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2353 マニラクラップス事情(2017年8月)  TAHARN  16879  2017/09/06 06:11yuzo*

 2017/09/01(Fri) 00:24

 フィリピン在住のTAHARNです。7月からマニラで働いています。BJ・クラップスプレーヤーです。
 
 マニラカジノの充実ぶりはすばらしいですね。特にエンターテインメントシティのハウスはベガスのストリップに遜色ない規模と設備です。昨年まで住んでいたベトナム(ゲーセンカジノしかない)とは雲泥の差。MINも低く(BJ¥660、クラップス¥440)、超ローローラーの私には嬉しい環境です。仕事もそこそこに通いづめ、依存症が心配な今日この頃です。

 ケルゼン様がマカオクラップス事情について投稿されたので、私もマニラクラップス事情を。
 クラップスができるハウスは、リゾートワールドマニラ(RWM)、シティオブドリームス(COD)、ソレア、オカダマニラの4か所です。

マニラクラップスの概要

・全ての台が椅子付きです。クラップスは立ってプレーが当たり前と思っていたので、初めのうちはジャマに感じていましたが、立ち続けのプレーは想像以上に体力を消耗するもの。ロールの合間にちょっと座るだけでも疲れが取れ、長時間の戦いが可能になることがわかりました。

・プレーヤーはPLACE・FIELDが主流ですが、PASS LINEに張る人もそこそこいます。ポイントを取ると拍手が。ドンパスに張るヘソ曲がりは少なく、マカオよりはテーブルの一体感があります。なお、COMEに張る人はほとんどいません。COMEにベットすると、プレースベットと間違われて、ディーラーに“Which number?“とよく聞かれます。パスライン→カムとスタンダードな張り方をする人は大概日本人ですね。

・短期間に大規模のカジノがオープンしてディーラーの養成が追いつかないのか、未熟なディーラーが目立ちます。
-計算が遅い。計算間違いが多い。通い始めて一月で、バイインのチップの額を間違われたことが三度。ボックスマンがチェックしても間違うのですから、ボックスマンのレベルも推して知るべしです。PLACEを張っていた目にCOMEが立ったときなど要注意。“How much odds?“と聞かれますが、PLACEの払い戻しとCOMEのオッズベットがごちゃごちゃになって訳わかんなくなってます。
1 PLACEの払い戻しを受ける。
2 PLACEベットをダウンする。
3 COMEのオッズを張る。の手順でやらないと危険です。
-見落としが多い。特にカムアウトロールで7が出たときの、COMEの回収忘れはしょっちゅうです。
-クラップスディーラーの常識に欠ける者が多い。2、3、12が出た後、そのままダイスをシューターに戻そうとする。「クラップスの目をそのままよこすな!」とクレームをつけるとキョトンとしてる。クラップスプレーヤーは縁起をかつぐ、ということを教わっていないのでしょう。ボックスマンも注意しません。ボックスマンやピットボスに「ディーラーをちゃんと教育してくれ」と要望していますが、何度も同じミスをやらかします。スティックの使い方も下手で、スティックで目を変えることができず、手を使う。私がしつこくクレームをつけるもので、11の後でも目を変えようとする(苦笑)。「11は変えなくてもいいんだよ。YOはラッキーナンバーだ」と言うと「へ~そうなんだ、知らなかった」。どうして客のオレがディーラーを指導しなきゃならないんだよ!もっともフィリピンのプレーヤーは細かいことは気にしないようで、クラップスの目を渡されて怒る人はいません。


以下、ハウスごとの情報を(台数、OPEN時刻、MIN、オッズ、BUY手数料、最低額チップ)。P1≒¥2.2

・RWM:1台/朝からOPEN/P300/×345/前払い/P5
    いつも閑散としています。営業再開後日が浅く、ハウスへの客の入り自体が少ないようで 
    す。台の中央に透明アクリル板の仕切りがあり、コロガシ派シューターには投げづらい台で
    す。

・COD:2台/朝から1台、昼からもう1台OPEN/P300・P500/×345/前払い
     /P25
    朝から混んでいます。
    最低額のチップがP25のため、細かくベットアップができません。例えばPASS 
    LINEにP300張って、POINTが6か8だった場合、オッズベットは50
    0、1000、1500のみ。それ以外のベットは端数が出るので、受け付けてもら 
    えません。 

・ソレア:1台/午後OPEN/P300/×345/前払い/P5
    ローカルの常連が多い。昼過ぎに開くこともあれば、夕方まで開かないこともあり、OPE
    N時刻がはっきりしません。

・オカダマニラ:3台/朝からOPEN/P200×2、P300×1/×5/前払い/P5
    MINが低く、プレーしやすい。比較的空いていて、ピーク時でも入れます。P200の一
    台はラシャが異常に柔らかく、ダイスがぴょんぴょん跳ねて、コントロールショットが難し
    い。4つのカジノの中では未熟なディーラーが最も多い。
   
 まだまだ要改善点は多いものの、何といってもMIN440円という安さが魅力です。昨日は4時間近くプレーしてP5000の負け。大敗のようですが、実は$100しか負けていないのでした。負けた日には、負け額をドル換算すると、「なんの、これっぽっちの負け!」立ち直りが早いです。
マカオの約四分の一の予算でプレーが楽しめるマニラ。ローカルのメシが激マズなのが難点ですが、カジカジの皆様にはおすすめです。

 私は週末にはたいていオカダマニラで投げています。入念にセットダイスし、気合を入れて投げている国籍不明のオヤジを見かけたらお声がけください。長文失礼しました。

 TAHARN
 






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