世界のIR・カジノニュース

ベトナムに中国人VIPが集う隠れ家カジノ

2016/ 01/ 05

中国政府の厳しい不正取締りによって、マカオの大手カジノが軒並み不振にあえぐ中、ベトナム南部のダナンにある無名のクラウン・インターナショナル・ゲームズクラブが100万ドル以上を賭ける中国人VIP客を続々と集めて賑わっているという。
あるゲーミングコンサルタントは「ジャンケットオペレーターやカジノが週に25本ものチャーター便を中国から飛ばしているカジノはここ以外にはない」と語る。ベトナムでは現在、7つのカジノが海外旅行客専用にライセンスを受けており、中国人が経営するクラウンはその1つ。13あるVIPルームはマカオの大手カジノの4分の1ほどの大きさだが、業界関係者の推測によると月間の売上は過去1年間で30億ドル超に拡大、フィリピンのソレアリゾートやマレーシアのゲンティン、カンボジアのナガコープなどのより大型の競合相手の2倍は稼いでいるとみられる。この施設のホテルは現在インターコンチネンタルが運営しているが、今後6億ドルをかけてカジノの拡張、JWマリオットホテルやデューティフリーショップの開業などが計画されているという。By resocasi.com