世界のIR・カジノニュース

ギャラクシー・マカオ「2-3年後には、非ゲーミング部門の売上を50%に」

2015/ 06/ 12

12か月連続で前年割れを続けるマカオのゲーミング市場だが、5月の売上高も前年同月比37%減と依然厳しい。そんな中、業界に詳しい経済アナリストのアーロン・フィッシャーはマカオのオペレーターにとって非ゲーミング部門への投資は、マカオで存続するために欠かせない出費だと言う。先日、コタイでの第2期オープンを果たしたギャラクシー・エンターテイメントグループの副会長フランシス・ルイは、2-3年以内に非ゲーミング部門の売上比率を50%にすると語る。ギャラクシーマカオの昨年の非ゲーミング部門の売上は全体のわずか3%、一方でVIP客のゲーミング売上は3分の2強を占めている。
マカオ政府もラスベガスを手本とした「国際的なレジャー&観光都市」への転換を望んでいるが、ゲーミング売上が全体の半分以下(2013年では45.1%)というラスベガスに肩を並べるにはまだ道のりは遠い。
ギャラクシーのルイ・チェ・ウー会長は「マカオを訪れる旅行者のニーズが多様化している今が、まさにマカオ経済の大きな変わり目だ」と語る。 by リゾカジ