リゾカジ カジノレポート

ラスベガス2017 オーマイガッ!!⑤

* ラスベガス 2017/ 04/ 25 Written by オレンプ

コメント( 4)

※管理人様 前回、写真のご配慮ありがとうございました。

2月3日 (7日目)

朝の5時なので道はすいている。
タクシーの運ちゃんは、スパニッシュ系の陽気な男で色々と話しかけてくる。
「日本から来て一週間いたんだ。今日帰国なんで、今週末のスーパーボウルが見れなくて残念」と話すと、「俺はアメフトは見ないんだ、バスケの方が面白い」と言っていた。
空港まで17ドルくらいだったので、チップ込みで20ドル渡す。

マッキャラン空港のユナイテッドカウンターに向かうと、自動チェックインで、機械の隣に立っていた女性スタッフがすべて操作してくれた。8時出発の飛行機に乗って、まずは国内線でサンフランシスコに向かう。
1週間目前に来た道を、反対に進み、出発ゲート付近でバカ高い朝飯を頂く。
ベガスからの出国は朝の便に乗る客が多く、早めに空港に行ったほうが良いと書いてあったが、この時点で6時前なので2時間も余裕がある。

昨夜、寝ていないのでかなり眠気があるが、ここのベンチで寝てしまうと乗り過ごす可能性が高いので我慢w。
寝ないように、ウロウロと空港のスロットマシンチェックをして時間を潰していると、出発ゲートのモニターに「Delay」の文字が…。
最初30分遅れだったのが、60分に伸びる。
登録していたメールにも情報が来たので、通訳ソフトで確認するが遅れるのは確実みたい。

やばい、サンフランシスコから国際便への乗り継ぎは1時間くらいしかなかったはず。
当初の予定では、サンフランシスコ9時30分到着、10時30分羽田に向けて出発。(帰りは羽田を選択していた)
サンフランシスコに向かう飛行機は、8時50分くらいにようやく離陸。
少しは急いで飛んでくれるのかと思いきや、着いたのは10時20分。予定通りの90分フライト><
機内では、時間が気になって寝るどころではなかった。

到着しても機体から降りるのに5分くらいかかり、そこから急いで、国際線の出国ゲートに向かう。
サンフランシスコ空港の乗り継ぎは、途中に何も審査などないので、そのままゲートに向かえばいいが、それでも駆け足で5分くらいかかる。何人か同じように荷物を引きずってゲートに向かっていた。
92番ゲートに着いたのは10時30分ジャスト。

目の前に、ちょうど乗るハズだった「UA875便」が定刻通り滑走路
に向かっていたw

実のところ、15分前の10時15分には、搭乗を締め切っていたみたいだ。
近くにいたスタッフに事情を話すと、91番ゲートに行けというので向かうと、すでに何組かカウンターに並んでいた。
前の中国人のファミリーが、すごくもめていて、なかなか進まないうちに、後ろにも列が出来てきた。
見たところ、日本人は他にいない。中国人と韓国人、他にアメリカ人が10人くらいか。

10時40分ごろ、やっとユナイテッドのスタッフと話ができた。
「テメーのラスベガスからの便が遅れて、乗れなかったんだゼ」と言って、すべてのチケットを渡すと、
モニターを見ながら、隣のスタッフと色々探してくれている風だったが、
しばらくすると早口で話しかけてきた。
何を言っているのか、ほとんど聞き取れなかったが、言葉の中に「tomorrow」という単語がw
「ワンモアプリーズ、トゥモロー???」
「イエス!トゥモロー!」
オーマイガッ!!

まあ、この日はアメリカでは金曜日なので、1日遅れても、日曜日の夜には日本に着ける。だから仕事に影響はない。往きと同じように手荷物だけで荷物を預けていなかったので、「ノーバッグ」と言うと、向こうのスタッフは「それはラッキーね」みたいな顔をして、チケットをすべて変えてくれた。

ただ、羽田から成田に代わり、その関係で小松着が、トータルで当初の予定より3時間くらい遅れることになった。
ホテルはどうする」って言ってきたので、どこか無料で用意してくれるのかと思ったが、どうやら金も手配も自分でしないといけないらしい。
「ホテルはない」と答えると、なんかホテル斡旋業者のチラシをくれて、電話しろと言ってきた。
サンフランシスコ空港の場所や、今いる所から外にどう出るかも全くわかっていないのに、電話しろって…。
英語も中学生レベルだしw
サンフランシスコって確か、映画でよく見る坂が多い街並みだよなあ。

途方に暮れるも、まだ朝の11時前
まあ、ついていないが、命にかかわることではない。
1日の遅れはやむを得ないとして諦めると、朝まで寝ずにカジノしていたので、とにかく眠くなってきた。
限界に近い。機内で寝る予定だったのでw
サンフランシスコ空港内のベンチは、すべて金属のひじ掛けがついていて、横になれないタイプw
何度も言うが、首ヘルニアの疑いで「首」「肩」「腕」が痛む中で、仕方ないので、パソコン用のテーブルにうつ伏せになって寝る。
起きたら夕方になっていた、まだ外は明るい。でも、ぐっすり寝れたので頭はスッキリしている。


少し冷静に考えてみる。
まだ20時間ほど、時間を潰さないといけない。
スマホはあるが、なぜか空港内のフリーWIFIを拾ってくれないので、情報をとることが出来ない。確か保険の中に遅延の保証もあったと思うが…。(これは翌朝、電源落として再起動したら直ったw)
ただ、アマゾンプライムで何本か映画を入れてきたので、それはWIFIに関係なく見ることが出来る。電源は何処にでもあるので充電は問題ない。
また、空港内は広いので、色々な店があり飯やドリンクには困らない。

