ちになるが、7番がTでバストしてしまうと、その瞬間、この勝負での勝ちが無くなってしまうので、精神衛生上宜しくない為、5番でのワンヒットを選択)

5番ボックスで明確にヒットのハンドアクションを示す。
配られたカードは8。
取り敢えず、5番は20となりステイ。

日本人夫婦と中国人が、固唾を呑んで見つめる。

6番は当然ステイ。

ディーラーが7番のボックス手前に伏せたカードを持ってきて、目線で『お前はさっき、5番ボックスで同じ12をヒットしたのだから、この7番ボックスの12も当然ヒットするのだな? そうだな?』と今にもカードを表向けそうになりながら、迫ってきた。

首を横に振りながら、右手も同時に横に振り、誤解の無いよう明確にステイを表明した。

右側の3人から、どよめきが起きる。

ディーラーがゆっくりと自分の手前にカードを持ってくる。
表向けたカードは絵札!

『もしオールステイを選択していたら、ディーラーは3+8+10=21! 今頃、全員死亡だったな……』

そして運命のカード!

これも連続で絵札!

ディーラーはバストした。
テーブルに歓喜の輪が広がる。

心なしかディーラーが唇を震わせながら、各自に配当を付ける。

手元のチップは目標の10万$を超えた。

『ナポレオン曰く、“最大の危機は勝利の瞬間にある”、勝利の瞬間、それは今だ。そして今、目の前に “最大の危機(=牛顔ディーラー)”が急速接近中だ。こんな時は、兵法三十六計の最後の計、“走為上(=逃げるのが最善の策)” に限る』

ここで牛顔ディーラーにチェンジとなる。
手元の小額チップを、桜貝色の1万$チップ10枚と交換して貰う。

端数の300$だけ7番ボックスにベットする。
ディーラーが交代したのと、当方が一気にベットを落としたので、1番~3番もそれぞれベットを落として様子見。

確認すべきは1番ボックスに最初に配られるカードだ。
それは“8”だった。

『ということは……、さっきの勝負、もし5番、7番、共に12をヒットしていたら、7番はバスト、そしてディーラーは3+10+8=21! 結果的にはフィーリングに従って正解だった訳か……』

この勝負は、ディーラーのバックドア・BJであっさりと全員負け。
一応のマナーとして、日本人夫婦と中国人男性に向かい、終了を告げる。

席を立つ際、牛顔ディーラーに所謂“メンチ”を切られる。

『そういえば、“牛頭(ごず)”は確か地獄の門番の一人だったな……』

これを無視する。

立ち去り際に、日本人夫婦に小声で、「このディーラーは要注意なので、適当に切り上げた方が良いですよ……」とアドバイスして席を立つ。

本日の勝ちは+8万$。
平場のBJとしては、ちょっとしたものだ。
昨日の+3万$と合わせると、ギャラクシーでの酔っ払いBJで負けた1万$を差し引いても、BJとしてジャスト10万$のプラスだ。

フロアを彷徨い歩く。

取り敢えずキャッシャーで現金に交換する。

どこかで、“リゾ”を楽しもうと思うが、適当な場所が無く(最近、マカオ滞在の最終日はいつも徹夜となるので、ホテルは取らないようにしている)トイレの個室に入る。

100枚の千$札を、まず表裏と向きを揃えた後に、発券銀行/新旧バージョン毎に選り分け、それを10枚ずつクリップで留め、更に全体を輪ゴムで2重巻きにし、大きめの空封筒(勝った時用に予め持っている)に入れる。

“リゾ”終了。

皇牌天下(エリートルーム)に向かう。

相変わらずここでは微温的なバカラが続いている。

取り敢えず、ここのキャッシャーに1万円=991HK$でホールドしていた日本円の“人質”を奪還する。

明日は帰国だ。

恐らく、今滞在で最後になりそうなリゾカジ・メンバーの皆さんに対し、「皆さん、勝ち逃げも負け逃げもせず、最後の瞬間までプレイを続けて下さい。それを貫いた人だけが、本当の勝利の喜び(敗北の悲しみ)を味わうことが出来るのですから」と自論を披露して、グランドリスボアに戻る。


■ 8月16日(火)

午前2時、グランドリスボアで続いていた第1回JPKカップは、結局美人女性プロのセリーナ・リンの優勝で幕を閉じた。

記念撮影終了後、リオホテルの裏手にある、【音楽世界】という若者向けカラオケ・バーで、優勝したセリーナの奢りで関係者の打ち上げ会があるとのことで、タクシーに分乗し移動する。

今回の大会運営に協力してくれた、グランドリスボアのトーナメント・ディレクターも現れる。
狭い部屋に40人程が集まる。
セリーナ・リン登場!

代表の挨拶後、乾杯、じゃんけんゲーム、一気飲み等、ルーム内は異様な熱気と喧騒に包まれる。

けれども、その中で少しずつ醒めつつある自分を発見する。

『良いのか? これで良いのか? まだ出発まで6時間有るというのに、ここで朝まで馬鹿騒ぎをしていて……、いや、駄目だ。これでは一種の“勝ち逃げ”ではないか? 最後まで自分のスタイルを貫くべきだ。戻ろう、カジノに』

その時、関東からの参加者が何名か、「明日早いので、ホテルに帰ります」と関係者と握手して出口に向かうのが目に入る。

今だ! と思い、後に続く。

すぐにタクシーは拾えた。

「新葡京へ」

再びグランドリスボアに戻った。
勿論目指すは今回の勝利の源である、ポーカールーム傍のBJ卓!

