リゾカジ カジノレポート

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*韓国

首爾帝王(その男に騙されるな)

Written by マカオの帝王

投稿日:2012/07/27

コメント(2 件)

*

Casiono Report

■ 6月16日(土)

関空11時50分発のチェジュ航空7C1301便は、機内の席の殆どを韓流ブーム?の影響からか女性客が占める中、13時40分に定刻通り仁川国際空港に到着した。
(注) 今回はソウル(首爾)のカジノのレポートです。

今回も当方の師匠との二人旅だ。
(但しエアは別便で当方が先乗りし、師匠とは夕方にカジノで現地集合の予定)

最初当方が、シェラトン・ウォーカーヒルのノンネゴプログラムに入り、宿泊+無料航空券を頂戴しませんか? と提案するも、「そんなのに入ったら行動が制約されてしまうでしょ? セブンラック系列のCOEXやヒルトンで自由にプレイし、自費でホテルを取る方が気軽で良いですよ」と断られ、市内に宿を取る。

仁川からCOEXまでの移動はリムジンバス(15,000W)。

『過去にソウルは何度か来たが、いつもウォーカーヒルのプログラムの送迎のお世話になり、結果的には高いものにつくことが多かったな……。今回はセブンラックで運試しだ!』

バスは1時間15分でCOEXの隣の貿易センタービルに到着した。

徒歩でCOEXまで移動。
地下のフードコートで腹ごしらえ。
ふらっと入った店で、“スペシャル海鮮パスタ” をオーダーする。

お味は最悪……

弾力の無いパスタに貝やイカをぶち込み、それにカレーソースをぶっかけ、とどめにチーズを鬼のように振りかけたというシロモノだったが、それぞれの成分が互いの良さを打ち消しあい、何とも言えない味に仕上がっていた。

『やれやれ……。誰かこの店のシェフに、“料理は足し算じゃなく、引き算である” という基本を教えてやってくれ……』 と思いながらビールで流し込み、COEXのセブンラックに突入。

最初に店内を回ると、ポーカー(テキサス・ホールデム)のリングテーブルが3台有り、1台が稼働中であった。
ブラインドは2千 - 5千(単位は当然W)
バイインはMAXで2百万W。
何故かテーブルでは赤い5千Wチップ(これを皆さん、目の前に積み上げている)と黒い10万Wチップ、それとブラインド用に白い千Wチップのみを用いる様子。

『成るほど、安モンのチップとはいえ、それでスタックを築いて前に一気に押し出したりすると、“気分はハイローラー” を味わえる訳か……、これはこれで面白そうだな』

そう思いエントリーするも、「9人待ちです」と告げられる。

仕方が無いので、まずはBJで運試し。


* 閑話休題

尚、今回の目標は軍資金(イエロー換算で約16枚)を26枚にすること。
2泊3日の韓国カジノでの短期決戦で勝利の気分を味わう為には、最低イエロー10枚は勝ちたい。そして、其の為の軍資金としては幾らが適当かを考えたところ、世に言う所の “黄金数(Golden Number≒1.618)”を参考にすることとした。

これは、古代ギリシャのパルテノン神殿や、ミロのビーナスなどに見られる、人間が最も美しいと感じる比の値のことで、皆さんにも経験があるように、カジノで元手を倍にするのは容易ではない。 また、元手を1.5倍にすることは比較的容易だが、それではやや物足りない……、そうした際に、ちょうど良いのが、この “黄金数(Golden Number≒1.618)” です。

それを踏まえ、今回のゲームプランとしては、軍資金(イエロー16枚)を8枚ずつ二日に分割し、毎日+5枚を目標にプレイすることとした。



ミニマム5万Wのテーブルのサードベースが空いていたので、さっと座りプレイ開始。

勝てない。

負け、負け、プッシュ、勝ち、サレンダー、負け、負け、サレンダー、ダブルで負け、勝ち……

こんな感じでチップが溶ける。

別テーブルでリゾカジメンバーのお顔を拝見するも、肝心の勝負がこんな状態では挨拶に席を立つ気分に成れず、ズルズルとプレイを続ける。

イエロー3枚が溶けた時点で “師匠” 登場。

当方の右横が空いたので、そこに座って貰いプレイ続行。

途中でリゾカジメンバーのフルポンさん、ハクさんと軽く挨拶する。

しかし、調子は依然として下降線を辿る。

トータルでイエローチップのマイナスが5枚になった時点で、ポーカーの呼び出しがかかる。

BJからポーカーにテーブルを移動する。
バイインは切り良く、MAXの半分で参加。

序盤。

Q7でリンプインする。

フロップが開く。

Q、7、2、のレインボー!

