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マカオ カジノリゾートレポート
マカオで初コンプ〜クラウンマカオ
Written by ジーオー 投稿日:2007/11/19

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【1日目】
クラウンマカオ9階のVIPルーム「ルーイー(如意)ルーム」に、新たにBJテーブルが入ったと知ったのは、確か9月ごろ、しゃんぱんさんのレポートを拝見してだった。

バカラオンリーが当たり前のマカオのVIPルームは、BJプレーヤーの私には縁のない世界だった。
今回の新たなBJも、1台だけ、しかもミニマムはHK$1000(約1万5000円)というから、私には手が届かない。おそらくバカラのハイローラーたちの息抜きの場のような存在なのだろうと、他人事にしか映らなかった。

「VIPルームでのプレー=コンププログラム参加」がかなわなくても、クラウンなら、一般フロアでのプレーで十二分に楽しめる。今回は少し背伸びして、宿泊先をクラウンにしてみようと思い、本家であるクラウンメルボルンに宿泊の手配をお願いした。

しかし、提示された額は、クラウンの公式サイトで出ていた料金(平日で税抜きHK$1990)よりもいくぶん高かった。そこで、ネットの料金の適用はできないかというやりとりをするうち、「HK$10万(約150万円)のノンネゴチップのローリングで、ネット料金より安いカジノレート(税抜きHK$1450、税込みHK$1667.5)になる」という話を聞く(実際にはノンネゴのローリングでなく、コミッションチップによるレーティングだったのだが)。
150万円のローリングと聞いて、少し心が動いた。マカオのVIPルームなら、1000万円単位のローリングなりターンオーバーの敷居が当たり前だと思っていたからだ。150万円のローリングなら、テニアンの10Kプログラムとそんなに変わらない(笑)。もちろん、部屋も食事もエアも出るテニアンと、単にカジノレートになるだけのマカオではレベルがぜんぜん違うのだが、「150万円でコンププログラムに参加できる」ということ自体に、新鮮な驚きを覚えた。

しかし、参加するには、ミニマムHK$1000でプレーしなければならない。マックスは分からないが、一般フロアで一番高い$500テーブルのベット幅から考えると、おそらく20倍の$20000(約30万円)。これだと、一回のバイインに300万円、バンクロールに750万円が必要となり、私にはとても手が出ない。
「ローリング完了まで」と割り切って、通常のバンクロール(300万円)で臨むことも考えたが、GAKUストはそんなに甘いものでない。マックスベットに対して十分なバンクロールがないと、短時間で一気にパンクする危険をはらんでいる。
ダメもとで、ミニマムを$500(マックス$10000)に下げてもらうようリクエストしてみようか。メルボルン側に打診をお願いしたところ、「テーブルが少ないので、その時の状況次第になるようです」との回答だった。とにかく、現地に行ってみないと分からないようだった。
マックス$10000(約15万円)ならば、バンクロールは半分の375万円で済む。ベット幅20倍の自己流GAKUストは、韓国の5万Wテーブルや、オーストラリアで$25テーブルがない場合の$50テーブルで、基本モードを組み替えたパターンでプレーし慣れており、対応は問題なかった。

ミニマムチェンジのリクエストが通ればプログラム参加。だめならプログラムには入らず、2泊目以降は予約をキャンセルしてもらい改めてネット予約。この「2段構え」でいくことにし、メルボルンに宿泊の手配をお願いした。

マカオ到着の時間を聞かれたが、今回の空路は香港インなので、何時のフェリーに乗れるか確定できない。「では、香港でフェリーに乗る前に電話を」と、クラウンマカオVIP部の電話番号を教えてもらう。

10月25日夕刻、関空発のキャセイ便で香港に21時すぎに到着。ダメもとで空港内のフェリーカウンターで空港発マカオ行きの22時のフェリーに当たると、「ギリギリセーフです」との返事。香港空港発のフェリーは通常1時間前までにチェックインが必要だから、ラッキーだった。

