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マカオ5月ゲーミング売上、前年比9.6%減と苦戦

2016/ 06/ 21

マカオの5月のゲーミング売上は、前年同月比9.6%減の23億ドルで、アナリストの予想を下回る結果となった。VIP客が好んで利用していた電話での代理賭博(=プロキシ・ベッティング)を政府が5月頭に禁止したことも影響した模様。カジノオペレーター各社はこうした流れを受けて、今後はターゲットをVIP客からリクリエーション・ギャンブラーへとシフトしていくとみられる。昨年、マカオへのインバウンド旅行客のうち中国本土からの旅行者数は2009年以降初めて前年を下回ったが、依然として全旅行者の3分の2を占めた。一方、彼らの旅行中の消費金額については2014年と比べると3分の1ほど減っており、ここでも厳しい流れとなっている。 by Resocasi.com