ポーカーの神に感謝する。

と、ここで何故かSBの韓国人がビッグベット(25万)を仕掛けてくる。

皆、次々とフォールドするが、当方に降りる理由は無いので逆にミニマムレイズ(50万)を仕掛ける。

するとオールインが飛んできた!

当然こちらもオールイン。

相手はKKだった。

『Kと2は駄目! 変なペアも駄目! 出来ればQか7!』

ターンとリバーは共にラグ(関係なし)で当方の勝利!

一気にダブルアップする。


中盤。

一進一退で進む。


終盤。

この辺りから段々と眠気とビールの酔いが回って来た為、記憶が曖昧になる。

BBでリンプインしたような気がする。

ハンドはダイヤのAと黒の9。

フロップはダイヤが3枚!(数字はバラバラだった、と思う)

一人が数十万をベットする。

もう一人がコールする。

当方も勿論コールする。

ターンはダイヤじゃないがハートの9!

オリジナルレイザーがオールインを宣言する!

それよりショートのもう一人もオールイン。

再度、ボードを確認する。

ペアは無い。

もう降りられない。

『ダイヤ! もしくは9!』

ダイヤの降臨を祈りつつ、当方もオールイン。

リバーは黒かった。(お先真っ暗……)

勝ったのはセットのオリジナルレイザー。

ショートのオールインは2ペアだった。

『ダイヤさえ落ちればスクープで大勝利だったのになぁ……』

結局ポーカーはバイイン分のイエロー1枚のマイナスで終了する。


師匠をカジノ飯に誘うが、レストランは土曜の夜の為か満員で、40分待ちとのこと。
そんなに待てない、と師匠は先にホテルで寝るとのこと。

本日分の軍資金は残りイエロー2枚。

一人残された当方はこれを握り締め、バカラ卓に対し、所謂一つの “飛び込み自殺” を敢行するに適した卓を捜し求め、フロアを徘徊するが、ミニマム5万Wでは物足りなく、脇にある高額エリアを覗くが最初に眼に入ったミニマム30万Wの卓も満員であった。

ただ、何故かその隣接の卓には空席がある。

よし、ここだ! と思い、1番ボックスに座り、最初は様子見で40万Wを(勿論バンカーに)ベットすると、ディーラーが何やら注意してくる。
よく見たらここはミニマム50万Wの卓であった。

直前はBPBPBだったので、他の3名(全員日本人)は揃ってプレイヤーにベットする。

失礼しました……、とバンカーにブラックを4枚上乗せして、バカラスタート!

プレイヤー・・・・・・ナチュラル8!

バンカー・・・・・・絵札+6で負け。

当方が一休みすると、次は皆さんバンカーにベットし、これもあっさりとバンカーの勝利!

これは鉄板だ! と判断したのか、3人はプレイヤーにそれぞれイエロー数枚をベットする。

遂にオールインするに相応しい局面が訪れる。

いざという時の為に、マカオのグランドリスボアやMGMのレストランから拝借した “爪楊枝軍団” を取り出し、口に咥える。
(古き良き時代の澳門におけるバカラプレイヤーの古典的スタイル)

