岡田マニラにあるフライデークラブに二度目のお世話になりました。<<BR>>
9/27から9/30のことです。趣味はカジノと言うのが本音。無類のカジノ好きです。<<BR>>
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本当はBJとスロットも大好きなのですがアジアではバカラしかできないのが少し寂しいです。<<BR>>
そんな訳でラスベガスに年3回は行っていたのですが、直行便はとっくになくなったし、ロスやシスコで3時間も待つのはくたびれるので、最近は近場で間に合わせています。<<BR>>
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因みに僕のレベルでは、ローリングはマカオで0.8から0.9%プラス0.1%。シンガポールだと1.0%プラス0.1%。<<BR>>
ところがマニラではなんと1.3%プラス0.1%です。マカオの6割増しのスピードでコミションが溜まるので、これは圧倒的にマニラです。<<BR>>
どれくらいパワーがあるか最後までお読みいただいたら分かってもらえると思います。<<BR>>
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しかも飛行機もマカオ便や香港便より一時間は早く着きます。<<BR>>
実際の飛行時間は4時間を切ることのほうが多い。マイルのタダ券も直前でも取れることが多いし。取れなくてもビジネスクラスで11万から17万円ですのでお手頃。<<BR>>
空港混雑のウェイティングもまずありません。予定到着時間より早く着くことがよくあります。<<BR>>
と、いいことずくめ。これはもうマニラで決まり。<<BR>>
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これと比較すると、マカオ便は時間的には文句がないのですが座席がこれでもビジネス?と超ぼろい。お尻が痛くなります。HK便はHKからハイヤーでいくのに4-5万取られるのがぼられている気になって余り愉快ではない。<<BR>>
ということで現地時間2時にはフライデークラブの特別室に座っていました。<<BR>>
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このプライベートルームは繫閑によりますが、マカオ、LV,シンガポールでは5000万円から1億円のフロントマネーを出さないと用意してくれません。 <<BR>>
ひとくちにVIPといっても普通は10万USドル以上の客でもパイザとかジンメンのような大部屋で打つのです。<<BR>>
なんとフライデークラブではフロントマネー10万香港ドルで打たせてくれるのです。つまり140万円で使わせてくれるのです。VIP室の十分の一、プライベートルームの50分の一という。ありえない話だと思いますが本当の話です。<<BR>>
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さて戦闘開始。200万HKドルを出します。大きいサイズの100万ドルのビスケット1枚、小さいサイズの10万ドルのビスケットが8枚、1万ドルのチップ19枚、1000ドルチップ10枚。最初のベットは基本形の1万ドルチップ2枚。バンクで当たります。<<BR>>
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「よおし。いつぞやベガスでニューイアズパーティのあとで、つまり年のはじめにいきなりバンクの14連荘を出してギャラリー50人を作り3000万円勝った時の再現だ!」とダブルアップの4枚張り。しかし、プレイヤーのナチュラル9で、あえなく惨敗。<<BR>>
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バンカー大好きな私としては一つ一つの勝ち負けよりは得意な罫線に持ち込みたい。<<BR>>
罫線を読むというより、罫線を作りに賭けるのですが、そうは問屋が卸さない。基本横絞りなので、4サイド、3サイドは大変な労働力が必要。<<BR>>
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まずは4サイドに角をつけなくては。よし!第一関門突破。角をつけて10にしました。つぎは3サイド。<<BR>>
ノーサイド、3サイドのときは余計な角が2つも付き8になり、結果1とか0になるんだよな。でも今はツキツキの8がほしいの。テンガテンガと心の中で声を出し、ぐいぐい力を込めて絞りました、8にしました。ほめてください。なに?配られた時から8だったと。<<BR>>
そんなこと言う人はバカラをやめてください。私が力を込めたから8になったのです。<<BR>>
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ということで5から8までの組み合わせの中からナチュラル8を完成させたのに何故か心に残る一抹の不安。<<BR>>
プレイヤー、オープンと小さめの声でいったのになんと出てきたのはナチュラル9。だから不安だったのよ。<<BR>>
この長久を何回もくらうとダメージが大きいだけでなく、勝ちにくくなるんだよなー。しかし、この日は5発食らいました。<<BR>>
それでも初日は15万ドル位の浮きで打ち止め。6時過ぎに寿司を食べに行きその後は部屋に。<<BR>>
これが素晴らしい部屋でマニラ湾が大きな窓越しに一望に見渡せる。よし明日はかの有名なマニラ湾の夕焼けを部屋で見よう。<<BR>>
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2日目。こんなに朝早く目が覚めるものかなという時間に起きてしまった。そうか、ちょっとだけプレーして,また寝ればいいよねと考えて12Fから降りて行ったのがよくなかった。これが今回のトリップ全体を支配する流れを作ってしまった。瞬く間に暴風圏に突入。もう一個ついてとお願いしてるのに7.Seven never winといいますが、この日のバンカーの7の弱いこと。8と9にしか負けないはずなのに。プレイヤーが3枚目に5とか6とか7とかを手品のようにもってきます。<<BR>>
少なくてもこの日の7は5よりはるかに弱かった。よいところなく、ずるずる負けていく。時間はたっぷりあるけど、お金が持ちそうない。<<BR>>
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2日目の午後の便に変えないとダメかなと敗戦を受け入れる心の準備ができました。<<BR>>
