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投稿日:2010/9/15

ソウル遠征報告(セブンラック ヒルトン編)

投稿者:TAHARNさん

9月4日、改装が完了したヒルトンに出動。
床面積は倍ほどになりました。テーブルゲームの数も増え、テーブルの間隔もゆったり。BJテーブルは正面に8台、左手に6台。正面は7ボックスの大きなテーブルです。テーブルの高さも低めに、バリアフリーに配慮した造りです。

カジノは綺麗になったものの、客層は相変わらず場末。出稼ぎ帰りとおぼしき労働者風の中国人が大挙して押しかけています。皆日焼けしてこ汚い服装なので、すぐわかります。中には白のランニングシャツに短パン、ビーサンと、「裸の大将」みたいなオヤジも。ドレスコードは撤廃されたようです。

中国人の傍若無人ぶりは、彼らが大好きなバカラのテーブルで存分に発揮されます。テーブルを二重、三重にとりまき、立ち張り。禁煙席のはずなのに、「テーブルで吸わなきゃいいんだろ」とばかりに立ち上がってタバコをふかし、灰をテーブルに落とす。チップをテーブルに叩きつけてベット。相手方の引きに「コン!コン!」とご法度の「呼び込み」。勝っても負けてもテーブルをドンドン叩き、騒ぐ。チップをディーラーに投げつけて「チェンジ!」。ディーラーは(仕事とはいえ、何でこんな下品な客の相手しなきゃいけないんだよ…)と、ロコツに嫌な顔をしています。

イギリス人とおぼしきカップルが寄ってきました。男性はジャケットにタイ、女性はイブニングドレスと、「ラッキーでハッピーな」カジノの広告に出てくるような正装で、ヒルトンには場違いな格好、浮きまくっています。むさくるしい集団を見て”Oh, no…”ドレスコードの厳しいヨーロッパから来た人には信じられない光景でしょう。ピットマネージャーに新しくテーブルを開けさせ、二人だけでゲームスタート。
彼らのテーブルは最初からバンカーのツラ、伸び続ける罫線を目ざとく見つけて、ハイエナたちが集まってきます。あっという間に中国人テーブルになってしまいました。バンカーが勝ち続け、罫線が折れ曲がり、テーブルは大盛り上がり。イギリス人カップルは目が点になっています。彼らがイメージしていたであろう、ヨーロッパの優雅な「プント・バンコ」は、アジアの鉄火場の「バカラ」とは全く別のゲームなのです。後ろからギュウギュウ押され、自分の肩越しに立張りを続けられて、男性が遂にキレ、「いいかげんにしろ!何でこんな臭いアジア人と一緒にプレーしなきゃならないんだ!」と問題発言(実際異臭のする者が少なからずいましたが…)。周りに英語が解る者がいなかったようで、何事も起こりませんでしたが、一揉めあってもおかしくない険悪なシーンでした。

BJのテーブルでも…
たまたま禁煙テーブルに座りました。後から来た中国人3人組が、タバコを吸おうとしてディーラーに注意され、「なぜここだけダメなんだ!」と文句をつけました。ピットマネージャーが、
「禁煙テーブルです。タバコが嫌いなお客様がいらっしゃいますので…」
「誰だソイツは?」
「俺だよ」と私が手を挙げると、
「なぜお前一人のために俺たちが我慢しなきゃならないんだ!」
嫌煙権などという言葉は聞いたこともないのでしょう。後から来て自分たちの主張をゴリ押ししようとする、中国の外交姿勢そのもののゴーマンな物言いに腹が立ち、
「俺が先に座ってたんだ。吸いたければ他のテーブルに移れ!」と断固拒否。日本的「友好外交」はカジノでも禁物です。日本人ならおとなしく言うことを聞くと思っていたのか、反論されて面食らい、なおも文句をブツブツ。ピットマネージャーが「先に座っていたお客様が優先です」と毅然と申し渡すと、しぶしぶタバコを引っ込めました。
最初からこんな調子ですから、テーブルのチームワークどころではありません。彼らは当然ながらBS知らず。ペアはすべてスプリット。17でもたまにヒット。やられ放題やられて「何でこんなに負けるんだ…」と不思議がっています。そらアンタ、それだけむちゃくちゃな打ち方してたら勝てないよ…デタラメプレーの被害がたびたびこちらにも及びます。彼らは30分あまりでパンク。「ブラックジャックは勝てない、バカラに行こう」と出て行きました。邪魔者がいなくなり仲間だけになると、良い流れが復活、快勝です。