で、教えられた番号に電話。応対した男性ホストは、英語で一生懸命に応対してくれるのだが、なにぶん中国人の話す英語は電話では聞き取りづらく、要領を得ない。途中で中国語に切り替えてもらうが、今度はこちらの聞き取り能力不足で要領を得ず(笑)、結局、意思疎通ができたかどうか不確かなまま電話は切れた。

フェリーは結構客が多い。出港から45分ほどでマカオ到着。入国を済ませロビーに出ると、ネームカードを持った女性ホストが。よかった。一応意思は通じていたようだ。迎えの車に乗り、完成間近のMGMをかすめてタイパ大橋を渡り、15分ほどでクラウンに到着。カジノとは入口が別のホテル棟(クラウン・タワーズ)に初めて足を踏み入れ、最上階の38階のロビーへ。女性ホストもフロントの職員も、きわめてフレンドリーで好感が持てた。

部屋は、スタンダードとは思えないすばらしさだった。3人寝れそうなキングサイズベッドに、デスクランプ付きの机、ソファーテーブル、液晶テレビ、iPodを再生できるスピーカー。浴室は底の深いジャクージの浴槽、独立のシャワーにダブルシンクの洗面台。トイレの横には独立した収納スペース。大きな窓からは、タイパ大橋とマカオ半島の夜景がばっちり。冷蔵庫のドリンクはワインを除き無料。LANも無料。至れり尽くせりであった。

シャワーを浴び、しばしゆっくりと部屋を味わった後、エレベーターで9階へ。警備員の立つゲートをくぐると、黒を基調としたモダンな感じのフロントがあった。そこがルーイールームの入口だった。

フロントにいた女性ホストに、コンププログラム参加を申し込んでいる旨を告げると、パスポートの提示を求められ、中に案内してくれた。まず、入口近くにテレビの置かれたソファーテーブルが2つ、その奥に各種アルコールがずらりと並んだバーカウンター。そこから右側一帯がゲームフロアだった。柔らかいじゅうたんに明るい照明の開放的な雰囲気の中、バカラテーブルが広々とした間取りでいくつか並ぶ。客もそこそこ入っている。

ホスト2〜3人がかりで、VIPカードの発行やデポジットの付き添いをしてくれる。一通りの説明では、コンプ率は0.25%。ターンオーバーの対象はVIPルームでのプレーのみで、事前に聞いていたNNチップのローリングではなく、コミッションチップ(一般フロアでは使えない)使用の通常のレーティングだった。カジノレートへの移行条件は、1日当たりのターンオーバー$20万とのことだから、事前に聞いていた$10万のローリングと同じレベルだった。

さて、ここまでしてもらったはいいが、懸案のBJのミニマム変更がどうなるか。幸い、1台あるBJには客はおろか、ピットもディーラーもいない。つまり、開いていない。通常、ここでBJをする客はほとんどいないのだろう。これなら、少しは融通が利くかもしれない。

意を決して、ホストの一人に切り出す。「BJのミニマムを、$500にしてもらえませんか。そうでないと、ここではプレーできない」。ホストは「しばらくお待ちください」と言い残し、どこかへ掛け合いに行った。待つこと5分、ホストは笑顔で「OKです。今からテーブルを開けます」。ソファーで待っていた私は、大勝負を取った時のように安堵で弛緩した(笑)。

$20万のターンオーバーに必要なプレー時間を頭の中で弾く。これまでのGAKUストプレーの経験では、平均ベットはマックスベットの2〜3割に算定されることが多い。ここでのマックスは$1万なので、平均ベットが$2,500だとすると、1時間当たり50ゲームとして1時間のT/Oは$125,000。平均ベットが$2,000だと$100,000。どちらにしても、2時間で達成となる。

