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2473 カジノゲームでのスキル度合い  サイゴンサイゴン  12961  2018/05/02 06:56ヤーロ*

 2018/04/16(Mon) 11:16

4月16日付け読売新聞(朝刊)掲載の論評にカジノvs日本古来の博打のスキル度合い(競技者に技量)の違いに関する論評記事がありました。ご興味ありましたら、読んでみてください。 読んでみると、この筆者は自身ではカジノ経験はほとんどない人とすぐわかります。
ギャンブルゲームに疎い読者に分かりやすく説明するためなのか、日本古来の博打である手本引きとカジノのバカラを例に挙げ、比較しています。
手本引きは映画や小説ではよく登場する賭場博打ですが、そのゲーム環境やルールは調べれば実体験がなくても誰でも分かります。
問題はバカラに関する説明です。カジノゲームのバカラでは数名の客がプレーするテーブルでディラーと勝負できるのは最も掛け金の大きなプレーヤ一人だけで、他のプレーヤーはその勝負の勝ち負けに賭けるだけと言ってます。 絞りの権利のことをディラーと勝負する権利と誤って理解しています。この方の理解はスキルを発揮してディラーと勝負できるのは最も賭け金の大きな一人のプレーヤーだけで、それ以外のプレーヤーは運を天に任す事になり、自身のゲームスキルを発揮する機会がない。という説明です。
対して、日本古来の手本引きは胴師が引く札を参加者が各々に推理するという、個人の予想スキルを争う賭博であるから、偶然性をそのベースにしたカジノのゲーム文化とは異なっている。よって、偶然性のカジノ文化はスキル性が伝統の日本のギャンブル市場に合わず定着しないだろうという論理で結んでいます。 
カジノの代表を間違った理解のバカラ、日本代表に現在は存在しない手本引きを出して比較すること自体ナンセンスですが、ギャンブルに縁のない人を煙に巻くような全くひどい理屈です。

バカラを含めた多くのカジノゲームが誰にでも掴める可能性のある偶然運をベースにしたものであることは事実です。しかし、日本での導入が可能になるかどうかは別にして、カジノのゲームにはスキル性を前面に打ち出した物もあるわけです。

ポーカーのホールデムは完全にスキル系。
手本引きが予想スキルのゲームならデータ分析を駆使し勝負の行方を予想するスポーツブックもまた予想スキルです。
さらに、ポーカーやBJのトーナメントプログラムはゲーム自体とは異なるトーナメントスキルが必要になります。
BJも現在はCSM、多数デッキが一般化してスキル系ゲームとは言えませんが、カウンターにとってはやはりスキルゲームではないでしょうか。

時節柄、読売やこの論評の筆者は、カジノに関する意見を全国紙で述べるのあれば、もう少しギャンブルとは何なのかを自身で授業料を払い勉強されてからの方がよくはないでしょうか。

私見・偏見ですが、各種ゲームでのスキルが占める度合いは概ね、以下程度ではないでしょうか。

スポーツ競技   100%
囲碁・将棋    100%
麻雀        80%
ポーカーホールデム 70%
予想系ギャンブル(競馬、競輪、スポーツブック) 70%
カジノテーブルゲーム  20%
パチンコ、パチスロ   20%
カジノマシンゲーム   10%
宝くじ          0%

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