けれど、夜も遅い為か、そこには誰もいなかった。

仕方なく、2階に降りる。
ここのBJ卓は稼動していた。
2万$でプレイ開始。

しかし、最早BJの神様は何処かへ消えたようであった。
ズルズルと溶かし、バイインの2万$は消えた。

『結局、今回のBJは、リスボアのエリートルームはチャラ、ギャラクシーでは1万$の負け、今が2万$の負け、勝ったのは上階のポーカールーム横のエリアだけだ。あそこのポーカールームから、“燃えよ、ドラゴン”とばかりに、何らかのプラスのエネルギーを貰っていたのかな……、全てのポーカーイベントが終了した今、もう“BJ天国”はどこにも無くなった訳だ。今回のBJはこれにて終了』

その後、バカラを少しするがチャラで終了。

最後、朝までポーカールームでリングをし、約1万2千$勝つ。

その結果、今回のマカオ遠征の収支は+8万$で確定する。
(15日夜の“ラッシュ”で稼いだ分とイコール)

カジノ内の両替所で、1万円=1,015HK$で勝ち分の大半を日本円に戻す。
(カジノ外の街の両替所だと、1万円=1,014HK$だったが、差が1$だと許容範囲)

リスボアの皇牌天下(エリートルーム)に戻り、またまたサンドウィッチとコーヒー、それとハイネケンを頼む。

このような拠点がマカオにあることは、正直いって有難い。
いつの日か、レッド・ドラゴンで上位にインマネでもした時には、サンドウィッチとビール分くらいは寄付することにしよう。

同じく、10時半発の香港空港行き直行フェリーに乗り込む予定のリゾカジ・メンバー3人とクルマで一緒になる。

フェリーに乗り込む直前に携帯が鳴る。
ジャクソンからだった。

「あぁー、ミスター××、ポーカー・トーナメントの結果はどうだった?」

「ノーグッドだったよ……」と当方。

「そうか……、それから、ワン・サウザンドだけど、ボスと色々あって、ちょっと今回は渡せなかったけど、ネクストタイムには必ず返すから……」

「明白了(了解しました) それじゃ、そろそろフェリーが出るので、再見!」と当方。

電話を切り、考える。

『自分からジャクソンに連絡はしない。けれど、狭いマカオのことだ。またいつか会うだろう。その時は、その時だけは、いつもの“オールバンカー”戦法じゃなく、ジャクソンの言う通りにベットしてみよう。何故なら奴もこのマカオの地で30年も死なずに生き残っている、海千山千のジャンケッターだ。 バカラの神様の気紛れで、その予想が当たるかも知れないじゃないか?』

マカオでは何が起こるかわからない。
分からないからマカオは面白い。

(完)


*このレポートはリゾカジ.SNSの日記を転載したものです。




リスボア/グランドリスボア Hotel Risboa/Grand Lisboa


このReportへのコメント(全 4件)

2011/09/04(Sun) 17:10

サイゴンサイゴン

マカオの帝王 様

いつもながらの素晴らしリポートありがとうございます。
ゲーム種目別の縦割り3部作のアイデアもユニークです。 
3vs12でワンハンドヒット、ワンハンドスティで勝利した場面は圧巻でした。
私であれば、BS通りで、両ハンドヒットでアウトでした。
あと、トイレ個室で勝利の香港ライオンをリソートする場面には思わずほくそ笑みました、
自分もコレ、よくやります。絶対安全だし、勝利を実感する至福の時間。
第三部、ポーカー編も楽しみにしてます。
今回登場の愛すべきマカオ人、ジャクソンの物語なんかも出来ればぜひ読んでみたいです。




2011/09/04(Sun) 20:28

cvmasa

帝王様、こんばんは。

BJ熱い戦いでしたね、やはりBSが拠り所とする私も今回のマカオは良い結果となったんです。

ましては、テーブル全体が勝ち切れたときの一体感は何とも言えないですよね。

また味わいたいなと思ってます。

さて、当方の予定は2012.01.02~2012.01.05 JALのAM便で羽田出発のPM便で羽田帰着となりました。(その後CXの安いチケットが出てきてもったいなかったですw)

本当に、食事のみでもお会いできればと思っています。


2011/09/05(Mon) 02:05

マカオの帝王

サイゴンサイゴンさん こんばんは!

“オールラウンダー”を目指す! と宣言しながら、今回勝利に貢献したのはBJだけに終わりましたが、少しでも天国を味わえたので良かったです。

ジャクソンに纏わるエピソードは山のようにあるのですが、その内に一種の「外伝」としてアップしたく思います。

ポーカー編もアップされましたので、併せてお読み下さい。


2011/09/05(Mon) 02:15

マカオの帝王

cvmasaさん、こんばんは!

年末年始も、75~90%の確率でマカオ入りする見込みですので、是非お会いしましょう。

その際は、食事のあと、一緒に軽くポーカーでも……


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