新着情報

Information

仁川インスパイア GGRと非ゲーミング収益が拡大

仁川インスパイア GGRと非ゲーミング収益が拡大

韓国で外国人専用カジノを備える統合型リゾート「インスパイア・エンターテインメント・リゾート」は、9月30日までの12カ月間の営業実績を韓国当局に報告し、初年度と比べて業績が大きく改善していることが明らかになった。

仁川に立地する同施設のゲーミング総収益(GGR)は、2024年10月1日から2025年9月30日までの期間で2,672億3,000万ウォン(約1億8,470万米ドル)となり、開業初期の短期間を対象とした前回報告値(1,079億4,000万ウォン)を大幅に上回った。カジノは2024年2月開業のため、単純な前年比較はできないものの、事業規模が着実に拡大していることがうかがえる。

運営会社のインスパイア・インテグレーテッド・リゾート社が金融監督院に届け出た資料によると、当該期間の純損失は1,548億3,000万ウォンとなり、前回報告時の2,654億5,000万ウォンから大きく縮小した。営業損失も461億2,000万ウォンと、従来の1,563億8,000万ウォンから大幅に改善している。

非ゲーミング部門も堅調に推移している。ホテル部門の売上高は562億4,000万ウォン、飲食部門は517億ウォンと、いずれも前回を上回った。エンターテインメント、リテール、その他サービスによる収益は321億4,000万ウォン、賃貸収入も86億7,000万ウォンに増加した。

これらを合算した総収益は約4,159億8,000万ウォンとなり、前回報告の2,190億4,000万ウォンからほぼ倍増している。

インスパイアは現在、3棟のタワーに計1,275室の客室を備え、15,000席規模の多目的アリーナではすでに多数の公演やイベントが開催されている。2025年12月16日には、ホテル宿泊予約がヒルトンのグローバル予約チャネルに加わり、集客力のさらなる向上が期待されている。

同施設は米国のモヒガン・トライバル・ゲーミング・オーソリティが開発し、2025年初頭からはベイン・キャピタルが経営権を握っている。開業初年度を経て、インスパイアは収益基盤の拡大と損失縮小を同時に進める段階に入ったと言えそうだ。