当方、静かにバンカーに最後のイエロー1枚+ブラック2枚をベットする。

プレイヤーは7。

バンカーは3。

普通ならかなり厳しい場面だが、何故か落ち着いていた。

『足さえあれば、何とかなるさ……』

足は有った。

『4ピンだけは嫌!』

3ピンだった。

『一つ抜ければ、何とかなるさ……』

一つ抜けた。

ゆっくりと絞る。

忘れていた感覚が蘇って来た。

二つ目も抜けた。

何とか、崖っ淵で踏み止まった。
そこから後のことは、記憶が余り定かではない。

明らかなことは三つ。

ミニマムが50万Wなので、最低でもブラック5枚以上~イエローのベットだったこと。

当方がバンカーで絞り続けたこと。

色物(ペア、タイ)には一切ベットしなかったこと。

爪楊枝を咥えながら、ただ只管これを繰り返した。

全体的なバンカーの勝率は6割を超えていたのだが、何故か他の3人はプレイヤーに好んで賭け、自滅していった。

時折3人が揃ってバンカーにビッグベットをした際には、絞れないので当方がルックすると、ハウス・プレイヤーが驚異的な勝率で勝利を収めた。

当方がBJ&ポーカーで失ったイエロー6枚を回収した時に、まず一人がパンクし姿を消した。

当方の勝ち分がイエロー10枚を超えた時、残る二人の内、若い方の日本人がパンクした。

最後に残った年輩の日本人は、最早戦意喪失状態に陥り、ペアやタイにブラック数枚を張り散らかしたりしてプレイを続行するも、ジリ貧状態であった。

「あの1番さん、さっきから良く見たらバンカーにしか張ってないよ。けど、次はどう考えてもプレイヤーだよなぁ……」

年輩の日本人がパンクした若い方に独り言を呟きながら、おもむろにイエロー3枚をプレイヤーにベットする。

この時点で当方の勝ちは約イエロー12枚、BJとポーカーの負け分(6枚)を差し引いても、当初の目標(+5枚)は達成している。

『悪いが、死んでもらう……』

バンカーにイエロー1枚+ブラック1枚をベットする。

死んだ振りをしていた若い方の日本人が財布から、恐らく最後と思われる100万Wの小切手を取り出し、それをプレイヤーにベットする。

赤いカットカードが出る。

年輩の日本人がカードを絞る。
これが精一杯とカードをオープンする。
7であった。

どれどれと絞りに取り掛かるが、こちらはエースと2ピン、最悪の組み合わせだ。

『チャーシュー(7対6の負け)だけは嫌!』

2ピンは4で何とか生き延びた。

当方の絞りを、ナチュラル8or9とでも思ったのか、悲壮な顔をしていた日本人コンビが安堵の表情を浮かべる。

グランドリスボアの爪楊枝を咥え直す。

『絵札だけは嫌!』

足は有った。
敢えて横に向けず、そのまま一気に縦に絞る。

真っ白な大地が広がる。

5+4=9でバンカーの勝利!

肩を落とす日本人コンビ。

イエロー15枚をパープル3枚にチェンジする。

「ラストゲーム!」 と女性ディーラーが告げる。

この卓でのここまでの勝敗を確認する。

バンカー:32勝、プレイヤー:20勝、でバンカーの勝率:61.5%、ほぼ“黄金数(Golden Number≒1.618)” と同じだった。

『これが最近テレビCMで良く耳にする、“美しすぎるカードゲーム” と言うヤツか? さて、カラーチェンジもしたことだし、ラストゲームは見送るとするか……』

当方が見送る気配なのを感じ、日本人コンビが最後のチップをバンカーにオールインする。

ハウス・プレイヤーを伏せさせたまま、とにかく自分のカードを絞る。
マァマァの手は有った様子で、ディーラーにオープンを促す。

サクッとディーラーが捲ったカードはナチュラル8!

年輩の日本人が絵札と7を卓上に晒す。

うな垂れながら、日本人コンビが席を立ち消える。

パープル3枚を小切手に換え、COEXの初日の戦いはイエロー7枚の勝利で終わった。

タクシーに乗り、ホテルへ向かう。
窓の外に深夜にも関わらず営業中のレストランの灯りが見える。

昼過ぎにCOEXの地下のフードコートで不味い、“スペシャル海鮮パスタ” を食べてから14時間以上、何も口にしていないことを思い出す。

ホテルまでは歩いていける距離だったので、急遽停めて貰う。

居酒屋風の店内には先客が二人だけ。
取り敢えずメニューを貰うがハングルのみ。

何とか日本語入りのものと取り替えて貰うが、そこには、特選寿司定食:20,000W、寿司定食:15,000W、天麩羅定食:15,000W、焼き魚定食:15,000W、とあるのみ。
何やら不安を覚えながら、“特選寿司定食” と韓国ビールを頼む。

待つこと約15分、驚愕の “特選寿司定食” が登場した!