そう言えば、プライオリティ・パスを持ってきたので、ユナイテッドの空港ラウンジが使えるはず。ただ無料枠は年に2回しかないので、明日の朝使おう。シャワーもあるかも知れない。せっかくサンフランシスコにいるんだから、街並みを見たいとは思うが、そもそも外にどうやって出るかがわからない。
ここは、出発ゲートだから外に出るには、また審査があって、理由をしっかり伝えられれば、出て→また入れるんだろうけど、そんなに話せる自信はないw

とりあえず、腹が減ったので、空港内をウロウロすると、日本食っぽい店があり、ラーメンを食べる。うまいわけでもなく、空港価格でバリ高だが仕方がない。
ひととおり、中を全て回る。時間を潰せそうな施設はラウンジ以外に無い。途中、ナッツと水を購入し、元の91番ゲートにあるテーブル席に戻る。

ここで、アマゾンプライムの映画鑑賞会。
事前にダウンロードしていた映画は、『ターミナル』www
2004年公開のアメリカ映画。スティーヴン・スピルバーグ監督、トム・ハンクス出演。
自国のクーデターでパスポートが無効になり、ターミナルに閉じ込められてしまった男と、ターミナル内の従業員との交流と恋模様を描いた作品で、実話を基にしているらしい。
こちらはたかが1日閉じ込められているだけだが、なかなか感慨深い。

この後、「ワイルドスピード」や「ミッションインポッシブル」を見ているうちに、また眠くなったので寝る。
しかし、寝る姿勢が悪く、肩も痛いので、すぐ起きてしまう。
他に寝やすい場所が無いかウロウロと探すが、良い場所は見当たらない。何人か、同じように空港内で寝ている人がいる。女性も5人ほど見かけた。

もう直接床に寝てやろうかとも思うが、思いとどまり、柱にもたれかかるように椅子で寝る。
4時前まで、ウトウトを繰り返すが、もう諦めて起きる。

空港内には清掃している人しかいない。
その後、しばらくして…夜が明ける
6時になったので、そろそろラウンジが空いているかなと「ユナイテッドクラブ」の受付に行くと、「プライオリティ・パスでは入れないよ」と言われショックを受ける。(後でわかるのだが、半年前に使用停止になったみたい)
ラウンジだけが希望だったのにwww

フードコートに行き、お粥の朝食を頂く。これは結構おいしかった。少し救われた感じw
この頃、やっとスマホの再起動で空港の無料WIFIにつながったので、状況をヨメにラインを入れるも、子どもが熱を出したらしく、すげー機嫌が悪いwww

長かった24時間が過ぎ、この日の成田行きの飛行機には無事に乗ることが出来た。
エコノミーだが、前の方の少し広いシートを用意してくれていた。機内で寝ている時間が多く、往きよりも帰りの方が短く感じる。

成田に到着、時差ボケはほとんど無かった。
そして家に着いたのは、夜の10時過ぎ。

ブランド物の財布のおかげで、なんとか無事に家に入ることが出来たw

ラスベガス2017
おわり


【番外】
帰国後、病院でMRIを受けたらやはり頸椎ヘルニアでした><


このReportへのコメント(全 4件)

2017/04/28(Fri) 05:25

クラップスマン

クラップスマンです、またおもしろく(ゴメンナサイ)読ませていただきました。

ベガスの初回で「Delay」になり乗り遅れとは、とてもざんねんでしたね。

ベガスーサンフランシスコ間はこれが一番こわいです、行きはよく帰りがヤバイ

私もUAで、ベガスーサンフランシスコ間はDELAYを、2回経験しましたがギリ乗れました。

英語の話せない私はアクシデントがあればほんとうにヤバイ、まわりの日本人に聞くだけです。


見た映画がターミナルとは、つい笑ってしまいました。

ではお体を大切にしてまたベガスへいっちゃてください。


2017/04/29(Sat) 13:18

マンタカ

オレンプさん

はじめまして、長編日記お疲れ様です。
思い起こせば、最後のベガスは15年前。ハマって、毎年行ってました。当時はJALベガス直行便が出てて、CA席の前の座席でキレイでたくさん話し、退屈しなかった良い思い出もあります。その時ガラガラだったので廃便になったと思います。ww

1人で行きのロス経由で不覚にも、眠りこけて2時間後同じ航空会社便に乗れてことで事なきを得た苦い経験でした。WW
それに懲りて、仁川経由でが最後でした。

私はオレンプさんのように、ドラマ仕立てよろしく、いろんな場所に行けなくて、ただホッピングを繰り返していただけでした。

また変わり果てたベガスに無性に行きたくなりました!またUPして下さい。


2017/04/29(Sat) 15:15

オレンプ

クラップスマンさま

コメントありがとうございます。
私といたしましては、色々と恥ずかしい部分もありますが、面白く読んでいただければ嬉しく思います。

早いもので、ベガスの旅からもうすぐ3か月が経とうとしていますが、「Delay」も含め、初めてのラスベガスの旅は楽しかったです!

更新が遅かったですが、最後までお付き合いいただきありがとうございました。
クラップスマンさまも、これからの勝負頑張ってください。


2017/04/29(Sat) 15:30

オレンプ

マンタカさま

コメントいただきありがとうございます。
今回のベガス旅を計画するにあたって、昔、直行便があったことを知りましたが、その当時にハマっていらっしゃたんですね!

正直、なかなか長期の休みがとれないので次回は厳しいのですが、もし、直行便が復活すれば、時間的に楽なのですし、Total Rewards系のカジノでは、ちょっとのプレイで、帰国後に部屋コンプ5日とかを提供してくれるので、つい行ってしまいますね。

今回のレポートが、これからベガスに旅立たれる方の少しでも参考になれば幸いです。


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