その後も中国人がいるときには無理を避け、彼らがいなくなって仲間内だけになったときに勝負をかけることにしました。デタラメプレーヤーの存在、は理論的には勝負に関係ないはずですが、私はまだそこまで達観できていません。周りにどんなプレーヤーがいようとも、メンタルコントロールを乱さず打てるようになることが今後の課題です。

それにしても増殖を続けるデタラメ中国人たち、なんとかできないのでしょうか。いっそカジノに中国人専用エリアでも作ってもらえたら、他の客が安心して打てるのになあ(投書しましたが実現は無理でしょう)、とつくづく感じたヒルトンセブンラックでした。

 

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コメント (11 件)


  1. Re:ソウル遠征報告(セブンラック ヒルトン編)

    投稿者:alexj

    投稿日:2010/9/15

    TAHARNさん

    いつも旅打ち夫婦紀行を楽しく拝見しています。
    ヒルトンセブンラックの最新情報を知りたかったので参考になりました。
    随分テーブルが増えたようですね。
    とは言え雰囲気は相変わらず場末ですか!^^;
    来週のプレイ(主にBJ)はいつも通りWHに行こうと思います。

    alexj

     

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  2. 全くもって同感です

    投稿者:cvmasa

    投稿日:2010/9/15

    TAHARNさん

    私もalexjさんと同じく日記楽しく拝見しています。
    全くもってあそこまでがCHINA化ですか? 困りましたね、マカオでも結果論・わがまま中国人の存在でメンタル面でOUT!になるのを経験しているのでよくわかりますね。
    いっそのことアホ中国人喧嘩を売って欲しいですね!
    経済力が増したわけだから主張は出来るでしょうし、そこまで自信を持って戦うのであれば思いっきりハウスに噛みついて欲しいですね。
    思ってることを相手にぶつけることは良いことだと思います、でも世の中「均衡!」で成り立ってることは忘れて欲しくないですよね。
    互いに良い気持ちでゲーミングすること自体均衡が成立していることでしょうし、それを破ることは決して良くないことですしね。
    まあ、近いうちにSEOULで戦おうと思ってますけど、今度は私が中国人と戦ってみようかなと思ってます。(勿論金額で勝負ですが、レポートのようなことがあったら絶対私が噛みついてやります)
    本当にカジノの中国人はむかつく!!!

     

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  3. Re:Re:ソウル遠征報告(セブンラック ヒルトン編)

    投稿者:TAHARN

    投稿日:2010/9/16

    alexjさん

    コメントありがとうございます。まだヒルトンよりはWHのほうが、メイワク中国人は少ないですね。ただ、バカラのシャッフル中にBJテーブルに立張りに来る者がいます。1、2度張って流れを乱しては去っていきます。気をつけてください。

    TAHARN

     

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  4. Re:全くもって同感です

    投稿者:TAHARN

    投稿日:2010/9/16

    cvmasaさん

    カジノに行くといつも思うのですが、無法中国人に対して日本人は寛容すぎます。これ以上彼らを増長させないためにも毅然とした態度を取らないと。最近ではケンカのボキャブラリーが増えました。
    闭嘴「黙れ」や滚开「消えろ」など、大きな声で言うと本当にケンカになりますが、ボソッとつぶやくようにいうと効果的です。ご武運を祈ります。

    TAHARN


     

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  5. なるほど

    投稿者:alexj

    投稿日:2010/9/16

    TAHARNさん

    なるほど。
    印象としては半年前ぐらいから大挙して中国人が韓国にきていますね。
    増殖する中国人対策として中国語を覚えて行ってきます。(過激に消失!とか)
    デタラメプレーヤーと同席のプレイはミニマムベットで凌いで
    メンタルコントロールをしっかりしたいな~と。

    alexj

     