それは握りには違い無いのだが、その中身は全て同じ白身魚の握りが12貫、同じく全てマグロらしき赤身魚の握りが4貫、それで全てであった。

『全部で16貫あるのなら、少なくとも10種類以上のバラエティがあってしかるべきだろう! それにしても韓国人はこれを何とも思わないのか?』

続いて味噌汁代わりに韓国風ワカメスープとキムチもどき、更にツユも何も無い海老の天麩羅(これも海老ばっかり)と秋刀魚らしき焼き魚がドーンと一本出てきた。

空腹は最良の料理人というが、1ダースの同じ白身魚の握りの軍団は一種の拷問であった。

結局、一番マシだったのは秋刀魚らしき焼き魚で、次が赤身魚4貫、その他の白身魚の握りとべっとりした海老の天麩羅は半分だけ食べたところでギブアップした。

会計をし、ホテルまで歩き、眠りにつく。



■ 6月17日(日)

朝目覚めて、師匠と相談し、今日はヒルトンに遠征することに決定。

タクシーでヒルトンまで移動する。
同じセブンラックだが、COEXよりは狭い。
残念ながらポーカーテーブルは無かった。

まずは腹ごしらえ、と無料のレストランへ。
ジャージャー麺を頼むが今一つ。

『今回韓国に来てからというもの、何一つ美味いモノを食ったことがないなぁ。まぁ、メシなど何でも良いが、肝心の勝負は勝ちたいものだ……』

師匠とフロア内を歩く。

師匠がBJしかしないので、一緒の時は必然的に当方もBJとなるのだが、空き卓が無い。

一つ、ミニマム10万Wの卓に空きがあったが、それはちょっと敷居が高い、と師匠……。

そうこうする内に誰も居ないミニマム5万Wの卓を発見する。

カジノのスタッフに、「二人だが、この卓をオープンしろ」と要求すると、以外にもあっさりとOKの返事が。

当然のことながら、当方はラストの2ボックスを占拠し、師匠がその隣に座る。
1番、2番のボックスにはどこからか沸いてきた中国人と韓国人がさっと座る。

ディーラーが真新しいカードを念入りにシャッフルしている間に、3番、4番のボックスも埋まる。

『うん、やはりBJはこうでなきゃ! 朝の爽やかな空気の中、適当なレートに十分なバンクロール。定位置の最終2ボックスを抑え、手前にはペースメーカーとなる師匠がいる。これで勝てない筈が無い!』

2ボックスとやや寂しいが、6番に10万Wなら7番に16万W、これを基本としてディーラーが強い時は5万W-8万Wに下げ、弱い時は15万W-24万Wに上げ、勝負時は25万W-40万Wと、“黄金数(Golden Number)” 作戦でプレイする。

はるばるヒルトンまで来た甲斐は有った。

バイインのイエロー5枚が、6枚 → 7枚 → 8枚と順調に増える。

途中から冷やかしで1万Wをペアに賭けると、これが面白いように決まる。

勿論、期待値的に不利なことは分かっているので、毎回1枚しか賭けないのだが、これでもか! という位にペアが出る。

ある時など、ディーラーが6で、1枚目が8の時に、「エイト!」と呼び込むと、その通り8が入った。

当然ここはスプリットだが、何故かもう1枚8が来るような予感がして、スプリットの1枚目にスプリット分とは別にペア用として1万Wを出すと、ディーラーに怪訝な顔をされる。

どうやらマカオとは異なり、韓国ではスプリット後のペアベットは出来ないようであった。

「マカオならOKなのになぁ……、ペアはハウスに有利なのだから認めれば良いのに……」と一人呟きながら1万Wを引っ込めると、またもや8が配られる!

見事予感が的中! なのに空しかったが、ディーラーがバストしたので取り敢えずOK。

瞬間的に本日の勝ち分がイエロー5枚となり、BJに関し昨日のCOEXでの負け分が戻ってくる。

しかし、ここで重大な問題が発生する。

今年の2月から禁煙を始めた反動として口が寂しくなり、従来以上に(お行儀は宜しくないのだが)プレイ中に爪楊枝を咥える回数が多くなっていた。
その結果として、今回も結構な本数を持参したつもりであったが、二日目にして早くも在庫が底をついてしまった。

『これがマカオならそこらのレストランですぐに補充出来るのに、ここ韓国ではエコか何だか知らないが、妙なプラスチック製の歯応えの無いすぐに折れる “爪楊枝もどき” しか無いときている。駄目だ、これじゃパワーが出ない……』 

