リゾカジ カジノレポート

全てが美術館:MONACO へgo!

* ヨーロッパ 2015/ 12/ 30 Written by 龍次

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<パリ同時テロ>
ヤバイ!これは、ヤバイ!
タイミングが、悪すぎる。
パリ同時テロが、11月13日。
おれっちのパリ経由のMONACO入りが、11月20日。
一週間も、経っていない。
17日に勤務先から、フランス出張自粛の命令が出る。
まずい。
行き先の変更も考えたが、3日後では、どこもとんでもない高い料金しかない。
しかも、途中のベルリン行きは、airもhotel もキャンセルの場合は、返戻ゼロ。
これも、痛い。
結局、人事部には、「パリは、トランジットだけです。外に出ませんし、観光もしません。」
と都合のよい言い訳をして、ゴリ押し。
「好きにしろ」みたいな了解を得る。
更に上司には、※SBM東京の見解を伝える。
(※MONACOのhotel & casino運営会社。半官半民。)
曰く「MONACOは、世界で一番安全な都市です。」
これが、どれ程の重しになったかわからないが、
とにかく、let'go してしまったのだ。

虫の知らせではないが、ザギンのクラブの売り掛けも、
2軒済ませてきた。
今回は、MONACOだ。
略礼服も入れた。蝶ネクタイも入れた。

身は、綺麗にした。
やらいでか!!

depositは、¢30k 。

MONACOでは、¢25kから、プログラムスタート。
今回の条件は、前だしcomp.として、フェアーモント ・モンテカルロ ・ホテルが、
3泊無料。
HERMITAGEも前だしcompの対象になるそうだ。
後は、成績compで、FB+massage まで。
SBM の説明は、チグハグだらけ。
compで、roomは、処理出来ない。
現地に行ってからそう言われる。
LVS,Wynn,MGM,CZR,CROWN,STAR,MPEL,Genting++。
今まで、compが、roomに充てられない事はない。
こんな事は、SBMが、初めてだ。
airfare も、なし。


条件としては、他のcasinoに比べて悪い。
SBM東京もあっさりしている。
「MONACOは、勝負に来るところではありません。
雰囲気を楽しみに来てください。」
free handなし、更にsqueezeもなし。
つまり、俗に言う全くの平場のmini baccarat。
プライベート ルームで、卓を開ければ、squeeze出来るとの事。

minは、安くはないし、maxもsingapore MBS程、高い訳でもない。
limitは、卓ではなく、personalである。
①min ¢100~max¢3,000
②min¢200~max¢6,000
③min¢500~max¢15,000
④min¢1,000~max¢30,000
これは、shoeごとに変わる。
一回でもそのクラスのmin betより、下を打つと
maxは、ひとつ下のクラスに下がってしまう。
例えば、¢200→¢200→¢100→次のhand からは、max¢6,000ではなく、¢3,000となる。

MONACOが、良いのは客層だろう。
ここMONACOの客の8割りと言えば、
イタリア人だ。
asia系が多いcasinoとは、雰囲気が、まるで違う。
敗ける奴もはんぱない。
casinoの外に停まっているクルマは、ロールスロイスだの、ベントレーだの、フェラーリなんぞである。

イタリアの大富豪は、その財産の全部をこのcasinoで、
熔かしたそうだ。
その代償として与えられたのが、一生涯のオテル・ド・パリでのRFB。
更に息子が、オテル・ド・パリのコンシェルジュに採用されたとの事。

<ANA パリ行きNH215便>
がらがらでは、ない。
7割りぐらいでしょうか。
人の言うことを聞かない輩は、他にもいるということらしい。
まあ、外務省から渡航禁止が出ている訳ではないし。苦笑)

<パリ・シャルル・ド・ゴール空港>
超厳重警戒かと思いきや、目立つほど、警官はいない。
「私は、何回もフランスに来ている」と言う機内で席が、
近かった人に言わせると、空港より、市内が凄い警官らしい。
あれっ!
税関がない。
その人曰く、「テロで忙しいから、省略!」。
ホンマかいな。
アバウト過ぎるフランス。
お陰で、ニースへの乗り継ぎは、楽々セーフ。
空港ターミナル間を繋ぐ無人モノレール。
フランスも人種は、雑多だ。
時節柄、みんなテロリストに見える。