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  6. お疲れさまでした

    投稿者:cbooz

    投稿日:2010/9/16

     
     TAHARNさん

     「リアル辛口レポート」楽しく拝見しました。
     相変わらずの「奴ら」の傍若無人ぶりが目に浮かぶようです。
     それにしてもイギリス人の発言にはショックです。
     欧米人には一緒に見られていると思うと悲しいものがありますね・・・
     
     自分も来月、CASINOオンリーでソウルに行く予定です。
     「裸の大将」と「おせっかいオバちゃん」をかわし、
     さらに「本命」CASINOに勝利してきます。

     TAHARNさんの次のレポートも楽しみにしています。
     
     

     

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  7. Re:お疲れさまでした

    投稿者:TAHARN

    投稿日:2010/9/16

    choozさん

    コメントありがとうございます。
    たしかに欧米人には中国人と日本人の区別はつかないでしょうから、皆「臭いアジア人」になってしまうのでしょうね。本当に鼻が曲がるほどの異臭を放つ中国人が数人いました。匂いに敏感な欧米人には耐えられなかったことでしょう。
    ソウルでの勝利を祈っております。

    TAHARN

     

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  8. Re:Re:お疲れさまでした

    投稿者:cbooz

    投稿日:2010/9/21

     TAHARNさん

    コメント返信ありがとうございます。

    サイトの趣旨とちょっとずれてしまうかも知れませんが、
    気になる事なので、コメントをさせていただきます。

    中国人の無法ぶり、イギリス人の偏見どちらも悲しいものがあります。
    TAHARNさんが世界中を旅され、さまざま国、人々と交流されてきた中で
    やはり、日本人のもつ謙虚さや他人に対して思いやり等々をあらためて
    大切だと感じているのではないかと思う事です。

    自分はTAHARNさんのレポートを読ませていただき、CASINOの事はもちろん興味深々に
    拝見させていただいてますが、前記のような感覚も受けております。

    現在、騒いでいる日中問題もCASINOの「たばこを吸わせろ」おやじとなんら
    変わらない様な気がします。国の感覚なのでしょうか?(自らを押し付ける意味で・・・)

    生意気言って、すみません
    TAHARNさん次のレポートも楽しみにしています。


    (管理人さま)
    政治的、意図はございませんが、不適切でしたら、削除してください

     

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  9. 日本人の美徳

    投稿者:TAHARN

    投稿日:2010/9/22

    cboozさん

    コメントありがとうございます。

    謙虚さは確かに日本人の美徳ですが、非日本人にはこれを「卑屈、弱腰」と取る人が多いのですね。日本人は「こんなこと言ったら気を悪くするんじゃないか」と考えて黙ってしまうことが多いのでしょうが、謙譲の美徳が通じない相手にこういった態度では、ますますをつけあがらせるだけです。

    もっとも、私は中国人を皆敵視しているわけではありません。中国人にも(ごく少数ながら)謙虚な人はいますし、日本人にもワガママ、ゴーマンな人は沢山います。個人の資質の問題だと思っています(国の体制が個人の資質に与える影響は大きいとは思いますが・・・)。

    「皆で楽しく打ちたい」日本人と、「自分たちだけが楽しければいい」中国人のギャップを埋めるのは難しいなあ、と常々感じます。私もなるだけケンカはしたくありませんが、世界を旅して得た結論は「言うべきことははっきり言う」。「自分たちだけ」の無法中国人とは今後も戦い続ける所存です。

    TAHARN

     

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  10. Re:日本人の美徳

    投稿者:cbooz

    投稿日:2010/9/22

    TAHARNさん

    返信ありがとうございます。

    謙虚さを「美徳」とする日本人、「卑屈、弱腰」と思う非日本人
    なるほど、正にその通りですね


    貴重なご意見ありがとうございました。

    来月、頑張ってきます。

     

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  11. 日本人の美徳

    投稿者:前田

    投稿日:2010/9/22

    中国人に対する偏見、これって西洋人の日本人に対する偏見と変わらないかもしれません。
    偏見や差別の無い社会とか幻想を言ってもしょうがないのでしょうけど、公言するには
    TPOがあって、この手の話は掲示板には不向きですね。

    文化の違いを民度の違いで解釈するのは自由ですが、自覚があればの事かもしれません。
    テレビのワイドショーでのチャイニーズパッシングがヒステリックに感じる事、ありません?

     

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