爪楊枝のストックが無くなってから、ズルズルとチップが減りだす。

本日の勝ち分がイエロー4枚になった時点で撤収を決める。

師匠とタクシーに乗り、ルネッサンスホテルの裏手にある、ホルモン専門店に入る。

ここは地元の韓国人が週末には行列を作ってまで食べに来るという隠れた名店である。

適当に店のお勧めを頼む。
普段はホルモンなど食べないのだが、以外と美味しい。

結局、二人でビールや冷麺、その他を頼むが8万Wでお釣りが来た。

『今回のソウル遠征で初めてまともな飯を食べた気がする。やはり韓国では韓国料理以外は注文しない方が無難だな……』

普段は割り勘なのだが、ここまで師匠の戦績がイマイチなので、ここは当方が支払う。

店を出たところでファミリーマートを発見。
店に入ると、450本入りの木製爪楊枝(溝二本入り)が2,000Wで売っていた。
これを購入する。(結局、今回のソウル遠征での自分自身の買い物は、この爪楊枝だけであった)

さてこれからどうする? と思案していると、師匠曰く、「昨日から風邪なのと、少し疲れたのでホテルで休みませんか……」 

当方もこれに同意し、一旦ホテルに戻る。
3時間ほど仮眠を取る。

午後11時半、目が覚める。

師匠はもう暫く休む、との弁で単身COEXに戻る。

再びポーカーに挑むが、余りハンドに恵まれず、しかも何故か同じテーブルに日本人(首都圏から来たグループと思われる、レイズを多用する厄介な打ち手)がやたらと多い。

これでは折角の海外カジノなのに、東京のアキバギルドと変わらないので、ちょい負けで撤収。

BJ卓に座る。

最初は少し勝つが、すぐに止まり今一つ波に乗れない。

『うーん、何だかなぁ……、この韓国製の爪楊枝は木製なのは良いとして、日本製に比べると微妙に細いのが気に入らない。噛み心地がしっくりこない』

一進一退ならぬ三進四退? モードに突入したところに師匠参上。

隣の席に座って貰うが、ディーラーが余りバストせず、しかも他のボックスにはちょこちょことブラックジャックが出ているのに、我々のボックスには殆ど出ないという有様なので、これでは勝てる筈がない。

結局、イエロー1枚のマイナスで席を立ち、レストランで休憩。

コーヒーとサンドウィッチを頼む。

「何で勝てないのかなぁ?」と師匠。

「それは簡単ですよ。さっきのテーブルで他の客はブラックジャックが出た時に千Wをチップとしてディーラーに渡していたのに、我々は渡しませんでしたよね? それでディーラーに目を付けられた訳ですよ」と当方。

「成る程……、でも、そこまで分かっているのならどうしてディーラーにチップを上げなかったんだい?」と師匠。

「それは、つまり当方の“流儀に反する”からです」と当方。

師匠納得。(但し、翌日一人でBJをした際に、ブラックジャックが出る度にチップを上げるようにしたが、結局負けたとのこと、師匠、騙してすみませんでした)

レストランを出ると、体調の良くない師匠はそのままホテルに戻った。

当方は昨日の高額エリアへ。

何故か吸い寄せられるように、昨日の夜と同じ席に座る。
(※ 犯罪者と賭博者は、止せば良いのに、共に現場に舞い戻る)

客はまばらで、日本人男性が1名と、昔は綺麗だったと思われる片言の日本語を話す韓国人女性が1名、それに当方の3名のみ。

バンカーに取り敢えずブラック5枚ベットする。

負ける。

同じくベットする。

負ける。

この韓国人女性が当方と同じくバンカーサイドでの“絞りたがり”らしく、ここらへんから当方より1万Wだけ多くベットするという、面倒くさい展開となる。

これに加えて、残る日本人男性がプレイヤーにイエロー攻撃する分には問題ないのだが、時おりバンカーにイエロー3枚! とかベットされるとお手上げとなるので、昨晩のようにほぼ毎回バンカーで気持良く絞れない状況が続く。

『うーん、さっきから何だか変な感じだ。一つだけはっきりしているのは、この卓では誰も勝っていないと言うことだ。この微妙に細い韓国製爪楊枝にも違和感がある。それと、どうもおかしいと思ったら昨日はコミッション卓だったのに、今日はバンカー6に変わっているじゃないか! 一旦止めよう。イエロー3枚のマイナスなら朝起きた時と同じだ……』