<もうダメかも?!>
乗り継ぎのニース行きが、とんでもないディレイトだ。
ニースの悪天候らしい。
18:30発の予定が、21:00に変更。
ごめんねmeal voucherが出た。
¢16。
食べる事が出来るのは、ホットドックぐらい。
ホットドック2つにコーラを注文。これが、フランス初の晩御飯だ。
食べた。
見た目通りだ。
まずい。
フランス人は、いつもこんなにまずいものを平気で食べているのだろうか?

あれっ?!
18:30発の便に21:00変更の表示が無くなった。

ん?!
もう、今日は、飛ばないって事?
じゃ、パリ市内泊。
ヤバイよ、それ、テロ中だし。
ホテルの手配も面倒だ。
そして、MONACOのホテルに連絡も必要。
しかも、空港内free wifiがない。
アメリカは、空港に必ずあるのに!

でも、諦めて移動する人もいない。
21:15頃、突然、放送があった。
ゲートを変えて、出発するらしい。
約3時間遅れで、ニース行きは、出発した。
危なかった。
何やら、波乱の幕開けの予感。

<LE CASINO MONTE CARLO>
どうにかMONACOに到着。
最初の4泊は、フェアモント・モンテカルロ。
3泊は、前だしcompで、タダだ。
聞くと嬉しい事に朝食付きだ。
いいじゃん、SBM。

追加の1泊は、¢379。
朝食は、+¢38。
結構、朝食が高い。
この朝食は、バイキングなので、他のレストランで
単品で食べる事にした。

check inをすませるとそそくさにLE CASINO MONTE CARLOに突撃!
ところが、あれこれとうるさい。
まず、手荷物。
確かに持ち込み不可のcasinoはあるが、
おれっちの鞄には結構大事なbaccarat グッズが入っている。
my 罫線台、昔付き合っていたおねえちゃんの写真3枚、
目薬、リップクリーム、メンソレータム++。
それを鞄から出して、更に、パスポート、財布を持つと
手だけでは持てない!
「だから、ムリだといっただろ!」
多少イラつきそう言う。
そしたら、OK!
これにて、手荷物持ち込み禁止突破。

入場料¢10。
結構、高いな~。
player cardを作る。
場所は、casino内のS.F.E.と言う所。
この場所が、わかりずらい。
baccarat cornerの右奥。
入り口から数えると5つ目の部屋の右奥となる。

天井が、とにかく高い。

15m、20mぐらいありそうだ。
天井のステンドグラスもきれいだ。
1889と年号が描かれている。
壁画にも重厚感を感じる。
casino内、全てが美術館といった感じだ。
台の構成は、ルーレット11台、BJ9台、baccarat 6台、
よくわからないtable game 3台。

player card は、通称black card と呼ばれる。

これを作ると入場料が、明日、以降タダになる。
更に、今日払った入場料も返してくれるとの事。
いいじゃん、black card。

shoeは、Beeだった。
日本製angel eyeではなくて、少し残念。
cardは、初めて見たFournier(フルニエ)社製、made in Spainと
スペードのエースに書いてある。
chipは、ビスケットとツルツルすべる俗に言うおせんべいchipだ。
おれっちは、このおせんべいchipは、好きではない。
ツルツルすべるから高く積めない、バシッ・ドンと音をたててbig betが打てない。

squeezeが、ないのでgameは、早い。
初日は、70hand打ったのに、play時間は、28分と言われてしまった。
マジかよ?!
one hand 平均24秒決まりとなる。
これでは、compのpointは、貯まらない。
同じturn overを打つのなら、他のcasinoで打った方が、
断然、得となる。
ざっくり言えば、Las Vegasの4割り程度しかcompは、付かない。
compに厳しいplayer、compにうるさいplayerは、ここMONACOは、避けた方がいいだろう。