すると、アラ不思議。午後の飛行機を予約しようとしていたのに、そこから勝ちだして原点復帰。<<BR>>
この日はお世話してくれたN君を和食に招待しバカラ談議で盛り上がりました。<<BR>>
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3日目も同じような展開。<<BR>>
好きな目にならないのでカードチェンジを御願い。いやな顔ひとつせずデッキを変えてくれます。<<BR>>
ここらへんはプライベートテーブルの良さです。<<BR>>
エンジェルアイはCOMPUTERでシャフルされているので大嫌い。そこでハンドシャフルをお願いするとこれも気持ちよくやってくれる。<<BR>>
カジノは気持ちよく対応してくれるから大勝が約束されているようなものなのですが。<<BR>>
水平線から浮上することもあったが、結局チャラ。でも、負けてないだけ上等と考え眠りにつく。<<BR>>
いよいよ最終日。それも2時25分の飛行機なので正午には投了しなくてはいけません。いきおい打ち方が荒くなります。<<BR>>
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小ビスケット3枚まで追い詰められました。オールイン。負けたら終わりです。なぜか勝ちます。でもジリジリ減ってまた3枚。オールイン。<<BR>>
何故か勝ちます。ならば勝った285000で勝負。負けます。ナンマイダ、ナンマイダもう一回3枚オールイン。また勝ちます。<<BR>>
それからどうして200万ドルになったのか正確に覚えていませんが、とにかくあっという間に2800万円もどします。そこでやめないのは、単にバカですね。ほかに言いようがありません。今でも何故終了にしなかったのか分かりません。<<BR>>
折角戻したのに続けていたら、いつの間にか最後の1枚になりました。21手目はパスします運命の22手目、勝負です。ここの珠盤路(チューチャイロ)が赤3つなのが頼りです。テーブルMAXの1ミリオン・ドラー勝負。<<BR>>
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これまでは500万円勝負は何回か経験していますが、ワンハンド1400万円は全く初めて。手に汗を握ることもなく意外と冷静でした。勝てると勝手に思ったからです。<<BR>>
私は横からめくる人です。1枚目はノーサイド。2枚目がピクチャーだったらどうしよう。と、一瞬不吉な考えも浮かびましたが、バカラは思った数字が印刷されて出てくるゲームですから、ここは3サイド。そう考えながらめくったら2枚目は本当に3サイド。しかし、この組み合わせは数学的に言えば7,8,9,0,1と5種類の組み合わせ。<<BR>>
「中に居るな」といい、息で吹きとばしてノーサイドは3ではなく2になりました。ホット一息。まずは良い傾向です。<<BR>>
次に3サイドがツキツキの8だと0になる。これまた、人には気づかれないようにしながら「フーフー」とソフトな息で1つ飛ばした。よし、これで8か9の完成。<<BR>>
でも、フーフーが強すぎて両方とも飛んで6で、ナチュラル8。<<BR>>
チョーキューといって8の大勝負で9に負けた経験があるので一抹の不安は残る。<<BR>>
おごそかにオープンといってプレイヤーをあけさせたら5で勝ちが確定。<<BR>>
0になるか2800万円になるかを、2800万円勝ちました。ときに9時46分。さすがにここで打ち止めにした。<<BR>>
それにしても良く負けなかったなぁ!というか、ほぼほぼチャラです。正確には100万円位負けています。<<BR>>
でも、コミションが2500万HKドルのターンオーバー掛ける0.013で325,000ドル。<<BR>>
日本円で455万円もらえるのでそこから負けた100万円を引いて355万円のプラスとなりました。<<BR>>
終戦は正午の予定でしたが朝の9時46分。この日は2時間もかかりませんでした。<<BR>>
滅茶苦茶な戦いでした。しかも文無しになりかねないところから300万円以上の浮きになれたのです。<<BR>>
森巣博さんの本に「勝てば幸運、負ければ実力」という名言がありますが誠にその通りです。俺って下手くそなのに負けないんだよな。<<BR>>
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この投稿に不快感や反発を覚える人も沢山いると思います。バジェットが大き過ぎるとか打ち方が乱暴すぎるとか。おっしゃるとうりです。 自分でもそう思っています。<<BR>>
私はカジノを53年やっています。もちろん最初はred chipperどころか1USドル張るところからです。沢山の人を見て来ました。ほとんどの人は5年位で消えていきました。<<BR>>
しかし私は53年続けてこれたことを密かな誇りとしています。<<BR>>
ちなみに今年は9回遠征し通算でささやかなプラスになっています。好きなことをして負けていないのが嬉しいです。<<BR>>
この投稿はフライデークラブの皆さんにお世話になったお礼のつもりでかかせてもらいました。N君とS君に応援してもらい、ご支援があったから5回の“てっか”を乗り越えられたのです。<<BR>>
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素晴らしい時間と応援をありがとうございました。<<BR>>
投稿日:2019/10/29
このご投稿は、「レポート」の方にするべきだったのじゃないでしょうか。
カジ郎さんにメールを送れば、きっと動かしてくれると思います。
投稿日:2019/10/29
豪州源さん
熱烈な読者です。お書きになった著書は恐らく全部読ましていただきました。
しかも5回以上読ませていただいた著書がほとんどなので、本代を5倍くらい
払わなくてはと思っています。
自転車学校を卒業してプロの競輪選手になったのが一番好きです。
NZのマオリの血を引くお金の洗濯屋の話も好きです。大昔NZのWellingtonに
一年住んでいたことがあり、日本語の小説でマオリが出てくるのが超珍しい
こともあるのですが。
メルボルンのカジノのJapanese marketingと3回食事したので直行便ができたら
20年ぶりに豪州に行こうと思っていたら、直行便はできたのですが、彼女が辞められたので
未だに行かずじまいです。
マカオはローリングのレートが悪いので、最近はマニラがおおいのですが、年末は
シンガポール(MBS)を予約しています。万一そこでお会いできたら光栄です。