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ベストサンシャイン、サイパンにジャンケット制導入の意向表す

2016/ 03/ 23

Best Sunshine International(BSI)が、2017年4月にサイパンにオープン予定のGrand Mariana Casino Resortで、マカオスタイルのジャンケットオペレーションを導入する意向を表明した。実現すればマカオスタイルのジャンケットオペレーションのアメリカ初上陸となる。だが、マネーロンダリングの規制を始め、サイパンとマカオの法制度には大きな違いがあることから、BSI社が認可を受けるまでには様々な課題をクリアする必要がある。プロフィットシェア(利益分配)方式をベースにしたジャンケットの導入を考えているというBSI社CEOのマーク・ブラウンは、もちろんサイパンの法律に従うと語る。BSI社は既に、プレイヤーが1.3%のコミッションと0.1%のコンプを獲得することのできるローリングチッププログラムの認可は受けている。サイパンでのジャンケットオペレーションについては、オペレーターの申請受付けは開始されたものの、ライセンスの発行はまだ行われていない。審査を行う(北マリアナ)連邦カジノ委員会の関係者は、アジア、とりわけ中国からの申請の調査や認可には、中国でギャンブルの負債回収が違法であることや、審査のための調査が難しいなど多くのハードルが予想されると語る。