クラップス
■ルール
「ラスベガス大全」を参照。(印刷物では、「地球の歩き方-ラスベガス・リゾート編」にもちょろっですが載っています)とにかく賭け方さえわかれば、実にシンプルなゲームです。ぜひ一度トライしてみて下さい。
■アメリカンゲーム
これぞアメリカのギャンブル!じめっとしたギャンブルは大嫌い、隣の奴とハイタッチするお祭り騒ぎがいい、という人に向いているゲームです。自分でダイスを振って運命を決められる、すべての決定権を握れるカジノゲームは他にはありません。ちなみに英語で「crap shooter」とは「投機的な事業」を指すぐらい、浮き沈みの激しいゲームであることを忘れずに。
■マスターのプレイ戦略
クラップス通を自称するマスターが紆余曲折の末たどりついた戦略をを紹介しよう。(ルールとベッティングを理解してから呼んでください)
基本型「サラリーマン戦法」 毎回もっとも期待値の高い、「パスライン」に5ドル、フリーオッズにその2倍賭け(計15ドル)を繰り返す戦法。ディーラーがもっと賭けろと囁いてきても、がんとプレイスタイルを変えないこと。長所:比較的リスクが少ない。短所:クラップスの面白みを十分味わえない
応用型「サーフィン戦法」 「サラリーマン戦法」をベースに、波がやってきた時や自分がシューターの時だけ、「プレイス」「プロポジション」「ハードウェイ」といったポイントにベットを重ねる先方。長所:自分の波を読めるタイプにもってこい。短所:ドツボにはまると、とことん沈む
発展型「孤高のドンパス戦法」 クラップステーブルには、一人ぐらい必ずと言っていいほど「ドンパス野郎」がいる。ドンパスとはドントパスラインに賭ける、ようするにシューターが負けるほうに賭ける奴を言う。基本的に、クラップスはカジノ側に対して、客が一体となって盛りあがることを是とする傾向がある。そんな中で、敢然とドントパスに賭けるのは全員を敵に回すようなもの。さらに、自分がシューターの時だけ、パスラインに賭けるのがポイント。長所:わずかだが、期待値が高い。短所:他のプレイヤーから白い目で見られる。友達をなくす。