まだ初日。まずはきっちり2時間ほどのプレーで切り上げ、カジノレートをいただくことにしよう。ピットとディーラーがテーブルに着き、ベットを勧める。アイスコーヒーをオーダーし、0時40分、記念すべきルーイールームでの初プレーが始まる。

ディーラーは普段BJのディールなどしないという感じで、ややぎこちないが、ルールも流儀も前回の一般フロアでのプレーと変わらない。最初のセッションはベットアップ連敗で15分で-30,500。次も25分で-26,200。誰もいない、奇妙に静かなBJテーブルで、ピットの凝視を浴びる中での2セッション連敗に、やや気持ちが萎縮しかけたため、いったん席を外し、ルーイールーム内を散歩。

15分ほどで戻り、プレー再開。ベットアップを連勝するが、続くベットアップを連敗し、15分で-16,000。これはいけなかった。1時間弱で3セッション連敗、-72,700。日本円にして100万円を軽く超えてしまった。

弱気になりそうな心を奮い立たせ、次のセッションへ。最初のベットアップをサレンダーでしのぎ、続くベットアップを連勝。セッション止め時目安の15,000を超える+15,400とし、ようやく勝ちセッションを作る。

次もベットアップを連勝し、40分で+16,700。反撃に成功し、目安の2時間も経過したため、まずはトータル-40,600で第1クールを締め、気分転換も兼ねて、テーブルでオーダーしていた汁なし雲呑麺を食べに食事用のテーブルへ。

食事用テーブルは、ゲームフロアの奥に数台あった。暗めの照明の、レストランのような雰囲気だが、オーダーした雲呑麺は、おそらく下のフードコートのものなのであろう、やさしい値段並みの味であった(笑)。

ホストに声をかけ、これまでのターンオーバーを尋ねる。すぐに持ってきてくれた紙を見て目がキョトン。「$125,000」。平均ベットは$2,700で、当初想定並みだから、これだと、1時間分のターンオーバーである。「2時間プレーしているから、$20万を超えていないとおかしいと思うのですが…」とたずねると、「確認してきます」。しかし、やはりこの数字だという。

これだと、1時間当たりのゲーム数が、通常の半分の25回程度ということになる。「BJでこのゲーム数はないのでは…」と意見してみたが、ホストではどうすることもできない。そういうシステムになっている以上、とりあえずはそれを前提に事を進めるしかなかった。

カジノレート移行について、もう一度念押しする。「ターンオーバー$20万以上ですよね?」。すると、ホストが言った。「あなたはすでにプログラムに参加しているから、カジノレートになっています」。
「は?」。「プログラムに参加した時点で、カジノレートが適用されます」。「???」。

後にも別のケースで何度かあったが、ホストによって、見解がバラバラなのだ(笑)。オープンして間がなく、ルールが厳密に定まっていないのか。または、個々のホストの裁量が大きいのだろうか。「確認のため、ホテルのレシートを持ってきます」と言われ、見せてもらうと、当初の予約料金からいくらかが引かれ、カジノレートになっていた。今回の3泊分すべてに適用されるという。

うれしい誤算。これで、ターンオーバー・ノルマのくびきから解放された。今日は無理せず、ここでプレー終了でもよかったが、やはり初日にマイナスを抱えたままでは落ち着かない。第2クール開始。

最初のセッションは、出足のベットアップを落としたものの、その後を6,000、10,000BJ、10,000BJと取り、30分で+16,300。次は6,000のスプリット・ダブルを決め2分で+18,500。次は6,000を取った後、6,000、10,000スプリットと連続で取り、3分で+29,800。これできれいにプラ転。トータル+24,000(約36万円)で、2時間半の初日のプレー終了!

短時間でのプラ転にキョトンとするピットを残し、キャッシャーでデポジット。明日用に$10万のCPVを切ってもらい、部屋へ戻って心地よい眠りにつく。

(つづく)
*このレポートは、リゾカジ.snsより転載したものです。

クラウン・マカオ

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