マカオの大手カジノ運営会社ギャラクシー・エンターテインメント・グループが、日本の統合型リゾート(IR)市場に対する関心を改めて示しました。
同社フランシス・ルイ会長は、決算発表後の記者会見で日本について「非常に魅力的な市場」と発言。
「適切な案件があれば海外投資を検討する」という趣旨で、将来の参入余地を残しています。
日本のIRは大阪(夢洲)が認定済みで、今後は自治体側の再検討・再始動が意識されやすい局面です。
報道では、2027年にも自治体を対象とした新たな公募が始まる見通しが語られ、北海道や愛知などの動きも話題に。
ルイ会長は候補地について「現時点で特定の地域に絞るのは時期尚早」としつつ、日本への強い関心を示しています。
ギャラクシーは、マカオを代表する6大カジノ事業者の一角。
コタイ地区の旗艦IR「ギャラクシー・マカオ」を中心に、大型統合型リゾートを展開しています。

同社は2025年末時点で、現金および流動性投資残高が約363億香港ドル(約46億米ドル)とされ、海外展開を視野に入れた投資余力を備えています。
2025年通期業績も堅調で、調整後EBITDAマージンは33%(前年比+2pt)。
第4四半期も、プレミアムマス/スーパープレミアムマスの富裕層セグメントが好調で、競争の激しいマカオ市場でも高い収益性を維持しています。
さらに拡張計画「フェーズ3」では、ノンゲーミング施設の拡充を進めながら、運営コスト増を最小限に抑え、収益力の底上げを狙っている点もポイントです。
もしギャラクシーが日本IRに参入する場合、注目は「資金力」だけではありません。
つまり日本側にとっては、「カジノ単体」ではなくIR全体の稼ぐ仕組みをどう作れるかの勝負になります。
2027年以降の公募が現実味を帯びるほど、各社の“水面下の動き”が増える可能性があります。
A. いいえ。現時点では「日本は魅力的」「適切な案件があれば検討」というスタンスで、参入決定ではありません。
A. 報道ベースでは、2027年以降に自治体向け公募が意識されており、候補地を含めた再検討が進む可能性があります。
A. ルイ会長は「現時点で特定地域に絞るのは時期尚早」としており、断定はできません。自治体の方針・公募条件が鍵になります。
更新日:2026年3月版