世界のIR・カジノニュース

マカオ政府、全ジャンケットオペレーターの監査を開始

2017/ 05/ 17

マカオ政府は、現在ライセンスを保持している126のジャンケットオペレーターの半数ほどに対して、かねてより予告していた監査プログラムを開始した。年内には全ジャンケットオペレーターの監査を完了する予定。ジャンケットオペレーターは通常、個人投資家から市場金利よりも好条件で集めた資金をもとに、VIP客にカジノでのローリングチッププログラムを提供、主に中国本土からのVIP客に賭け金の貸し付けを行っている。ここしばらくは、ライセンスの維持に必要な手続き(書類の提出や監査)を行わなかったために資格を失うなどして、ジャンケットオペレーターの数は減少気味だった。マカオ政府の担当機関では、ライセンスの更新手続きの見直しも進んでいるが、現行では認められている個人の登録を今後は法人のみに限ることも検討されているという。 By Resocasi.com