無理やり自分に言い聞かせ席を立つ。

平場のミニマム5万Wのバカラ卓に空きを見つけて座る。
張りをブラック2~3枚に落として、調子を整える。
何とかイエロー1枚半奪回する。

もう朝だ。

勝ちのターゲットをイエロー10枚と決める。

再びミニマム50万Wの高額エリアに戻る。

さっきのメンバー+新顔2名が、相変わらずプレイ中だった。

しばらくルック。

と、罫線のお告げが出たのか、皆さん全員がプレイヤーにベットする。

『6以外で勝ったら終了! 6で勝ったら半額に落としてもう一勝負。もし負けたらその時考える……』

平場で稼いだイエロー1.5枚分をバンカーにベットする。

プレイヤー側の絞り手となった、日本人男性が一瞬嫌な顔をする。

いつのまに仲良くなったのか、お隣の韓国人女性が、「大丈夫ですよ、きっと勝ちますよ」と根拠の無い応援をする。

プレイヤーが時間をかけて絞る。

5が二つ。

プレイヤーペアにブラック1枚張っていた日本人男性が苦笑する。

「ほら、良かったですね! 本線もきっと勝ちますよ」と韓国人女性。

心の中で『フザケルな!』と叫びながら、最後に残しておいたグランドリスボア製の新しい爪楊枝を口に咥える。

当方の流儀の一つとして、相手がバカラ(=0)でこちらが一人旅の時は、絞りに時間をかけないことにしている。

絵札と絵札だったが、数字が違ったのでペアに張った皆さんは残念そう。

プレイヤーが絞り始めるがすぐにうな垂れる。

プレイヤーは5+5+1=1点だった。

「まだ大丈夫ですよ、きっとアボジですよ」と再び韓国人女性が嫌なことを口に出す。

足はあった。

横にする。

3ピン負けなし! は良かったが、バンカー6だったことを思い出す。

『6半は勘弁してくれ!』

当方が横に向けてもすぐに放り投げないので、4ピンと勘違いしたのか、韓国人女性が、「10、10!」と呼び込みをする。

一つ付いた。

それで十分だった。

カードを放り投げる。

「騙された!」と韓国人女性が叫ぶ。

「あぁ、6半か……」と日本人男性が呟く。

勝ち分をパープル2枚とチェンジして席を立つ。

両替証の範囲内は142,600W=1万円で、それを超えた分は5%弱悪いレートで日本円と交換する。

最後にメンバーカードのポイントを確認すると、チップで50万W分+買い物カードで5万W分だった。

タッチ式のペンでサインして受け取る。

その後、チップで受け取った50万Wを元手に平場のミニマム5万Wの卓で勝負を続行するも、行って来いで終了。

ホテルに戻り、師匠の別れを告げ、チェックアウトし金浦空港へ。

『結局、買い物は何も無かったな……、残ったウォン(約50万W)は空港の銀行の悪いレート(152,300W=1万円)で3万円分再両替して終了だ。それにしても、4年前にリゾカジのオフ会でシェラトン・ウォーカーヒルに来た時には、パーティーが始まるまでの短い間に、持参した百万円が百万ウォンになってしまい、閉口したものだったがその時のリベンジをやっと出来た……、マカオの夏はもうすぐだ』

チェジュ航空7C1482便は、定刻通り14:30に金浦空港を飛び立った。

(完)




*このレポートはリゾカジ.SNSの日記を転載したものです。

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このレポートへのコメント(全2 件)

2012/07/30(Mon) 10:55madamada

こんにちは。まだまだ初心者、madamadaです。

いつもながら愉しく且つ参考になりました。
とくに参考にさせて戴いたのが、最近myブームのテキサスホールデムです。
COXにもリングゲームがあるのですね…ソウルではWHでしかできないと思っていたので、朗報です。次回訪韓時は、COXにも足を伸ばすことにします。

ちなみにお伺いしたいのですが――――――SB・BBが2000-5000と極めて低レートのようですが、レーキは幾らなのでしょう?カジノ側は卓を開いていても全く儲からないような気がするのですが…。教えて戴ければ幸いです。

2012/08/02(Thu) 23:01マカオの帝王

madamadaさん こんばんは!

ご質問の回答ですが、ブラインドが低い割に、すぐに大きなベットやレイズが入り、ポットが膨らむケースが多かったので、それで何とか場が成り立つのだと思います。

ただ、現状はあくまで様子見といった雰囲気だったので、いつまで卓が開いているかは不明です。

バカラで勝ったお金で、気分転換に打つのは愉しいですね♪

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