<restaurant LE TRAIN BLUE>
casino内restaurant
MONACOの伝統を感じるF1 classic carの模型。
見事に店内と似合っている。
がしかし、フィレステーキは、旨くはない。

<どうして同じ数字なんだよ!>
成績、compの把握が、まるでポンコツである。
その日の成績、compは、翌日の7:00にならないとplayer cardに
記録されない。
つまり、それまで、compも増えない事になる。
尚且つ、average bet,time of game,comp point(ここでは、creditという)
を聞いても、まともな答えが返ってこない。
見てもらいたい。

右が、11月22日PM4:00に聞いた数字。
左が、11月23日PM3:30に聞いた数字。
何とaverage bet,time of gameに全く前日と同じものを書いてきた。
playしてんだから、time of gameが、全然、増えていないなんてあり得ないだろが!
と突っ込むと上から数字を直した。

で、ちょっとあーだ、こーだ言ったら、
退場扱い。
何だこれ!ムカつく!
おれっちは、何も悪い事は、していない。
ただ、権利として、数字を確認しただけだ。
たかがそれに、対応出来ないシステム&ポンコツmanagerが、悪いに決まっている。

言ってしまえば、ここは、雰囲気を楽しむ所である。
天井のステンドグラス、壁画、建物外観・・・。
gameの条件は、ハッキリ言って悪い。
シャカリキにgameをする所ではない。
そして、天井なんて、大きなbetが、ハズレた時に見るぐらいしかない。

イラッときた時は、注意した方がいい。
大概、敗けが込む。

<ドイツへ中抜け>
MONACOに4泊して、ベルリンに2泊。
戻って、オテルド・パリにホテルを変えて2泊。

<last 2hand>
ここMONACOでcompに期待するのは、間違いだろう。
となると、本戦勝負となる。
compを期待しないなら、handは、少なくていい。
最終日は、この出で立ちで、オテルド・パリから出撃。

2handしか、打たないと決めていた。

今、敗けは、¢10,900。
2handで、取り戻すには、¢4,000勝ち→¢8,000勝ち:
合計¢12,000勝ち。
総合計+¢1,100を狙う。
しくじれば、▼¢14,900。
約194万円だ。

いつものようにPのツラを待つ。

PPPP
B
P
BB
PP
B
P
BBB
PPPP

Pの足が4目で揃った。
客は、3人。
皆、手が止まる。
おれっちの経験では、足が揃うと多くのplayerは、
少額のbetで、切りに行くか、フリーハンドである。
しかし、ここMONACOは、フリーハンドが出来ない。
誰かが、betしないとgameは、止まったままになる。

おれっちは、足が揃うと切りに行かずに伸ばす派である。
このPは、伸びる!

しばらくの間の後にPに¢4,000bet!
betが、入るとサクサクcardが出てくる。
タメが、ない。
ドキドキする間もなく、結果がでてしまう。

結果は、P5:B2。
危ない決まり手だった。

¢4,000の勝ちに気を良くしていると、
ツラは、進んでいた。
BBB
PPPPPPP
7目まで進んでいる。
出遅れ感もある。
俗に言う「飛び込み自殺」もある局面だ。

「行け!行っちゃえ!」
Pの8目に期待して、Pに¢8,000bet。
今度は、3人ともにP張りだ。
cardは、サクッと出るが、厳しい展開。
P:2+1=3
B:3+8=1

ここMONACOは、色々考える前にcardが、出てしまう。
Pの3枚目は、10。
あちゃー!

でも、まだ、2つ勝っている。
picture 来い!

出た!
Bの3枚目は、1 だった。
やった!
Pは、3で勝った。
2hand で、¢12,000勝った。
累計でも、プラスだ。
うれしー!!

少々はしゃぐとたしなめられてしまった。
ここMONACOは、勝っても敗けても、皆、おとなしくplayするのである。


以上

ps.
MONACOの罫線。
こんなに長いツラが、よく出るのかも?!


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